特集：
なぜ山に登るのか
古今東西、登山者それぞれに山に登る理由がある。
それは挑戦や生きがい、健康のためなど人それぞれだ。
わたしたちの心と体は、なぜ山に向かうのか。
“そこに山があるから”という一言では言い尽くせない、
永遠のテーマを考える。

なぜ山に登るのか

憧れの山への挑戦、山の景色や生物を求めて、健康のため……登山の理由は人それぞれ。登山の歴史や信仰、文学、現在活躍する人々へのインタビューやエッセイなどから、登山の永遠のテーマに迫ります。

［対談］
ヒトはなぜ山に登るのか 福岡伸一×辰野 勇

［ルポ］
縄文人と登山　八ヶ岳 編笠山（長野県・山梨県）
修験道の息づく山で、山岳修行を体験する　犬鳴山 七宝瀧寺（大阪府）
正岡子規の歩いた房総、鋸山に登る　鋸山（千葉県）

［読みもの］
日本人と山の信仰　文◎鈴木正崇
江戸時代の富士詣　文◎篠原 武

ジョージ・マロリーが口にした山に登る理由「そこに山があるから」　文◎服部文祥
ヨーロッパにおける登山の誕生　文◎小泉武栄
京都大学学士山岳会とパイオニアワーク
登山とドーパミン

●文学に見る 山に登る理由
与謝野晶子、三好達治、亀井勝一郎、小林秀雄、辻 邦生、串田孫一、加藤文太郎、上田哲農
＜私が影響を受けた本＞竹内洋岳、梶山 正、打田鍈一、木元康晴、山野井泰史

［インタビュー］
山にのめり込んだきっかけ　野村良太
憧れのマナスルに登る　佐々木 司
障害とともに山に挑む　桑村雅治

［エッセイ］
それぞれの“山に登る理由”
粘菌／新井文彦、ナキウサギ／市川利美、辺境／小阪健一郎、雪氷生物／竹内 望、雷鳥のウンチ／牛田一成、古道／高桑信一、夜山／中野 純、人生の羅針盤となる一杯／青山孝平

Dr.M「生涯登山を楽しむ」

【連載】
山を摺る　その④「一ノ倉寸光」杉山 修
登山装備のメンテナンス　第3回　トレッキングポール
パノラマの名山　長野県・山梨県　仙丈岳　監修◎DAN杉本
服部文祥の日本の山を旅する　その㉗　富士山 村山古道
モンベルフォトコンテスト　岳人賞発表
モンベルストア店長おすすめの山　岡山県　立石山、神ノ上山ほか
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石丸謙二郎の「野筆を片手に」その㊻
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編集後記