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デイリー・マネタリー・アフェアーズ 2010.07.30
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本日のフィナンシャル・モニター 2010.07.30
「三洋ブランド」が消滅へ
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<国内モニター>
**「三洋ブランド」が消滅へ
完全子会社化で国内家電などパナソニックに統一。
**楽天が生保事業に本格参入へ
アイリオ生命への出資引き上げ。
**任天堂4-6月期は純損失252億円
円高やゲーム機値下げで。通期業績予想は変えず。
**「さくらや」の特別清算開始決定
既に全店閉鎖、負債額は約70億円。
**郵便物事業の2009年度営業利益は前年度比17%増
内訳では「ゆうパック」が127億円の赤字に。
**内閣府官房審議官に水野和夫氏起用
「民間の知恵」導入へ。「100年デフレ」回避なるか。
<海外モニター>
**中国の外資企業でスト多発
2か月で43社、うち日系が7割占める。ネット・携帯で連鎖。
**セントルイス連銀総裁「米国は日本型デフレに近い」
ブラード総裁論文。量的緩和策拡大の必要性を示唆。
**ダラス連銀総裁「追加緩和の効果は薄い」
フィッシャー総裁講演。こちらはFRBの手段出尽くし論。
**シティグループがSECと和解
サブライム開示問題。7500万ドルの和解金支払いで合意。
**7月ユーロ圏景況感指数が2年4カ月ぶり高水準
前月の99.0から101.3へ上昇。ユーロ安でドイツ経済好調。
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(2)最近のボヤキ 米国消費経済の正念場
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「コナンドラム」なる言葉は、グリーンスパン前議長が利上げにも関わらず
長期金利が低水準を維持した「不思議」に対して使って一躍有名になったが、
危機以降の米経済を見ていて、個人消費の堅調さもその「コナンドラム」に匹
敵する謎であるように思えた。家計のデレバレッジが指摘され、一時は落ち込
んだもののその後は回復を見せ、GDPのプラス転換にも寄与してきた。米国の消
費構造が大きく変わったようには見えない。
6月以降、経済統計の悪化が増える中でも消費は堅調だと指摘する声が少なく
ない。本日発表される4-6月期GDPも2.5%前後の数字が予想されている。一部に
は2%スレスレとの予想もあるが、まだ消費の剥げ落ちは鮮明に出ないかもしれ
ない。先般のベージュブックにも高級品はやや低迷だが、一般論としてモノは
よく売れている、と分析している。ということは、やはり米家計はあの危機を
一過性のものだと思っているのだろう。
何度か指摘したが、それが当局の政策的な狙いでもあった。米経済は消費が
壊れては困るのである。消費重視こそが欧州・日本との違いであり、財政政策
へのスタンスの違いもここから出てくる。流石に消費も下半期以降崩れてくる
可能性が見えてきた以上、FRBの次なる一手に注目が集まるが、昨日は早速二つ
の地区連銀から正反対の意見が飛び出してきた。FRB議長のカリスマ性が薄れ始
めた中で、FOMCの「地域主権」が高まることも有り得よう。米国消費経済はい
よいよ正念場を迎える。
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