●特集
生誕140周年 バルトークをレッスンに上手に取り入れよう
生誕140周年を迎えたベーラ・バルトーク(1881-1945年、ハンガリー)の作品は、今年も様々なコンクールの課題曲に取り上げられ、人気を博しています。近現代作品への入り口として、レッスンで楽しく活用できるとよいのですが、しかし、まだまだバルトーク作品の指導に戸惑う先生方も多いようです。
そこで、この特集ではバルトークの2大教育作品《子供のために》と《ミクロコスモス》を様々な角度から掘り下げ、教材としての活用法や、人気の曲の演奏法・指導法を解説します。さらに、変拍子やブルガリアのリズムに確実に強くなれる《ルーマニアのクリスマスの歌》(ソナチネ程度の易しいテクニック)もご紹介します。
◆《子供のために》で楽しくレッスン!(パップ晶子)
弾く前に知っておきたい民謡の基礎知識
人気曲の演奏・指導法
《子供のために》第1巻~1.遊んでいる子供たち/3./5.遊び/10.子供の踊り/16.古いハンガリーの旋律/17.ラウンド・ダンス/21./29.5音音階の旋律/32./40.豚飼いの踊り
《子供のために》第2巻~7.悲しみ/8.踊り
◆《ミクロコスモス》~まずは第1,2巻を活用しよう!(パップ晶子)
ポリフォニー(ユニゾン/反行/並行/カノン/4声体)
音階
◆《ルーマニアのクリスマスの歌》~子供のうちに変拍子と特殊拍子に強くなろう!(パップ晶子)
◆いつかステージで弾きたい バルト―クの憧れの曲~ハンガリーの伝統に沿った演奏とは(渡邊健二)
《ルーマニア民俗舞曲》/《15のハンガリー農民歌》/《ピアノ・ソナタ》
◆渡邊健二先生にきく バルトーク作品の本質とレッスン活用法(長井進之介)
ハンガリーの作曲家の作品演奏のスペシャリストとして、演奏と指導によって作曲家の精神的理解を深め、普及に努めてきた渡邊健二先生(東京藝術大学名誉教授)による特別寄稿。人気曲の演奏アドバイスと、ハンガリー語と音楽の関係など、バルトークを演奏する上での重要なポイントを解説いただきました。
●今月の課題曲
J.S.バッハ:シンフォニア第3番
(2021年7月号~10月号選曲者:齊藤浩子)
●巻末とじ込み
◆楽譜
田中カレン『アーニャの冒険』~2.悲しい王様
◆付録
Piano作曲家カード⑦
ピアノのレッスンによく登場する作曲家を、「バロック」「古典派」「ロマン派」「近現代」のカードも含め、生誕年順に毎月4枚ずつ掲載していきます。裏面には、作曲家の生涯がすぐに分かる「ミニミニ年譜」や、レッスンの小ネタとして使える「Lesson Memo」も掲載。ぜひ、コレクションしてご活用ください。
第7回は、「ロマン派、チェルニー、バイエル、ブルクミュラー」。
……ほか
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