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デイリー・マネタリー・アフェアーズ 2009.08.31
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本日のフィナンシャル・モニター 2009.08.31
民主党圧勝・自民党歴史的惨敗
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<国内モニター>
**民主党圧勝・自民党歴史的惨敗
鳩山内閣は9月中旬に発足へ。16年ぶりの非自民政権に海外も強い関心。ポ
ジティブな転換となるか。
**7月失業率が過去最悪の5.7%に
有効求人倍率も最低。GDPでは見えない日本社会力の低下。
**7月消費者物価指数が過去最大の下落率に
前年同月比で2.2%下落。原油価格下落と景気低迷による需要不足でデフレ
傾向鮮明に。
**「国の借金」は860兆2557億円
財務省。3月末比13兆7587億円増で6月末時点で過去最高に。
**1-7月株式・社債発行が10兆円突破
年間ベースでは11年ぶりの高水準に。大型増資続く。
**ガス4社・電気5社が公共料金値下げ
原油価格上昇とLNG価格下落。燃料割合で価格に違い。
**日米欧銀行の自己資本規制強化へ
最低水準を8%から引き上げ。更に普通株など一定比率で義務付ける新基準
も導入。バーゼルが年内にも新規制原案取りまとめ。
**金融庁がソルベンシー・マージンの新算出法導入
保険金支払い余力比率を厳格化。有価証券の損失発生リスクを厳しく見積も
る。
**エルピーダが増資を決議
公的資金300億円受け入れへ。改正産業活力再生法に基づく公的資金注入第1
号案件に。
**三菱ふそうと三菱重工が電気バス共同開発へ
2011年後半にも試作車完成、量産体制へ。
**あいおい・ニッセイ同和が合併延期検討
システム統合に時間。合併時期を半年延期へ。
**JALが管理部門で1700人削減へ
管理部門を30%減に。現場でも数千人規模の削減で調整。
**イトーヨーカ堂が不採算4店閉鎖へ
衣料品中心に販売低迷で赤字決算予想。15店程度の追加閉鎖も検討。
**CSKがコスモ証券売却へ
経営再建で金融も整理。来月入札で準大手などに打診。
<海外モニター>
**FRB対Bloombergの決着付かず
昨年秋の金融支援の詳細発表を求めるメディアと拒否する中銀。裁判所は
公開を促すがFRBがこれを拒否し、公開延期を要請。なぜ。
**米銀破綻は84行に
FDICはPE Fundによる銀行支援買収制限を緩和。ウィルバー・ロス氏はまだ
不十分と批判。
**FRBが9月ターム物資金入札規模を縮小
銀行からの需要後退。出口に向けた一歩。
**8月ユーロ圏景況感指数が改善
76.0から80.6へ上昇、第3四半期のプラス成長を示唆。
**ドバイ鉄道建設費が計画大幅上ブレ
3000億円超過で三菱商事や三菱重工、大林組など日本の落札連合に巨額損
失の可能性も。
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(2)最近のボヤキ 経済的価値観の模索
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本日はどこでも総選挙の話題で持ちきりだろう。海外の関心も高い。誰が落
選という話も尽きないが、歴史的な転換点という視点で今回の選挙を位置付け
ておくことは重要だ。民主党の将来がどうなるにせよ、変化を望んだ声が国政
を変えた意味は大きい。もっとも一足早く「変化」を叫んで選挙を勝ち抜いた
オバマ大統領は、変化の実現に手間取って苦戦している。
日本の変化への要請は、30代の無党派層を中心とする「柔らかい保守層」が
求める変化である、と英エコノミスト誌は論じている。小泉改革を支持した彼
等が今度は民主党の改革に期待したのだ。それはいつの日か別の改革を支持す
ることになるかもしれない。前回の自民圧勝、今回の民主圧勝は、その新保守
層がトレンドを決めた。政治家同様に国民もまた座標軸を失ったままである。
政権交代によって株や為替はどう動きますか、という相変わらず下らない質
問をする人もいるが、そんなのは市場に聞いてくれ、という話である。考えね
ばならないのは安定した経済構造はどう再構築されるべきかであって、それ次
第で株価も為替も変わってこよう。小泉改革、アンチ小泉という単純二元論か
ら脱却できぬ虚しさを民主党はどこまで払拭してくれるのだろうか。経済的価
値観の模索において、保守的な自由主義は決して不可能な概念ではない。
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