特集「クリスマス」
ノアちゃんが、ホワイトクリスマスのきれいな雪景色をながめていると…そこには、サンタさんが、たくさん、やってきていました。お仕事中にひと息ついて、フォークダンスを踊っています。ノアちゃんは、急いで外に飛び出しました。「わたしも輪の中に入れて」。「わしも踊ろうかの」。ほかのサンタさんも大きな袋をちょっと置いて、仲間に加わります。大きな大きな、サンタさんの輪です。「やっぱりサンタさんは、いっぱいいたんだね。ひとりで世界中回るなんて、大変だものね」
時間のたつのを忘れて踊っていたノアちゃん。「ちょっと夜も遅いし、寒くなってきたから、お家に帰ろうかな…あれっ?」 気がつくと、サンタさんたちはもう誰もいませんでした。「夢だったのかなあ?」メリークリスマス。みなさんに、すてきなことが起きますように。
①サンタのおじさん・笠原邦彦
この「サンタさん」は、私が充実していた頃の作品で、折り方も面白く、その点でも楽しんでいただけたらと存じます。袋はかなり小さいので、良い子にプレゼントを配り終えたあとの姿だと思ってください。
②サンタの箸袋・山田勝久
歩いている感じがうまく出ているサンタです。作者の山田さんは別の形の「サンタの箸袋」も創作されています。P7 の「おりがみガーデン」をご覧ください。なお、これら2種類の「サンタの箸袋」を11 月に日本折紙協会講習室で教えられます。詳しくは裏表紙をご覧ください(編)。
③☆サンタのメッセージカード、サンタさん・青木良
「サンタのメッセージカード」はクリスマスのメッセージを中に直接かいても、正方形に切ったカードを入れてもよいでしょう。
④トナカイ・土戸英二
ツノと体の色分けが、簡単な折りで表現できている作品です。ちなみにトナカイのツノは、オスとメスともにあるそうです。
⑤ろうそくとろうそく皿・笠原邦彦
「ろうそく」の⑨では、⑦でさしこんだ方向(⑨図の矢印の方向)にねじってください。また三角錐はまあるく円筒状にしてください。「ろうそく」も「ろうそく皿」も、両面おりがみで折ると効果的でしょう。
⑥キャンディリボン・川手章子
結び目がぷっくりとしたキャンディの形のリボンのようです。この結び目にはコインも入りますよ。いろんな色や柄で楽しんでみてくださいね。一応結び目は八角形となりました。
⑦木、はっぱのリース・永田紀子
2つの作品はともに基本的な単体は同じですが、つなぎ方を変えるとリング状になったり、直線上になったりします。どちらも両面使うことができます。リースのはっぱは柊に見立てました。
⑧リース・住田則子
とっても簡単なリースです。いろいろな飾りを付けたり、また小さく作ってリースの中につるすと、風にゆれてくるくる回ってきれいですよ。
⑨プチケーキケース・川手章子
シンプルなフタ付きのケースとなり、雰囲気が小さなケーキのようだと思いました。フタを組み合わせた時、ピタッとおさまってくれて気持ちよく思いました。いろいろな色のプチケーキケースを作ってみてください。
⑩パンダの封筒・青木良
今年もいろいろと話題となった人気者のパンダの封筒です。この作品にはバリエーションがあります。P7のおりがみガーデンのページをご覧ください。
~おってあそぼう~ 輝連々(きらら)・川村 みゆき
古い作品ですが、最近になっていろいろな場所で尋ねられることが多くなりました。開いた状態でユニット薬玉作品として飾る場合には、少し堅めの紙を使うとシャープに仕上がります。
⑪☆おうちBOX・山梨明子
4枚組み合わせるのでしっかりした箱になります。屋根の色を替えて楽しんでください。
【ミニ知識】
聖ニコラスをオランダ人移民たちがアメリカに持ち込み、オランダ語の「ジンタ・クラース(Sint Klaes)」がなまってサンタクロースと呼ばれるようになりました。1822 年、アメリカの神学教授のクレメント・クラーク・ムーアが「聖ニコラスの訪問」という詩を娘のために作ります。その中で「八頭だてのトナカイの橇に乗って、茶目っ気があり、人のよさそうな顔をし、おなかの突き出た小柄な聖ニコラスが煙突から家に入りプレゼントを靴下に入れる様子」が書かれ、それがサンタクロースのイメージとして広まりました。
☆ろうそく…救世主がこの世にもたらす光を表します。ツリーにろうそくを灯すことを考えたのは16世紀に宗教改革を行ったドイツのマルティン・ルターという逸話がありますが、当時ろうそくは高価だったため、一般化してはいませんでした。
☆クリスマス…クリスマスは英語でキリスト(Christ) のミサ(mass) という意味で、キリストが誕生した日を祝う礼拝とされています。実際はキリストの誕生日は史実にはなく、キリスト教が伝わる以前からヨーロッパの人々が盛大に行っていた冬至を祝う祭(太陽神ミトラの誕生の祭や農耕の神サトゥルヌスを祭る豊穣祈願のサトゥルヌス祭や北欧でのユールの祭など)をキリスト者たちが布教しやすいようにキリストの誕生日としました。また、その日を境に太陽の力が強くなる冬至の日がキリストの誕生日としてふさわしいとも考えられました。
☆トナカイ…エスキモーによって飼いならされ、寒さと長旅に耐える荷物運搬用のトナカイは従順で、ねばり強い動物です。魂を運び、また、太陽の光を導き入れると考えられ、不吉な力から人々を守ってくれるとされました。また、角が生え変わることから豊穣の魔術力を持っているとも信じられました。
クレメント・クラーク・ムーアが書いた詩の中の八頭のトナカイには名前が付いていて、ダッシャー、ダンサー、プランサー、ビクセン、コメット、キューピッド、ダンダー、ブリッツェンといいます。なお、天体望遠鏡で国内トップの会社ビクセンは幸せの使者のトナカイの名前からビクセンという響きが気に入り社名にしたそうです。
☆ツリー…キリスト教が伝わる以前のヨ-ロッパで、冬の闇の時間が長く、死者の霊が歩き回ると考えられた冬至の魔除けとして家の内外に置かれた常緑樹(モミやドイツトウヒ、セイヨウイチイ、ツゲ、セイヨウヒイラギなど)に起源を持ちます。モミの木に飾り付けたツリーが最初に記録に現れるのは、1419年ドイツのフライブルクで、リンゴや洋梨、オブラート(最後の晩ばんさん餐でキリストが私の体と言ったパンを意味するもので、薄くて、丸い、ウエハースのようなもの)、レープクーヘン(香辛料や蜂蜜をたくさん使って作るクッキーのようなお菓子)、ナッツや金紙などの紙飾りが付けられていました。クリスマスツリーが定着するのはドイツ語圏で1820~30年だそうです。
☆日本のクリスマス…戦国時代の16世紀、フランシスコ・ザビエルが日本にキリスト教を伝えました。キリシタンたちはクリスマスのことをラテン語で生誕の意味の「ナタル」から「ナタラ」と呼びました。最初の「ナタラ」の記録は、ザビエルが日本を去った翌年の1552年、山口で信徒が教会に集まって祝われたものです。その後、キリスト教は禁制となり、日本国内におけるクリスマスの歴史は二百数十年間、表向きには途絶えます。日本人主催の初めてのクリスマスパーティーは、1874(明治7)年、東京銀座にあった原 胤昭経営のプロテスタントの女学校(現在の女子学院の前身のひとつ)で、純日本風な趣向が親しみやすいと考えらえ、裃を付け、刀をさし、ちょんまげのかつらをかぶり、殿様風の姿のサンタクロースに扮装したそうです。
●ミニ知識参考図書…『クリスマスの文化史』(白水社)、『図説クリスマス百科事典』(楓風舎)、『サンタクロースの謎』(講談社)、『サンタクロースとクリスマス』(東京書籍)、『年中行事事典』(三省堂)、『朝日新聞』(朝日新聞社)
<読者の広場>
【445号へのお便り】
北海道の七夕は月遅れの8月7日で子どもたちの夏休み中に行われます。幼い頃、七夕飾りを折り紙で作って糸をつけ、近所の子どもたちと笹ではなく、柳の木に飾りました。夜にはその飾りの下で花火をして楽しかったことを思い出します。今の子どもたちにも日本の伝統行事にたくさん触れてほしいです。もっと折り紙を好きになって、いろいろな発見や楽しさを感じてもらいたいです。少人数の大人対象で折り紙を折ることがあります。
平面ではなく立体の器や花などを折るのですが、できあがると感動しています。私も毎月、月刊『おりがみ』が届くたびに新しい作品と出会い、感動しています。
北海道 葛西明子さん
「天体望遠鏡」、新しくてよかったです。「菊のくす玉」がすばらしかったです。最近、くす玉にはまっているので、これからもくす玉、お待ちしています。3年ほど前から近所の郵便局(中野区の南台第二郵便局)に季節の折り紙をプレゼントしています。季節ごとに郵便局の方々が入れ替えてくださるのですごく嬉しいです。海外の折り紙の本を入手しました。虫専門なのですが、なんと購入して2年たちますが難解すぎて、まだ一匹も完成にいたりません。日本の折り図は親切でわかりやすい。目標は折り紙の虫の昆虫採集! がんばるぞ!
東京都 志村歌代子さん
『417号』で芳賀和夫先生の連載を拝見して、説明のていねいさに私にもできるかもとバックナンバーを申し込みました。「セット定規」を作って折り進んだのですが、「第4回」の正6点星が難しく、やはり無理だったかと思いながらも最後まで読んでいくと「見られるものになっているのでよしとしましょう」のお言葉に心和みました。そして連載11回分、それなりにできあがり、充実した気分です。それにしても第1回の『406号』が絶版なのが悔やまれてなりません。
静岡県 鈴木アツコさん
地方でも盆踊りがあり、夏らしい「おわら風の盆」を折りました。「桔梗のお皿」や「菊のくす玉」、いろいろとありがとうございました。「支部だより」や「新刊書紹介」、「頭の体操」を楽しみにしています。私も86歳過ぎましたが、「頭の体操」がんばっています。 先の号で答えを見るのが楽しみです。
福岡県 武井カオルさん
「桔梗のお皿」がよかったです。以前に比べてカラーページが増え、見ていても楽しい本になったと思います。デイサービスで働いています。ときどき利用者さんに折り紙を教えて差し上げますが、性格も表れてちょっとおもしろいです。
東京都 中村路子さん
●子どもたちと「おたのしみDAY」原 嘉子(埼玉県)
学童保育室に勤務しています。元気な子どもたちとすごす日々は楽しいです。「おたのしみDAY」を紹介します。「おにぎりランチ」では事前に具のリクエストを取るのに折り紙のおにぎり(朝日 勇さん創作)を折り、食べたいところに貼りました。小学1年生もすぐ覚えて、たくさん折ってくれましたが、貼るのは1人2個までとしました。「おたんじょう会」では、「たまやーユニット」(青柳祥子さん創作)を使い、バースデーカードを作成して渡しました。なるべく、折り回数の少ないものから折る楽しさを知ってもらい、季節ごとの折り紙を楽しんでいます。4年生で卒業する子どもから「折り紙を教えてくれてありがとう!」とお手紙をもらうと、すごくうれしいです。これからも折り紙を楽しみたいです。
●ポインセチアのクリスマスカード 中澤信子(神奈川県)
『440号』の「おりがみガーデン」にご紹介いただいたクリスマスカードのポインセチアは、『折り紙を愉しむ-木版本「折紙模様」を折る』の「はなびし」を応用したものです。制作見本をご覧ください。
来年東京で54年ぶりの国体(スポーツ祭東京2013)が開催され、西東京市ではバスケットボールとティーボールが実施されます。そのリハーサル大会が8月11(土)~13日(月)、西東京市総合体育館で行われました。おもてなしのひとつとして折り紙などで会場を飾りつけ、監督、選手、関係者の方々をお迎えしたいと、西東京市のスポーツ振興課、高齢者支援課から市内福祉会館の折り紙サークル4か所に依頼されました。教室のみなさんと相談し、おりがみドリーム新町教室と富士町教室2教室でお引き受けすることにしました。制作するのは東京都の鳥ユリカモメがモチーフのマスコットキャラクター「ゆりーと」(折り紙考案:山下 渡氏)と伝承の鶴です。みなさんとリハーサル大会、本大会の成功を祈りながら楽しく折らせていただきました。作品は総合体育館内、市内公共施設などにも展示されました。
9月の末に、スポーツ祭東京2013西東京市実行委員会の手塚光利事務局長より、お礼状をいただきました。
ノア・こぶし会「平成24年 楽しいおりがみ展」
練馬支部「ノア・こぶし会」支部長 服部周平/東京都
8月25日(土)~29日(水)、恒例の支部作品展を開催しました。
会場は東京・表参道のクレヨンハウス近くのギャラリーMで、相談役の大橋晧也理事長、中村桂一常任理事の力作をはじめ、メンバー全員がそれぞれ趣向を凝らした作品が会場一杯に展示され、神奈川、千葉、埼玉など多くの折り紙愛好者の方々が作品を前にして和気あいあいに交流し、楽しい5日間でした。
特に日曜日は表参道元気祭で100余りの連が競う「よさこい祭」と重なり連日満員の盛況でした。ご来場の皆々様に誌上をお借りして厚く御礼申し上げます。
「納涼の夕べ」「両国納涼水辺まつり」に参加
墨田支部「折り友すみだ」支部長 中村桂一/東京都
8月4日(土)・5日(日)に旧安田庭園で開催された第42回「納涼の夕べ」と、8月24日(金)に両国駅近くの隅田川テラスで開催された第5回「両国納涼水辺まつり」。両国の夏の風物詩として親しまれている、この2つの行事に、墨田支部が折り紙教室を出店しました。
【みんなの作品展】
那須三島公民館 おりがみ講習会 4日間 福田芳子(栃木県)
毎年、那須の三島公民館で「おりがみ」を指導している私です。今年は「くす玉」「プーさん&イーヨー」「正十二面体」「パンダ」を指導しました。『433号』の丹羽兌子先生のパンダはとても人気があり、子どもたちも大人の人も楽しめました。いろいろなしぐさが子どもたちの発想により生まれ、とても喜んで折り紙をしていました。「オリンピック」「おまつり」「遊び」など子どもたちなりにテーマを決めて作品を作っていたようです。同じものを5つ折り、折り方もあっという間に覚えました。私も楽しい時間を過ごすことができました。
本当にいろいろな作品ができて喜んでいます。子どもたちはすばらしい才能を持っています。折り紙って楽しいって子どもたちに言ってもらえてうれしい日々でした。
日中国交正常化40周年記念 中国的文化祭に参加して 田中裕子(香川県)
7月14日(土)~16日(月/祝)、アイパル香川(高松市)で開催された記念文化祭。最終日に中国語講座、観光、中国結びの講習とともに折り紙展示と講習が行われました。県の国際交流課から古典的なもの、日本的なものをという要望にそって川井淑子先生創作の「葵あおいびな雛」他、月刊『おりがみ』掲載作品で歳時記の色紙を展示しました。十二支や連鶴、山口 真先生創作の「連獅子」、土戸英二先生創作の「招き猫」、納所克志先生創作の「クマさん」なども人気がありました。また津田良夫先生創作の「げた」を「今日も無事、家に帰れますように」の願いをこめてお守りとして飾りました。「かわいい!」という声も聞こえてきました。
いつも思うのですが、今の若い親子は絵や文章が実にユニークでおもしろく、当日講習の「フェアリーペンギン」や暑中見舞いのグリーティングカードなどの表現に感動しました。楽しいなあ、祖父母や兄弟にプレゼントする、と、たくさん折る子どもたちに折り紙ボランティアの私の生きがいを感じました。また中国の方々ともお互い作品を交換したり、よき一日となりました。
【ワールドオリガミレポート】
中国での私の夢 松沢春雄(中国、雲南省)
私は今、中国で折り紙を教えています。身分も大学教員として認められ、美術学部と教育学部の学生に教えています。
私のいる大学は雲南省紅チュノム河州蒙自市というところにあります。ベトナムの国境から150kmという辺境の田舎の大学です。紅河学院といって12学部1万人の学生がいます。雲南省は平均海抜が2000mといわれる山国ですから、穏やかで温暖な気候なのです。少数民族も多く住み、その子弟も学生として多く学んでいます。そういう学生は皆、手仕事を多くしているせいか、器用で教えがいがあります。
私は退職(中学教師)後の夢として、“当地に折り紙を定着させること”に賭けてみようと思うようになりました。それは砂漠に木を植えるような仕事だと思います。折り紙をしたことのない人がほとんどなのですから。それには苗木を立派な根をもつようにすることや、タネや地下茎でどんどん繁殖するような苗にしなければならないと考えます。大学生はちょうどよい苗になってくれます。将来は、幼・小・中学校の教師を目指しているのですから。
今年の6月からは、大学内の宿舎を出て、アパートを借りてメイドさんを雇い入れて、衣、食、住を整えました。さらに近くにアトリエも共同で借りて、そこでも教室を開き、近所の子どもたちにも教えています。
夢は着々と進んでいます。でも困難や不安はいくつもあります。
たとえば、当地では折り紙が入手困難であること(上海製の紙が売られていますが、粗悪なので不適です)。だから、日本から送っておいたものを使っています。給料も当地としては破格の5万円をいただいていますが、用紙代でほとんど消えて、あとは私の年金で生活しています。それに何といっても、私はまだ中国語がわからないということが、最大の悩みです。
『おりがみ』の読者の皆様で、当地を訪ねてみたいという方がおられましたら歓迎します。近くの元陽梯田(棚田)は世界一の規模です。
それから、不要になった折り紙の本や紙や作品がございましたら、多少に関わらず、留守宅の方に寄贈していただけたら幸いです。
協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://www.origami-noa.jp/(トップページへ)
~日本折紙協会とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。
~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。
~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。
~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。
現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。
3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。
おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。
[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。
[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。
[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。
この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。
来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。
パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬
バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。
展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。
日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162
~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。
~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://www.origami-noa.jp/)の「ショッピング」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。
~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。
~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)
「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。
おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」
~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。
日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
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