●特集
ピアノの構造から知る タッチと響き 大研究
発表会やコンクールにおけるホール演奏では、イメージした通りの音色を奏でられるとよいですね。そのために、普段のレッスンや練習で意識したいタッチの使い分けやペダルの使い方について、気鋭のピアニストや指導者、調律師などに、ピアノの構造との関わりを含め、その極意を指南していただきます。
◆耳を開き、理想の音色のタッチを追究しよう(鈴木弘尚)
11才の頃から8年間、ヴェラ・ゴルノスタエヴァ氏からロシア・ピアニズムを学び、自身の奏法に取り入れているピアニストの鈴木弘尚さんに、重力奏法の考え方や、手のフォーム、「歌うためのタッチ」や「倍音を含む色彩豊かなタッチ」の具体的な方法、時代別にタッチを使い分ける方法、ホール演奏で意識したいことなど、多岐にわたって詳しく解説していただきました。
鈴木弘尚
鈴木弘尚
◆タッチと響きとペダリング~ペダルの仕組みと踏み方を知って、音色のパレットを増やそう(堀江真理子)
ピアノ・ペダリングの教則本の著者として知られ、全国各地で講座やレッスンを展開しているピアニストの堀江真理子さんに、ペダルの仕組みと踏み方について、まず押さえておきたいこと、および練習法について、やさしく解説いただきました。
堀江真理子
堀江真理子
◆あきら先生(ピアニスト)ととしさん(調律師)の タッチの疑問Q&A(内藤晃/津久井俊彦)
タッチと響きを追究するピアニストと、それを構造面から解決する調律師が、ピアノ学習者のよくある疑問に分かりやすくお答えします。きれいな音を出したり、音の粒を揃えたりするためにはどのような弾き方をすればよいのかを、アクション図とともに明らかにしていきます。筆者のYouTubeチャンネル「としチャンネル」との連動企画です。
●今月の課題曲
グリーグ《抒情小曲集第1集》より〈アリエッタ〉
(2021年11月号~2022年10月号選曲者:福山奈々)
●巻末とじ込み
◆楽譜 田中カレン『アーニャの冒険』~7.コットン・キャンディー
◆付録 Piano作曲家カード⑫
ピアノのレッスンによく登場する作曲家を、「バロック」「古典派」「ロマン派」「近現代」のカードも含め、生誕年順に毎月4枚ずつ掲載していきます。裏面には、作曲家の生涯がすぐに分かる「ミニミニ年譜」や、レッスンの小ネタとして使える「Lesson Memo」も掲載。ぜひ、コレクションしてご活用ください。
第12回は、「サン=サーンス、ワルトトイフェル、ビゼー、ムソルグスキー」。
……ほか
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