- 出版社名:財界展望新社
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月1日
- サイズ:B5判
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1,080円(税込)
2019年1月号 (2018年12月01日発売) -
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ZAITENの商品詳細
刺激的な経済情報マガジン『ざいてん』
企業で今、何が起きているのか。永田町や霞が関で何が進行しているのか。
『ZAITEN』は、誰もが感じる「素朴な疑問」や「怒り」を大切に経済社会の出来事を追いかけています。
株式、不動産、金融をはじめ企業活動の不可解な動きや情報を提供することに定評を得ています。
読者層は情報重視型の銀行・証券・商社などのビジネスマンを中心に、中小企業経営者やマスコミ関係者まで幅広く読 まれています。また、生活者の視点を忘れないとの姿勢から大学生や主婦などの 読者が多いのも特色となっています。
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2018年12月号 (2018年11月01日発売)
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ZAITEN 2019年1月号 (2018年12月01日発売) の目次
【特集】
■セクハラ百十四銀行「色情と暗黒の10年」
――小誌報道で辞任の“漁色会長”が相談役に居座る異常地銀
《内容》女子行員に対する「不適切行為」に絡んで代表取締役会長が辞任するという。前代未聞の不祥事に塗れた香川県のトップ地銀、百十四銀行。接待宴席で女子行員を侍らせ、彼女らを取引先のされるがままに放置したというのが、百十四側の言い分。しかし、11月になって“下手人”の地元ゼネコン社長が地元商工会議所の顕職を突如辞任、会長の渡辺智樹自らもセクハラ行為に及んでいたとの情報もある。それどころか、同行を巡っては、2009年に渡辺が頭取に就任して以降、行内の雰囲気が一変。情実人事が罷り通り、果ては、頭取の渡辺が夜な夜な地元・高松の繁華街を誰憚ることなく闊歩していたといい、まさに百十四行員は色情と暗黒に支配された、塗炭の苦しみを味わうことに。それは“擬似創業家”の三代目、綾田裕次郎が頭取に就任、大政奉還された後も続き、人心の荒廃から不祥事案が相次いでいるという。預金者、行員を顧みないセクハラ地銀の異常を詳らかにする――。
【特集】
■東急電鉄「野本・高橋」因業バブル経営
――会長・社長が“イケイケ路線”に先祖返り
《内容》東急電鉄の“ターミナル城下町”東京・渋谷の姿が一変している。超高層ビルが次々と誕生、若者の街からの脱皮を図ろうとしているが、その指揮者こそ、野本弘文会長と高橋和夫社長である。渋谷ばかりではない。地方空港の運営や富士山・伊豆エリアでの不動産事業……と、その鼻息は荒い。その一方、鉄道事業の分社化を発表。持ち株会社化し不動産にこれまで以上にのめり込む態勢を整えた。その姿はまるで、かつての創業家・五島家による向こう傷を厭わない「拡大路線」を彷彿とさせるが、平成バブル崩壊で東急グループが解体の瀬戸際まで追いやられた過去を知悉する上條清文元会長らは野本-高橋らの“イケイケ”に危惧を募らせるばかりだ。さらには、老朽化した鉄道網は放置、羨望の眼差しを向けられた田園都市線沿線には高齢化の波が襲う。鉄道トラブルの頻発を尻目に、不動産バブルに踊る東急トップたちの経営は“因業”という他ない――。
【袋とじ企画】新あの人の自宅
■東急電鉄 高橋和夫社長 & 野本弘文会長の「ご自宅」
《内容》2018年9月に鉄道事業の分社化を発表し、財務畑の歴代社長らの冷ややかな目をよそに不動産事業へ回帰を狙う東急電鉄の二人の“イケイケ”経営者。剛腕かつ「リストラ屋」の異名を持つ、コストカッターの高橋和夫社長と不動産事業出身でアクセル役の野本弘文会長。果たして、そのお住まいは。やはり“あの沿線”なのか――。
【組織・個人の内幕に迫るZAITEN REPORT】
■日銀・白川前総裁が狙う「裏切り雨宮副総裁」の首
――前総裁が「ポスト黒田」に反撃の狼煙
《内容》さる10月、やおら自伝を上梓した日銀・白川方明前総裁。黒田東彦総裁への批判を繰り広げるが、その矛先は「アベクロ支持」に転んだ日銀プロパーの“ユダ”雨宮正佳副総裁に他ならない。日銀マンの“内ゲバ”が燃え盛る――。
《著者》ジャーナリスト 北野昌夫
■みずほ佐藤「日立との蜜月」で経団連副会長の密約
《内容》中西宏明会長率いる経団連が2019年春の副会長人事を巡り、最終調整に入っている。“中西カラー”を打ち出す人事だが、事もあろうか、「メガバンク万年三位」のみずほフィナンシャルグループの元凶、佐藤康博会長が副会長の下馬評に上がっているという。
《著者》ジャーナリスト 真野響介
■「東京商品取引所」延命存続に経産省の“悪い奴ら”
《内容》慢性赤字で出来高が劇的に萎む東京商品取引所。現社長の浜田隆道・元官房審議官をはじめ、経済産業省の天下りが歴代トップを務める「無能経営」の必然だが、ここにきて日本取引所との統合話が浮上。その陰で今井尚哉・首相秘書官や嶋田隆・経産次官らは“省益確保”を狙って策謀を巡らす。
《著者》ジャーナリスト 蜷川幸三
■京セラ「教祖・稲盛和夫不在」の不作社長たち
――“フィロソフィ”が聞いて呆れる倦怠感
《内容》いまだ創業者・稲盛和夫名誉顧問を神の如く崇める、かつての京都ベンチャーの雄、京セラ。しかし、現在の谷本秀夫社長をはじめ近年の社長は「専門バカ」ばかり。もはや輝きは色褪せている。
《著者》ジャーナリスト 幅 耕平
■大幸薬品「パワハラ役員」に退職者が続々
――創業家社長はゴルフ三昧で“素知らぬ顔”
《内容》“下痢止め”で真っ先に思い起こされる「ラッパのマークの正露丸」。製造・販売を手掛ける大阪の中堅製薬、大幸薬品では正露丸でも止められない急激な人材流出が続く。創業家出身、柴田高社長の放任経営と執行役員の暴走を暴く。
《著者》小誌ハラスメント問題取材班
■帝人・キョーリン「足踏み5年」で仲良く凋落
《内容》帝人による一方的な株式取得から5年半。帝人と中堅製薬、キョーリン製薬ホールディングスの戦略提携は破談した。ともにビジョンのない両社に残された道は“没落”だけだ。
《著者》ジャーナリスト 北尾知巳
【テレビ】
■テレビ朝日「報ステ」徳永有美アナに視聴者の罵声
――早河洋会長“軽薄の不倫アナ”起用の末路
《内容》「不倫した人がなぜ?」「お騒がせ女」「顔を見ると引っ叩きたくなる」……。10月にリニューアルしたテレビ朝日の看板番組「報道ステーション」の視聴率下落が止まらない。桐永洋チーフプロデューサーが進める“軽妙路線”に加え、ウッチャンとの不倫結婚の過去を背負う徳永有美アナを抜擢したことが完全に裏目に出た格好で、視聴者からはテレビ朝日に、徳永アナへの罵詈雑言が多数寄せられている。
《著者》ジャーナリスト 濱田博和
■東日本放送「朝日新聞出身社長」の怒声支配
《内容》宮城・仙台のテレビ朝日系基幹局、東日本放送。2016年に朝日新聞出身の佐藤吉雄元取締役が社長に就任したが、持ち前の強引さで同局職員は戦慄、退職者が相次いでいる。
《著者》ジャーナリスト 濱田博和
【企業研究連載】
■《連載》池本孝慈の「超広告批評」(15)
――「モスバーガー」の痛々しい期間限定バーガー広告
《連載》「職場ウォッチング」(14)
■DeNA――“理屈好きの高学歴”が跋扈する不祥事塗れの「超成果主義」
《内容》ベイスターズの球団経営などで目立つ一方、コンプガチャやフェイクニュースで注目を集める不祥事IT企業、DeNA。東大はじめ、高学歴の“意識高い系”が集まり、「知的体育会」のような雰囲気という。実際はどんな職場なのか。
《著者》働き方改革総合研究所 新田龍
■《袋とじ》今月の怪文書――編集部に寄せられた告発文書を公開!
――ビル管理会社で社員を酷使する「メガバンク出身社長」
《内容》編集部に寄せられたのは、過酷な仕事を格安価格で受注し、その皺寄せが社員の低賃金となっていると指摘する関係者の声。関連会社では過労死も。
■《袋とじ》シルエット・スキャンダル――VIPの語るに耐えない醜聞を影画で報告!
――某製薬会社の「不倫三昧役員」
《内容》就業中に愛人と密会、出張にも同行させ、デート代は経費に付け回しているという某製薬会社の役員。そんな悪行を知りつつ黙認する乱倫企業。
【深層を抉るレポート「scopeZ」】
■「秋元康銘柄」現金争奪の修羅場
――Jトラスト=キーホルダー、ガイア、京楽…
《内容》いまや“実業家”が本業になった感のある作詞家の秋元康。「利益水増し疑惑」の告発文書が散布されたパチンコホール大手のガイア、極度の業績不振に喘ぐパチンコメーカー大手の京楽産業、そして、藤澤信義社長率いる異形の金融グループ、Jトラスト……秋元のアイドルビジネスの周辺には多くの企業が集っている。
《著者》ジャーナリスト 高橋篤史
■公安が注視する「片山さつき口利き疑惑」の北朝鮮人脈
《内容》『週刊文春』が日を付けた片山さつき地方創生担当相の口利き疑惑。しかし、口利きを依頼した長野の建設会社経営者には“不可解な人脈”が……。
《著者》ジャーナリスト 時任兼作
■口だけ番長「小泉進次郎」厚生労働部会で“お口にチャック”
《内容》先の自民党総裁選の“煮え切らない態度”で男を下げた小泉進次郎。10月に自民党政務調査会の厚生労働部会長に就任したが、やはり、看板倒れのようで……。
《著者》ジャーナリスト 富井椰子香
■東京大学「コカ・コーラとカネ儲け」の倫理感
――最高学府の“産学連携”に異議あり
《内容》企業などからの外部資金獲得では、国内の大学で一人勝ちを謳歌する東京大学。そこには「産学連携」という名のカネ儲けのシステムが顔を覗かせている――。
《著者》ジャーナリスト 本郷太市
■琉球大学“次期学長”本命候補に「倫理規定違反疑惑」
《内容》「次期学長本命」と言われる西田睦副学長に、看過できない“ある疑惑”が燻っている。
《著者》小誌ガバナンス問題追及班
■東京・新橋の地上げで「地面師」に嵌められた大手デベロッパー
《内容》2016年秋に発見された東京・新橋の女性資産家の白骨遺体。その所有地を巡って魑魅魍魎が跋扈するが、最終的に取得したのは大手デベロッパーだった……。
《著者》ジャーナリスト 神田 涼
■2019年「10%消費税」で日本経済は“破壊”される
《内容》「三度目の正直」と2019年秋に10%への消費増税の意向を示す安倍晋三首相。しかし、このタイミングでの増税はあまりにもタイミングが悪すぎる――。内閣官房参与を務める藤井聡氏が、その危険性に警鐘を鳴らす。
《著者》京都大学大学院教授 藤井聡(内閣官房参与)
《深層連載第15回》
■捜査当局こぼれ話
【東京地検発】「検事が地面師から借金か!?」肝を冷やした検察首脳
【証券取引等監視委員会発】地検とは裏腹に今なお“遺恨”を残す「東芝問題」
【警視庁発】「ヨーグルト」が売れる桜田門本庁コンビニの“警察文化”
《袋とじ連載》
■東京地裁開廷情報ピックアップ
――2018年10月11日~11月9日開廷の主な「民事訴訟」を一挙掲載(事件番号付き)。
《袋とじ連載》
■今月の信用情報――危ない企業情報をマル秘報告
――プラント大手、千代田化工の経営危機 ほか
《袋とじ連載》
■今月の一行情報――ちょっと早すぎるマル秘情報満載
【ゴルフ・スポーツ】
■スポンサーに寄り添わないGTPA(日本ゴルフトーナメント振興協会)の存在意義
《内容》小誌追及のJGTO(日本ゴルフツアー機構)による「スポンサー軽視」問題。しかも、当のスポンサーなどが構成するGTPAも“頬かむり”する始末。
《著者》ゴルフジャーナリスト 宮崎紘一
《連載》ゴルフ場批評(15)
■千葉国際カントリークラブ(千葉県・PGM系列)
――渋谷・ハロウィン状態のマンモスコース、グリーンが唯一の救い
■《連載》前田信吾“マエシン”のゴルフ場あれこれ(15)
――ゴルフファン必見! 変わりつつある「高速道路渋滞」の流れ
■《連載》玉木正之の「今月のスポーツ批評」(15)
――「スポーツ議連」大改革の行方
【ZAITENの「企業倫理」を問う】
■JAL「ハワイ現地法人幹部」の驚愕行状
《内容》日本航空の牙城である米国ハワイで、オペレーティング業務を担う子会社ジャルパックの現地法人、ジャルパック・インターナショナル・ハワイ。その職場で、非正規女性職員が“過酷な状況”に置かれているという。乱れ切ったJALハワイの“元凶”は、どうやら幹部社員たちのようだ――。
《著者》二階堂ドットコム&小誌取材班
■洋服の青山「スーツの扱いが雑な無礼社員」
《内容》売る時はやたらと熱心なのに、引き渡されたスーツは皺くちゃだった――。
■セゾン自動車火災保険「杜撰な個客対応に呆れて保険解約」
《内容》クレジットカードに付帯した傷害保険。しかし、実際に保険を請求しようとすると……。
■《糾弾連載》新クレーマーズ・レポート(15)
きらぼし銀行
――八千代・都民・新銀行東京が合併して悪化した「預金者対応」
■《糾弾連載》新あきれた広報実話(15)
東日本放送
――社長が怖くて取材に回答できない広報責任者
【好評連載】
■《連載2回》佐高信の新・毒言毒語
池上彰――日本に閉塞感を感じない“自称ジャーナリスト”の解説は「死者の解説」だ
■《巻頭連載》澤井健のZAITEN戯画(5)
――決して一人で見てはいけない「片山さつき」のサスペリア
■古谷経衡の憂国コラム「ダマすワル・ダマされるアホ」
――米系スーパー「コストコ」ブームに躍る愚かな“意識高い系”
■哲学者・適菜収の社会時評「読まずに言うなよ!」(15)
――オウムと安倍晋三信者・小川栄太郎に見る「自己承認欲求」の問題
(宮台真司『社会という荒野を生きる。』)
■ “元”批評家・更科修一郎の「時代観察者の逆張り思考」(15)
――テレビという名の「老人ホーム」
■上杉隆の予定不調和ニュース(15)
――「AI」を一番理解できていないのは大手メディアだ
■外国人特派員記者インタビュー(15)
――仏クエストフランス特派員 ジョアン・フルリ氏
■「ルーペ要らずの虫めがね」――小誌人気連載「プリーズ、虫めがね!」のスピンオフ
――ゴルフ場にメガネを忘れた「飲料会社役員」の寄る年波
■月刊「芸能“裏”情報」(15)
――ワイドショー・女性週刊誌の舞台裏
■国会議員秘書のヒショヒショ話(15)
――永田町秘書が「見た、聞いた、書いた」
■横田由美子の「現代官僚生態学」(最終回)
■著者インタビュー
――石井暁(共同通信編集委員)『自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体』
■担当編集者の「自薦」ブックレビュー
■セクハラ百十四銀行「色情と暗黒の10年」
――小誌報道で辞任の“漁色会長”が相談役に居座る異常地銀
《内容》女子行員に対する「不適切行為」に絡んで代表取締役会長が辞任するという。前代未聞の不祥事に塗れた香川県のトップ地銀、百十四銀行。接待宴席で女子行員を侍らせ、彼女らを取引先のされるがままに放置したというのが、百十四側の言い分。しかし、11月になって“下手人”の地元ゼネコン社長が地元商工会議所の顕職を突如辞任、会長の渡辺智樹自らもセクハラ行為に及んでいたとの情報もある。それどころか、同行を巡っては、2009年に渡辺が頭取に就任して以降、行内の雰囲気が一変。情実人事が罷り通り、果ては、頭取の渡辺が夜な夜な地元・高松の繁華街を誰憚ることなく闊歩していたといい、まさに百十四行員は色情と暗黒に支配された、塗炭の苦しみを味わうことに。それは“擬似創業家”の三代目、綾田裕次郎が頭取に就任、大政奉還された後も続き、人心の荒廃から不祥事案が相次いでいるという。預金者、行員を顧みないセクハラ地銀の異常を詳らかにする――。
【特集】
■東急電鉄「野本・高橋」因業バブル経営
――会長・社長が“イケイケ路線”に先祖返り
《内容》東急電鉄の“ターミナル城下町”東京・渋谷の姿が一変している。超高層ビルが次々と誕生、若者の街からの脱皮を図ろうとしているが、その指揮者こそ、野本弘文会長と高橋和夫社長である。渋谷ばかりではない。地方空港の運営や富士山・伊豆エリアでの不動産事業……と、その鼻息は荒い。その一方、鉄道事業の分社化を発表。持ち株会社化し不動産にこれまで以上にのめり込む態勢を整えた。その姿はまるで、かつての創業家・五島家による向こう傷を厭わない「拡大路線」を彷彿とさせるが、平成バブル崩壊で東急グループが解体の瀬戸際まで追いやられた過去を知悉する上條清文元会長らは野本-高橋らの“イケイケ”に危惧を募らせるばかりだ。さらには、老朽化した鉄道網は放置、羨望の眼差しを向けられた田園都市線沿線には高齢化の波が襲う。鉄道トラブルの頻発を尻目に、不動産バブルに踊る東急トップたちの経営は“因業”という他ない――。
【袋とじ企画】新あの人の自宅
■東急電鉄 高橋和夫社長 & 野本弘文会長の「ご自宅」
《内容》2018年9月に鉄道事業の分社化を発表し、財務畑の歴代社長らの冷ややかな目をよそに不動産事業へ回帰を狙う東急電鉄の二人の“イケイケ”経営者。剛腕かつ「リストラ屋」の異名を持つ、コストカッターの高橋和夫社長と不動産事業出身でアクセル役の野本弘文会長。果たして、そのお住まいは。やはり“あの沿線”なのか――。
【組織・個人の内幕に迫るZAITEN REPORT】
■日銀・白川前総裁が狙う「裏切り雨宮副総裁」の首
――前総裁が「ポスト黒田」に反撃の狼煙
《内容》さる10月、やおら自伝を上梓した日銀・白川方明前総裁。黒田東彦総裁への批判を繰り広げるが、その矛先は「アベクロ支持」に転んだ日銀プロパーの“ユダ”雨宮正佳副総裁に他ならない。日銀マンの“内ゲバ”が燃え盛る――。
《著者》ジャーナリスト 北野昌夫
■みずほ佐藤「日立との蜜月」で経団連副会長の密約
《内容》中西宏明会長率いる経団連が2019年春の副会長人事を巡り、最終調整に入っている。“中西カラー”を打ち出す人事だが、事もあろうか、「メガバンク万年三位」のみずほフィナンシャルグループの元凶、佐藤康博会長が副会長の下馬評に上がっているという。
《著者》ジャーナリスト 真野響介
■「東京商品取引所」延命存続に経産省の“悪い奴ら”
《内容》慢性赤字で出来高が劇的に萎む東京商品取引所。現社長の浜田隆道・元官房審議官をはじめ、経済産業省の天下りが歴代トップを務める「無能経営」の必然だが、ここにきて日本取引所との統合話が浮上。その陰で今井尚哉・首相秘書官や嶋田隆・経産次官らは“省益確保”を狙って策謀を巡らす。
《著者》ジャーナリスト 蜷川幸三
■京セラ「教祖・稲盛和夫不在」の不作社長たち
――“フィロソフィ”が聞いて呆れる倦怠感
《内容》いまだ創業者・稲盛和夫名誉顧問を神の如く崇める、かつての京都ベンチャーの雄、京セラ。しかし、現在の谷本秀夫社長をはじめ近年の社長は「専門バカ」ばかり。もはや輝きは色褪せている。
《著者》ジャーナリスト 幅 耕平
■大幸薬品「パワハラ役員」に退職者が続々
――創業家社長はゴルフ三昧で“素知らぬ顔”
《内容》“下痢止め”で真っ先に思い起こされる「ラッパのマークの正露丸」。製造・販売を手掛ける大阪の中堅製薬、大幸薬品では正露丸でも止められない急激な人材流出が続く。創業家出身、柴田高社長の放任経営と執行役員の暴走を暴く。
《著者》小誌ハラスメント問題取材班
■帝人・キョーリン「足踏み5年」で仲良く凋落
《内容》帝人による一方的な株式取得から5年半。帝人と中堅製薬、キョーリン製薬ホールディングスの戦略提携は破談した。ともにビジョンのない両社に残された道は“没落”だけだ。
《著者》ジャーナリスト 北尾知巳
【テレビ】
■テレビ朝日「報ステ」徳永有美アナに視聴者の罵声
――早河洋会長“軽薄の不倫アナ”起用の末路
《内容》「不倫した人がなぜ?」「お騒がせ女」「顔を見ると引っ叩きたくなる」……。10月にリニューアルしたテレビ朝日の看板番組「報道ステーション」の視聴率下落が止まらない。桐永洋チーフプロデューサーが進める“軽妙路線”に加え、ウッチャンとの不倫結婚の過去を背負う徳永有美アナを抜擢したことが完全に裏目に出た格好で、視聴者からはテレビ朝日に、徳永アナへの罵詈雑言が多数寄せられている。
《著者》ジャーナリスト 濱田博和
■東日本放送「朝日新聞出身社長」の怒声支配
《内容》宮城・仙台のテレビ朝日系基幹局、東日本放送。2016年に朝日新聞出身の佐藤吉雄元取締役が社長に就任したが、持ち前の強引さで同局職員は戦慄、退職者が相次いでいる。
《著者》ジャーナリスト 濱田博和
【企業研究連載】
■《連載》池本孝慈の「超広告批評」(15)
――「モスバーガー」の痛々しい期間限定バーガー広告
《連載》「職場ウォッチング」(14)
■DeNA――“理屈好きの高学歴”が跋扈する不祥事塗れの「超成果主義」
《内容》ベイスターズの球団経営などで目立つ一方、コンプガチャやフェイクニュースで注目を集める不祥事IT企業、DeNA。東大はじめ、高学歴の“意識高い系”が集まり、「知的体育会」のような雰囲気という。実際はどんな職場なのか。
《著者》働き方改革総合研究所 新田龍
■《袋とじ》今月の怪文書――編集部に寄せられた告発文書を公開!
――ビル管理会社で社員を酷使する「メガバンク出身社長」
《内容》編集部に寄せられたのは、過酷な仕事を格安価格で受注し、その皺寄せが社員の低賃金となっていると指摘する関係者の声。関連会社では過労死も。
■《袋とじ》シルエット・スキャンダル――VIPの語るに耐えない醜聞を影画で報告!
――某製薬会社の「不倫三昧役員」
《内容》就業中に愛人と密会、出張にも同行させ、デート代は経費に付け回しているという某製薬会社の役員。そんな悪行を知りつつ黙認する乱倫企業。
【深層を抉るレポート「scopeZ」】
■「秋元康銘柄」現金争奪の修羅場
――Jトラスト=キーホルダー、ガイア、京楽…
《内容》いまや“実業家”が本業になった感のある作詞家の秋元康。「利益水増し疑惑」の告発文書が散布されたパチンコホール大手のガイア、極度の業績不振に喘ぐパチンコメーカー大手の京楽産業、そして、藤澤信義社長率いる異形の金融グループ、Jトラスト……秋元のアイドルビジネスの周辺には多くの企業が集っている。
《著者》ジャーナリスト 高橋篤史
■公安が注視する「片山さつき口利き疑惑」の北朝鮮人脈
《内容》『週刊文春』が日を付けた片山さつき地方創生担当相の口利き疑惑。しかし、口利きを依頼した長野の建設会社経営者には“不可解な人脈”が……。
《著者》ジャーナリスト 時任兼作
■口だけ番長「小泉進次郎」厚生労働部会で“お口にチャック”
《内容》先の自民党総裁選の“煮え切らない態度”で男を下げた小泉進次郎。10月に自民党政務調査会の厚生労働部会長に就任したが、やはり、看板倒れのようで……。
《著者》ジャーナリスト 富井椰子香
■東京大学「コカ・コーラとカネ儲け」の倫理感
――最高学府の“産学連携”に異議あり
《内容》企業などからの外部資金獲得では、国内の大学で一人勝ちを謳歌する東京大学。そこには「産学連携」という名のカネ儲けのシステムが顔を覗かせている――。
《著者》ジャーナリスト 本郷太市
■琉球大学“次期学長”本命候補に「倫理規定違反疑惑」
《内容》「次期学長本命」と言われる西田睦副学長に、看過できない“ある疑惑”が燻っている。
《著者》小誌ガバナンス問題追及班
■東京・新橋の地上げで「地面師」に嵌められた大手デベロッパー
《内容》2016年秋に発見された東京・新橋の女性資産家の白骨遺体。その所有地を巡って魑魅魍魎が跋扈するが、最終的に取得したのは大手デベロッパーだった……。
《著者》ジャーナリスト 神田 涼
■2019年「10%消費税」で日本経済は“破壊”される
《内容》「三度目の正直」と2019年秋に10%への消費増税の意向を示す安倍晋三首相。しかし、このタイミングでの増税はあまりにもタイミングが悪すぎる――。内閣官房参与を務める藤井聡氏が、その危険性に警鐘を鳴らす。
《著者》京都大学大学院教授 藤井聡(内閣官房参与)
《深層連載第15回》
■捜査当局こぼれ話
【東京地検発】「検事が地面師から借金か!?」肝を冷やした検察首脳
【証券取引等監視委員会発】地検とは裏腹に今なお“遺恨”を残す「東芝問題」
【警視庁発】「ヨーグルト」が売れる桜田門本庁コンビニの“警察文化”
《袋とじ連載》
■東京地裁開廷情報ピックアップ
――2018年10月11日~11月9日開廷の主な「民事訴訟」を一挙掲載(事件番号付き)。
《袋とじ連載》
■今月の信用情報――危ない企業情報をマル秘報告
――プラント大手、千代田化工の経営危機 ほか
《袋とじ連載》
■今月の一行情報――ちょっと早すぎるマル秘情報満載
【ゴルフ・スポーツ】
■スポンサーに寄り添わないGTPA(日本ゴルフトーナメント振興協会)の存在意義
《内容》小誌追及のJGTO(日本ゴルフツアー機構)による「スポンサー軽視」問題。しかも、当のスポンサーなどが構成するGTPAも“頬かむり”する始末。
《著者》ゴルフジャーナリスト 宮崎紘一
《連載》ゴルフ場批評(15)
■千葉国際カントリークラブ(千葉県・PGM系列)
――渋谷・ハロウィン状態のマンモスコース、グリーンが唯一の救い
■《連載》前田信吾“マエシン”のゴルフ場あれこれ(15)
――ゴルフファン必見! 変わりつつある「高速道路渋滞」の流れ
■《連載》玉木正之の「今月のスポーツ批評」(15)
――「スポーツ議連」大改革の行方
【ZAITENの「企業倫理」を問う】
■JAL「ハワイ現地法人幹部」の驚愕行状
《内容》日本航空の牙城である米国ハワイで、オペレーティング業務を担う子会社ジャルパックの現地法人、ジャルパック・インターナショナル・ハワイ。その職場で、非正規女性職員が“過酷な状況”に置かれているという。乱れ切ったJALハワイの“元凶”は、どうやら幹部社員たちのようだ――。
《著者》二階堂ドットコム&小誌取材班
■洋服の青山「スーツの扱いが雑な無礼社員」
《内容》売る時はやたらと熱心なのに、引き渡されたスーツは皺くちゃだった――。
■セゾン自動車火災保険「杜撰な個客対応に呆れて保険解約」
《内容》クレジットカードに付帯した傷害保険。しかし、実際に保険を請求しようとすると……。
■《糾弾連載》新クレーマーズ・レポート(15)
きらぼし銀行
――八千代・都民・新銀行東京が合併して悪化した「預金者対応」
■《糾弾連載》新あきれた広報実話(15)
東日本放送
――社長が怖くて取材に回答できない広報責任者
【好評連載】
■《連載2回》佐高信の新・毒言毒語
池上彰――日本に閉塞感を感じない“自称ジャーナリスト”の解説は「死者の解説」だ
■《巻頭連載》澤井健のZAITEN戯画(5)
――決して一人で見てはいけない「片山さつき」のサスペリア
■古谷経衡の憂国コラム「ダマすワル・ダマされるアホ」
――米系スーパー「コストコ」ブームに躍る愚かな“意識高い系”
■哲学者・適菜収の社会時評「読まずに言うなよ!」(15)
――オウムと安倍晋三信者・小川栄太郎に見る「自己承認欲求」の問題
(宮台真司『社会という荒野を生きる。』)
■ “元”批評家・更科修一郎の「時代観察者の逆張り思考」(15)
――テレビという名の「老人ホーム」
■上杉隆の予定不調和ニュース(15)
――「AI」を一番理解できていないのは大手メディアだ
■外国人特派員記者インタビュー(15)
――仏クエストフランス特派員 ジョアン・フルリ氏
■「ルーペ要らずの虫めがね」――小誌人気連載「プリーズ、虫めがね!」のスピンオフ
――ゴルフ場にメガネを忘れた「飲料会社役員」の寄る年波
■月刊「芸能“裏”情報」(15)
――ワイドショー・女性週刊誌の舞台裏
■国会議員秘書のヒショヒショ話(15)
――永田町秘書が「見た、聞いた、書いた」
■横田由美子の「現代官僚生態学」(最終回)
■著者インタビュー
――石井暁(共同通信編集委員)『自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体』
■担当編集者の「自薦」ブックレビュー