プラスチックス 2017年6月号 (発売日2017年06月05日) 表紙
  • 雑誌:プラスチックス
  • 出版社:日本工業出版
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月5日
  • 参考価格:1,628円
プラスチックス 2017年6月号 (発売日2017年06月05日) 表紙
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プラスチックス 2017年6月号 (発売日2017年06月05日)

日本工業出版
特大号「統計でみるプラスチック産業の一年~2016年プラスチック産業統計資料集~」

プラスチックス 2017年6月号 (発売日2017年06月05日)

日本工業出版
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目次

■特集:統計でみるプラスチック産業の一年~2016年プラスチック産業統計資料集~
2016年のプラスチック産業は、円高の影響もあり、原材料・製品ともに輸入量は増加しているものの、輸入金額は減少。一方、輸出金額は原材料・製品ともに減少という結果になりました。本特集では主要樹脂および製品の2016年の動きをまとめて頂きました。

○JPIF2016年統計資料集/概況/日本プラスチック工業連盟/岸村小太郎
わが国のプラスチック原材料生産量は前年比 △0.8%の10,753千トン。前年の円安基調から円高傾向に推移したため、原材料の輸出量は前年比で大きな伸びは見られないのに対し、輸入量は前年比 7.5%増。国内消費量は、原材料では前年比とほぼ同じ。製品では 1.0%増となった。

○ポリエチレン/石油化学工業協会/飛田利雄
前年に続いてエチレン製造装置(1系列)の停止に伴い原料エチレンの供給に制限がある中、低密度ポリエチレンの生産及び国内向けの出荷はほぼ前年並みの水準。輸出は出荷が国内向けに偏ったこともあり大幅に減少。一方、低密度ポリエチレンプラントで併産されるエチレン酢酸ビニルコポリマーの生産は増加し、出荷では国内向けが減少したのに対して輸出が増加。また、高密度ポリエチレンの生産は前年比で減少したものの国内出荷は微減にとどまった。輸出は低密度ポリエチレンと同様に減少した。

○ポリプロピレン/石油化学工業協会/飛田利雄
ポリプロピレンの生産は、2012年以降増加が続いてきたが、2016年の生産はやや減少。これに対して、国内出荷はメインの出荷分野である射出成形分野のうち工業部品、雑貨向けが増加するとともにフィルム分野等の出荷が増加し、国内向け全体でも前年を上回る。この一方で、輸出はポリエチレンと同様に大幅に減少した。

○ポリスチレン樹脂/日本スチレン工業会/後藤英明
2016年の生産・出荷は前年を上回った。国内出荷と輸入品を含めた国内総需要でも前年より増加し、69.4万トンとなった。今後の代替品の影響等懸念される中、新規用途開発が重要となる。また、稼働率も高く工場の安定操業継続の重要さも増している。

○ABS樹脂/編集部
2016年ABS樹脂出荷実績36万9,502トン、前年比103.3%。このうち国内用途が61.3%を占める。国内用途別出荷実績を見ると、全体の約1/4を占める車両用途は例年通り微増している。

○塩化ビニル樹脂/塩ビ工業・環境協会/長縄肇志
2016年の塩ビの国内出荷量は100万トン台を維持、輸出はインド向けを中心に好調で前年を上回る実績となった。建築・土木分野において住宅着工件数が前年より増加し需要を確保した他、土木シート、樹脂窓などが増加した。

○メタクリル樹脂/石油化学工業協会/飛田利雄
MMAモノマーの生産は、前年に対して定期修理の系列数が少なめであったが、原料面での制約もあり生産は前年並み、国内向けの出荷は増加となったが、輸出は大幅な減少。ポリマー(板関係、成形材料)では、生産、出荷とも前年を下回る。海外生産拠点との連携が進み、板関係では輸出は減少するも成形材料は増加した。これと同時に輸入ではモノマー、ポリマーとも2015年から輸入が増える傾向である。

○ポリエチレンテレフタレート/ポリマーテク研究所/葭原 法
経産省化学工業統計によると、2016年の繊維用途を除いたポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂生産量は、約41.8万トンと前年比で2.95%減少した。前年比で、フィルム・シート成形用はやや増大したが、容器用は減少した。輸入量が国内生産量をはるかに超えている。PET樹脂の需給関係に、輸出入品やリサイクル品が大きな影響を持っている。

○ポリカーボネート樹脂コベストロジャパン㈱/福井博之/Covestro LLC/Ignacio Osio
ポリカーボネート樹脂の最近のマーケット動向と、今後の期待される用途に対する当社の取り組みを紹介する。

○液晶ポリマー/上野製薬㈱/杉山直志
液晶ポリマー(LCP)は近年の電気電子分野の進化・拡大に伴い伸張してきたエンジニアリングプラスチックスである。本稿では最近の需要動向について、市場からの情報を例に解説する。また技術動向については当社の取り組みをもとに紹介する。

○変性ポリフェニレンエーテル/三菱エンジニアリングプラスチックス㈱/星野哲也
変性PPEの2016年の国内市場は3万5,000トン。2017年も自動車部品用途及び円安に支えられ、国内市場は横ばいで推移すると思われる。世界市場については、2016年は34万1,500トン(見込)。前年に引続き自動車関連が堅調であった。

○ポリアセタール/ポリプラスチックス㈱/宮本康満
ポリアセタールの需給動向について、日本国内および新興国のデマンド推移を調査すると共に、最近の新規建設状況等から需給バランスを推定する。また、直近の新規マーケットの注目されているトピックスについて紹介する。

○ふっ素樹脂/編集部
ふっ素樹脂の2016年の国内生産量は28,374トン。国内出荷は27,648トン、輸入8,733トン、輸出20,601トンとなった。内需が前年比15%伸長している。産業別にみると電気機械器具と38%を占めており、一般機械器具、輸送機械器具がそれに続く。

○塩化ビニル製品/日本ビニル工業会/鈴木 環/塩化ビニル管・継手協会/後藤雄一郎
塩化ビニル製品のうち、軟質塩化ビニル製品、硬質塩化ビニル板、および硬質ビニル管・継手の2016年の状況について述べる。

○ポリオレフィンフィルム/日本ポリオレフィンフィルム工業組合/丸山 清
2016年におけるポリオレフィンフィルムフィルムは、低密度ポリエチレンフィルムが30万532トン、高密度ポリオレフィンフィルムが17万9,095トン、ポリプロピレンフィルムは、6,896トンで対前年比98.0%になっている。

○ポリプロピレンフィルム/編集部
2016年は、延伸ポリプロピレンフィルムは内需が23万9,839トン。輸出5,515トンで前年比5.4%増。合計24万5,354トンで前年比4.7%増。無延伸ポリプロピレンフィルムは内需が15万3,555トン。輸出5,638トンで前年比9%増。合計15万9,193トンで前年比1.4%増であった。

○発泡製品/ウレタンフォーム工業会/大川栄二/発泡スチレンシート工業会/山崎純平
発泡製品のうち、ポリウレタンフォームおよび発泡スチレンフォームの2016年実績について述べる。

○PETボトル/PETボトルリサイクル推進協議会/末永寿彦
PETボトル用の樹脂需要は、2015年暦年67.7万トンで対前年比3.8%増。これは清涼飲料(2.8%増)および調味料関係(特定調味料:24.8%増、調味料:193%増)の好調によるものであった。2015年度のPETボトルリサイクル率は86.9%と目標値(85%以上維持)を達成し、引続き世界トップレベルのリサイクル率を維持している。

○発泡スチロール発泡スチロール協会/武田導弘
2016年の発泡スチロール原料樹脂の出荷量は、前年比96.6%であった。弱電分野やクッション用途などのその他分野で需要増となったものの、主力分野である水産分野の減少に歯止めがかからない状況が続いている。

○電線・ケーブル日本電線工業会/星野久子
被覆電線・ケーブルの2016年の出荷量は50万3,000トン。銅電線出荷推移とプラスチックの消費推移は密接な関係があり環境への配慮からポリエチレンの増加、耐燃性ポリエチレンを使用したEM電線・ケーブルの出荷量増加、その反面の塩化ビニルの減少などが目に付く。

○炭素繊維/編集部
日本化学繊維協会炭素繊維協会委員会の調べによると、2015年の炭素繊維出荷量は20,686トン。期中では上期、下期ともに前年同期を上回った。分野別にみると国内出荷は航空宇宙、産業用がいずれも2桁増。輸出はスポーツ用が2年連続で減少したものの、全体で前年比6.5%増加した。

○可塑剤/可塑剤工業会/山崎英夫
2016年の可塑剤は、生産量としては、25万4,232トンで前年比0.8%減少、出荷量としては26万531トンで前年比0.8%増加した。出荷量がわずかながら伸びた要因は、住宅着工や自動車の国内生産が底堅く推移し、塩ビ樹脂向けに出荷が堅調であったことが考えられる。

○廃プラスチックの処理/プラスチック循環利用協会/半場雅志
2015年の廃プラ総排出量は915万トンで前年に比べ11万トン(-1.1%)減少した。廃プラスチックの有効利用率は、マテリアル、ケミカル、サーマルリサイクルの比率がそれぞれ22%、4%、57%と全体で前年と同等の83%であった。

■一般記事
○〈解説〉粘弾性考慮による射出成形時の残留応力解析/東レエンジニアリング㈱/百済 彰・光畑晴彦
○3Dプリンターを援用した無閉塞型マイクロ水車の開発/名古屋大学/内山知実
○真空圧空成形用プラグ材料の特徴と適用効果/成光産業㈱/梅木義則
■連載
○大自然を科楽する 第14回/青野哲士
○プラスチック成形における不安定流動の制御 第50回/藤山ポリマーリサーチ/藤山光美
○プラスチック材料読本・分子量と引張り強さからの新解釈 第20回/(元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ/安永茂樹
○続プラスチック技術者のための特許講座 第5回/ポリマー技術コンサルタント/鷲尾裕之
○レオロジー入門の入門 第7回/上田レオロジー評価研究所/上田隆宣
○これ、プラスチックで作りました 第12回/㈱アイデアチューブ/萩原秀之
○助っ人工業デザイナーの独り言 第35回/鈴木英夫
○徹底取材!プラスチック業界企業の先進取り組み事例 第3回/知財経営研究社/松平竹央
○のぞいてみよう、バイオミメティクス 第1回/(国研)物質・材料研究機構/不動寺浩/浜松医科大学/針山孝彦

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樹脂の動向・展望、また樹脂別生産・出荷などの統計資料等のベーシックな情報をはじめ、成形加工技術での、射出成形、ブロー成形、押出成形におけるシステム、成形機の研究・開発等に注目し、それらの技術解説を幅広く紹介。また、環境・省エネルギー問題、海外のプラスチックの現状、展示会にも焦点を当て編集。技術者の疑問解消やスキルアップに繋がる基礎から学べる講座、わかり易い法令・規格解説、日本プラスチック工業連盟ニュースなど、プラスチックにたずさわる技術者や組織にとって役立つ様々な情報をご提供いたします。

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