特集「どうぶつたちのお月見」
9月20日~26日は、動物愛護週間。
ノアちゃんは、愛犬のダックスフントと月夜の散歩です。今夜は十五夜、コスモスがきれい。裏山の自然な傾斜を利用した「ふれあい動物園」は、夜も開放していて、動物たちの夜の様子が見れると評判です。カンガルーの親子がいました。眠くないのかなあ?あっ、それを見て犬が走り出しちゃった。「わんわん」えっなになに、ぼくもおなかの袋に入ってみたいって?いや、それはちょっと無理な相談じゃないかなあ。聞いてみたら?
「わんわん」えっなになに、“ちょうど今この子が眠ったところなの、ごめんね”って言われたって?こちらこそごめんなさいね。ふれあい動物園の十五夜は、動物たちの言葉がわかる不思議な夜でした。
①子だぬき・笠原邦彦
私はよく「たぬき」を「きつね」との対でくふうしますが、今回の作品はたぬきだけを、親子の姿にてくふうしたものです。その中のできのよい「子だぬき」の方が選ばれたのでした。
②ウサちゃんの小袋・川手章子
本体ができあがってチョッキを着せてあげたくなりました。チェック、水玉、花柄など着せかえも楽しそうです。中にお便りなど入ります。15cm角で本体を折ると、7.5cm 角を三つ折りしたものがお便りとしてちょうどよいようです。ちょっと楽しくなってしまった作品です。
③うさぎ・青木良
前に倒れやすいので、後ろ足の開き具合で倒れないように調整します。仕上げに、頭としっぽをつまんで中心に向かってよせるようにして体をふっくらさせます。
④カンガルー・納所克志
背負ったり抱きかかえたり、動物のは母子の姿には皆さん微笑みを交わします。お腹の袋から赤ちゃんが顔を出すカンガルーには喚声があがります。そんな動物園での情景を思い浮かべながら形にしてみました。
~おってあそぼう~遊べるハチドリ・青柳祥子
ハチドリは、世界最小の鳥で体長6cm、体重は2g! ハチドリのホバリングをお楽しみください。24で、これで大丈夫なのと少々不安になるかもしれませんが、遊べる折り紙なので(観賞用ではない)あまり気になさらないでください。 くちばしの色を変えたところが気に入っています
⑤☆しっぽ付き指人形・宮本眞理子
幼稚園や保育所の先生方には、よくキャラクターものを頼まれます。これもそのひとつです。耳の大きさや角度、しっぽの細さなどをアレンジできます。大きな紙で作るとかぶりものにもなります。ご活用いただけると幸いです。
⑥ダックスフントの箸袋・山田勝久
⑪でずらすように折るのは、顔の形を作るためです。ずらし過ぎると顔が太くなりますので、「ずれてしまった」という程度でほんの少しだけずらして折ってください。
⑦☆フェンス・青柳祥子
『450 号』の「猫の舌」を折られた方はもう気付かれたと思いますが、舌を左右に作り、かんのん折りをするとフェンスになります。⑬を折ってさしこまず、折リ線をつけるとストッパー(支え)にもなり立ち易くなります。牧場や農場または庭作りなどお楽しみください。
⑧コスモスの花・川手章子
風に揺れているコスモスの花って風情がありますね。秋空をバックに咲いたたくさんのコスモス。なつかしく、心あたたまります、いろいろな色のコスモスを折ってみてくださいね。
⑨桔梗の五角形箱・小宮 はじめ 原作(本体):布施知子
皆さんのご存じのユニットの女王、布施知子さんの作品(5角形箱)から5角形の取り方を採用しています。本体を組み上げる時、内側の底で止めますので、上手に仕上げて下さい。布施さんの作品と合わせて楽しんで頂ければ幸いです。
⑩カーラー・ユニット:ハーマン・ヴァン・グーバーゲン
風船基本形(④の形)をカールさせたユニットを組み合わせて作る作品です。作者のHerman さんは、同じ単体を使って折らずに巻き合わせるという方法で、たくさんのユニット作品を創作されています。今回は単体12枚で作る球状と半球状のものを紹介します。(編)
【ミニ知識】
○月見…昔の暦は月の満ち欠けを基準にしていました。月見は元は、旧暦8月15 日の十五夜と、その1か月後の旧暦9月13日の十三夜に、里芋や豆などの畑作の収穫物を供え、月を拝む行事でした。今では十三夜はあまり知られなくなりましたが、昔は十五夜だけの月見は片月見とされ、縁起がよくないとされていました。また、月見の供え物を子どもから盗まれると縁起がよく、また盗んだものを食べると健康になるとされていました。なお、農具の箕の上に団子を供える風習も行われていたそうです。ところで、月にまつわる話題で、今年の6月23日には月が地球に近づいて、いつもより満月が大きく見える「スーパームーン」が見られました。これとは反対に来年2014年1月16日には遠ざかって小さく見える「ミニ満月」が見られるそうです。
○月のウサギ…月の表面に見える黒い模様から、昔から日本人は月にウサギが住んでいて、餅をついていると考えてきました。模様をウサギとみなす国は日本以外にも多く、ウサギは行動や姿から、神や神の使いとされていました。月見の晩に供え物を盗んで遊ぶ子どもたちは、神格化されたウサギとみなされたようです。
○タヌキ…昔話にもよく登場し、滑稽な動物として描かれることが多いようです。『證城寺の狸囃子』は野口雨情作詞、中山晋平作曲の童謡で、千葉県木更津市にある證誠寺に伝わる話をもとに作られました。
○ハチドリ…南北アメリカ大陸と西インド諸島にいる鳥です。英語名はハミングバードで、翼を速く動かしブーンと羽音を立てるので、この名が付いています。クチバシを花に突っ込み、長い舌で主食の花の蜜を吸います。
○ダックスフント…ドイツ原産。胴が長くて足が短いのが特徴です。ドイツ語でダックスはアナグマ、フントは犬という意味で、本来はアナグマの巣穴を掘り進むのに適した体型を持つ、アナグマ狩猟のための犬です。現在はペットとして人気があります。
○動物愛護週間…9月20~26日。動物の愛護と適正な飼養についての理解と関心を深めるために、「動物の愛護及び管理に関する法律」で定められています。
○日本初のファッションショー…1927(昭和2)年9月21日、東京の三越呉服店(現在の日本橋三越本店)の三越ホール(現在の三越劇場)で、日本で初めて「ファッションショウ」が開催されました。一般から図案を募り、1~3等賞の3つの図案を三越呉服店が着物に仕立て、初代 水谷八重子さん、東日出子さん、小林延子さんの3人の女優がモデルを務めました。
●ミニ知識参考図書:『世界大百科事典』(平凡社)、『和のしきたり』(日本文芸社)、『最新犬種スタンダード図鑑』(学研)、『ウサギの日本文化史』(世界思想社)、『現代民話考11 狸・むじな』(立風書房)、『日本昔ばなしの裏話』(扶桑社)、『藁の力』(淡交社)、『この日何の日』(秀和システム)、『きょうは何の日?』(毎日新聞社)、『英語で話す日本の心』(講談社インターナショナル)、『年中行事事典』(三省堂)、『記念日・祝日の事典』(東京堂出版)、『知っておきたい日本の年中行事事典』(吉川弘文館)、『世界の太陽と日と星の民話』(三弥井書店)、『朝日新聞』(朝日新聞社)
<読者の広場>
【454号へのお便り】
口絵を参考に作ってみたいです。「トランプのマーク」はどれも折りやすかったです。7 ページの「2012 おりがみカーニバル・入賞作品紹介」の佳作「いな
いいないバア」、どういうふうに作られたかとても気になります。作り方を教えていただきたいです。絵を描いて作るいないいないバアは作ったことがありますが、折り紙を使ったものは初めてです。むずかしいのかな? 親子で遊ぶ折り紙教室などで楽しめそうです。
「あじさい」は少し難しかったです。簡単なお花と難しめのお花、両方の折り方が載っているとうれしいです。体調を崩したことがきっかけで、家での気分転換にと始めた折り紙、とても奥深いんだなぁと知りました。まだまだ始めたばかりですが、気負わずマイペースに、毎月の『おりがみ』を参考にしながら続けていきたいです。何年後かには地域で「親子で遊べる折り紙教室」を定期的に開きたいと思っています。
滋賀県 加藤由香理さん
「ネクタイのおてがみ入れ」がよかったです。伝承作品の「傘」は一度折ってみたかった作品です。民家園で紙を漉いたり、柿染で染めたりするボランティアをしているので、「和紙ものがたり」の記事は大変参考になり、じっくり読んでいます。着物に仕立てられた「紙衣」の写真を見て、これが紙でできているの? と思ってしまいました。温かく丈夫なので、帯や足袋、ふとんなども作られていたとか。全国の和紙の産地の紹介を読んでいると、小旅行をしているような気持ちになります。
東京都 磯野昌子さん
いつも感動しています。「よくぞこんな折り方を考えるものだな~」と、もくじ順に折っていますが、作品がしあがるたびに「オ~ !」「いいね~ !」など、一人で感動の声を上げています。練習などで折った作品は、自分の家の中で飾っておきます。そして次の月刊『おりがみ』が届き新しい作品ができると、飾っておいた前の作品は保育園に持って行き、子どもたちのおもちゃとして遊びに使ってもらっています。子どもたちは喜んで遊んだり、家に持って帰ったりしています。ときにはビリビリ~それもよしです(^v^)。私が折る楽しみと、子どもたちが遊ぶ楽しみで一石二鳥! 折り紙が無駄にならずにありがたいです。
埼玉県 根本聖恵さん
「無事カエルの楊枝入れ、カエル」は、ちょっとした伝言を入れたり、もちろん楊枝を入れてもかわいいし、言葉の語呂も幸せになりそうでとても参考になりました。相生陽子さんの「福祉折り紙ボランティアが表彰されました」の記事に感動しました。私もときどき老人の方に脳トレということで一緒に折ることがありますが、みなさんのように長年となりますと頭が下がります。3 月のおひなさまの頃、4歳の孫娘が幼稚園で習ってきたおひなさまを折り紙で折りました。以前私が作ったときとちがい、孫が先生です。「まず三角に折ります…」と続き、簡単ですがかわいいおひなさまを教えてくれました。「ばあば脱帽!」の教え方でした。作品はじいじ、おばさまなどにプレゼントし喜んでもらえました。もちろん私ばあばも誕生プレゼントとしてもらい、感激いたしました。
鳥取県 木下紀子さん
●今月号P50掲載の「雑誌『小国民』にみる折り紙」こぼれ話
「宝船」にまつわるお話として、元常任理事の木下一郎さん(大阪府)の幼稚園時代のエピソードをご紹介させていただきましょう。
失礼ながら、今からは「遠いむかし」になりますが、折り紙を毎日少しずつ教わっているとき、「にそうぶね」などがすんで、ある日「お宮さん」を折ったのだそうです。幼稚園の先生から続きは翌日にと言われた幼年の一郎君は家に持って帰った「お宮さん」を手にしながら色々楽しんでいたようです。三角形の扉を左右に引っ張ったら広がりすぎて形が壊れたようになった時には驚いたでしょうがすぐに、左右の先端の形から、これで大きな船が出来ないものかと思いました。以前から船を折りたいと願っていたので自然にそう思ったのだそうです。いろいろと触って二つに折った形の下部を船底のように曲げているうちにふっと見ると大きな船が出来ていました。翌日、それを見た先生の驚きよう…先生方の間でも大きな話題になったそうです。その辺りの細かい動作を含めて、昨夜のことのように鮮明な記憶を語られる木下大先輩のお話には感動させられたものでした。 (岡村昌夫)
●『454号』の「傘」について 一ノ瀬美智子(長崎県)
私が以前、肢体不自由児の養護学校に勤めていたときに、子どもから教えてもらったことがありました。このたび折り方が載ったので、再び作ることができてうれしいです。開いたり閉じたりして遊べるのがこの作品の魅力だと思います。この作品は中心角を16等分して折るのですが、私はこれを簡単にアレンジして、8等分にして折ってみました。これも開いたり閉じたりして遊ぶことができました。
【支部だより】
みちのくより 斎藤静夫先生をお招きして
信濃支部「りんどう」(支部長 成田光昭) 文:今井久子/長野県
恒例の信濃支部りんどうの交流会も第14回目を数え、おなじみの勤労者女性会館「しなのき」にて、4月27日(土)・28日(日)、遠く秋田より、米寿を迎えられた斎藤静夫先生に10年ぶりにお越し頂き、190余名の参加者と共に、心に残る有意義な交流会をさせていただきました。今回は全体会にて、斎藤先生の「おりがみとの出会い」と題したご講演で、60年間の教育者として携わってこられた期間、おりがみの出会いから広がった経験など、さまざまな思い出をまじえて、貴重なお話をたくさんお聴かせいただきました。
さらに先生自ら「折紙と折り図」に加えて「レジュメ と かわいいビー玉」もご用意頂き、お人柄のあふれたほのぼのとしたお話の中に、ぎっしり内容のつまった、素晴らしいひとときを過ごさせて頂きました。誌面をお借りして、内容の一部をご披露させて頂こうと思います。
1:折り紙と私~折り紙との出会いから今日まで~協会発足当時から長い年月 子どもたち、学生さん、地域の方々との関わりの中で今も折り紙を友として、マイペースでお過ごしとのお話でした。
2:紙の考察~可能性(形体、材質の分類、処理のいろいろ)おりがみの効用(手軽な伝達の一手段 表現の育成)
様々な作例も紹介していただき驚きの連続でした。
3:折り紙の指導経験から~指導対象指導配慮点、コミュニケーションの大切さ、助言のあり方 等
エピソードを交えながらの楽しくも奥の深いご講演をいただきました。
多くのみなさんも、これからの折り紙人生にきっと大切な心のささえになられたことと思っております。ありがとうございました。
また、久しぶりの再会や、初めて参加の方々も含めて、いつものおりがみ三昧に二日間は束の間に過ぎてしまいましたが、38教室もの作品のご指導や、大会のスタッフとして準備から最終日の後かたづけまでたくさんの皆さんにご尽力いただき、無事終わることが出来ました。それぞれの感動を胸に会場を後にされたと思います。
りんどう一同、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
コバトンを折り紙で作ろう!
武南支部「折り紙夢工房」支部長 金杉登喜子/埼玉県
5月1日(水)~6日(月/休)、埼玉県民活動総合センターの第1回世代間交流事業として、折り紙夢工房の作品展と折り紙教室を開催しました。6日(月/休)には埼玉県のマスコット「コバトン」と「かぶと」などの折り紙教室を行い、好評でした。
雑誌『小国民』にみる折り紙
‒今と江戸をつないだ明治‒ 岡村昌夫
【奴やっこさんの登場(3)】
長い間「虚無僧」と呼ばれていた折り紙が現代の「奴さん」という名に変わったきっかけが、明治の少年雑誌『小国民』に載った『雀すずめおど踊り』だったいきさつは前号までに書いた通りですが、「七変化」と題して、同時に掲載されていた他の作品についても触れておきましょう。
「ちょうちん」という名で紹介されている作品は、西洋では「バッジ」などの題でよく出てきますが、日本ではあまり見ません。『幼稚園初歩』(明治18年)という本に「かくもっこう」として掲載されていますが(右図版の左下)、もう現代の人には通じないでしょう。「モッコウ」は普通「木瓜」と書き、紋もんどころ所にいろいろなバリエーションがありますので、ご存知の人も多いと思います。四弁の花のような形で丸くなっている文様ですが、それを角形に変化させた形が、この折り紙によく似ているのです。
「ももひき」は、西洋では「ズボン」として知られる代表的伝承折り紙の一つですが、日本ではあまり古い例を見ません。現代では「奴さん」と組み合わせて「奴袴ばかま」等と呼ばれていますが、本来、奴さんはいつも「高ばしょり」と言って裾を高く端はしょ折って両足をむき出しにしているもので、「はかま」を着ません。ですから「やっこさん」と組み合わせるのは、古い伝承ではありません。この「やっこばかま」の二つに折った所を広げて平面にした形を「ちょうちんお化け」と言いますが、西洋ではそれを「上着」(ヤッケ)等として「ズボン」と組み合わせていましたが、近年は日本式の「袴を付けた奴さん」を逆輸入して「鎧よろい姿のサムライ」とか「ニンジャ」と呼んで人気を集めているようです。
「母子船」は日本では「二艘そう船」とも「もやい船」とも呼び、西洋では「ダブルボート」と言う有名な伝承作です。実は両者は全く同じではなく、日本では古くは「ぶた」から作った形だったようですが、その事は以前に書きました(『443 号』)。
「天神宮」は「お宮さん」とも「天神様」とも呼ばれて広く知られていましたが、この形の作品は西洋にはないでしょう。ただ、どうしてこれが「天神様」なのか、私は子どもの時から長いこと納得できませんでした。上の二つの尖った所が屋根で、真ん中には両側に開く扉があると言われても、ぴんときませんでした。ところがあるとき、立体にして横の位置にしてみたところ、これはまさに神社に見えるではありませんか。天神様は今でも受験生に人気があります。昔の寺子屋にはかならず祀まつられていた、学問・芸術の神様でしたし、古くから、雨を降らせ、稲の実を付けると信じられていた雷神でもありました。全国的に最も人気の高い神様で、ご神体が人形になってこどもへの土産品となって各地にひろまっていたのです。こんな神様は他に例がありません。「天神さま人形(お宮の玩具も含めて)」は、郷土玩具の中でも、大スターの地位にありました。折紙の「天神さま」もそうだったはずですが、現在では「宝船」を折る時の通過点に過ぎないように扱われているのは残念なことです。
その「たからぶね」は、昭和の初めのころは「ちょうせんぶね」と呼ばれていました。古くは「御座船」または「大船」でした。西洋でも古くから、いくつかの変形があって、とくに「チャイニーズ・ジャンク」の名で知られているので、中国の作品と誤解される事がありますが、そうではなく、念のために言えば「ちょうせんぶね」と呼んではいましたが朝鮮半島から伝わった作品という意味ではありません。「和船」とは違った形の船という意味です。
最後の「ふくすけ」は裃かみしも姿で座り、両手をついてお辞儀をしている人形で商売繁盛の縁起物です。折り方は、他の6種とは違う系列ですが、ザブトン折りから作るところが共通しているので、ここに並べたのです。この作品も現代では忘れられているようですが、福助の土人形は戦前までは商店の店先で、よく見かけた物です。東京の「今戸焼きの福助」は、落語でも有名です。(次号につづく)
協会ホームページに「おりがみのトーヨー専用ショッピングカート」ができました
約800種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.ocnk.net/
~日本折紙協会とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。
~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。
~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。
~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。
現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。
3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。
おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。
[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。
[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。
[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。
この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。
来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。
パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬
バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。
展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。
日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162
~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。
~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://www.origami-noa.jp/)の「ショッピング」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。
~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。
~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)
「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。
おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」
~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。
月刊おりがみの無料サンプル
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