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TFJ デイリー・マネタリー・アフェアーズ 2006.10.31
Tokyo Financial Journal
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本日のクレジット・モニター 2006.10.31 消費者金融大手は赤字転落
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**消費者金融大手の中間は赤字転落へ
利息返還請求に備えた引当金を大幅に積み増して損失処理。アコムは2821
億円、アイフルは1795億円、プロミスは1594億円の最終赤字予想。
**番号持ち運びはソフトバンク劣勢か
KDDIは他社からの変更は101,200件、KDDIからの変更は20,600件と転入超過
と発表。ドコモが転出が多いがソフトバンクには優勢とコメント。
**公取委がソフトバンクの「0円」広告を調査
景品表示法違反(有利誤認)の疑い。
**三菱自動車は円安効果で増収
営業損益が55億円赤字、当期損益が161億円赤字で前年同期の半分以下。但
し円安効果が500億円。販売台数は9.1%減少。
**日産が上半期国内生産で4位に初転落
日本自動車工業会。スズキに抜かれる。
**足利銀譲渡で地銀8行が持ち株会社構想
横浜、東邦、常陽、群馬、千葉、山梨中央、八十二、静岡の各地銀が出資し
て受け皿に。
**NECパソコンの電源に不具合
電源部分の内部回路に問題。無償修理へ。
**インデックスがアトラスをTOBで子会社化
42億円で取得、アトラスのゲームソフトを携帯電話向けに配信。
**9月鉱工業指数は2か月ぶり低下
前月比0.7%低下の106.0。輸出向け自動車や半導体製造装置などの生産減
少で。
**電力10社と都市ガス4社が1月から料金値上げへ
原油やLNGの調達価格上昇で電力が48-162円、ガスが65-76円の値上げ。
**拡大経産局長会議「10月景況判断は全地域で改善」
地域経済産業調査報告。基調判断は据え置き。
**東証社長「NYSEとの資本提携は東証上場後」
2008-9年に計画している上場で時価総額確定後の話とトーンダウン。
**北朝鮮が韓国に警告
「米国を阻止できなければ核戦争」。金融制裁や大量破壊兵器拡散阻止構想
への参加を牽制。
**ブラジルでルラ大統領が再選
決選投票で60.8%を獲得して圧勝。弱者対策鮮明化で成長路線には疑問も。
**英中銀がアダム・スミスの新20ポンド札発行
イングランドとスコットランド統合から来年で300年。
**UAE中銀が円・ユーロ・ポンドを外貨準備に
ユーロの比率は最大10%とする可能性も示唆。
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(2)最近のボヤキ ソフトバンクの読み違い
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週末に起きたソフトバンクモバイルのシステム障害は、報道を見る限り同社
への転出が殺到して起きたような印象を受けた。メディアもそう思い込んでの
報道だったのかもしれぬ。だが各社の発表を見ると現実にはKDDIの独り勝ちと
いう状況のようだ。同社への転入超は8万件、ドコモは転出超が6万件、ソフト
バンクも転出超の可能性が高いとロイターが伝えている。
個人投資家に人気の高いソフトバンクだけに、話題性も手伝ってユーザーか
らの支持も高いかと思われたが、実際にはそうでもなかった。システム体制へ
の読みだけでなく、ユーザー動向も読み間違えたということか。だがソフトバ
ンクだけでなくメディアも似たような錯覚を抱いていたのだろう。だからああ
いう報道になったのではないか。
ソフトバンクは、金融市場でも読みにくい企業だ。エクイティとデットの見
方は分かれるし、機関投資家と個人投資家の「受け」も全然違う。時代の寵児
なのか単なる破壊者なのか判別しにくいという前首相と似たような掴み所の無
さも漂う。今回の奇襲作戦は、昨年の郵政民営化選挙のような大勝利という訳
にはいかなかった。多くの新興企業が空疎を露呈して消えていく中で同社はど
こまで粘れるか。資金力も時間も決して無限ではない。
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