- 出版社名:財界展望新社
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月1日
- サイズ:B5判
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1,080円(税込)
2018年10月号 (2018年09月01日発売) -
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ZAITENの商品詳細
刺激的な経済情報マガジン『ざいてん』
企業で今、何が起きているのか。永田町や霞が関で何が進行しているのか。
『ZAITEN』は、誰もが感じる「素朴な疑問」や「怒り」を大切に経済社会の出来事を追いかけています。
株式、不動産、金融をはじめ企業活動の不可解な動きや情報を提供することに定評を得ています。
読者層は情報重視型の銀行・証券・商社などのビジネスマンを中心に、中小企業経営者やマスコミ関係者まで幅広く読 まれています。また、生活者の視点を忘れないとの姿勢から大学生や主婦などの 読者が多いのも特色となっています。
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2018年12月号 (2018年11月01日発売)
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ZAITEN 2018年10月号 (2018年09月01日発売) の目次
【特集】
四大監査法人「勢力図」に異変あり
――“タコ壺思考”は相変わらず
《内容》EY新日本、トーマツ、あずさ、PwCあらた――今もなお、四大監査法人が取り仕切る日本の企業監査市場。しかし、東芝粉飾事件以降、その勢力図は俄かに変化を見せている。東芝の監査で失態を犯したEY新日本が失墜する中、その機に乗じてあずさが勢力を拡大。さらに、業界の持ち回りポストとはいえ、すべての公認会計士・監査法人を統べる立場にある日本会計士協会の主導権にも触手を伸ばしているという。ただ、相次ぐ会計不祥事から監査不信の目が向けられようとも、業界はどこ吹く風。旧態依然とした業界慣習を顧みることなく、自己利益拡大に邁進するばかりだ……。
◆新業界覇者「あずさ監査法人の野望」
――業界の“暴れん坊”の足元
《内容》新日本監査法人が依然、東芝粉飾問題から立ち直れない中、唯一気を吐いているのが、あずさ監査法人。積極策で顧客企業の獲得に注力してきたが、ここに来て“息切れ”の感も……。
《著者》小誌特集班
◆西田昌司「監査法人に問われているのは“常識”だ」
――四大監査法人「ビッグ4」支配の末路
《内容》相次ぐ粉飾決算。発覚するたびに企業会計の問題点が指摘されるが、一向に粉飾が止む気配はない。監査法人問題を指摘してきた西田昌司参議院議員に、業界の病巣について聞いた――。
《著者》参議院議員 西田昌司
【組織・個人の内幕に迫るZAITEN REPORT】
■古谷・太田「悪の枢軸」に落ちた財務省
――“安倍一強”に尻尾を振る保身官僚たち
《内容》迷走劇の末に本命・岡本薫明主計局長の次官就任に収まった財務省。しかし、この人事の陰では、「官邸官僚」に転じた古谷一之内閣官房副長官補と太田充前理財局長が暗躍。財政規律を打ち捨てて、安倍官邸への迎合が強まる一方だ。
《著者》ジャーナリスト 北野昌夫
■MUモルスタ証券「平野独裁」の死角
――銀行天下りが跋扈する不祥事証券
《内容》国債先物取引での相場操縦に塗れた三菱UFJモルガン・スタンレー証券。これに限らず不祥事を続発させる体質に米モルガン・スタンレーも危機感を募らせる。三菱UFJフィナンシャル・グループ平野信行社長の力の源泉が揺らぐ事態にも……。
《著者》ジャーナリスト 真野響介
■りそな銀行「貸金庫トラブル」あり得ない失態
《内容》本人確認を怠り、別人の貸金庫を開いてしまったりそな銀行の言い分とは……。
《著者》小誌取材班
■三菱重工 日立が忌み嫌う“何様安藤”
――三菱日立パワーシステムズ安藤社長の正体
《内容》司法取引の初適用、合弁同士の巨額訴訟に揺れる三菱日立パワーシステムズ。同社の安藤健司社長は三菱重工本体の次期社長の最右翼とされるが、合弁先の日立はその傲岸を忌避している上、その足元は脆くも崩れ去ろうとしている……。
《著者》ジャーナリスト 我孫子雄二
■明治ホールディングスに蔓延る「老醜コンビ」
――恒常化した“無責任経営陣”がひれ伏す男の正体
《内容》ステルスマーケティング、異臭牛乳、誇大広告と不祥事が頻発し、経営統合9年目にして初めてマイナス成長に陥った明治ホールディングス。企業倫理が欠如した現経営陣を操る2人の元ワンマン社長の存在が明らかに――。
《著者》ジャーナリスト 田中幾太郎
【袋とじ企画】新あの人の自宅
■明治ホールディングス・川村和夫社長&明治・松田克也社長の住居を見る
《内容》「R‐1ヨーグルト」のステマ問題や牛乳の異臭騒ぎなど不祥事が続き、乳業・製菓の統合から初めてのマイナス成長に転落した明治HD。不祥事に対する追及はのらりくらりとかわす持ち株会社と事業会社2人の社長のご自宅を拝見する。
■新日鉄住金「日新製鋼が被災」の暗雲
――「日本製鉄」に社名変更の内向き志向
《内容》「日本製鉄」への社名変更に先立ち、来年1月の日新製鋼の完全子会社を発表した新日鉄住金。しかし統合効果は薄く、さらに7月、日新製鋼は西日本豪雨で被災する災禍に襲われた……。
《著者》ジャーナリスト 左右田哲平
■ゴーン日産を嵌める「中国企業の策謀」
――リチウムイオン電池子会社売却の迷走
《内容》日産が迷走の末、リチウムイオン電池生産会社オートモーティブエナジーサプライの中国企業への売却を決定した。しかし、売却は依然、完了するのか予断を許さない状況という。
《著者》ジャーナリスト 狭山亮介
■日本原電に迫る「11 月のXデー」
――「発電なし」でも7年間9千億円の売上高のゾンビ企業
《内容》原発専業会社、日本原子力発電の存続が風前の灯火となっている。それもそのはず、原発4基のうち稼働はゼロ。再稼働にメドがつかなければ命運は尽きるが、その陰では原発マフィアの暗躍が……。
《著者》ジャーナリスト 幅 耕平
■大塚HD 商品自主回収続きでも「樋口社長に反省なし」
《内容》「オロナミンC」の自主回収に追い込まれた大塚ホールディングス。片や業績予想の下方修正も繰り返す上、後継者育成もままならずに高額報酬をせしめる樋口達夫社長の独善を止める術はないようだ。
《著者》ジャーナリスト 木林良樹
■創業家が憂う「サンゲツ安田社長」の経営手腕
《内容》壁紙回収問題で製造元の大日本印刷と衝突するサンゲツ・安田正介社長。しかし、ここにきて四面楚歌の状況で、オーナー家の不安を駆り立てているようだ……。
《著者》小誌取材班
【企業研究連載】
《連載》池本孝慈の「超広告批評」(12)
■ソニー
銀座ソニーパーク「買える公園?」バカも休み休み言え
《連載》「職場ウォッチング」(11)
■ベネッセ
高学歴でプライドが高い人が多め。下請けを見下す若手社員たち
《内容》3500万件の個人情報流出から4年。社長も原田泳幸氏から足立保氏に交代し、再建を図っているが、実際の職場はどうなっているのか。実態を追った。
《著者》働き方改革総合研究所 新田龍
【深層を抉るレポート「scopeZ」】
■官邸と甘利が狙う「厚労省分割利権」
――“石破派潰し”の思惑も
《内容》金銭授受問題で表舞台を去った甘利明元経済再生担当相が、俄かに復権を果たそうとしている。その道具立てのひとつとなっているのが、「厚労省分割」の提案だ――。
《著者》ジャーナリスト 富井椰子香
■産経新聞「安倍が日枝に救済要請」
――“正論ネトウヨ路線”を放棄するのか
《内容》産経新聞が「最期の大改革」に乗り出した。賞与も削減され社員の士気が低下する中、広告収入の阻害要因になっているとされる「正論路線」も見直されることになるというのだが……。
《著者》ジャーナリスト 山鹿武廣
■二階幹事長が韓国で密会した「ワケあり人物」
《内容》7月末、派閥会合をなぜか韓国で開いた二階俊博・自民党幹事長。そんな中、訪韓で面談した人物に注目が集まる……。
《著者》ジャーナリスト 時任兼作
■東証1部「アドバネクス」株主総会で異例のクーデター
《内容》東証1部上場の精密ばねメーカー、アドバネクス。6月の株主総会で突如、取締役の解任動議が申し立てられ、創業家会長一派が排除される事態に……。
《著者》ジャーナリスト 八木博紀
■太陽光発電「規制強化」をすり抜ける業者のウラ手口
《内容》トラブルが相次ぎ、環境問題も引き起こしている太陽光発電施設。政府は規制強化を掲げるが、その陰で大手外資の再生エネルギーファンドは……。
《著者》ジャーナリスト 多田秀代
■雑誌『経済界』で打ち続く姉弟の“骨肉の跡目争い”
《内容》創業者の死去から5年。継承に問題はないはずだったが、その陰では一族の間で相続を巡る訴訟が起きていた。
《著者》ジャーナリスト 横関寿寛
■安田浩一「だらしなく笑いながら愛国を語る今の右翼」
《内容》設定した敵を汚く罵り、叩き、それを「愛国」と称するイマドキの右翼。安倍政権とその取り巻きこそ、軽薄な右翼の実態を表している――。
《著者》ジャーナリスト 安田浩一
《袋とじ・連載》
■東京地裁開廷情報ピックアップ
――2018年7月11日~8月10日開廷の主な「民事訴訟」を一挙掲載(事件番号付き)。
《深層連載第12回》
■捜査当局「こぼれ話」
【東京地検発】140万円でも立件する収賄ダブルスタンダード
【国税庁発】 新長官就任でも”恐竜”の登場で庁内萎縮
【警視庁発】 経験豊富なキャリア就任 警備・公安で「五輪シフト」
■【袋とじ企画】今月の信用情報――危ない企業情報をマル秘報告
■【袋とじ企画】今月の一行情報――ちょっと早すぎるマル秘情報満載
【ゴルフ・スポーツ】
■LPGA「閉鎖的制度改悪」に韓国メディアからブーイング
《内容》日本女子プロゴルフ協会が来年から導入する「QT制度」を改悪、外国人選手を排除する動きに出た……。
《著者》ゴルフジャーナリスト 宮崎紘一
《連載》ゴルフ場批評(12)
■東京よみうりカントリークラブ
サブグリーン扱いのオマケ感漂う高麗グリーン
■《連載》前田信吾“マエシン”のゴルフ場あれこれ(12)
夏こそ高速の高麗グリーンを!
《連載》玉木正之の今月のスポーツ批評(12)
■どんどん出てこいスポーツ界の不祥事
【ZAITENの「企業倫理」を問う】
■大戸屋「従業員も操作できない」タブレットの注文操作
《内容》大戸屋がタブレット導入店舗を増やし“脱・定食屋”を図っているようだ。しかし、端末操作がうまくできない顧客が店の片隅で取り残されているという。その実態をレポートした。
■東京電力エナジーパートナーの「なりふり構わぬ」電話営業
《内容》今年3月、悪質営業が問題視され経済産業省から是正勧告を受けた東電エナジーパートナー。しかし悪びれることなく、手当たり次第に杜撰な営業を続けるその倫理観には「付ける薬なし」―─。
■佐久間製菓「くすり屋さんののど飴」の薬屋さんって何?
《内容》「サクマ式ドロップ」で知られる佐久間製菓が発売したのど飴に冠された「くすり屋さん」の謳い文句。しかし、同社はその由来を説明できないでいた……。
■老人ホーム「サニーライフ」入居者家族に“葬式DM”の非常識
《内容》老人ホーム「サニーライフ」を運営する川島コーポレーション。入居者家族に「入居者の死後」を連想させるダイレクトメールを送り付けていた。
《糾弾連載》新クレーマーズ・レポート(12)
■スギ薬局「ジェネリックはお得!」の罠
《内容》店舗スタッフが薦めてきた後発品の鼻炎薬。その売り言葉は「単価が安い」。しかし、実際には不必要なほどに錠数が多く、1箱当たりの価格は高いものだった……。
《糾弾連載》新あきれた広報実話(12)
■大戸屋 ひどすぎる本部の電話対応
【好評連載】
■《巻頭新連載》澤井健のZAITEN戯画(2)
――サマータイム導入に蠢く森喜朗と小池百合子の工作とは。
《袋とじ》今月の怪文書――小誌編集部に寄せられた告発文書を公開!
■地銀関連会社の横領経営陣
《内容》編編集部に寄せられたのは、某地銀関連会社で横行する経営陣による横領の実態。私的に豪遊三昧した経費を会社に付け回し、申請書類には虚偽記載――。
《袋とじ》シルエット・スキャンダル――VIPの語るに耐えない醜聞を影画で報告!
■名古屋に愛人を囲う大学理事長
《内容》某大学理事長にして某企業の相談役。社長時代から愛人がいるにもかかわらず、周囲は時の権力者と昵懇である好色の翁を批判できずにひたすら忖度するばかり――。
■哲学者・適菜収の社会時評「読まずに言うなよ!」(12)
――醜い箸の持ち方に現れる安倍晋三首相の「異常性」
(『箸の持ち方 人間の価値はどこで決まるのか?』適菜収)
■《連載》“元”批評家・更科修一郎の「時代観察者の逆張り思考」(12)
――日本ボクシング連盟・山根明に見る「日本アマチュアスポーツの本質」
■上杉隆の予定不調和ニュース(12)
――「戦争の夏」ノモンハン事件の戦地を歩く
■外国人特派員記者インタビュー(12)
――ウォール・ストリート・ジャーナル東京支局長 ピーター・ランダース
■月刊「芸能“裏”情報」(12)――ワイドショー・女性週刊誌の舞台裏
■国会議員秘書のヒショヒショ話(12)――永田町秘書が「見た、聞いた、書いた」
■横田由美子の「現代官僚生態学」(12)
■著者インタビュー
東谷暁『世界史を変えた詐欺師たち』
■担当編集者の「自薦」ブックレビュー
四大監査法人「勢力図」に異変あり
――“タコ壺思考”は相変わらず
《内容》EY新日本、トーマツ、あずさ、PwCあらた――今もなお、四大監査法人が取り仕切る日本の企業監査市場。しかし、東芝粉飾事件以降、その勢力図は俄かに変化を見せている。東芝の監査で失態を犯したEY新日本が失墜する中、その機に乗じてあずさが勢力を拡大。さらに、業界の持ち回りポストとはいえ、すべての公認会計士・監査法人を統べる立場にある日本会計士協会の主導権にも触手を伸ばしているという。ただ、相次ぐ会計不祥事から監査不信の目が向けられようとも、業界はどこ吹く風。旧態依然とした業界慣習を顧みることなく、自己利益拡大に邁進するばかりだ……。
◆新業界覇者「あずさ監査法人の野望」
――業界の“暴れん坊”の足元
《内容》新日本監査法人が依然、東芝粉飾問題から立ち直れない中、唯一気を吐いているのが、あずさ監査法人。積極策で顧客企業の獲得に注力してきたが、ここに来て“息切れ”の感も……。
《著者》小誌特集班
◆西田昌司「監査法人に問われているのは“常識”だ」
――四大監査法人「ビッグ4」支配の末路
《内容》相次ぐ粉飾決算。発覚するたびに企業会計の問題点が指摘されるが、一向に粉飾が止む気配はない。監査法人問題を指摘してきた西田昌司参議院議員に、業界の病巣について聞いた――。
《著者》参議院議員 西田昌司
【組織・個人の内幕に迫るZAITEN REPORT】
■古谷・太田「悪の枢軸」に落ちた財務省
――“安倍一強”に尻尾を振る保身官僚たち
《内容》迷走劇の末に本命・岡本薫明主計局長の次官就任に収まった財務省。しかし、この人事の陰では、「官邸官僚」に転じた古谷一之内閣官房副長官補と太田充前理財局長が暗躍。財政規律を打ち捨てて、安倍官邸への迎合が強まる一方だ。
《著者》ジャーナリスト 北野昌夫
■MUモルスタ証券「平野独裁」の死角
――銀行天下りが跋扈する不祥事証券
《内容》国債先物取引での相場操縦に塗れた三菱UFJモルガン・スタンレー証券。これに限らず不祥事を続発させる体質に米モルガン・スタンレーも危機感を募らせる。三菱UFJフィナンシャル・グループ平野信行社長の力の源泉が揺らぐ事態にも……。
《著者》ジャーナリスト 真野響介
■りそな銀行「貸金庫トラブル」あり得ない失態
《内容》本人確認を怠り、別人の貸金庫を開いてしまったりそな銀行の言い分とは……。
《著者》小誌取材班
■三菱重工 日立が忌み嫌う“何様安藤”
――三菱日立パワーシステムズ安藤社長の正体
《内容》司法取引の初適用、合弁同士の巨額訴訟に揺れる三菱日立パワーシステムズ。同社の安藤健司社長は三菱重工本体の次期社長の最右翼とされるが、合弁先の日立はその傲岸を忌避している上、その足元は脆くも崩れ去ろうとしている……。
《著者》ジャーナリスト 我孫子雄二
■明治ホールディングスに蔓延る「老醜コンビ」
――恒常化した“無責任経営陣”がひれ伏す男の正体
《内容》ステルスマーケティング、異臭牛乳、誇大広告と不祥事が頻発し、経営統合9年目にして初めてマイナス成長に陥った明治ホールディングス。企業倫理が欠如した現経営陣を操る2人の元ワンマン社長の存在が明らかに――。
《著者》ジャーナリスト 田中幾太郎
【袋とじ企画】新あの人の自宅
■明治ホールディングス・川村和夫社長&明治・松田克也社長の住居を見る
《内容》「R‐1ヨーグルト」のステマ問題や牛乳の異臭騒ぎなど不祥事が続き、乳業・製菓の統合から初めてのマイナス成長に転落した明治HD。不祥事に対する追及はのらりくらりとかわす持ち株会社と事業会社2人の社長のご自宅を拝見する。
■新日鉄住金「日新製鋼が被災」の暗雲
――「日本製鉄」に社名変更の内向き志向
《内容》「日本製鉄」への社名変更に先立ち、来年1月の日新製鋼の完全子会社を発表した新日鉄住金。しかし統合効果は薄く、さらに7月、日新製鋼は西日本豪雨で被災する災禍に襲われた……。
《著者》ジャーナリスト 左右田哲平
■ゴーン日産を嵌める「中国企業の策謀」
――リチウムイオン電池子会社売却の迷走
《内容》日産が迷走の末、リチウムイオン電池生産会社オートモーティブエナジーサプライの中国企業への売却を決定した。しかし、売却は依然、完了するのか予断を許さない状況という。
《著者》ジャーナリスト 狭山亮介
■日本原電に迫る「11 月のXデー」
――「発電なし」でも7年間9千億円の売上高のゾンビ企業
《内容》原発専業会社、日本原子力発電の存続が風前の灯火となっている。それもそのはず、原発4基のうち稼働はゼロ。再稼働にメドがつかなければ命運は尽きるが、その陰では原発マフィアの暗躍が……。
《著者》ジャーナリスト 幅 耕平
■大塚HD 商品自主回収続きでも「樋口社長に反省なし」
《内容》「オロナミンC」の自主回収に追い込まれた大塚ホールディングス。片や業績予想の下方修正も繰り返す上、後継者育成もままならずに高額報酬をせしめる樋口達夫社長の独善を止める術はないようだ。
《著者》ジャーナリスト 木林良樹
■創業家が憂う「サンゲツ安田社長」の経営手腕
《内容》壁紙回収問題で製造元の大日本印刷と衝突するサンゲツ・安田正介社長。しかし、ここにきて四面楚歌の状況で、オーナー家の不安を駆り立てているようだ……。
《著者》小誌取材班
【企業研究連載】
《連載》池本孝慈の「超広告批評」(12)
■ソニー
銀座ソニーパーク「買える公園?」バカも休み休み言え
《連載》「職場ウォッチング」(11)
■ベネッセ
高学歴でプライドが高い人が多め。下請けを見下す若手社員たち
《内容》3500万件の個人情報流出から4年。社長も原田泳幸氏から足立保氏に交代し、再建を図っているが、実際の職場はどうなっているのか。実態を追った。
《著者》働き方改革総合研究所 新田龍
【深層を抉るレポート「scopeZ」】
■官邸と甘利が狙う「厚労省分割利権」
――“石破派潰し”の思惑も
《内容》金銭授受問題で表舞台を去った甘利明元経済再生担当相が、俄かに復権を果たそうとしている。その道具立てのひとつとなっているのが、「厚労省分割」の提案だ――。
《著者》ジャーナリスト 富井椰子香
■産経新聞「安倍が日枝に救済要請」
――“正論ネトウヨ路線”を放棄するのか
《内容》産経新聞が「最期の大改革」に乗り出した。賞与も削減され社員の士気が低下する中、広告収入の阻害要因になっているとされる「正論路線」も見直されることになるというのだが……。
《著者》ジャーナリスト 山鹿武廣
■二階幹事長が韓国で密会した「ワケあり人物」
《内容》7月末、派閥会合をなぜか韓国で開いた二階俊博・自民党幹事長。そんな中、訪韓で面談した人物に注目が集まる……。
《著者》ジャーナリスト 時任兼作
■東証1部「アドバネクス」株主総会で異例のクーデター
《内容》東証1部上場の精密ばねメーカー、アドバネクス。6月の株主総会で突如、取締役の解任動議が申し立てられ、創業家会長一派が排除される事態に……。
《著者》ジャーナリスト 八木博紀
■太陽光発電「規制強化」をすり抜ける業者のウラ手口
《内容》トラブルが相次ぎ、環境問題も引き起こしている太陽光発電施設。政府は規制強化を掲げるが、その陰で大手外資の再生エネルギーファンドは……。
《著者》ジャーナリスト 多田秀代
■雑誌『経済界』で打ち続く姉弟の“骨肉の跡目争い”
《内容》創業者の死去から5年。継承に問題はないはずだったが、その陰では一族の間で相続を巡る訴訟が起きていた。
《著者》ジャーナリスト 横関寿寛
■安田浩一「だらしなく笑いながら愛国を語る今の右翼」
《内容》設定した敵を汚く罵り、叩き、それを「愛国」と称するイマドキの右翼。安倍政権とその取り巻きこそ、軽薄な右翼の実態を表している――。
《著者》ジャーナリスト 安田浩一
《袋とじ・連載》
■東京地裁開廷情報ピックアップ
――2018年7月11日~8月10日開廷の主な「民事訴訟」を一挙掲載(事件番号付き)。
《深層連載第12回》
■捜査当局「こぼれ話」
【東京地検発】140万円でも立件する収賄ダブルスタンダード
【国税庁発】 新長官就任でも”恐竜”の登場で庁内萎縮
【警視庁発】 経験豊富なキャリア就任 警備・公安で「五輪シフト」
■【袋とじ企画】今月の信用情報――危ない企業情報をマル秘報告
■【袋とじ企画】今月の一行情報――ちょっと早すぎるマル秘情報満載
【ゴルフ・スポーツ】
■LPGA「閉鎖的制度改悪」に韓国メディアからブーイング
《内容》日本女子プロゴルフ協会が来年から導入する「QT制度」を改悪、外国人選手を排除する動きに出た……。
《著者》ゴルフジャーナリスト 宮崎紘一
《連載》ゴルフ場批評(12)
■東京よみうりカントリークラブ
サブグリーン扱いのオマケ感漂う高麗グリーン
■《連載》前田信吾“マエシン”のゴルフ場あれこれ(12)
夏こそ高速の高麗グリーンを!
《連載》玉木正之の今月のスポーツ批評(12)
■どんどん出てこいスポーツ界の不祥事
【ZAITENの「企業倫理」を問う】
■大戸屋「従業員も操作できない」タブレットの注文操作
《内容》大戸屋がタブレット導入店舗を増やし“脱・定食屋”を図っているようだ。しかし、端末操作がうまくできない顧客が店の片隅で取り残されているという。その実態をレポートした。
■東京電力エナジーパートナーの「なりふり構わぬ」電話営業
《内容》今年3月、悪質営業が問題視され経済産業省から是正勧告を受けた東電エナジーパートナー。しかし悪びれることなく、手当たり次第に杜撰な営業を続けるその倫理観には「付ける薬なし」―─。
■佐久間製菓「くすり屋さんののど飴」の薬屋さんって何?
《内容》「サクマ式ドロップ」で知られる佐久間製菓が発売したのど飴に冠された「くすり屋さん」の謳い文句。しかし、同社はその由来を説明できないでいた……。
■老人ホーム「サニーライフ」入居者家族に“葬式DM”の非常識
《内容》老人ホーム「サニーライフ」を運営する川島コーポレーション。入居者家族に「入居者の死後」を連想させるダイレクトメールを送り付けていた。
《糾弾連載》新クレーマーズ・レポート(12)
■スギ薬局「ジェネリックはお得!」の罠
《内容》店舗スタッフが薦めてきた後発品の鼻炎薬。その売り言葉は「単価が安い」。しかし、実際には不必要なほどに錠数が多く、1箱当たりの価格は高いものだった……。
《糾弾連載》新あきれた広報実話(12)
■大戸屋 ひどすぎる本部の電話対応
【好評連載】
■《巻頭新連載》澤井健のZAITEN戯画(2)
――サマータイム導入に蠢く森喜朗と小池百合子の工作とは。
《袋とじ》今月の怪文書――小誌編集部に寄せられた告発文書を公開!
■地銀関連会社の横領経営陣
《内容》編編集部に寄せられたのは、某地銀関連会社で横行する経営陣による横領の実態。私的に豪遊三昧した経費を会社に付け回し、申請書類には虚偽記載――。
《袋とじ》シルエット・スキャンダル――VIPの語るに耐えない醜聞を影画で報告!
■名古屋に愛人を囲う大学理事長
《内容》某大学理事長にして某企業の相談役。社長時代から愛人がいるにもかかわらず、周囲は時の権力者と昵懇である好色の翁を批判できずにひたすら忖度するばかり――。
■哲学者・適菜収の社会時評「読まずに言うなよ!」(12)
――醜い箸の持ち方に現れる安倍晋三首相の「異常性」
(『箸の持ち方 人間の価値はどこで決まるのか?』適菜収)
■《連載》“元”批評家・更科修一郎の「時代観察者の逆張り思考」(12)
――日本ボクシング連盟・山根明に見る「日本アマチュアスポーツの本質」
■上杉隆の予定不調和ニュース(12)
――「戦争の夏」ノモンハン事件の戦地を歩く
■外国人特派員記者インタビュー(12)
――ウォール・ストリート・ジャーナル東京支局長 ピーター・ランダース
■月刊「芸能“裏”情報」(12)――ワイドショー・女性週刊誌の舞台裏
■国会議員秘書のヒショヒショ話(12)――永田町秘書が「見た、聞いた、書いた」
■横田由美子の「現代官僚生態学」(12)
■著者インタビュー
東谷暁『世界史を変えた詐欺師たち』
■担当編集者の「自薦」ブックレビュー