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デイリー・マネタリー・アフェアーズ 2013.06.28
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本日のフィナンシャル・モニター
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<国内モニター>
**日経平均が前日比379円54銭高
4日ぶりに大幅反発。上海株の反転に救われる日本市場。
**総務省が自動車保有税増税検討
取得税廃止で2015年から保有税増額を検討。
**ルネサスが携帯向けLSI事業撤退へ
3社統合断念で1400人解雇。自動車向けマイコンなどに集中。
**インデックスが民事再生法適用申請
ゲームソフトの雄も架空取引で幕。負債総額は約245億円。
**アサヒがインドネシア飲料会社買収
ペプシコなどから30百万ドルで取得。
**5月自動車国内生産は各社まちまち
全体では前年同月比6.6%減。トヨタは0.1%増、マツダは0.7%増、ホンダ
は27.9%減、日産は30.0%減。現地生産切り替えの影響も。
**銀座最古の松坂屋銀座店が30日に閉店
2016年8月に複合ビルへ変身予定。
**6月上旬貿易赤字は2348億円
12か月連続。輸入額は前年同期比23.3%増、輸出額は3.9%増と頭打ち。
<海外モニター>
**NYダウは前日比114.35ドル高
続伸して15,000ドル台回復。ダドリーNY連銀総裁・パウエル理事発言に反応。
議長の勇み足で消火活動に追われるFRB。
**ダドリーNY連銀総裁「議長シナリオは一つの可能性」
緩和がより長期化する可能性にも言及。パウエル理事も景気次第では買入れ
拡大の可能性も、と発言。
**米長期金利が2.47%へ低下
FRB高官発言で債券買戻し。約1週間ぶりの水準に。
**米5月個人消費は前月比0.3%増
個人所得は0.5%増。但し個人消費支出価格指数は0.1%上昇と物価上昇ペース
鈍化が鮮明に。
**米5月仮契約住宅販売指数は前月比6.7%上昇
約6年半ぶりの高水準に。
**EU財務相理事会で銀行破綻費用負担案合意
銀行同盟構想の一環。ベイルインで各国裁量を許容する妥協案。破綻処理機
関の案は先送り。
**イタリア国債入札は順調
FT紙の「伊政府80億ユーロの含み損」報道にも冷静。10年債利回りは4.57%
へと低下。
**中国政府が生産過剰能力削減策発表へ
ロイター報道。鉄鋼や造船など業界再編に向けた新たな規則発表との観測。
江西省では鉄鋼会社が破産。
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最近のボヤキ FRB高官の火消し作業の虚しさ
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市場がバーナンキ議長の発言に「過剰反応」して以来、様々なFOMC関係者が
その火消しに向かい、昨日はダドリーNY連銀総裁やパウエル理事も「FOMCの真
意」を市場に伝えようと対話法の修正に力を入れている。ここ数日間のメッセ
ージの向けられた先は市場だが、同時にセントルイス連銀のブラード総裁のよ
うに、議長に対しても混乱の責任を問うニュアンスが込められた発言もあった。
100年目を迎えたFRBもまた、市場同様に混乱気味である。
当局からすれば過剰反応に見えても、債券市場が動揺したのは無理もないこ
とだ。中国不安という新たな懸念材料が加わって、株価や為替も不安定になっ
ている。何とか火消し作業が奏功して目先は市場も落ち着くかもしれないが、
今後もボラティリティが低下していくと見るのは早計だろう。金融緩和の長期
化は目先の安定化要因であっても、結局は市場の健全性回復が遅れて内在する
不安定性が除去されないからだ。
いずれにしても、過剰な変動は量的緩和自体の必然的コストなのであり、そ
れが継続されるにせよ停止されるにせよ、市場は相応のコストを背負っている
と考えた方が良い。量的緩和の総括にはまだ早いかもしれないが、米国に関す
る限り、QEとQE2そしてQE3の評価はほぼ定まりつつある。それが日本において
深く議論されないまま、成長戦略という蜃気楼のような神話に包み込まれてし
まいがちなことに、強い危惧を覚える。中国不安でそれが発覚する、といった
侘しい顛末にならぬことを祈るばかりである。
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