目次
〈座談会〉「明治初年」を問い直す 芳賀徹+片山杜秀+新保祐司
今、何故「明治初年」か 新保祐司
岩倉使節団はどのような西洋知識をもって米欧回覧に向ったか 平川祐弘
世界史のなかの明治初年 岡田英弘
「フクザワ」は勝利したのか? 小倉紀蔵
明治日本の二つの文明観〔福沢諭吉と中江兆民〕 杉原志啓
明治からの「処方箋」〔近代批判の源流へ〕 先崎彰容
「公論」はどこに行ったか?〔幕末日本における言論空間の所在〕 桐原健真
平田派神道の隆盛と没落 阪本是丸
頭山満と玄洋社、いまだ知られていない真実 石瀧豊美
五線譜と「国民音楽」〔伊澤修二と明治の音楽教育〕 奥中康人
明治と美術〔高橋由一が架橋したもの〕 酒井忠康
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■ 〈小特集〉アベノミクスのゆくえ ■
リフレ政策の効果は続く 原田泰
アベノミックスの三つの矢〔第三の矢の再考を〕 榊原英資
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〈トークイベント〉竹内敏晴さんが問い続けたこと
鷲田清一 講演「ことばを「しまう」ということ」
鷲田清一+三砂ちづる 対談「竹内敏晴さんが問い続けたこと」
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■ 〈小特集〉沖縄はどうなるか ■
沖縄の行方〔日本の行方〕 海勢頭豊
土着前衛党の再生の芽 川満信一
政府の差別政策をはねのけられるか 由井晶子
沖縄の小さな針を飲めるか 金城実
思うことの自由 我部政男
政治力で基地行政の壁を突き破れ〔沖縄新知事誕生の背景と課題〕 三木健
「首里城明け渡し」私感 仲程昌徳
仲間たちの言葉から 津波古勝子
沖縄・左右両ウイングの運動へ 真喜志好一
島の力で身の丈に合った道を行く 上勢頭芳徳
肝心と力を合わせば道は拓かれる 石垣金星
沖縄の歴史の転換点 高良勉
『琉球独立論』へのことづて 喜山荘一
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〈2014年度「後藤新平の会」公開シンポジウム〉
今、日本は何をなすべきか〔第一次世界大戦百年記念〕
片山善博+小倉紀蔵+海勢頭豊+水野和夫+橋本五郎(司会)
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□第10回河上肇賞受賞作決定□
(本 賞)大石茜 氏『「近代的家族」の誕生 二葉幼稚園の事例から』
(奨励賞)飯塚数人 氏『詩の根源へ』
[選考委員]
赤坂憲雄・川勝平太・新保祐司・田中秀臣・中村桂子・橋本五郎・
三砂ちづる・山田登世子・藤原良雄 (顧問)一海知義
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■■ 連載 ■■
川勝平太連続対談 日本を変える! 川勝平太
8 「ふじのくに」から発信する、ふるさとの森づくり (ゲスト)宮脇昭
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□□ 書物の時空 □□
●名著探訪
上田正昭 『日本古代国家の研究』(井上光貞著)
芳賀徹 『蕪村句集講義』全三巻 平凡社「東洋文庫」への声援
上田敏 『海のレディー』(マーガレット・ドラブル著)
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□□ 連載 □□
●フランスかぶれの誕生――「明星」の時代 7
山田登世子 アナキストのフランス 大杉栄
●ナダール――時代を「写した」男 7
石井洋二郎 兄弟の確執
●北朝鮮とは何か 8(最終回)
小倉紀蔵 チュチェ(主体)はどこに行く?
●生の原基としての母性 10(最終回)
三砂ちづる 日本の開業助産所は何をするところか
●伝承学素描 36
能澤壽彦 昭和の深淵 三
金子兜太の句 日常
石牟礼道子の句 色の足りぬ虹
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商品情報・内容
- 出版社:藤原書店
- 発行間隔:季刊
■ 新しい時代に向けてトータルな知の総合を企図する学芸総合誌! 多くの読者の皆様方からのご支持をいただき、創刊10周年!
われわれはいったいどこに立っているのか、どこへ行こうとしているのか。われわれは先の見えない混沌の中にいる。今こそ、世界史のダイナミズムのうちに、みずからが存在していることを自覚しなければならない。学問の真の目的は、現実をどう認識するか、にある。しかし現実は、諸学の狭隘な視野を越えるトータルな知と、大地に立って物事の本質を掴む歴史意識において、はじめて姿を現すものなのである。今われわれが混沌の中にいるとすれば、それは、歴史に向かいあう主体のあり方を顕示する学の不在を示している。必要なのは、学の総合と、学における歴史意識の回復である。そして、それは作り手と読み手の問題意識、現実認識、すなわち歴史認識が、より直接的に反映されうる総合誌においてこそ、試みられるにふさわしい企図であろう。現実を、歴史を、「全体」として捉えるようなトータルな知をこの雑誌で提示していきたい。
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