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デイリー・マネタリー・アフェアーズ 2018.04.27
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本日のフィナンシャル・モニター
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<国内モニター>
**日経平均は前日比104円29銭高
米国株反発、ドル円109円台推移に上昇するも利食いに頭打ち。
**野党審議拒否で国会空転続く
日本政治力の劣化・低下も止まらず。
**野田総務相「異次元緩和は不要」
ブルムバーグ報道。日銀は2%の物価目標は撤回すべきとの考え、9月自民
党総裁選出馬を意識。
**トヨタ2017年度世界販売台数は前年度比1.9%増
過去最高の1044万1000台。但し首位独VWとの差は拡大。
**日本電産がEV駆動用モーターで中国市場参入
浙江省に新工場建設、300億円投資。環境規制対応で基幹部品需要増。
**岩谷産業が国内100か所目の水素ステーション
岡山市に商業用水素ステーション開設。同社では23か所目。
**任天堂の業績が急回復
「ニンテンドースイッチ」大ヒット。「一本足打法」には不安も。
**生乳価格上昇で各社が家庭用チーズ値上げへ
雪印と森永は5月から、明治は6月から。
**2017年度建設機械出荷額は前年度比17.6%増
3年ぶり増加。輸出が32.1%増と好調、資源開発向けトラクターなどの需要
が拡大、欧米住宅向けを油圧ショベルも堅調。国内は0.3%減。
**3月末首都圏大型物流施設空室率が2四半期ぶり上昇
CBRE調査で6.9%と2017年末比2ポイント上昇。
**2019年春卒業大学生の求人倍率は前年比0.1ポイント上昇
1.88倍と7年連続上昇。民間求人総数が前年比58,000人増、就職希望学生は
微増で売り手市場続く。
<海外モニター>
**NYダウは前日比238.51ドル高
ハイテク決算好感し急反発、ナスダックも大幅高。長期金利は2.98%へ
低下。
**米3月コア資本財受注は前月比0.1%減
同出荷も0.7%減と設備投資にやや失速感。民間航空機増でヘッドライン
は2.6%増。
**米上院がポンペオCIA長官の国務長官指名承認
数週間にわたる激論の末に漸く本会議で承認。前途多難。
**ドラギ総裁「景気鈍化は一時的」
QE終了への軌道は維持。保護主義の行方には懸念、ユーロ続落で市場に
は疑心暗鬼も。
**ドイツ銀行が投資銀行業務縮小へ
約20年来の野望に決別。米国人員数約10,300人の10%削減へ。
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最近のボヤキ ECBは正しいか
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ECB定例理事会後の記者会見におけるドラギ総裁の景気認識は、年初来の失
速を一時的と受け止めるもので、インフレ見通しにも変化は無いとして、QE終
了に向けた地ならし方針を継続することをあらためてアピールしている。だが
経済指標の軟化は「予想外」であったことを認め、保護主義の傾向への懸念に
も言及するなど、軌道修正路線に新たな不透明感が加わってきたことは明白で
あろう。ガイダンスの微調整も6月ではなく7月までずれ込み、という観測にも
根拠がないとは言えない。
ECBの金融政策に対する市場コンセンサスは9月からTapering始めて12月に終
了、といったシナリオであろうが、一部には買入れが来年3月まで継続するとの
見方も浮上している。そんな中でユーロドルは先週の1.24ドル台から1.20台ま
での上下動の後に再び下落傾向を強めるなど、ドル・ユーロの金利差思惑が相
場に反映されつつある。ドラギ総裁の見立て通り春以降は景気が持ち直すこと
も有り得ようが、日本と同様にユーロ圏も潜在成長率を上回る成長で供給サイ
ドの制約が生まれており、成長ペースに頭打ち傾向が見え始めるのは自然の成
り行きでもあろう。
ユーロ圏には政治リスクも残る。ドイツの政権弱体化だけでなくイタリアで
も政権樹立の見通しが立たず、政党間での足の引っ張り合いが終わらない。反
EU的な政権への道筋が、いずれユーロ圏の時限爆弾になる可能性もあるだろう。
マクロン大統領が一人気を吐いて訪米し、トランプ大統領との奇妙な友好関係
を演じて見せているが、英エコノミスト誌はこの外交を「Charm Offensive」と
いう皮肉な表現で醒めた見方をしている。日米の政治はフラフラしっ放しだが
英国でも政権が末期症状を見せ始め、ユーロ圏も不安定な状況が続く。景気が
下向きになれば、こうした政治リスクは大きな代償を伴うことになるかもしれ
ない。
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