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TFJ デイリー・マネタリー・アフェアーズ 2007.05.31
Tokyo Financial Journal
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本日のクレジット・モニター 2007.05.31 JALが大手商社に増資要請へ
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**JALが大手商社に増資要請へ
新型機導入へ双日や物産、伊藤忠などへ1000億円超の要請を検討。銀行が
ダメなら商社があるさ、と上手くいくかどうか。
**日本ビクターが1000人規模の人員削減
NHS関連部品事業など不採算部門からの撤退も。松下とTPGの交渉は依然と
して難航。
**松下電器が家電300万台を無料点検・修理へ
石油暖房機に続いてレンジや冷蔵庫にも発煙・発火の恐れ。
**NECが国内パソコンシェアで首位を維持
MM総研調査。前年度比0.5ポイント低下の20.9%で2位は富士通。3位のデル
が官公庁への大規模案件受注などでシェア伸ばす。
**TBS労組も楽天の株主提案に反対表明
パートナーとして信頼感なしと反発。
**三菱重工が米国で風力発電機を大量受注
風力発電設備を計788基受注、総額で2000億円弱に。
**全日空と韓国アシアナが資本提携
株式持ち合い、成田・ホノルル線共同運航含めて提携範囲を拡大へ。
**加ト吉が決算発表を延期
「循環取引」関連の損失額は計246億円で赤字約92億円の見通し。大証は
監理ポストへ。
**UCCがコーヒー値上げへ
コーヒー豆価格高騰。店頭価格で10%程度上昇へ。
**みすず監査法人が7月末解散を正式決定
旧中央青山。計約2400人のうち1060人は新日本監査法人に。トーマツやあ
ずさへも転籍で移管はほぼ完了。
**4月鉱工業生産指数は2か月連続低下
前月比0.1%低下。5月以降は上向き見通しで基調判断は据え置き。
**生保決算で8社が保険料収入減少
保険料収入は12社合計で前期比2.8%減。死亡保障保険の落ち込み続く。
**2007年世界の半導体市場は2.3%増へ
世界半導体市場統計見通しで初の30兆円台に。デジタル家電用途拡大。
**5月FOMC議事録はインフレ懸念
経済下方リスクはやや後退との認識。インフレが望むほど鈍化しないリス
クに懸念。
**中国株が6%下落
印紙税率3倍に引き上げで。但し日本市場の下げは限定的で米国株は大幅に
上昇。
**ロシアが北朝鮮へ武器など輸出禁止
初の具体的制裁。贅沢品も禁止で金総書記狙い撃ち。政治的背景濃厚。
**世銀次期総裁にゼーリック氏指名へ
元USTR代表、ドーハ・ラウンド立て直しの実績がモノを言うか。
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(2)最近のボヤキ ゼーリック氏が世銀総裁に
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スキャンダルで結局世銀総裁を辞任することになったウォルフォウィッツ氏
の後任にゼーリック氏が指名された、と報じられている。米国以外からの総裁
を、といった声も聞かれたが無難な人事に結局世銀は米国、IMFは欧州という
ブレトンウッズ流人事は継続される見通しだ。勿論、現時点ではブッシュ大統
領のご指名であって決定するのは世銀理事会である。
つまらぬ話だが、「指名」というのは正しい表現なのだろうかとやや訝ると
ころもある。日本で指名と言えば決定権を持ったイメージだが、厳格に言えば
世銀総裁を米国大統領が決定する権利はない。事実上米国が決めればそれでお
仕舞いではあるが、理屈の上では他の候補者が出てきて理事会が判断するとい
うケースは有り得るだろう。従って今回は、米大統領がゼーリック氏を推薦、
という表現でも良いのかもしれぬ。
まあ御託を並べたところで元USTR代表の同氏の総裁就任は確実だ。ライス国
務長官の下、次期財務長官を狙ったが外れてゴールドマンに下野したと言われ
るが、ポストとしては文句なしだろう。だが世銀もIMFやADBなどと同様にそれ
ぞれの形で制度疲労が蓄積し、さらに本来業務が縮小する中での運営はそれほ
ど容易ではない。ドルの威信低下と米国主導の国際金融組織の存在意義希薄化
が同時進行していけば、「世界の銀行」と言えども行く手は民間銀行よりも不
透明と言えるかもしれぬ。
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