目次
◆年頭挨拶/日本プラスチック工業連盟/岩田圭一
■特集:2023年プラスチック産業の展望
2022年を振り返ると、繰り返す新型コロナウイルス感染症の拡大に加え、冬に勃発したロシアのウクライナ侵攻。プラスチックを始めとする化学業界も大きな影響を受けました。本特集では、2023年のプラスチック産業の展望および主要樹脂の現況を紹介して頂きました。
○2023年プラスチック産業の展望/日本プラスチック工業連盟/加藤英仁
国内におけるプラスチック原材料の生産量は、 2014年以降は 1,060万~1, 100万トンとピーク時の7割前後の水準で推移し、 2020年はコロナウイルスの影響により 1,000万トンを切ったが、 2021年は 1,045万トンまで回復した。本稿では、 2022年の国内プラスチック産業の動向、日本に大きな影響を与える中国の輸出入の状況、 2023年のプラ工連の取り組みについて記す。
○ポリエチレン/ダウ・ケミカル日本㈱/宮下真一・杜 暁黎
日本におけるポリエチレン( PE)の生産能力およびエチレン・酢ビコポリマー(E VA)を除く、高密度PE( HDPE)、低密度P E( LDPE)、直鎖状低密度P E( LLDPE)の、3種類の需要と供給状況、技術動向、用途展開、リサイクル性の改善や、二酸化炭素排出量削減等の環境問題に対応する活動を紹介する。
○ポリスチレン/PSジャパン㈱/奥村 仁
ポリスチレンは5大汎用樹脂の一つとして数えられ、機械的強度及び成形加工性に優れたコストパフォーマンスの高い素材として、幅広い用途で使用されている。本稿では、ポリスチレンの需要動向、技術動向、環境対策・安全性、今後の展望について述べる。
○ポリプロピレン/㈱プリディクション郷事務所/郷 茂夫
2020年から3年間、コロナ禍、貿易制裁、中国経済の減退、ロ・ウ紛争、自然災害等により石化、ポリオレフィン産業も影響を被った。ポリオレフィン需要と生産は 2020年に低下、 2021年はほぼ回復したが、 2022年は再び悪化する見込みである。一方、ポリプロピレンプラントの新増設は依然勢いがあり、過去3年間で増設は 41系列、増設量は 1,500万トンに及ぶ。世界の需給を左右する中国のP P輸入量が 2021、 2022年と低下し、中国のネット PP消費量も低下する見込みである。脱炭素下のプラリサイクル問題では、日欧米で積極的な取り組みが進んでおり、てケミカルリサイクルが重要な位置づけとなってきている。
○塩化ビニル樹脂/塩ビ工業・環境協会/横山泰三
塩化ビニル樹脂(塩ビ)は耐久性に優れることから建材を中心とする長期間使用する製品に使用されており、適材適所の使い方で社会に貢献している。本稿ではプラスチックを取り巻く環境が厳しさを増す中、塩ビの市場動向、技術動向、環境課題を通して、今後の塩ビのあるべき姿を考える。
○ポリアミド/UBE㈱/和田秀作
ポリアミド樹脂は機械的特性、耐熱性、耐薬品性等に優れた汎用エンジニアリングプラスチック樹脂である。需給動向、自動車/電気・電子/押出用途を中心とした技術開発動向、循環型社会への対応や安全問題に関する最新動向、および今後の展望についてまとめた。
○フェノール樹脂/住友ベークライト㈱/雑村史高
フェノール樹脂は長い実績に裏付けされた信頼性の高いプラスチックとして、工業樹脂用途、成形材料などのさまざまな分野に使用されている。環境に配慮しつつ機能性も向上させた新しい製品開発が行われており、それらの技術動向などについて述べる。
○エポキシ樹脂/㈱ADEKA 玉祖健一
エポキシ樹脂は、分子構造の設計や硬化剤との組合せによりさまざまな特性を引き出すことが可能である。そのため、多彩な用途に使用されている。本稿では、エポキシ樹脂の業界・市場動向、技術動向そして環境対策・安全問題への対応について紹介する。
○バイオプラスチック/日本バイオプラスチック協会/横尾真介
バイオプラスチックをめぐる環境は大きく動いている。国は 2030年度までに 200万トン導入するという目標を立て政策を打ち出している。世界でもバイオプラスチックを導入する動きは加速しており、さらなる市場の拡大が予想されている。
○繊維強化プラスチック/FRP Consultant㈱/吉田州一郎
強化繊維とマトリックス樹脂を組み合わせた複合材料のFRP。激動の数年を経た業界の現況と向かう方向とは。市場変動という客観的情報に加え、 FRPに関する幅広い領域の事例について技術的内容を盛り込みながら紹介した上で、 FRP業界の今後について考察する。
○炭素繊維/東レ㈱/佐野健太郎
ポリアクリロニトリル(P AN)系炭素繊維は、当社が量産化に世界で初めて成功し、量産技術と活用技術の革新が進み、適用用途も拡大している。本稿では、需要動向や適用用途に加え、炭素繊維、マトリックス樹脂、中間基材、成形法の観点から技術動向をまとめた。
■連載
○大自然を科楽する 第81回/青野哲士
○強さ・耐久性の重合度依存性を可視化(後編)/(元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ/安永茂樹
○世界のバイオプラスチックは今 第59回/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲
○プラスチック成形における不安定流動の制御 第99回/藤山ポリマーリサーチ/藤山光美
○繊維強化プラスチック短信 第15回/ FRP Consultant㈱/吉田州一郎
○助っ人工業デザイナーの独り言 第84回/㈱H&Adesigners/鈴木英夫
■特集:2023年プラスチック産業の展望
2022年を振り返ると、繰り返す新型コロナウイルス感染症の拡大に加え、冬に勃発したロシアのウクライナ侵攻。プラスチックを始めとする化学業界も大きな影響を受けました。本特集では、2023年のプラスチック産業の展望および主要樹脂の現況を紹介して頂きました。
○2023年プラスチック産業の展望/日本プラスチック工業連盟/加藤英仁
国内におけるプラスチック原材料の生産量は、 2014年以降は 1,060万~1, 100万トンとピーク時の7割前後の水準で推移し、 2020年はコロナウイルスの影響により 1,000万トンを切ったが、 2021年は 1,045万トンまで回復した。本稿では、 2022年の国内プラスチック産業の動向、日本に大きな影響を与える中国の輸出入の状況、 2023年のプラ工連の取り組みについて記す。
○ポリエチレン/ダウ・ケミカル日本㈱/宮下真一・杜 暁黎
日本におけるポリエチレン( PE)の生産能力およびエチレン・酢ビコポリマー(E VA)を除く、高密度PE( HDPE)、低密度P E( LDPE)、直鎖状低密度P E( LLDPE)の、3種類の需要と供給状況、技術動向、用途展開、リサイクル性の改善や、二酸化炭素排出量削減等の環境問題に対応する活動を紹介する。
○ポリスチレン/PSジャパン㈱/奥村 仁
ポリスチレンは5大汎用樹脂の一つとして数えられ、機械的強度及び成形加工性に優れたコストパフォーマンスの高い素材として、幅広い用途で使用されている。本稿では、ポリスチレンの需要動向、技術動向、環境対策・安全性、今後の展望について述べる。
○ポリプロピレン/㈱プリディクション郷事務所/郷 茂夫
2020年から3年間、コロナ禍、貿易制裁、中国経済の減退、ロ・ウ紛争、自然災害等により石化、ポリオレフィン産業も影響を被った。ポリオレフィン需要と生産は 2020年に低下、 2021年はほぼ回復したが、 2022年は再び悪化する見込みである。一方、ポリプロピレンプラントの新増設は依然勢いがあり、過去3年間で増設は 41系列、増設量は 1,500万トンに及ぶ。世界の需給を左右する中国のP P輸入量が 2021、 2022年と低下し、中国のネット PP消費量も低下する見込みである。脱炭素下のプラリサイクル問題では、日欧米で積極的な取り組みが進んでおり、てケミカルリサイクルが重要な位置づけとなってきている。
○塩化ビニル樹脂/塩ビ工業・環境協会/横山泰三
塩化ビニル樹脂(塩ビ)は耐久性に優れることから建材を中心とする長期間使用する製品に使用されており、適材適所の使い方で社会に貢献している。本稿ではプラスチックを取り巻く環境が厳しさを増す中、塩ビの市場動向、技術動向、環境課題を通して、今後の塩ビのあるべき姿を考える。
○ポリアミド/UBE㈱/和田秀作
ポリアミド樹脂は機械的特性、耐熱性、耐薬品性等に優れた汎用エンジニアリングプラスチック樹脂である。需給動向、自動車/電気・電子/押出用途を中心とした技術開発動向、循環型社会への対応や安全問題に関する最新動向、および今後の展望についてまとめた。
○フェノール樹脂/住友ベークライト㈱/雑村史高
フェノール樹脂は長い実績に裏付けされた信頼性の高いプラスチックとして、工業樹脂用途、成形材料などのさまざまな分野に使用されている。環境に配慮しつつ機能性も向上させた新しい製品開発が行われており、それらの技術動向などについて述べる。
○エポキシ樹脂/㈱ADEKA 玉祖健一
エポキシ樹脂は、分子構造の設計や硬化剤との組合せによりさまざまな特性を引き出すことが可能である。そのため、多彩な用途に使用されている。本稿では、エポキシ樹脂の業界・市場動向、技術動向そして環境対策・安全問題への対応について紹介する。
○バイオプラスチック/日本バイオプラスチック協会/横尾真介
バイオプラスチックをめぐる環境は大きく動いている。国は 2030年度までに 200万トン導入するという目標を立て政策を打ち出している。世界でもバイオプラスチックを導入する動きは加速しており、さらなる市場の拡大が予想されている。
○繊維強化プラスチック/FRP Consultant㈱/吉田州一郎
強化繊維とマトリックス樹脂を組み合わせた複合材料のFRP。激動の数年を経た業界の現況と向かう方向とは。市場変動という客観的情報に加え、 FRPに関する幅広い領域の事例について技術的内容を盛り込みながら紹介した上で、 FRP業界の今後について考察する。
○炭素繊維/東レ㈱/佐野健太郎
ポリアクリロニトリル(P AN)系炭素繊維は、当社が量産化に世界で初めて成功し、量産技術と活用技術の革新が進み、適用用途も拡大している。本稿では、需要動向や適用用途に加え、炭素繊維、マトリックス樹脂、中間基材、成形法の観点から技術動向をまとめた。
■連載
○大自然を科楽する 第81回/青野哲士
○強さ・耐久性の重合度依存性を可視化(後編)/(元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ/安永茂樹
○世界のバイオプラスチックは今 第59回/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲
○プラスチック成形における不安定流動の制御 第99回/藤山ポリマーリサーチ/藤山光美
○繊維強化プラスチック短信 第15回/ FRP Consultant㈱/吉田州一郎
○助っ人工業デザイナーの独り言 第84回/㈱H&Adesigners/鈴木英夫
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