目次
特集●Skin Rejuvenation
企画編集/黄 聖琥
<特集にあたって>
近年発展してきたレーザー・光・高周波機器を用いたskin rejuvenation治療は,表皮・真皮を同時に改善させていく画期的な治療といえる.私が美容皮膚診療に携わった2004年ごろはIPLやロングパルスNd:YAGレーザー治療が主体であり,その後,高周波や近赤外線治療,フラクショナル治療などが登場し,真皮やたるみ治療の選択肢が広がった.2008年ごろ登場したQスイッチNd:YAGレーザーによるトーニング治療は画期的であった.それまで肝斑治療に禁忌であったレーザー治療が,対症療法として世界中に認知されるようになった.そして2016年ごろよりピコ秒レーザーが登場し,skin rejuvenation治療の成績がさらに上がった.パルス発振式ニードルRFを用いた治療で,それまで警戒していた,レーザー治療によって色素脱失や肝斑を悪化させてしまう症例に,安全にskin rejuvenation治療をすすめていける可能性が広がった.
デバイス治療の発展によって,治療の成績は各段に上がったが,同時に画像診断による治療方針の立て方も治療成績を上げるのにとても重要である.とくにアジア人の表皮は,メラノサイトに強い刺激が加わることで,肝斑や色素沈着が悪化することになる.刺激の要因は,レーザー治療などによる医原性のものだけでなく,紫外線や物理的な刺激,年齢やアレルギー,ホルモンバランスなどの体質,さまざまな因子が複数関与している.これらの環境因子を整えながら,メラノサイトの活動性をコントロールし,治療方針を立てていくことが重要である.
この特集では,経験豊富な9人の先生方に執筆いただいている.〔I.基礎編〕では,表皮・真皮のそれぞれの病態生理,臨床につながる基礎知識について,詳しく概説いただいている.〔II.臨床編〕では,それぞれの先生に,実臨床で行っている治療について,症例写真も交えて詳しく論じていただいている.どの先生方も素晴らしい結果を出されているが,その結果を得るための治療戦略や機器の特徴をよく理解されている点が非常に興味深い.また最後に,現在美容皮膚診療をされている読者が恐らく気になる点,治療方針についていくつかの質問事項を設け,〔II.臨床編〕1~6章の6人の先生方に答えていただいている.本特集が,読者の日々の美容皮膚診療の一助になることを願う.
黄 聖琥(KO CLINIC & Lab 院長)
<目次>
〔I.基礎編〕
1.表皮のメカニズム―メラノサイトの制御に注目して―/船坂陽子
2.真皮の組織学的分析と加齢変化/今山修平
〔II.臨床編〕
1.当施設におけるSkin Rejuvenation治療について1/宮田成章
2.当施設におけるSkin Rejuvenation治療について2/中野俊二
3.当施設におけるSkin Rejuvenation治療について3/菅原 順
4.当施設におけるSkin Rejuvenation治療について4/奥 謙太郎
5.当施設におけるSkin Rejuvenation治療について5/朝日律子
6.当施設におけるSkin Rejuvenation治療について6/黄 聖琥
7.ニキビ,ニキビ痕治療を主体とするSkin Rejuvenation治療について/久田恭子
企画編集/黄 聖琥
<特集にあたって>
近年発展してきたレーザー・光・高周波機器を用いたskin rejuvenation治療は,表皮・真皮を同時に改善させていく画期的な治療といえる.私が美容皮膚診療に携わった2004年ごろはIPLやロングパルスNd:YAGレーザー治療が主体であり,その後,高周波や近赤外線治療,フラクショナル治療などが登場し,真皮やたるみ治療の選択肢が広がった.2008年ごろ登場したQスイッチNd:YAGレーザーによるトーニング治療は画期的であった.それまで肝斑治療に禁忌であったレーザー治療が,対症療法として世界中に認知されるようになった.そして2016年ごろよりピコ秒レーザーが登場し,skin rejuvenation治療の成績がさらに上がった.パルス発振式ニードルRFを用いた治療で,それまで警戒していた,レーザー治療によって色素脱失や肝斑を悪化させてしまう症例に,安全にskin rejuvenation治療をすすめていける可能性が広がった.
デバイス治療の発展によって,治療の成績は各段に上がったが,同時に画像診断による治療方針の立て方も治療成績を上げるのにとても重要である.とくにアジア人の表皮は,メラノサイトに強い刺激が加わることで,肝斑や色素沈着が悪化することになる.刺激の要因は,レーザー治療などによる医原性のものだけでなく,紫外線や物理的な刺激,年齢やアレルギー,ホルモンバランスなどの体質,さまざまな因子が複数関与している.これらの環境因子を整えながら,メラノサイトの活動性をコントロールし,治療方針を立てていくことが重要である.
この特集では,経験豊富な9人の先生方に執筆いただいている.〔I.基礎編〕では,表皮・真皮のそれぞれの病態生理,臨床につながる基礎知識について,詳しく概説いただいている.〔II.臨床編〕では,それぞれの先生に,実臨床で行っている治療について,症例写真も交えて詳しく論じていただいている.どの先生方も素晴らしい結果を出されているが,その結果を得るための治療戦略や機器の特徴をよく理解されている点が非常に興味深い.また最後に,現在美容皮膚診療をされている読者が恐らく気になる点,治療方針についていくつかの質問事項を設け,〔II.臨床編〕1~6章の6人の先生方に答えていただいている.本特集が,読者の日々の美容皮膚診療の一助になることを願う.
黄 聖琥(KO CLINIC & Lab 院長)
<目次>
〔I.基礎編〕
1.表皮のメカニズム―メラノサイトの制御に注目して―/船坂陽子
2.真皮の組織学的分析と加齢変化/今山修平
〔II.臨床編〕
1.当施設におけるSkin Rejuvenation治療について1/宮田成章
2.当施設におけるSkin Rejuvenation治療について2/中野俊二
3.当施設におけるSkin Rejuvenation治療について3/菅原 順
4.当施設におけるSkin Rejuvenation治療について4/奥 謙太郎
5.当施設におけるSkin Rejuvenation治療について5/朝日律子
6.当施設におけるSkin Rejuvenation治療について6/黄 聖琥
7.ニキビ,ニキビ痕治療を主体とするSkin Rejuvenation治療について/久田恭子
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