目次
■特集:射出成形テクノロジー2023
プラスチック成形のメインストリームである射出成形は、本産業の拡大とともに発展し社会に貢献してきました。本特集では今注目の射出成形技術と装置、材料について紹介して頂きました。(編集部)
○熱硬化性樹脂を用いた大型射出部品成形技術の特徴と事例/住友ベークライト㈱/中井戸宙
当社ではこれまでに小型部品で培ってきた要素技術をもとに、大型部品の樹脂化を目指してきた。本稿では、今後の熱硬化性樹脂での大型部品樹脂化に向けて開発した熱硬化性成形材料および成形技術、熱硬化性樹脂の流動―構造連成解析技術に関して紹介する。
○ナノ構造体と自己柱状成膜による広角の低反射性と防曇性を兼ね備えた光学部材/産業技術総合研究所/栗原一真/東亜電気工業㈱/福井博章
ナノ構造転写成形技術と開発した自己柱状成膜技術を融合することで、反射防止光学特性は、従来の入射角:約40度(視感反射率1%以下)から、入射角60度まで向上でき、従来より優れた低反射特性を実現した。また、新水膜を成膜することによって、300日間にわたって長期の親水性が維持できる事を示した。本稿では、これら技術について述べる。
○圧電セラミック振動素子と3D射出成形技術の親和性/京セラ㈱/岩崎 淳・濱田和也/カラツ・グローバル・コンサルティング/唐津精一
HAPTIVITY® iは京セラの特許技術HAPTIVITY®とTactoTek社の特許技術IMSE®を統合した技術である。この技術は触感再現機能を搭載しながら、製品を薄型軽量化できるという相乗効果が期待される。われわれは、この新技術を用いた新しいHMIデバイスの開発により、新しい価値の創造をめざしている。
○ベント式成形技術の現況/㈱日本油機/髙橋仁人
ベント式可塑化ユニットはシリンダ中間あたりにベントと呼ばれる孔を設け樹脂を溶かす過程において発生するガス・水分を外に排出できる。乾燥無しで成形することで省エネになり、CO2排出を削減できる。概要や特徴、成形例と適用効果などについて技術動向をまとめた。
○ガス抜き部品を用いた成形性向上の事例/㈱プラモール精工/脇山高志
ガス抜きピン『ガストース』は排気面積に対して排気能力が圧倒的に優れている。ガストースを使用することで低圧成形が容易に実現できる。成形機のダウンサイジング、流動解析によるガス抜き位置の見える化、更に瞬間吸引も可能になった。
○2プラテン射出成形機における発泡成形制御技術/UBEマシナリー㈱/川崎 衛
ガスを媒体とした射出発泡成形法は、カーボンニュートラルの視点から今後更なる活用拡大が見込まれる。発泡成形品質向上のため、2プラテン式型締機構の最新鋭電動機emⅢシリーズに対して新たに開発したコアバック機能の特徴・性能を紹介する。
○生分解性プラスチックによる薄肉容器の成形/住友重機械工業㈱/稲田雄一
近年の環境問題に対するソリューションとして、生分解性プラスチックによる薄肉容器の成形を、住友射出成形機プライベートショー2022にて、薄肉容器専用機(SE280HSZ Packaging spec.)で展示した。本稿では、その展示内容について紹介する。
○2プラテン式超大型電動射出成形機の特長/㈱日本製鋼所/高山聡介
当社は大型プラスチック製品に対応した超大型電動射出成形機J-Fシリーズをラインアップしている。電動化と2プラテン構造によるハイサイクル・コンパクトで精密かつ省エネな仕様であり、IoT技術にも対応した操作性・生産性・経済性の高い機械となっている。本稿ではその概要を紹介する。
○射出成形によるマーブル調模様の実現とスーパーエンプラへの適用/BASFジャパン㈱/貴田和広
従来技術を用いてのマーブル調模様の成形品実現には複雑な射出成形方法や特殊な材料を必要とする。通常品と比べると設備や材料面でのコストが増加し、なおかつ再現性に乏しい。BASF が開発した特許出願中の技術により、特殊な材料が不要となるだけでなく、一般的な射出成形機を用いてマーブル調模様の意匠性付与が従来よりも容易に、再現性良く実現される。
■一般記事
○〈解説〉環境に優しい異種接合技術の特徴と事例/輝創㈱/前田知宏
■連載
○大自然を科楽する 第84回/青野哲士
○成形材料の経時変化と耐用時間(下)/元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ/安永茂樹
○世界のバイオプラスチックは今 第62回/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲
○これ、プラスチックで作りました 第52回/満栄工業㈱/西山雄樹・栁川 優・大島帆乃
○繊維強化プラスチック短信 第18回/FRP Consultant㈱/吉田州一郎
○助っ人工業デザイナーの独り言 第86回/㈱H&Adesigners 鈴木英夫
■特別企画
○INTERMOLD2023東京/金型展2023 出展製品紹介
プラスチック成形のメインストリームである射出成形は、本産業の拡大とともに発展し社会に貢献してきました。本特集では今注目の射出成形技術と装置、材料について紹介して頂きました。(編集部)
○熱硬化性樹脂を用いた大型射出部品成形技術の特徴と事例/住友ベークライト㈱/中井戸宙
当社ではこれまでに小型部品で培ってきた要素技術をもとに、大型部品の樹脂化を目指してきた。本稿では、今後の熱硬化性樹脂での大型部品樹脂化に向けて開発した熱硬化性成形材料および成形技術、熱硬化性樹脂の流動―構造連成解析技術に関して紹介する。
○ナノ構造体と自己柱状成膜による広角の低反射性と防曇性を兼ね備えた光学部材/産業技術総合研究所/栗原一真/東亜電気工業㈱/福井博章
ナノ構造転写成形技術と開発した自己柱状成膜技術を融合することで、反射防止光学特性は、従来の入射角:約40度(視感反射率1%以下)から、入射角60度まで向上でき、従来より優れた低反射特性を実現した。また、新水膜を成膜することによって、300日間にわたって長期の親水性が維持できる事を示した。本稿では、これら技術について述べる。
○圧電セラミック振動素子と3D射出成形技術の親和性/京セラ㈱/岩崎 淳・濱田和也/カラツ・グローバル・コンサルティング/唐津精一
HAPTIVITY® iは京セラの特許技術HAPTIVITY®とTactoTek社の特許技術IMSE®を統合した技術である。この技術は触感再現機能を搭載しながら、製品を薄型軽量化できるという相乗効果が期待される。われわれは、この新技術を用いた新しいHMIデバイスの開発により、新しい価値の創造をめざしている。
○ベント式成形技術の現況/㈱日本油機/髙橋仁人
ベント式可塑化ユニットはシリンダ中間あたりにベントと呼ばれる孔を設け樹脂を溶かす過程において発生するガス・水分を外に排出できる。乾燥無しで成形することで省エネになり、CO2排出を削減できる。概要や特徴、成形例と適用効果などについて技術動向をまとめた。
○ガス抜き部品を用いた成形性向上の事例/㈱プラモール精工/脇山高志
ガス抜きピン『ガストース』は排気面積に対して排気能力が圧倒的に優れている。ガストースを使用することで低圧成形が容易に実現できる。成形機のダウンサイジング、流動解析によるガス抜き位置の見える化、更に瞬間吸引も可能になった。
○2プラテン射出成形機における発泡成形制御技術/UBEマシナリー㈱/川崎 衛
ガスを媒体とした射出発泡成形法は、カーボンニュートラルの視点から今後更なる活用拡大が見込まれる。発泡成形品質向上のため、2プラテン式型締機構の最新鋭電動機emⅢシリーズに対して新たに開発したコアバック機能の特徴・性能を紹介する。
○生分解性プラスチックによる薄肉容器の成形/住友重機械工業㈱/稲田雄一
近年の環境問題に対するソリューションとして、生分解性プラスチックによる薄肉容器の成形を、住友射出成形機プライベートショー2022にて、薄肉容器専用機(SE280HSZ Packaging spec.)で展示した。本稿では、その展示内容について紹介する。
○2プラテン式超大型電動射出成形機の特長/㈱日本製鋼所/高山聡介
当社は大型プラスチック製品に対応した超大型電動射出成形機J-Fシリーズをラインアップしている。電動化と2プラテン構造によるハイサイクル・コンパクトで精密かつ省エネな仕様であり、IoT技術にも対応した操作性・生産性・経済性の高い機械となっている。本稿ではその概要を紹介する。
○射出成形によるマーブル調模様の実現とスーパーエンプラへの適用/BASFジャパン㈱/貴田和広
従来技術を用いてのマーブル調模様の成形品実現には複雑な射出成形方法や特殊な材料を必要とする。通常品と比べると設備や材料面でのコストが増加し、なおかつ再現性に乏しい。BASF が開発した特許出願中の技術により、特殊な材料が不要となるだけでなく、一般的な射出成形機を用いてマーブル調模様の意匠性付与が従来よりも容易に、再現性良く実現される。
■一般記事
○〈解説〉環境に優しい異種接合技術の特徴と事例/輝創㈱/前田知宏
■連載
○大自然を科楽する 第84回/青野哲士
○成形材料の経時変化と耐用時間(下)/元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ/安永茂樹
○世界のバイオプラスチックは今 第62回/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲
○これ、プラスチックで作りました 第52回/満栄工業㈱/西山雄樹・栁川 優・大島帆乃
○繊維強化プラスチック短信 第18回/FRP Consultant㈱/吉田州一郎
○助っ人工業デザイナーの独り言 第86回/㈱H&Adesigners 鈴木英夫
■特別企画
○INTERMOLD2023東京/金型展2023 出展製品紹介
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商品情報・内容
- 出版社:日本工業出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月5日
■ 日本プラスチック工業連盟誌「プラスチックス」はプラスチック業界に役立つ本創りを目指して新創刊いたします。
樹脂の動向・展望、また樹脂別生産・出荷などの統計資料等のベーシックな情報をはじめ、成形加工技術での、射出成形、ブロー成形、押出成形におけるシステム、成形機の研究・開発等に注目し、それらの技術解説を幅広く紹介。また、環境・省エネルギー問題、海外のプラスチックの現状、展示会にも焦点を当て編集。技術者の疑問解消やスキルアップに繋がる基礎から学べる講座、わかり易い法令・規格解説、日本プラスチック工業連盟ニュースなど、プラスチックにたずさわる技術者や組織にとって役立つ様々な情報をご提供いたします。
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