2012年11月9日号
◇足立正生・荒井晴彦対談
「追悼・若松孝二」
※わかまつ・こうじ氏=映画監督。10月17日、死去。12日夜に新宿区
内で交通事故に遭い、都内の病院に入院していたが、搬送先の病院で
死去した。76歳。宮城県出身。地元の高校を中退して上京。和菓子屋
に勤務するなど、職を転々としながら、テレビ映画の助監督を経て、
ピンク映画『甘い罠』で監督デビュー。1965年に若松プロを設立。
2008年、ベルリン国際映画祭で『実録・連合赤軍 あさま山荘への道
程』が最優秀アジア映画賞を受賞。作品に『キャタピラー』『11・25
自決の日 三島由紀夫と若者たち』『海燕ホテル・ブルー』『千年の
愉楽』など。
※あだち・まさお氏=映画監督。日本大学中退。若松プロでピンク映
画の脚本を書き、『堕胎』で映画デビュー。74年以降、日本赤軍と行
動を共にする。1939年生。
※あらい・はるひこ氏=脚本家・映画監督。早稲田大学除籍。監督作
品に「身も心も」、脚本に「遠雷」「キャバレー日記」「Wの悲劇」
など。1947年生。
<今週の読物>
■1面
◆連載=海岸線<第14回>/笹岡啓子
「沖縄県 国頭村 奥 2007年」(ささおか・けいこ氏=写真家)
■3面
◆連載=絵画の向こう側 ぼくの内側<第75回>横尾忠則
「ある記憶の光景」(よこお・ただのり氏=美術家)
◆連載=銀座を変えた雑誌Hanako!<第72回>/椎根 和
(しいね・やまと氏=元ハナコ雑誌編集長。編集者)
◆映画時評<11月>/伊藤洋司
ホン・サンス『次の朝は他人』。他に『アルゴ』『エージェント・マ
ロリー』『オデット』『スプリング・ブレイカーズ』など。(いとう・ようじ氏=中央大学教授)
◆文学館散歩=泉鏡花記念館
◆連載=漢字点心<第13回>/円満字二郎
「腥」 (えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)
◆連載=本の国へようこそ<第29回>「中国」
◎于大武・作 文妹・訳
『北京 ―中軸線上につくられたまち』(ポプラ社)
◎ユイ・リーチョン文 チュ・チョンリャン絵 中由美子訳
『チュンチエ ―中国のおしょうがつ』(光村教育図書)
◎蒲松齢・原作 心怡・再話 蔡皋・絵
『パオアルのキツネたいじ』(徳間書店)
◎安野光雅・作
『旅の絵本Ⅶ』(福音館書店)
◎松瀬七織・訳 湯沢朱実・再話
『子どもに語る 中国の昔話』(こぐま社)
◎下村 昇
『下村式 漢字の本(小学1~6年生)』(偕成社)
◎栗田 亘
『漢文を学ぶ(一~六)』(童話屋)
◎君島久子
『「王さまと九人の兄弟」の世界』(岩波書店)
選書協力/銀座教文館 子どもの本のみせナルニア国 川辺店長、菅原さん
■6面
◆逸見久美氏講演『新版 評伝与謝野寛晶子』全三巻(八木書店)完結を機に
■7面
◆新刊紹介
著:どどいつ文庫『キテレツ洋書ブックガイド 世界珍本読本』(社会評論社)
■8面
◆シリーズ 日展と私③ 書家・新井光風氏インタビュー
「一本の線に自らの命を閉じ込める」 ―第44回 日展 11月2日~
■9面
◆連載=活字シアター<第469回>
仏教書出版四〇〇年の「本屋」法藏館の巻<第43回>
■10面
◆田原総一朗の取材ノート
「日本は平和で人権を守っているが」(たはら・そういちろう氏=ドキュメンタリー作家)
◆受賞
◎第49回「文藝賞」贈賞式開催
◎第6回髙橋松之助記念「朝の読書大賞」と「文字・活字文化推進大賞」授賞式開催
◆出版メモ
◎ナナ・コーポレート・コミュニケーション刊行
著:村上福之『ソーシャルもうええねん』
◎祥伝社・光文社共同企画 浅見光彦登場30周年 二冊同時刊行
著:内田康夫『汚れちまった道』(祥伝社)『萩殺人事件』(光文社)
<今週の書評>
■4面<学術・思想>
◆著:ポール・ド・マン『盲目と洞察 現代批評の修辞学における試論』(月曜社)
評:山城 むつみ(批評家)
◆著:澤田哲生『メルロ=ポンティと病理の現象学』(人文書院)
評:加賀野井 秀一(中央大学教授)
◆著:森山至貴『「ゲイコミュニティ」の社会学』(勁草書房)
評:砂川秀樹(文化人類学者)
■5面<文学・芸術>
◆編:日本シェイクスピア協会『シェイクスピアと演劇文化―日本シェイクスピア協会創立50周年記念論集』(研究社)
評:荒木正純(白百合女子大学教授)
◆著:松井太郎/編:西成彦・細川周平『遠い声―ブラジル日本人作家 松井太郎小説選・続』(松籟社)
評:成田龍一(日本女子大学教授)
◆著:アマーラ・ラクース『マルコーニ大通りにおけるイスラム式離婚狂想曲』(未知谷)
評:堤 康徳(イタリア文学者)
◆著:斎藤 ゆりかご『昔ながらの蛇いちご』(文芸社)
評:船曳由美(エッセイスト)
■7面<読物・文化>
◆著:フレデリック・マルテル『メインストリーム ―文化とメディアの世界戦争』(岩波書店)
評:岡井崇之(東洋英和女学院大学専任教師)
◆著:畠山直哉『気仙川』(河出書房新社)
評:畑中章宏(著述業)
◆著:ベルナール・ルブラン/ミシェル・ルフェーブル『ロバート・キャパ』(原書房)
評:加藤哲郎(写真評論家)
◆著:大橋博之『SF挿絵画家の時代』(本の雑誌社)
評:風野春樹(SF書評家)
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