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デイリー・マネタリー・アフェアーズ 2013.12.30
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本日のフィナンシャル・モニター
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<国内モニター>
**日経平均は前日比4円50銭高
売りをこなして8営業日連続上昇。ドル円は一時105円台へ上伸、長期金利
は0.71%と不変。
**11月全国消費者物価指数はコア指数が前年同月比1.2%上昇
2008年11月以来の1%台。燃料価格上昇で電気代が8.2%上昇。海外旅行や
耐久財の値上がりでコアコア指数も0.6%上昇。
**マネタリーベースが200兆円超に
26時点で200兆3100億円と昨年末比45%増。来年末には270兆円に。
**経団連が6年ぶりにベア容認へ
経営労働政策委員会報告で来春闘方針固める。「容認」とは何か。
**東電が9995億円の追加援助を原賠機構に申請
政府に新再建計画を提出。詳細は認可後に発表へ。
**武田薬品が糖尿病治療薬を開発中止
肝機能障害が起きる可能性。連結業績予想は不変と発表。
**ソニーが電池事業売却見送り
円高修正や新規受注増で事業環境改善。中核事業への育成に方針転換。
**JR東海が来年10月にリニア着工へ
東海道新幹線50周年。山梨県でのリニア体験乗車も7年ぶり再開。
**パナソニックが国内プラズマパネル生産終了
国内唯一の尼崎工場もリストラへ。
**マルハニチロ冷凍食品に農薬混入
約13億円相当の630万袋回収、同工場は生産中止へ。
**日本電工と中央電気工業が経営統合へ
合金や自動車用電池部材など生産。環境悪化でコスト削減。
**大手約10社がベンチャー投資
ソニーや日産などが米シリコンバレーのベンチャー投資・育成会社に3億ド
ル提供。
**東証マザーズ6年ぶりの外国企業上場
米製薬アキュセラ。実質は日本人起業の茶目企業。
**11月鉱工業生産指数速報は前月比0.1%増
3か月連続プラスだが予想を下回る。基調判断は据え置き。
**11月完全失業率は4.0%と前月比横ばい
有効求人倍率は1.00倍と約6年ぶりに1倍乗せ。
<海外モニター>
**NYダウは前日比1.47ドル安
小幅ながら7日ぶりに反落。押し目買い意欲は健在。長期金利は一時3.02
%と2011年7月以来の水準に。
**欧州株式市場で主要指数が数年ぶりの高値
独DAX指数は過去最高値更新。英国なども5年ぶりの高値に。
**独連銀総裁「低金利に政治改革遅延のリスク」
低インフレを金融緩和を正当化する口実に使うべきではないと発言。ユー
ロが全面高に。
**欧州委員会が銀行の自己勘定取引禁止検討か
南ドイツ新聞報道。大手29行対象に2020年導入との観測浮上。
**ロシア南部で自爆テロ
15人死亡、50人負傷。五輪妨害の可能性。
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最近のボヤキ 市場先走りのリスク
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アベノミクスに舞い、テーパリングに揺らいだ1年も、景気回復への期待感
とともに幕を閉じようとしている。今年は円安・株高に乗った人々が勝ち組と
なり、アベノミクス批判者は負け組となった。日銀の政策への違和感を抱き続
ける筆者も後者の一人である。だが市場が常に真実を照らす鏡であるとは言え
ない。日本だけではないが、過去5年間に蓄積された金融政策の評価を2013年
だけで下すには、あまりに性急過ぎる。その軽薄なムードは米国でも顕著にな
りつつある。
新興国を別とすれば、2014年が明るい年になるとの期待が高まっているのは
事実だ。その筆頭を行く米国では様々な数字で改善が見える。先週公表された
同国商業用原油備蓄の減少も、シェール革命による増産を上回る需要が生まれ
ていることを示すものだ。ガソリン消費も増えている。年末年始の米株式市場
が更に勢いを増すことも考えられよう。「市場先走り」のムードが高まれば新
年の日本への順風も強まりそうだが、そこに落とし穴が無いとは言えない。
金融政策に市場経済の期待値を引き上げる効果があるのは、現代では誰もが
知っている。資本市場はその通りに動いている。そして金融政策が過剰期待を
生むことも現代常識の一つだが、それを見極める力を備えていないのが人間社
会の特徴である。現在のリスク資産指向の転換点が2014年に到来するのか、或
いは2015年以降になるのか解らないが、予測不能だといって点検を怠る訳には
いかないのが、市場ビジネスに携わる人間の宿命でもある。経済は常に人々の
想像を超えた動きを生んできた。リスク要因が減少しているからといって、そ
れに並行して観察力や判断力まで低下させてはなるまい。
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