-初代マスタング完全本-
FORD MUSTANG 1964 1/2 - 1973
ポニーカーの原型からマッスルERAの頂点へ
関発段階はクーガーだった!?
マスタング誕生前夜の物語
スタイリッシュでスポーティなコンパクトカー。60年代初頭のアメリカの自動車市場にその選択肢は存在しなかった。だが、それはまさに当時の若者=ベビーブーマーたちが望むものだった。そんなとびきり多くの需要を掘り起こしたのが、当時のフォード・ディビジョンのトップ、リー・アイアコッカである。彼らのニーズに応えるべく、マスタングの開発プロジェクトがスタートした。
第一世代マスタングの変遷
1 Generation Ford Mustang
戦略的プロモーションも奏功し、デビュー前から広く世間の関心を集めることに成功したマスタング。そしてデビュー後は大ヒット……とここまでは多くの人に知られるところだが、73年型までとされる初代マスタングはその後何度も変化を重ねることになった。その変化は成長と言い換えることもできるが、そんな初代マスタングの変遷をモデルイヤー毎に解説していく。
夢のカタチ。
その姿はいつも憧憬の中に
パームツリーが立ち並ぶ海岸線を颯爽と駆けていくコンバーチブル。ステアリングを握るのはヒーローか、 ヒロインか。映画やドラマで繰り返し描かれてきたステレオタイプなワンシーン。人々がそんな憧れのシーンの中にどんなコンバーチブルを思い浮かべているのかはわからない。だが、 断然そこにあるべきモデルがここにある。初代マスタング ・コンバーチブル。西海岸の青空の下で輝き、夕陽に映える、 夢のカタチがここにある。
1stマスタングに惹かれた理由。
若くしてクラシックモデルを
選ぶということ
生涯未婚率が上がっている。これは恐らく、歳を取るにつれ知恵と選球眼がつくからだろう。幸せを理論的に解析してはいけない。ここに紹介する2人は、それぞれ若くして家庭を持ちクラシック・マスタングと暮らす決断を自然と熟した。つまりは、そういうことだ。
ひとつの究極の姿。
ディテールが磨かれ
リファインを果たした
初代のテイストを受け継ぎつつシンプルに、そして後のモデルに繋がる迫力が加えられた1968年モデル。あまりにも有名になったスティーブ・マックイーン主演映画『ブリット』にも登場し、1stマスタングの中でも人気のモデルだ。
悠久のハイランドグリーン
あの名作の記憶と共に
坂道だらけのサンフランシスコをハイスピードで走り、曲がり、そして飛ぶ。逃げるブラックのチャージャーR/T、それを追いかけるハイランドグリーンのマスタングGT。あのマックィーンの荒ぶる走りは、マスタングのDNAに刻み込まれ現在に至っている。カーアクション映画の金字塔『ブリット』。これもまたマスタングの歴史の一部なのである。
マスタングとSCCAトランザム
日曜に勝って、
月曜に売れた時代
60年代後半のアメリカは、Race on Sunday, Sell on Monday(日曜日にレースで勝って、月曜日に売れ)と言われるほどレース戦績が販売台数に直結していた時代。そしてマスタングをはじめとするポニーカーの主戦場と言えばSCCAトランザム・シリーズ。カマロやジャベリンと言った強力なライバルたちと繰り広げた熾烈な戦いは、今なお伝説的に語られている。
誰よりも速く!
ナンバー付き&エアコン完備
65マスタング ・レーサー
全長4.8kmのもてぎフルコース2分23秒台。この数字は国産2ℓクラスの車両と同等のタイムだ。驚異的なほどのタイムを叩き出すファーストマスタングははたしてどのような経緯で誕生したのだろうか。ここではその詳細に迫ってみよう。
早寝早起きお宝探し。
ロングビーチのスワップミート
ロングビーチで1ヶ月に1回開催される『ハイパフォーマンス・ショー&スワップミート』はいつも大賑わい! ご自慢のカートを引っ張り、掘り出し物を求めて早朝からたくさんのカーフリークスがショッピングを楽しむ。
The MANCAVE Garage
大切なクルマに囲まれた
男たちの秘密基地
愛車を身近に感じながら、ゆったり流れる時を過ごす空間。オトコにはそんなガレージが必要だ。『ザ・マンケーブ・ガレージ』。いつかは手にしたい夢のカーライフをアメリカから。
60s-70s小図鑑
ポンテアック・グランプリ編
62年型として誕生したグランプリ。高級なイメージのモデルで、デビュー年を除き60年代は縦型4灯のヘッドライトが個性的なモデル。67年型からはコンシールド式も採用し、77年型まではで迫力あるビッグボディに。GM最初のスペシャリティカー、グランプリに焦点を当てる。
What Is Hip
発表! 2023年夏版
「いま欲しいアメ車」3選
還暦を越え、残りの人生について真面目に考えはじめたと言うイクラさん。「欲しいクルマに乗らないまま後悔するのはイヤなんだよね」そんなもっともらしい理由でまたしても新たなクルマ探しを開始した。そこで、今回は日常のパートナーとして活躍してくれそうな気になる一台を試乗してきたぞ!
Alpha summer is here!
2023 SUMMER COLLECTION
シルクのような肌触りのレーヨンと、肌に優しいコットンを使用した開襟シャツ。雨粒が落ちているようなオリジナルのカモ柄が印象的で、街中はもちろん自然の多い場所でもスタイリッシュに着こなせる。
みんなの憧れ
男の秘密基地
アメリカンハウスに併設された
趣味の空間
自宅脇に併設されたクルマ2台が余裕で収まるガレージは、クルマだけでなく、サーフィンやアウトドアなど、オーナーの「好きなこと」を詰め込んだ趣味の空間。
米車オーナー数珠繋ぎ
アメ車が決めた人生の覚悟!
米車もしくは米国文 化、米国雑貨などをこよなく愛し 、何かひとつ「米国!」な人物を訪ねる当コーナー。今回登場したマニアさんに次回のマニアさんを紹介してもらい、数珠繋ぎで連載していく。次はあなたの出番かも!?
ななちゃんの
77シーテン復活劇場!
ヘッド&カムシャフト到着
若きレディースオーナー「ななちゃん」がヒトメボレで購入した「77(ナナナナ)」をレストア&カスタム。アメリカ車とピックアップ好きが高じて、メカニックとして働くななちゃんの、愛車路上復活までの奮闘記!
ヘビーデューティ・リム。
斬新なリムアレンジで印象激変!
いまやOFFシーンに欠かせない存在となったジープ。ここでは編集部が入手したジープの情報を国内外からピックアップしてお届けしたい。さて、今月のホットなニュースは……?
The Catalog
1982 GMC PICKUPS
カタログや雑誌広告にはその時代の文化や世相、ファッション等の影響が色濃く反映されている。どのような時代背景のもとで誕生し、どのような位置づけで発表されたのか……等を知る材料として、 当時のカタログを見ながらその時代に思いを馳せていただきたい。
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