目次
■特集:2021年プラスチック産業の展望
世界は今、新型コロナウイルス感染症と共存しつつ発展を図る時代に突入しました。こんな中、プラスチックがどのように社会貢献できるかに注目が集まっています。本特集では、現在のプラスチック産業の展望および主要樹脂の現況を紹介して頂きました。
○2021年 年頭挨拶/日本プラスチック工業連盟/岩田圭一
○2021年プラスチック産業の展望/日本プラスチック工業連盟/加藤英仁
国内プラスチック原材料の生産は、1997年に過去最高となる1,522万トンを達成した後、2014年以降は1,060~1,100万トンといったピーク時の7割程度で推移している。本稿では、2020年のわが国のプラスチック産業の動向、日本に大きな影響を与えている中国の輸出入の状況、2021年の課題と展望について記す。
○ポリエチレン/ダウ・ケミカル日本㈱/村山 亜希・王 凡集・宮下真一
わが国におけるポリエチレン樹脂の生産能力、エチレン・酢ビコポリマー(EVA)を除く、高密度ポリエチレン(HDPE)、 低密度ポリエチレン (LDPE)、 直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)の3種類需要と供給状況、技術動向、用途展開、リサイクル性の改善や、二酸化炭素の排出量削減等の環境問題に対応する活動を紹介する。
○ポリスチレン/DIC㈱/藤平 衛
ポリスチレン(PS)は、5大汎用樹脂に挙げられる非晶性ポリマーで、透明性、成形加工性等に優れた材料として、食品包装容器、家電製品、建材等幅広い用途で使用されている。本稿では、PSの需要動向、業界動向、技術動向、環境対策と安全性、今後の展望について述べる。
○ポリプロピレン/㈱プリディクション郷事務所/郷 茂夫
2020年はコロナ禍に罹災し、ポリプロピレン出荷量は大きい減退が見込まれる。新増設は中国を中心に依然活発であり、国内では10年ぶりに新プラントができた。国内を含め低下した需要の回復が始まっているが先行きは不透明である。プラ廃棄物問題は厳しい規制の中で、レジンメーカー、ユーザー、リサイクル業者の協業が進んでいる。
○塩化ビニル樹脂/塩ビ工業・環境協会/内田陽一
塩化ビニル樹脂とその製品に関して、国内外の市場動向、主な技術動向(樹脂サッシ、リサイクル)、環境対策・安全問題、及び新型コロナウイルス感染予防対策に関連する塩ビ製品についてまとめた。
○ポリカーボネート/住化ポリカーボネート㈱/岡田耕治
ポリカーボネート樹脂の市況は、特に汎用品では中国域内で需給がバランスし、今後輸出に転じることも想定される。一方、ポリカーボネートに機能性を付与した高付加価値品に関しては、電気電子分野および自動車分野を中心に今後も堅調な需要が見込まれる。“コロナ、安心、安全” をキーワードに上記概要をまとめる。
○ポリアミド/宇部興産㈱/岩田善郎
ポリアミド樹脂は機械的特性、耐熱性、耐薬品性などに優れた汎用エンプラ樹脂である。需給動向、自動車/電気電子/押出用途を中心とした技術開発動向、循環型社会への流れを踏まえた環境対策や安全問題への対応に関する最新動向、及び今後の展望をまとめた。
○フェノール樹脂/住友ベークライト㈱/大西 治
フェノール樹脂は長い実績に裏付けされた信頼性の高いプラスチックとして、工業樹脂用途、成形材料、積層板などのさまざまな分野に使用されている。本稿では、工業用フェノール樹脂及び成形材料を中心に代表的な用途の動向について述べる。
○ふっ素樹脂/AGC㈱/堀江百合
ふっ素樹脂について、市場動向と技術動向、環境対応を中心にまとめた。半導体需要の回復と共に、長期的にはふっ素樹脂需要は今後も拡大する見通しである。環境規制に対する各国の動きに注意しつつ、今後も積極的な用途展開を図っていくことが望まれる。
○バイオプラスチック/日本バイオプラスチック協会/横尾真介
世界的な環境意識の高まりや循環型社会の成立を目指す動きにより、拡大期に入ったバイオプラスチック(生分解性プラスチックとバイオマスプラスチック)の動向について紹介する。
○炭素繊維/東レ㈱/大皷 寛
ポリアクリロニトリル(PAN)系炭素繊維は、当社が量産化に世界で初めて成功し、量産技術と活用技術の革新を進めた結果、航空機用へと拡大した。本稿では炭素繊維の現況を紹介する。
○繊維強化プラスチック(FRP)の動向と展開/FRP Consultant㈱/吉田州一郎
技術トレンド、諸外国間の外交問題、感染症の拡大といった複合要因で急速に変化する産業構造や社会状況における、FRPの近年技術動向を紹介し、それらを踏まえFRPという材料が今後果たしていくべき役割について提言を行う。
■一般記事
○[解説]コンパウンド市場、2019年は自動車減産により縮小も、2023年に向け拡大/㈱富士経済
○[解説]FRP成形材料の硬化測定装置/㈲シスコム/森下春雄
■連載
○編集の眼 廃ビニール傘を用い雨模様のシートを開発/㈱モンドデザイン/編集部
○大自然を科楽する 第57回/青野哲士 78
○プラスチック成形における不安定流動の制御 第84回/藤山ポリマーリサーチ/藤山光美
○トヨタ生産方式をプラスチック成形に応用しよう 第4回/技術オフィス Tech–T/高原忠良
○これ、プラスチックで作りました 第36回/山科精器㈱/保坂 誠
○助っ人工業デザイナーの独り言 第67回/㈱H&Adesigners/鈴木英夫
○のぞいてみよう、バイオミメティクス 第20回/関西大学/青柳誠司
○世界のバイオプラスチックは今 第37回/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲
世界は今、新型コロナウイルス感染症と共存しつつ発展を図る時代に突入しました。こんな中、プラスチックがどのように社会貢献できるかに注目が集まっています。本特集では、現在のプラスチック産業の展望および主要樹脂の現況を紹介して頂きました。
○2021年 年頭挨拶/日本プラスチック工業連盟/岩田圭一
○2021年プラスチック産業の展望/日本プラスチック工業連盟/加藤英仁
国内プラスチック原材料の生産は、1997年に過去最高となる1,522万トンを達成した後、2014年以降は1,060~1,100万トンといったピーク時の7割程度で推移している。本稿では、2020年のわが国のプラスチック産業の動向、日本に大きな影響を与えている中国の輸出入の状況、2021年の課題と展望について記す。
○ポリエチレン/ダウ・ケミカル日本㈱/村山 亜希・王 凡集・宮下真一
わが国におけるポリエチレン樹脂の生産能力、エチレン・酢ビコポリマー(EVA)を除く、高密度ポリエチレン(HDPE)、 低密度ポリエチレン (LDPE)、 直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)の3種類需要と供給状況、技術動向、用途展開、リサイクル性の改善や、二酸化炭素の排出量削減等の環境問題に対応する活動を紹介する。
○ポリスチレン/DIC㈱/藤平 衛
ポリスチレン(PS)は、5大汎用樹脂に挙げられる非晶性ポリマーで、透明性、成形加工性等に優れた材料として、食品包装容器、家電製品、建材等幅広い用途で使用されている。本稿では、PSの需要動向、業界動向、技術動向、環境対策と安全性、今後の展望について述べる。
○ポリプロピレン/㈱プリディクション郷事務所/郷 茂夫
2020年はコロナ禍に罹災し、ポリプロピレン出荷量は大きい減退が見込まれる。新増設は中国を中心に依然活発であり、国内では10年ぶりに新プラントができた。国内を含め低下した需要の回復が始まっているが先行きは不透明である。プラ廃棄物問題は厳しい規制の中で、レジンメーカー、ユーザー、リサイクル業者の協業が進んでいる。
○塩化ビニル樹脂/塩ビ工業・環境協会/内田陽一
塩化ビニル樹脂とその製品に関して、国内外の市場動向、主な技術動向(樹脂サッシ、リサイクル)、環境対策・安全問題、及び新型コロナウイルス感染予防対策に関連する塩ビ製品についてまとめた。
○ポリカーボネート/住化ポリカーボネート㈱/岡田耕治
ポリカーボネート樹脂の市況は、特に汎用品では中国域内で需給がバランスし、今後輸出に転じることも想定される。一方、ポリカーボネートに機能性を付与した高付加価値品に関しては、電気電子分野および自動車分野を中心に今後も堅調な需要が見込まれる。“コロナ、安心、安全” をキーワードに上記概要をまとめる。
○ポリアミド/宇部興産㈱/岩田善郎
ポリアミド樹脂は機械的特性、耐熱性、耐薬品性などに優れた汎用エンプラ樹脂である。需給動向、自動車/電気電子/押出用途を中心とした技術開発動向、循環型社会への流れを踏まえた環境対策や安全問題への対応に関する最新動向、及び今後の展望をまとめた。
○フェノール樹脂/住友ベークライト㈱/大西 治
フェノール樹脂は長い実績に裏付けされた信頼性の高いプラスチックとして、工業樹脂用途、成形材料、積層板などのさまざまな分野に使用されている。本稿では、工業用フェノール樹脂及び成形材料を中心に代表的な用途の動向について述べる。
○ふっ素樹脂/AGC㈱/堀江百合
ふっ素樹脂について、市場動向と技術動向、環境対応を中心にまとめた。半導体需要の回復と共に、長期的にはふっ素樹脂需要は今後も拡大する見通しである。環境規制に対する各国の動きに注意しつつ、今後も積極的な用途展開を図っていくことが望まれる。
○バイオプラスチック/日本バイオプラスチック協会/横尾真介
世界的な環境意識の高まりや循環型社会の成立を目指す動きにより、拡大期に入ったバイオプラスチック(生分解性プラスチックとバイオマスプラスチック)の動向について紹介する。
○炭素繊維/東レ㈱/大皷 寛
ポリアクリロニトリル(PAN)系炭素繊維は、当社が量産化に世界で初めて成功し、量産技術と活用技術の革新を進めた結果、航空機用へと拡大した。本稿では炭素繊維の現況を紹介する。
○繊維強化プラスチック(FRP)の動向と展開/FRP Consultant㈱/吉田州一郎
技術トレンド、諸外国間の外交問題、感染症の拡大といった複合要因で急速に変化する産業構造や社会状況における、FRPの近年技術動向を紹介し、それらを踏まえFRPという材料が今後果たしていくべき役割について提言を行う。
■一般記事
○[解説]コンパウンド市場、2019年は自動車減産により縮小も、2023年に向け拡大/㈱富士経済
○[解説]FRP成形材料の硬化測定装置/㈲シスコム/森下春雄
■連載
○編集の眼 廃ビニール傘を用い雨模様のシートを開発/㈱モンドデザイン/編集部
○大自然を科楽する 第57回/青野哲士 78
○プラスチック成形における不安定流動の制御 第84回/藤山ポリマーリサーチ/藤山光美
○トヨタ生産方式をプラスチック成形に応用しよう 第4回/技術オフィス Tech–T/高原忠良
○これ、プラスチックで作りました 第36回/山科精器㈱/保坂 誠
○助っ人工業デザイナーの独り言 第67回/㈱H&Adesigners/鈴木英夫
○のぞいてみよう、バイオミメティクス 第20回/関西大学/青柳誠司
○世界のバイオプラスチックは今 第37回/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲
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