歴史評論 発売日・バックナンバー

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特集 通史を読み通す―歴史学の「間口」と「奥行き」2-通史でみる日本近代史像・近世社会論の変容―18世紀を中心に、近世朝幕関係論、幕末維新史と戊辰戦争、他/中世東国寺社嶺の成立と展開-円覚寺黄梅院嶺の場合
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特集 通史を読み直す―歴史学の「間口」と「奥行き」1-日本史通史シリーズを概観する、「通史」を書くこと=教えること、通史第一巻の構想、他/文化の窓-東日本大震災のなかで考えていること/[科学運動通信]平成二一年度の陵墓立会調査の所見-鎌倉時代の二基の火葬
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第44回大会報告特集 世界史認識と東アジア-朝鮮の植民地化と東アジア、竹島/独島論争とは何か、「東アジア史」再考、「華」はどのように「夷」を包摂したか?、他/第44回大会報告を聞いて-糟谷憲一・池内敏報告を聞いてのコメント、大会第二日「東アジア史研究の現段
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特集 時代の奔流と向かい合って生きた歴史家たち-久米邦武事件、朝河貫一と比較封建制論・序説、西岡虎之助と『新日本史叢書』、他/近世「壱人両名」考-身分・職人の分離と二重身分/文化の窓-『月刊 歴史』「ワタリ歩ク庄園」のことなど
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近世村落史研究の現在


 村に伝存する膨大な量の史料を用いて行われる近世村落史研究は、村が近世社会を構成する中心的な要素ということもあって、近世史研究において重要な位置を占めてきました。しかし、かつてと比べて、村落史研究への関心は相対的に低下しているのではないでしょうか。その理由はさまざまあると思いますが、村落史研究の深化にともないテーマが細分化し、近世史全体の問題として位置づけづらくなったことや、近年の研究視角の多様化により、これまで注目されなかった社会の細部へと研究の視点が移ったことなどが考えられます。また、情報技術の急速な進展によって、地方の均一化が著しいこと、従来イメージされたような村の生活や社会が多くの人びとにとって身近でなくなってきたこともあるでしょう。
 このような現状を踏まえ、本特集では、近世村落史研究の歩みを見つめ直し、これからの研究を展望する論考をお寄せいただきました。多くの論点が出されてきた地域論や民衆運動史、中近世および近世近代移行期、研究のベースになる史料自体への眼差しなど、各論考は研究の到達点と今後の研究課題を提示しています。
 本特集をきっかけに村落史研究はもちろんのこと、他分野との議論が活性化し、近世史研究全体がより活発に展開することを期待します。また、これから近世史研究を始めようとする皆さんの手引きになれば幸いです。(編集委員会)
    *    特集にあたって 編集委員会
  論  説   近世村落史研究の課題を考える
       ―地域社会論と民衆運動史― 渡辺 尚志
  論  説   「近世村落史料学」を考える 神谷  智
  論  説   中近世移行期の村をどうとらえるか 小酒井大悟
  論  説   近世地域史研究の潮流 野尻 泰弘
  論  説   近世・近代移行期村落史研究の諸課題 松沢 裕作
  投  稿  鈴木貫太郎内閣期における国家意志形成システム構築の試み
     ―水面下での意見調整とその限界― 関口 哲矢
 歴史のひろば  中世天皇論の位相
     ―河内祥輔『日本中世の朝廷・幕府体制』を読む― 近藤 成一
 科学運動通信  歴史教育シンポジウム「「韓国併合」一〇〇年と歴史教育」参加記 木村由美子
  書  評  加藤正彦・八耳文之編『黒羽清隆歴史教育論集』 滝澤 民夫
  紹  介  学校法人日本医科大学創立百三十周年記念写真集出版委員会編
『目で見る 学校法人医科大学百三十年史』 平井雄一郎
  紹  介  是澤博昭著『青い目の人形と近代日本』 小檜山ルイ
  追  想  林基さんはなにをしたのか 深谷 克己
  追  想  林基氏の生涯を振り返って 斎藤  純
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特集 21世紀に歴史学を考える-ソ連の社会は資本主義だった、歴史の中のアソシエーション、現代科学の成果に立って「下部構造」の経済一元論を脱却する、2010年代の憲法問題と内外情勢/歴史のひろば-市民講座「新聞記者から見る歴史像の現在」/文化の窓-「ムラの
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特集 「戦後歴史学」と歴史学の現在-方法としての東アジア再考、戦後歴史学私記、脱アジアという日本異質論の克服、近代と現在の政治腐敗/歴史のひろば-日本労働運動史研究の現在を考える/科学運動通信-「ムラの戸籍簿」研究会シンポジウム参加記
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特集 古代の生命と環境-生命と環境を捉える(まなざし)、懐妊の身体と王権、疫病と古代国家、平城京という「都市」の環境、穢観念と生命観/歴史のひろば-兵士たちはなぜ耐えたのか―フランスの第一次世界大戦史研究/文化の窓-郷土と「偉人」―戦争がつくった「偉人」
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特集 地域を探る・12世紀の北武蔵-中世北武蔵の成立期から前期について、瓦当文から見た12世紀の北武蔵、地域史研究のなかの経塚、利仁流藤原氏と武蔵国、12世紀における武蔵武士の所領形成と荘園/第44回大会準備号・世界史認識と東アジア-朝鮮の植民地化と東ア
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特集 近現代医療環境の社会史-医療環境の近代化過程、近代大阪のペスト流行にみる衛生行政の展開と医療・衛生環境、救護法施行前後の都市医療社会事業、他/歴史の眼-普天間基地問題とは何か/文化の窓-郷土と偉人―鹿児島と大久保と西郷と―
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特集 1910年前後の東アジア-1910年前後の朝鮮、清朝の外藩モンゴル統治における新政の位置、1910年前後のチベット、模倣と創造/歴史のひろば-ポストモダンに対してモダンを擁護する意味/歴史のひろば-社会福祉史と歴史学
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特集 現代日本国家・社会の特徴とその歴史-現代国家への変容と近代家族の形成、第一次世界大戦後の日本における現代的中央地方関係の模索、高度成長期における「市民の論理」の歴史性、他/歴史のひろば-中国における西洋古代史研究/文化の窓-郷土と偉人―鹿児島と西郷
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歴史科学協議会が編集する歴史学の学術専門誌。戦後間もない1946年に創刊され、現在は歴史科学協議会の機関誌として毎月発行されています。歴史教育から実証的な歴史研究、時代ごとの鋭い論考までを深く追求。長きにわたり日本の歴史学界をリードし、議論と探究の場を提供し続けるバイブルです。

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