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デイリー・マネタリー・アフェアーズ 2014.04.30
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本日のフィナンシャル・モニター
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<国内モニター>
**日経平均は前週末比141円03銭安
ウクライナや企業決算に警戒感。連休入りで様子見モードも。
**財政審「公的債務は2060年度にGDP比397.3%」
財政制度分科会が試算。消費税20%時代は必至か。
**国交省が整備新幹線開業時期前倒しを検討
北陸は工期3年短縮、北海道は最大5年短縮の計画に。財源5400億円の調達
が課題に。
**JR東海名誉会長が自民案に難色
政治の大阪同時開業要求に「飽くまで民間事業」として否定的発言。
**トヨタが米国本社機能をダラスに集約
生産・販売の一体運営で市場変化に即応体制。
**パナソニックが3年ぶり黒字
3月期は税引き後黒字1204億円。テレビ・半導体事業は合理化、自動車・
住宅分野が好調。
**ソフトバンクが洋上風力発電に参入
茨城沖合での事業に出資、2017年に発電開始。事業費は数百億円に。
**オリックスがハートフォード生命買収を正式発表
来年秋にも傘下のオリックス生命と合併へ。
**中部電今年度は4年ぶり黒字見通し
2013年度は653億円赤字。2014年度は値上げ効果で120億円の黒字予想。
**東京ガス3月期売上が過去最高に
前年同期比10.3%増。黒字も6.7%増の1084億円に。
**日本取引所がインフラファンド市場開設へ
国費に頼らず発電所・高速道路・空港施設など整備。
**政府が私的整理制度見直し方針
債権放棄を銀行団全員一致から多数決方式に。迅速な再建を支援。
<海外モニター>
**NYダウは月曜は87.28ドル高、火曜は86.63ドル高
好決算やM&Aなどでじり高推移。長期金利は2.69%と小動き。
**米4月CB消費者信頼感が前月比1.6ポイント低下
2か月ぶりの低下。半年先の期待感も横ばい。
**米2月S&Pケース・シラー住宅価格指数は前年同月比12.9%上昇
主要20都市ベース。前月比では13都市で下落。
**バンカメが自社株買いと増配中止
当局に提出した資本計画に誤りが判明。株価急落。みっともない。
**ECBドラギ総裁「量的緩和導入には程遠い」
ドイツ与党議員との会合で発言との報道。ドイツ4月CPIは前年同月比1.1%
上昇と予想を下回る。
**S&Pが欧州銀行15行の見通し引き下げ
Deutsche Bankなどをネガティブに。政府支援体制の後退で。
**IMFがアジア太平洋地域経済見通し上方修正
輸出・内需堅調で5.4%予想と0.1ポイント引き上げ。一方で日米の懸念要
素に言及。
**米国土安全保障省がIE利用自粛を呼びかけ
ハッキングの可能性。他の閲覧ソフトの利用を推奨。個人的にはFirefox
を利用中。
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最近のボヤキ 国内インフラ投資機会
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最近インフラ投資に関する話題を耳にすることが多くなった。筆者が関与し
ているREITは日本で唯一インフラを対象とするものであるが、どうやらそのラ
イバルが増えてきそうな気配がある。また米系ファンドなどはインフラ運営権
を対象として日本市場参入機会を窺っている。インフラ投資と言えば途上国や
新興国を想定しがちだが、実はカントリーリスクが小さいということで、日本
は実に投資妙味のある国なのだ。
日本取引所がインフラファンドを上場させる市場を創設すると報じられてい
るが、大震災後に民間資金による復興スキームを主張してきた人々の声が漸く
実現されつつあるのかもしれない。既に存在するインフラの再建や新たな社会
私設の増設、運営権の民営化に加えて、不稼働不動産のインフラ利用という新
しいビジネスもある。日本にはGDPとほぼ同額の不動産が公的保有となってい
おり、うまく行けば公的債務の縮小にも寄与する。こんな国は先進国には他に
見当たらないが、我が公的機関の意識はまだ低いままである。
GPIFなどの資産運用でリスク資産へのウェイトを高める方向に変更する議論
が進んでいる。筆者は国債偏重は是正すべきであり株は兎も角として外債投資
などはもっと進めても良いと思うが、年金という長期負債にフィットするのは
インフラ投資であることにも注目してほしいと思っている。現時点での問題は
海外インフラ投資というカントリー・リスクてんこ盛りの派手な運用機会にだ
け目が向いて、潜在性の高い肝心の国内インフラ投資を等閑にしていることだ。
灯台下暗しとはまさにこのことであろう。
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