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デイリー・マネタリー・アフェアーズ 2018.01.31
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本日のフィナンシャル・モニター
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<国内モニター>
**日経平均は前日比337円37銭安
欧米長期金利上昇やアップル懸念で海外勢が売り、国内勢も耐え切れず売
り。年初の勢いは何処へ。
**ゆうちょ銀行とかんぽ生命が新運用会社設立へ
1000億円規模のファンド「JPインベストメント」を通じベンチャー投資。
積極運用へ転換。ゆうちょ銀が50%、かんぽが25%出資。
**日産三菱・ルノー連合の2017年の世界販売が2位に
前年比6.5%増で初の1000万台突破。トヨタは6年ぶり3位。
**NECが国内で3000人の希望退職募集
国内従業員数の約4%相当。海外展開に出遅れ業績伸び悩み。
**パナソニックが中国で野菜事業に本格参入
蘇州で高付加価値の野菜の生産・販売。安全性を売り物に。
**星野リゾートが京都で新宿泊施設開発へ
宇治茶産地の和束町と協定、日本遺産の茶畑景観を観光資源に。
**2017年完全失業率は2.8%に
1994年以来23年ぶりに3%割れ。有効求人倍率も1.50倍と44年ぶりの高
水準。
**2017年小売業販売額は前年比1.9%増
3年ぶりに増加。新型車販売増や石油製品の価格上昇で。
**12月全世帯実質消費支出は前年同月比0.1%減
予想を下回り3か月ぶり減少。
<海外モニター>
**NYダウは前日比362.59ドル安
ヘルスケアショックで大幅続落、原油安も嫌気し8か月ぶりの下げ幅。長
期金利は2.72%へ上昇。
**アマゾン・JPモルガン・バークシャーがヘルスケア会社設立へ
医療費削減へ米国内従業員約100万人をを対象に新会社。
**米1月CB消費者信頼感指数は前月比2.3ポイント上昇
125.4と2か月ぶり上昇。減税の影響は不透明。
**ブラックストーンがトムソン・ロイター事業買収へ
金融・リスク部門買収で交渉入り。買収額は170億ドル超に。
**ユーロ圏第4四半期GDP速報値は前期比0.6%増
通年では前年比2.5%増と10年ぶりの高水準に。
**独1月消費者物価指数速報値は前年同月比1.4%上昇
予想下回る。エネルギー価格上昇が鈍化、前月比では1.0%低下。
**メキシコ2017年実質GDP速報値は前年比2.1%増
2016年の2.9%、2015年の3.3%を下回る。原油生産停滞で石油産業が不
振。2018年見通しは2.3%増。
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最近のボヤキ 逆張り機会
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米国の長期金利上昇を意識した昨日のアジア株は大幅下落、日本も5日続落
となって欧州市場でも下落幅が拡大した。そして米国ではアマゾンなど3社が
新ヘルスケア会社を設立すると発表、既存関連企業に売りが殺到して米国株も
大幅続落となっている。良い材料しかなかったこれまでと違い、新たな不透明
材料に対して市場は神経質になっている。長期金利上昇は確かにその一つだが、
2.7%程度ではそれほどのインパクトにはならないだろう。大幅調整の時期は
まだ先ではないかと思っている。
また数時間後にトランプ大統領の一般教書演説が始まる予定であり、ここで
今年の目玉としてインフラ投資増額を表明すると見られている。好景気時の減
税とインフラ投資拡大は債券市場にとって「魔のコンビメーション」であるが、
これを株式市場が好感することも有り得るだろう。米国経済には不透明感が強
まりつつあるが、まだピーク観は感じられない。気になる統計は頭打ちの自動
車販売と低下する貯蓄率、増加の一途を辿る企業債務といったところだが、ま
だ景気の腰折れを示唆するほどではない。当面、世界の実体経済は巡航速度を
守りそうだ。
とはいえ株価のバリュエーション調整を懸念するのは当然だろう。ゴールド
マンは今後数か月で10-20%の調整局面があると見ている。日本市場でも、能
天気な株価上昇継続予想はやや影を潜めそうな雰囲気である。もっとも一定の
下押し場面があったとしても、それが弱気相場に転じる局面とは限らない、と
いうのが足許のコンセンサスであろう。世界同時好況のシナリオが急変しない
限り、急落場面では着実に下値拾いが入る。当面はやや株価低迷が続くだろう
が、少なくとも現時点ではまだ逆張りが効きそうな感じではある。
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