月刊おりがみ 367号 (発売日2006年02月01日) 表紙
  • 雑誌:月刊おりがみ
  • 出版社:日本折紙協会
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月1日
  • 参考価格:[紙版]880円
月刊おりがみ 367号 (発売日2006年02月01日) 表紙
  • 雑誌:月刊おりがみ
  • 出版社:日本折紙協会
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  • 参考価格:[紙版]880円

月刊おりがみ 367号 (発売日2006年02月01日)

日本折紙協会
特集「ひなまつり」

 布の端切れでお細工物を吊るして飾る「つり雛」の賑やかでかわいい小物にはそれぞれにおめでたいいわれがあります。今年のひなまつりは子どもの幸せを願いながら、折り紙で一折り一折り...

月刊おりがみ 367号 (発売日2006年02月01日)

日本折紙協会
特集「ひなまつり」

 布の端切れでお細工物を吊るして飾る「つり雛」の賑やかでかわいい小物にはそれぞれにおめでたいいわれがあります。今年のひなまつりは子どもの幸せを願いながら、折り紙で一折り一折り...

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目次

特集「ひなまつり」

 布の端切れでお細工物を吊るして飾る「つり雛」の賑やかでかわいい小物にはそれぞれにおめでたいいわれがあります。今年のひなまつりは子どもの幸せを願いながら、折り紙で一折り一折り心をこめてつり雛を作ってみませんか。まだ肌寒さの残る季節ですが、小さな飾りが風に揺れるとき、暖かな風を感じることでしょう。

掲載作品と作者のコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①☆コップからのお雛様・アレンジ堤政継
「伝承のコップを基本形として使っています。アクロス福岡での展示会の時に考えたものです。」

ミニ知識・ひな人形
 平安時代に祓いの道具として人形(ひとがた)を用いたことと、幼児がそれらを使って“ひいな遊び”(雛遊び)をしていたことが起源といわれています。飾り立てて祝う現在のようなひなまつりになったのは室町時代から江戸時代にかけてで、全国に広く普及したのは近代になってからです。

②おひなさまの薬玉・中本容子
「模様折りのたとうを6個組み合わせると薬玉になりました。同じ組み方でも、中心の模様部分の折り方を変えるだけで、いろいろな模様の薬玉を作ることができるユニットです。皆さんも新しい模様を考えてみてください。」

ミニ知識・つり雛(吊るし雛)
 初節句のお祝いに子どもや孫の健やかな成長と幸せを願って、布の端切れで人形などの小物を作り、吊るして飾ります。静岡県伊豆半島の稲取、福岡県の柳川が有名ですが、近年、関連書籍も多く出版され、各地で吊るし雛を楽しむ人が増えています。

③おびなとめびなと三人官女・川手章子
「2月に親子の折り紙講習を依頼され、色紙仕立てにしたシンプルなおひなさまを折ってみました。立たせておくこともできます。三人官女も一緒に並べてみたくなり、付け加えてみました。」

ミニ知識・三人官女
 おびなとめびな以外の人形が官女だけだったころ、5人や7人で狆を引いている官女もいたようです。今は3人で定着していて、まん中は座り、向かって右に長柄の銚子、左に加えの銚子を持って立っています。

④☆屏風・松見博子
「立体のおひな様を飾れる屏風をより簡単に折りたいと工夫してみました。通常ジャバラ折りになる部分を扇形に折り上がらせて優しさと優雅さを表現してみました。できあがりにはとても満足しています。」

⑤モモの花・川手章子
「⑦まで折った時花びらができそうに思い、中心のおしべやめしべを立ち上げた形にしてみようと思いました。折り図にしたがって一つずつていねいに折ってみてください。5つのパーツを組み上げるとパッと桃の花が咲きます。」

ミニ知識・モモ
 原産地でもある中国で古来、桃の木は延命長寿の仙木とされていました。霊力が宿り邪気をはらうものと考えられ、そのため上巳の節句(ひなまつりの起源となった祓いの儀式)に用いられるようになりました。実際に花も種も葉も薬としての効き目を持ちます。

⑥お人形と椅子・守屋朝子
「人形はいつ作っても楽しいです。発表できるチャンスがあることをとても感謝しています。人形を椅子にはめ込むところが転ばないので気に入っています。」

⑦花の箱・瀬田美恵子
「かたい花の蕾がある日柔らかい花びらを一気に開き、その美しい姿を見せてくれると思わず笑みがこぼれます。花の器の蕾は⑮番。さあ準備完了!花びらをていねいに開き、甘いお菓子でも入れてあげてください。」

⑧香り袋・小倉隆子
「ラベンダーをたくさんいただいたので、それを入れるものがあればと思い折ってみました。四方に適当なすき間があるのでほんのり香りが漂い、いい感じにできあがりました。線付けを省かないことできれいに折れます。」

⑨さくらとさくらのお皿・曽根泰子
「チラシの箱は実用作品として喜ばれますので、いろいろな形を工夫しています。折り目をしっかり付けるとよりスッキリした仕上がりになると思います。」

ミニ知識・サクラ
 3月27日はサクラの日です。1992年(平成4年)にサクラと3×9=27の語呂合わせから、財団法人日本さくらの会が制定しました。日本の歴史、文化や風土と深く関わってきた桜を通して、日本の自然や文化について関心を深めてもらうことを目的にしています。

⑩おばあちゃんのお手玉・アレンジ青柳祥子
「長野の安曇野に住むおばあちゃんは、あやとり、お手玉、折り紙だってなーんでも知っている。娘は、おばあちゃんからたくさん昔の遊びを教わっています。その2人を見ながらこの作品は生まれました。」

⑪花びんと三方・福岡千代
「とくに花びんの形を工夫したのですが、三方の上に置いたときに合うかどうかが心配でした。できあがったときはとても嬉しかったです。」

⑫○○○○だぞうカード・青柳祥子
「おじいちゃん、おばあちゃん、そしてご無沙汰している人達にメッセージを書いたり、絵を描いたり、写真もはさんでこんなに大きくなったぞう…とカードを送りましょう。あなたのオリジナルカードが喜ばれることまちがいなし。」

⑬☆ワスレナグサ・川手章子
「鶴の基本形Ⅱよりシンプルにまとめてみました。この小花をいくつかまとめて葉をつけると忘れな草のように見えました。ちょっとロマンチックな花だとあらためて思います。」

ミニ知識・ワスレナグサ
 春に青色の小さな可憐な花を咲かせます。「私を忘れないでください」という名前通りの花言葉を持ちます。この名前はヨーロッパのいくつかの伝説から生まれていて、その一つがドイツのルドルフとベルタの物語です。
 ドナウ川のほとりを2人で散歩中、ルドルフは花をベルタのために摘もうとして川に落ち流されます。そしてベルタにその花を投げて、「私を忘れないでください」と叫びながら溺れて死んでしまいます。のちベルタはその花を一生大切に育て、人々はその花を忘れな草と呼ぶようになったということです。

⑭ミツバチ坊やとはちの巣・川手章子
「コロコロしたミツバチ坊やに見えます。絵本にミツバチが食事をしている場面があり、とてもかわいらしかったので折ってみたいと思いました。蜂の巣を見ていると珍味のハチの子(亡父の好物)が頭に浮かびました。」

ミニ知識・ミツバチの日
 3月8日を全日本蜜蜂協同組合と日本養蜂はちみつ協会がミツバチの語呂合わせから制定しました。なお8月3日はハチミツの日です。

~おってあそぼう~ムカデくん・川手章子
「口をあんぐりと開けていて、おしりの方をチョンチョンと指で押して遊びます。たまにひっくり返ると足が何本も並んでいて面白いですよ。」

ミニ知識・啓蟄(けいちつ)
 二十四節気(太陽の運行で1年を24等分したもの、立春などがある。)のひとつ。3月6日頃およびこの日から春分までの期間をいう。「啓」は“ひらく”という意味で、「蟄」は虫が地中で冬ごもりをすることを表し、大地が暖まり冬眠していた虫が穴から出てくるころをいいます。暦便覧には「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり」と記されています。

[ミニ知識参考]
「五節供の楽しみ」(淡交社)、「年中行事事典」(三省堂)、「植物ごよみ」(朝日新聞社)、「四季の花事典」(八坂書房)、「いま、花について」(ダイヤモンド社)

⑮ソーラン節・須藤照美
「ソーラン節のかっこよさを折り紙に表現したくて、躍らせてみました。折り図通り一体ずつ仕上げ、手、足、はんてんに動きをつけ、躍らせてみてください。」

ミニ知識・ソーラン節
 北海道の春先のニシン漁を唄った民謡です。ニシンは大正時代までは豊漁で、網元が建てる立派な家はニシン御殿と呼ばれました。
 ニシンの卵は干して数の子にします。また骨などの食べかすも藍染めの染料や蚕のエサとなる桑の葉の肥料として使われ、富国強兵策をすすめる明治時代の製糸業を支えました。

ソーラン節(北海道民謡)

ヤーレン、ソーランソーランソーラン ソーランソーラン(ハイハイ)
ニシン来たかと カモメに問えば
わたしゃ立つ鳥 波に聞け チョイ
ヤサエ エンヤンサーノ ドッコイショ
アー ドッコイショ ドッコイショ

ヤーレン、ソーランソーランソーラン ソーランソーラン
沖のカモメに 潮時問えば
わたしゃ立つ鳥 波に聞け チョイ
ヤサエ エンヤンサーノ ドッコイショ
アー ドッコイショ ドッコイショ

ヤーレン、ソーランソーランソーラン ソーランソーラン
男度胸なら 五尺の身体
ドンと乗り出せ 波の上 チョイ
ヤサエ エンヤンサーノ ドッコイショ
アー ドッコイショ ドッコイショ

ヤーレン、ソーランソーランソーラン ソーランソーラン
躍る銀鱗 カモメの唄に
お浜大漁の 陽が昇る チョイ
ヤサエ エンヤンサーノ ドッコイショ
アー ドッコイショ ドッコイショ

ヤーレン、ソーランソーランソーラン ソーランソーラン
嫁コとるなら ニシン場の娘
色は黒いが 気立てよい チョイ
ヤサエ エンヤンサーノ ドッコイショ
アー ドッコイショ ドッコイショ

ヤーレン、ソーランソーランソーラン ソーランソーラン
沖のカモメが 物言うならば
たより聞いたり 聞かせたり チョイ
ヤサエ エンヤンサーノ ドッコイショ
アー ドッコイショ ドッコイショ

ヤーレン、ソーランソーランソーラン ソーランソーラン
沖のカモメの 啼く声聞けば
船乗り稼業は やめられぬ チョイ
ヤサエ エンヤンサーノ ドッコイショ
アー ドッコイショ ドッコイショ

◇◇支部だより◇◇
~徳島支部「藍の香」支部長 住友智子~
 とくしま社会保険センターに「折り紙」という新講座が産声をあげ、11年の月日が流れました。週1回の講座の成果は如何と、今回10年のあゆみを発表することとなり、2005年10月4日から6日まで四電プラザに会場を設えましたところ、会員のアイディアと感性の輝きに圧倒されました。
約400名の来場者を迎え、「すごい!」「見事!」「折り紙ってこんなことができるんだ!」など、驚きや感激のお言葉を耳にしました。会場は熱気ムンムンで折り紙のすばらしさを再認識いたしました。
 私たちにますますやる気を起こさせてくれたのはもちろん、いまだ心のたかぶりが収まりません。折り紙をしてよかったねの声しきりでした。

~大宮支部「おりがみ彩の国おおみや」支部長 初音みね子~
 2005年10月29日にさいたま市立大砂土小学校行事「けやきの森まつり」に青少年育成大砂土区会の依頼により参加しました。当日は高学年と低学年に分かれて交代で演劇鑑賞会があり、演劇を見ていない子どもたちは昔遊び(折り紙、お手玉、あやとり、剣玉、コマ回し、ベーゴマなど)、ゲーム(玉入れ、空き缶つみなど)、クイズラリーなどに参加しました。
 折り紙を希望する子どもたちが大変多く、すぐに教室は一杯になりました。廊下で待っている子どもがいるので、1つ、2つ折ったら交代になりました。紙で折る「紙鉄砲」は低学年に大人気で、準備した100枚もの紙はすぐに無くなりました。新聞紙で折る「つばの付いた帽子」は高学年に好評でした。こうした伝承作品はいつでも喜ばれます。
 大宮支部は地元の小学校や中学校のイベントに毎年参加しています。これからも地元に根付いた活動をしていきたいと思います。

~和歌山支部「和歌山折紙の会」支部長 高木陽行~
 月に15日ぐらい、小学校、図書館、公民館などで活動しています。
 2005年9月7日~12日、和歌山市「ギャラリーけまり」で「第6回和歌山おりがみの会展」を開催しました。また11月12日、13日には、おりがみの日にちなんで、県立図書館で「みんなで作ろう!おりがみ名店街」を開催しました。ケーキ屋さん、人形ぬいぐるみ店など7店を出店し、おりがみ教室を行いました。

~沖縄支部「おりがみ館 彩」 島袋保子~
 トックリ木綿の美しく咲く季節、11月5日、6日に沖縄県佐敷町のウェルサンピア沖縄で、第11回九州折紙コンベンション沖縄大会を開催しました。
 県内から98名、県外から105名、韓国から15名、アメリカから1名、ドイツから1名、計220名の参加者を迎えての大会でした。2005~2006年は「日本におけるドイツ年」ということでフレーベルをとりあげました。会場には県内折り紙サークルの作品を展示しました。
 沖縄を表現したいと「かじまやー」※かざぐるま、「牛おーらせー」※沖縄の闘牛、「ハーリー」※旧暦5月4日のユッカノヒー(4日の日:男の子の祝日)に漁や海の安全を願って行う沖縄のお祭りで、伝統漁船が競漕する、「沖縄特有の花々」などなど、中でも圧巻だったのは「首里城」と「ランの花」でした。たくさんの方から感激の言葉を聞きました。沖縄のエネルギーを感じるといってくださる方もいました。また舞台に展示した沖縄支部のフレーベルの模様折りは笠原邦彦氏からも絶賛の言葉をいただきました。
 「フレーベルの大いなる贈り物」をテーマに笠原邦彦氏の講演があり、後は12グループに分かれての折り紙教室となりました。フリーマーケットも各講師の先生のご協力で賑わいました。
 懇談会は琉球舞踊で幕を開け、沖縄支部の具志堅和子支部長作詞作曲の「折り紙の歌」を初めて披露しました。加瀬三郎氏の乾杯はホテル側の連絡ミスでビールなしの乾杯となり男性の方には戸惑いもあったようですが、講師の紹介、参加者の紹介、津軽三味線、エイサー※沖縄の盆踊りなど賑やかに沖縄を楽しんでいただきました。
 その折、ドイツのスザンナさんからミュンヘンの総領事館のクリスマスツリーに折り紙のオーナメントを飾りたいとの申し出がありました。さすが皆さんオリガミアン、翌日大会が終了する頃にはテーブルいっぱいのオーナメントが集まりました。皆さんの心がひとつになり、クリスマスにはミュンヘンを飾ることになるでしょう。
 大会の様子はNHKのニュースに取り上げられました。沖縄では初めての大会であり、不手際も多く、参加者の皆さんにはご迷惑もお掛けしましたが、今は大会を終えたことでほっとしています。
 次回は長崎に決まりました。参加してくださった皆さん、講師の皆さん、ありがとうございました。また長崎でお会いしましょう。

~寄稿~「福井国民文化祭・第1回北陸折紙コンベンションを同時開催」
金沢支部 支部長 田中稔憲

 2005年10月22日、23日、越前の今立芸術館(福井国民文化祭和紙文化フェスティバル会場)で第1回北陸折紙コンベンションを開催しました。1996年より金沢市を中心に金沢支部として8回のコンベンションを開催してきましたが、今後は北陸各地に広げて新たなスタートにしようと考えました。今回は私が企画した“折り紙ミュージアム”の開催に合わせて、その会場でコンベンションをしたわけです。
 会場には私がデザインした旧今立町の住民1750人の手による「折り紙動植物園」、朝日勇さんのデザインによる「春夏秋冬のメルヘン壁画」を展示、また岡村昌夫さん、布施知子さん、川畑文昭さんの3人の講演会を開催しました。題して「折り紙の過去から未来」。
岡村さんには折り紙の歴史について、川畑さんには折り紙がどこまでできたかという設計理論、布施さんにはこれからの折り紙の方向への提案をしていただきました。3人の先生方には、あわせて貴重な歴史資料、最新のスーパーコンプレックス(超難解)作品、多くの新作ユニット作品もあわせて展示していただきました。
 さらに、山本勝博さんの精巧な昆虫作品、松田景吾さんの手によるロバート・ラングさんの“Black Forest Cuckoo Clock”(かっこう時計)や「へらじか」をはじめとしたスーパーコンプレックス作品も展示しました。また参加者にお持ちいただいた展示作品はそのまま会期終了まで継続展示させていただきました。
 会場の芸術館の中ではたくさんの地元の方から声を掛けられました。その多くが16年前の“IMADATETEN”で私が企画して、町民2000人に折っていただいた折り紙動物園のことでした。当時の子どもたちが大きくなって親になり、また青年団や婦人会で頑張っていた皆さんも少しお年を召されたようですが、その時のことを嬉しそうにお話しされ、「その節はありがとうございました」と言われました。今回はさらにそれを上回る企画を組んでみたつもりですが、同じように10年後20年後の思い出になってくれればと思います。

~寄稿~「アメリカPCOC2005に参加して」
草加越谷支部 支部長 中島進

 2005年のPacific Coast Origami Convention(アメリカ西海岸折り紙大会PCOC:ピーコックと呼ばれている)がアリゾナ州フェニックスで9月30日~10月2日の3日間開催され、参加いたしました。
 フェニックス市は砂漠とサボテンに取り囲まれ雨が少なく、一年中温暖で、南のフロリダと同様、冬の避寒地として一大リゾート地になっていて、野球のイチローのいるマリナーズのキャンプ地でも有名です。またアメリカ先住民になじみ深い土地柄です。
 会場はシェラトン・フェニックスメトロセンターホテルで、215名が参加しました。メインゲストは折り紙で世界的に有名なジョン・モントロール氏で、懇親会ではすばらしい口笛を披露され、皆さんの拍手喝采を受けていました。
 日本からは山口真先生と私だけでしたが、海外在住の日本の方も多数参加されていました。
 今回、私は奈良の竹尾篤子さんに習った「ねじり香箱」を教室で教えましたが、大変好評でした。教室外の自由時間には名古屋の青柳祥子さんの「フェアリーペンギン」を教え、こちらも可愛いペンギンと大好評で、皆さん家に帰ったら友達に教えたいと喜んでいました。私の作品(干支の犬、サンタ・ツリー、干支の鳥)も展示させていただき、楽しい折り紙交流の時を過ごしました。
 次回は2007年カナダで開催の予定とのことで、今後も日本の良い作品をアメリカの人々に紹介していきたいと思っております。
 皆さんもぜひ参加して、日本の良い作品で折り紙交流をしてください。

~おりがみニュース~
「エコプロダクツ2005」王子製紙ブースでクリスマス折り紙教室

 12月15日~17日、東京ビッグサイト(江東区)で国内最大級の環境展示会が催されました。「森のリサイクル」と「紙のリサイクル」を両輪に展開する王子製紙グループの出展ブースでは、「おりがみでクリスマス」(NOAブックス)収録作品より、折り紙教室を実施しました。折り紙の展示台を兼ねた再生紙のツリーはとても可愛らしく、クリスマス気分を味わえるでき栄えで、見るものを温かな気持ちにしてくれます。
 周りには実際に折り紙に挑戦する人たちが楽しそうに折っており、あらためて折り紙の魅力に気付かされたイベントでした。

「桃谷好英作品展」

 11月25日~12月3日、東京都中央区銀座の「ギャラリー悠玄」で桃谷好英氏の折り紙作品展「折り紙でつながる創造と科学~グリム童話とDNA」が催されました。白雪姫などメルヘンの世界と分子模型が共存する独特の構成で、来場者はその精巧な作品の数々に感嘆の声しきりでした。展示初日には桃谷氏ご自身による「赤ずきんちゃん」全6景の展示と格納の実演もありました。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~

NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
日本折紙協会各支部がさまざまな風景や情景を折り紙で制作した美しい大型の立体パノラマ作品と国内外の個人創作作品を展示するほか、おりがみ教室の開催や、書籍と折り紙の販売コーナーを設置します。全国各地で不定期に行っています。

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた創作作品の展示会(おりがみカーニバル)やおりがみ勉強会をこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。
おりがみ4か国語テキストの購入方法は、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より1週間~10日でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

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独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
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