ナショナル ジオグラフィック日本版 発売日・バックナンバー

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大特集 地球温暖化
総論 温暖化 地球のシグナル

 温暖化がハイペースで進む地球が警鐘を鳴らし始めている。本特集は3部構成により、様々な視点から温暖化の現状を探る。

第1部 地球上の氷が解ける
 急速に後退する山岳地帯の氷河、年々薄くなる北極圏の海氷。海面上昇で海に没しそうな小島がある一方で、水源が枯渇して干上がった湖もある。大地、そして海で起こっている異変をリポート。
文=ダニエル・グリック 写真=ピーター・エシック


第2部 追い詰められる生物
 地球の生態系は地球温暖化によって大きな影響を受ける。サンゴ礁の白化、枯れる森林、動物の渡りの時期の変化はその一例。南極の「南極半島」周辺にスポットを当て、その劇的な変化を報告する。
文=フェン・モンテイン 写真=ピーター・エシック



第3部 未来を予測する
 氷河や洞窟、サンゴ礁などから過去何十万年分もの気候データが読み取れる。それを基に将来の気候を予測すれば、どんな未来が待ち受けているかが導き出せるが、さて、未来はどうなるのだろうか。
文=バージニア・モレル 写真=ピーター・エシック

■「6%削減」に向けた日本の取り組み
 京都議定書で日本は温室効果ガスを2008〜12年までに90年比で6%削減することを約束、その現状を見る。

難破船「リパブリック」の金貨を探せ
 1865年に米国の南北戦争が終結し、その数カ月後、ニューヨークから南部のニューオリンズに向けて蒸気船「リパブリック」が出航した。だが、途中でハリケーンに遭い、大西洋に沈没。この船に積まれていた大量の金貨を引き揚げるため、最新鋭の装備で作業に挑んだ。
文=プリート・J・ベシリンド 写真=ジョナサン・ブレア


アメリカ・インディアンの復活
 410万人いる米国先住民の社会が文化的にも経済的にも活気づいている。米国先住民のルネサンスとも呼べる今、彼らの生の声を先住民出身の筆者が取材し、報告する。
文=ジョセフ・ブルシャック 写真=マギー・スティーバー

砂漠で生き抜く頑強な小動物、ラーテル
 猛毒をもつコブラにかまれても死なないラーテル。体は小さくても、そのつくりは頑丈だ。アフリカ南部に広がるカラハリ砂漠を中心に、敵と闘い、子育てするラーテルの野生の姿を観察した。
文・写真=コリーン・ベグ、キース・ベグ



肥満 私たちはなぜ太るのか
 先進国を中心に、ぜいたくなライフスタイルを満喫する現代人。お腹いっぱいに食事をし、体をあまり使わない。こうして人々は肥満になり、健康を害する。肥満はどんな栄養素が原因なのか、肥満を防ぐにはどうしたらよいのかを、肥満に悩む女性のケースを交えながら紹介する。
文=キャシー・ニューマン 写真=カレン・カスマウスキー

■太る男、やせる女
 日本は世界的に見れば肥満の国ではないが、統計をじっくりとみると、決して楽観はできない。年々、男性は太り、女性はやせていくという特異な傾向が浮かび上がってくる。


ギリシャ 神話からの脱却
 21世紀初のオリンピック開催をひかえたギリシャは、「神話の世界」という伝統から脱し、新しいイメージづくりに躍起になっている。その変化の背景には都市の開発、移民の大量流入、自然環境の破壊がある。明日に向けて模索する世界有数の観光国の現状をリポート。
文=アーラ・ズウィングル 写真=スチュアート・フランクリン

■特製地図「ギリシャと地中海」
 古代ギリシャ文明の頃の主な都市の解説を加えたギリシャ全土の地図とアテネの市街図。また、紀元前800年から紀元後1500年の間に、地中海で興っては衰退していった文明と交易について解説する。



南パタゴニアの大氷原 525キロを縦断する
 アルゼンチンとチリの南部に広がる南パタゴニアの大氷原は、南極とグリーンランドを除けば世界最大級の氷原といわれる。過去に物資の途中補給を受けずに成功した探検隊はない。筆者らはカヤックに物資を積み、スキーと徒歩できわめて困難な氷原縦断に挑んだ。
文=ボルゲ・オウスラント 写真=トーマス・ウルリッヒ

■還暦教授、カヤックで300キロを漕破
 南米最南端のホーン岬は、風速20メートルを超える強風が吹きつける世界随一の航海の難所。定年前に東京大学を辞した月尾嘉男さんは、ここをカヤックで回航するのに成功した。

ガボン・ロアンゴ国立公園 波間にカバが遊ぶ楽園
 ガボン政府は同国に13の国立公園を指定することを決めた。生物学者のJ・マイケル・フェイの自然保護への思いや新国立公園システムを成功に導くための活動について、彼の日記をもとに紹介する。
文=J・マイケル・フェイ、写真=マイケル・ニコルズ
イカの快 美しくも凶暴な海の魔物
無脊椎動物のなかで、体の大きさに対して最も大きな脳をもっているといわれるイカ。巨大イカの話をはじめ、体色の変化、生殖行動、獲物を捕らえる時の動きなど、イカの不思議な行動を解説。
文=ロジャー・ハンロン 写真=ブライアン・スケリー
サイト&サウンド「アフリカの自然公園」

太陽 その活動メカニズムを明らかにする
P42
 人類は、地球の生命を育む太陽についてまだ十分に理解していない。だが天体望遠鏡や人工衛星による観測データから、ここ数年でその驚くべき姿が明らかにされつつある。なぜ膨大なエネルギーを放出し続けられるのか、地球にどんな影響を与えるのかを解説する。
文=カート・サプリー

■黒点観測を50年続けた小山ヒサ子
 半世紀にわたって黒点を観測し、約1万枚のスケッチを残した故・小山サチ子さんの優れた業績を紹介する。
■特製付録「太陽 黒点からコロナまで」
太陽の黒点活動が引き起こす様々な現象と、地球に及ぼす影響について、最新の観測で得られた画像を使いながら詳しく解説する。

コカイン産地 根絶できぬ実態
P72
 コロンビアの密林におおわれたカケタ県。反政府軍が支配するこの地域は、農民の多くが日々の生活のためにコカ栽培に手を染める。コカイン・ビジネスの実態を探るため、筆者はこの地に乗り込んだ。
文・写真=カルロス・ビヤロン

筆者と写真家が音声と写真で説明する サイト&サウンド>>

米国オリンピック国立公園 大自然の王者
P94
 米国ワシントン州にあるオリンピック国立公園は、原始の自然がそっくり残る海岸と氷河におおわれた峰々がコントラストを見せ、見事な景観をつくりだしている。米国有数の美しい大自然へ、ようこそ。
文=ジョン・G・ミッチェル 写真=メリッサ・ファーロウ


タンザニアのバラバイグ族
P114
 タンザニア中部に暮らすバラバイグ族は、部族の伝統を守るため、今でもゾウ狩りを行う。肉体と精神を狩りの前に鍛え、過酷なゾウ狩りを槍1本で成し遂げる。成功した者は勇士として称えられ、女性から愛される権利を手に入れることができるのだ。
文=ディミトラ・アポスポロス 写真=ジル・ニコレ

ヒヨケムシ 砂漠で最強のあごをもつ
P132

 名前はたいしたことはないが、毛むくじゃらの不気味な体と、砂漠の生物で最強のあご(鋏角)はとても恐ろしげだ。肉食性が強く、昆虫からトカゲやヘビまで餌食にしてしまうほど。クモに近いこの生き物の驚異の世界を写真家モフェットがとらえた。
文・写真=マーク・W・モフェット


モチェの遺跡 よみがえる魔宮伝説
P140





 モチェ文化は、インカ帝国より1000年ほど前の、紀元100年から800年頃にペルーの北部で栄えた。エル・ブルホ(魔術師の意味)という遺跡にあるピラミッドから、モチェの人々が執り行っていた儀式が明らかにされた。それは拷問と処刑が行われる残忍なものだった。
文=ピーター・グウィン 写真=アイラ・ブロック



943円
特集/イラクのカギを握るシーア派

フセイン政権下で弾圧されてきたイラクのイスラム教シーア派の人口は1500万人で、全体の60%を占める。「長く迫害されてきたシーア派が政権をとるのは当然」と、ある指導者は言う。この言葉に象徴されるように、新しい国づくりは彼らの考えに大きく左右されそうだ。(038p)
■シーア派宗教指導者の絶大な影響力(038p)
イラク戦争で米英を中心とする連合軍がフセイン政権を倒すと、シーア派の宗教指導者が台頭し始めた。宗教指導者が絶大な影響力をもつようになった背景を解説する。(038p)




特集/米国モントレー湾海底峡谷の生き物

米国サンフランシスコの南、モントレー湾の沖に「海の峡谷」が広がる。その深海で未知なる生物探しが行われ、アンコウやクラゲの仲間など奇妙な生き物の姿を鮮明にとらえた。(074p)




特集/需要が増え、枯渇が迫る原油

需要が増え続ける原油は、いつかは必ず枯渇する。世界の原油産出量のピークはいつくるのか。もっとも可能性が高いとされるのは2040年頃だ。イラクをはじめ不安定な中東情勢が続く今、高騰する原油事情をリポートする。(094p)
■日本は中東諸国の原油に大幅に依存(094p)
「脱・中東」政策を掲げる日本だが、中東諸国からの原油輸入は約88%。日本の原油確保の現状をみる。(094p)




特集/中国最新の恐竜研究、日本での発掘史

7月16日開催の「鷺異の大恐竜博」(主催:小社ほか)に先立ち、アジア最大の恐竜の発掘現場を雲南省に訪ね、さらに今、話題の羽毛恐竜ミクロラプトル・グイが空を飛んだ謎に迫る。また、過去四半世紀の間に日本でどんな恐竜化石が発掘されたのかを報告する。(124p)




特集/ハシボソキツツキの森の生活

パッと広げた翼の下側が鮮やかな黄色で、その形がまるで扇子のような鳥、ハシボソキツツキ。木の幹にあいた空洞に巣を作り、主に雄が子育てをする。ところが、森のほかの住人に巣を横取りされる災難に遭うことも。この鳥を中心に森の生き物の暮らしを紹介する。(136p)




特集/ペルーの断崖遺跡に残された墓と像

ペルー北部の雲霧林に囲まれた断崖に残されたロス・ピンチュドス遺跡。10世紀、ここに定着したのは「雲の人」と呼ばれた高地民族だったが、その詳細は分かっていない。彼らは交易で得た貝の装飾品のほかに、石とマホガニー製の彫像を残した。(144p)




コラムⅠ

地球新発見:ナチスの記憶(010p)
日本新発見:蝶の青魚を再現(017p)
列島探訪:日本の音風景 第27回:山形県・最上川 三つの楽章を奏でる大河 芭蕉の句を一段と大きくする(020p)
読者フォーラム:世界遺産を学問に(026p)
日本の百年:プールの子供たち(037p)




コラムⅡ

取材現場から:取材の助っ人(149p)
最後の一枚:隠れたつもり(155p)

943円
グレートプレーンズ 米国の心の故郷
P38
 米国ロッキー山脈の東側に広がる世界有数の穀倉地帯グレートプレーンズ(大平原)では、住民の高齢化が進み、ここ数年干ばつに見舞われるなど、取り巻く環境は厳しい。そんななか、かつての大草原の姿を取り戻す試みが始まっている。
文=ジョン・G・ミッチェル 写真=ジム・リチャードソン

■ハリウッド映画に見る大平原
ハリウッド映画は西部開拓時代の様子を繰り返し描いてきた。映画『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(1990)をはじめ、数々の名作でグレートプレーンズの歴史をたどる。

筆者と写真家が音声と写真で説明する サイト&サウンド>>




拡大するEU 欧州の大きな賭け
P66
 この5月1日、EU(欧州連合)に旧ソ連の8カ国を含む10カ国が新たに加盟する。国境という壁を取り払い、「経済大国」を目指しているが、現加盟国の一部から無謀な賭けだという声も聞かれる。
文=ドン・ベルト

野生動物たちの死闘 ヘラジカをめぐって
P78
 ヘラジカを襲うハイイロオオカミの群れ。そこにグリズリーが加わる。そしてワタリガラスが倒れたヘラジカの傷口をつつき、死に追いやる。米国アラスカ州のデナリ国立公園で展開された2日間の壮絶な闘いの記録。
文・写真=イバ・モマトゥーク、ジョン・イーストコート

ハノイ ベトナム戦争終結から約30年
P92
 1975年にベトナム戦争が終結してから約30年たち、ハノイ市民は平穏な生活を手にした。そして今、豊かさを求めて町は活気づく。古くから「詩人の都」と呼ばれたハノイは、歴史的な飛躍を遂げようとしている。
文=デビッド・ラム 写真=デビッド・アラン・ハーベイ


マヤ 初期に君臨した王の墓
P110

 グアテマラ南西部の密林で、1800年余り前のマヤ文明初期の王墓が発見された。石碑群に刻まれた碑文は、これまでに発見された最古のマヤ文字と判明。初期マヤ文明の謎を解くヒントが得られそうだ。
文=クリフ・ターピー 写真=ケネス・ギャレット




海洋探検家バラード 黒海と地中海に挑む

 黒海と地中海の海底には、古代の難破船に積まれていたオリーブ油や蜂蜜、ワインなどの壺が散在する。海洋探検家のバラードは、無人探査機「ヘラクレス」を駆使して、その回収に向かうが、数々の難題に直面する。
文=ピーター・デ・ジョング 写真=デビッド・マクレーン



943円

巨大竜巻トルネードの謎を探る
P44
 米国ロッキー山脈の東側は世界有数の竜巻(トルネード)発生地帯。筆者と写真家は、研究者に同行して、竜巻の中心の撮影に挑む。そして3年に及ぶ追跡の末、ついに……。
文=プリート・J・ベシリンド 写真=カーステン・ペーター

■「ミスタートルネード」と呼ばれた藤田哲也教授
竜巻の強さを表す指標に「フジタスケール」という用語がある。これは雷雲を研究していた藤田哲也が米シカゴ大学で体系化したものだ。藤田教授のエピソードを紹介する。

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気高き平和の大使 ツル
P74
 世界に生息するツルは15種。絶滅のおそれのある種に対して、人工飼育を行い、渡りの習性を取り戻させるべく、超軽量飛行機を使った“渡りの練習”が試されている。
文=ジェニファー・アッカーマン

■ツルと日本人
ツル好きの日本人はいつからこの鳥を身近に感じていたのだろう。縄文中・後期および弥生時代の遺跡、『記紀』や万葉集の記述、禁制の鳥とした江戸時代の時代背景など、ツルの文化史を紹介する。
文=国松俊英
■特製地図「世界の渡り鳥」
世界の代表的な渡り鳥とその渡りのルートを紹介。美しい鳥のイラストを使いながら、世界各地の繁殖地や渡りの中継地を解説する。

ライプカメラで見るツル>>

米国バッドランズ国立公園 岩山と草原の海
P98
米国中北部のサウスダコタ州に広がるバッドランズ国立公園一帯は、先住民オグララ・スーの祖先が「悪い土地」と呼んでいた場所。風と水の浸食による荒々しい岩山が一転して緑豊かな草原へと変化し、その対比がとても印象的な場所だ。「哺乳類の黄金時代」の化石も多数見つかっており、観光客も多く訪れる。
文=ジョン・L・エリオット 写真=アニー・グリフィス・ベルト

ヨハネスバーグの希望と不安
P118

 アパルトヘイト(人種隔離)政策に終止符を打ち、多民族が共存する「虹の国」づくりを目指して10年たった南アフリカ共和国。過去は悪夢のような時代として語られつつあるが、それでも貧富の差が拡大し、相変わらず犯罪率も高い。この国最大の800万人都市、ヨハネスバーグの現状を報告する。
文=ピーター・ゴッドウィン 写真=トマス・トマシェフスキー

野生動物の宝庫 ミャンマーのフーコン渓谷
P138
 ミャンマー(旧ビルマ)北部のフーコン渓谷に世界最大のトラ保護区を造る計画がある。かつて辺境の地だったこの一帯は、金鉱開発による人間の流入で自然が破壊されつつあり、また独立軍が基地を構えているなど、計画を無事に実現するには課題が多い。
文=アラン・ラビノウィッツ 写真=スティーブ・ウィンター




943円
タテゴトアザラシの保護をめぐって
P42
 カナダ東部の北の海で春を過ごすタテゴトアザラシ。地元の漁師と動物保護団体との間で、捕獲か保護かの論争が40年間続いている。いまだに決着しないこの対立を、様々な角度からリポートする。
文=ケネディ・ウォーン 写真=ブライアン・スケリー

ブラジル大西洋岸の密林を再生する
P60
 ブラジルのリオ・デ・ジャネイロなどの都市周辺に広がる「大西洋岸森林」。かつての広大さは失われたが、この森林には今も貴重な生物が生息する。その自然を守るため、森林再生の試みが始まった。
文=バージニア・モレル 写真=マーク・W・モフェット

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中国、環境破壊による痛み
P86
 急速な経済成長を遂げる中国は、一方で深刻な環境破壊に苦しんでもいる。ゴミや有毒物質の流れる川、公害を引き起こす工場、水不足にあえぐ都市。人口13億人の中国の環境破壊は、世界の問題だ。
文=ジャスパー・ベッカー 写真=ボブ・サシャ

■日本の中国への環境援助
かつて環境問題に苦しみ、克服した日本は、中国の環境問題の改善に貢献している。多額の対中ODA(政府開発援助)を環境支援に充て、産官学の様々なスタッフが奮闘している。



アルメニア、悲劇と復興の物語
P118
 紀元前70年に地中海からカスピ海まで支配し、バルティア帝国として君臨したアルメニアも、今ではカフカス地方の小国に過ぎない。その歴史はオスマン帝国による大虐殺、隣国アゼルバイジャン領内に暮らすアルメニア人のナゴルノ・カラバフ自治州の独立問題、50万人の命を奪った大地震など苦難の連続だった。希望を追い求めるアルメニアの姿を見つめる。
文=フランク・ビビアーノ 写真=アレクサンドラ・アバキアン

カナダ北西部を流れるスティキーン川
P140
 米国アラスカとの国境に近い、カナダのブリティッシュ・コロンビア州最大の自然公園には、先住民の言葉で「偉大な川」を意味するスティキーン川が流れる。かつてレンジャーを務めていた筆者は、この地を再び訪れ、懐かしい友人や多くの人々に出会い、厳しい自然のなかで暮らす彼らの強さと純粋さ、そして自然の荘厳さに心を揺さぶられる。
文=ウェイド・デービス 写真=サラ・リーン



野生の叫び アフリカゾウのコミュニケーション





 気象学者がゾウの研究をする。意外性のあるこの話、実はとても理にかなっている。遠く離れたゾウ同士がどのようにコミュニケーションをとるのか? それは夕方から朝方にかけて、気象条件の良い時に人間に聞き取れない低周波の音を発しているからだ。



ーション
943円
古代中国の黄金期を築いた漢王朝
P40
 紀元前206年に成立した漢王朝は、400年余りにわたって栄えた。ローマ帝国と肩を並べるほどの勢力と威信を誇り、統一国家の基盤を築いた輝かしい歴史をもつゆえに、今も中国人は自らを漢民族と称する。漢王朝が残した英雄たちの物語や、芸術や伝統を振り返る。
文=マイク・エドワーズ 写真=O・ルイス・マザテンタ



地球温暖化を引き起こす炭素の行方
P68
 地球の様々な生命の営みは炭素の循環によって支えられている。だが産業革命以降、人間による様々な活動が著しく進展した結果、自然界における炭素循環のバランスが崩れつつある。その大きな影響の一つが二酸化炭素による地球の温暖化だ。
文=ティム・アペンゼラー 写真=ピーター・エシック

■日本が受ける温暖化の影響
地球温暖化に対しては様々な対策が必要だが、温暖化の行方をできるだけ正確に予測することも大切だ。今、日本の公的研究機関は様々な予測と影響評価に着手し、今後の対策を練ろうと努めている。

ミクロネシア、フェニックス諸島の自然
P102
 太平洋ミクロネシア、キリバス共和国領のフェニックス諸島の海には貴重な生態系が自然のままに残されている。この「海の楽園」に潜り、サンゴ礁の健康状態を調べ、魚たちを観察した。
文=グレゴリー・S・ストーン 写真=ポール・ニックレン

白い大地のホッキョクグマ
P120
カナダのハドソン湾沿岸は、ホッキョクグマが食べ物を求めて集まってくることで知られる。厳寒のなかで暮らすこの地上最大の肉食動物の力強い雄の姿や、母グマと子グマの心暖まる情景を撮影した。
文=ジョン・L・エリオット 写真=ノアバート・ロージング

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ペルー・ビルカバンバ山脈に隠された謎
P138
 インカ帝国の首都だったクスコの西にビルカバンバ山脈がある。この山の奥地にはインカ最後の皇帝が隠れたといわれる場所があり、探検隊はその地を目指した。そして彼らがそこで見たものは……。
文=ピーター・フロスト 写真=ゴードン・ウィルツィー


943円
氷に覆われた火星
P46
 火星は、極地に白い氷の塊「氷冠」があることが知られているが、NASA(米航空宇宙局)の探査機の精緻な画像によって、かつては極地以外にも氷に覆われていたことが最近分かってきた。最新の研究で明らかになってきた火星の様々な謎に迫る。
文=オリバー・モートン

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風の吹き抜ける南米パタゴニア
P76
南米の最南部、チリとアルゼンチンにまたがる広大なパタゴニア。荒々しく雄大な自然が残るこの土地は、冒険好きの人々の間で今、最も人気の高い場所の一つだろう。羊毛産業が再び脚光を浴び、観光地化の期待が高まる今、パタゴニアに新たな風が吹き始めている。
文=サイモン・ウォロール 写真=ピーター・エシック

インド・ラダック地方、チベット仏教の聖地
P100
 インド北部、ヒマラヤの高峰が迫るラダック地方の村ハンレはチベット仏教の聖地。幸せな来世を夢見る村人たちは息子を僧侶にし、僧侶は厳しい修行に励みながら祈りによって村人たちを守る。容易に訪れることのできなかった、深い静けさにつつまれたこの村を訪れた。
文=カレン・E・ラング 写真=マティアス・クルム


先史時代の天文盤
P112
 ドイツ中部の町にある遺構から盗掘され、行方知れずだった3600年前の天文盤が再び姿を現した。青銅製のこの天文盤は、いったいどんな意味をもち、どのように作られ、どのように使われていたのか。当時のヨーロッパ文明に新しい光を当てる。
文=ハロルド・メラー 写真=ケネス・ギャレット

ナミビアの少数民族ヒンバ
P124
 アフリカのナミビアに暮らす少数民族ヒンバの女性たちは、今でも昔ながらの衣装をまとい、伝統の頭飾りなどを母から娘へと伝えている。押し寄せる現代化の波に葛藤する女性たちの姿をリポート。
文=カレン・E・ラング 写真=キャロル・ベックウィス、アンジェラ・フィッシャー

北極海探査 地球の未来を読む
P140

氷が年々減っている北極海で、将来どのような変化が起きるのか。謎のベールにつつまれた極寒の海の現状と、それが地球に与える影響を解明するには、今から氷や海流、海の生物に関する詳しいデータを蓄積していかなければならない。
文=ジェニファー・スタインバーグ・ホーランド 写真=ポール・ニックレン

■北極海が及ぼす日本への影響
北極海の太平洋側を中心に調査を続けている日本の研究者は、海氷が減少する原因を探っている。北極海の気候が与える影響は、予想以上に大きいことが分かってきた。



943円
武士の時代
P42
 700年近くも日本を支配した武士階級は、戦いに打ち勝つ強靱な精神の持ち主である一方で、能や和歌、茶をたしなむ洗練された趣味人でもあった。米「ナショナル ジオグラフィック」誌のスタッフが、武士の時代と現代に受け継がれたその精神を日本各地で取材した。
文=トム・オニール 写真=マイケル・ヤマシタ、アイラ・ブロック

■武士道 その本質とは何か
 江戸時代に体系化された武士道精神を理解するには、それが生まれた戦国時代の壮絶な「戦いの場」に思いをめぐらすことが必要だ。強さこそが道徳を生むという主張である。
文=菅野覚明・東京大学助教授

ライト兄弟初飛行100周年
P78
 1903年12月17日に米国のライト兄弟が動力飛行に成功してから100年。その間の軍用機の驚くべき技術革新に伴って、民間機の性能も大幅に向上してきた。航空技術の最先端をデジタル写真で紹介しながら、近未来の飛行機の姿を描く。
文=マイケル・クレシウス 写真=ジョー・マクナリー

■日本の挑戦者
 ライト兄弟に先を越され夢破れた二宮忠八、1911年に国産機の初飛行を成功させた奈良原三次、新世代のビジネス・ジェット機開発を手がけるホンダの藤野道格らの挑戦を紹介。

アルゼンチン・タンゴ
P116
 心を揺さぶる官能にあふれたアルゼンチン・タンゴは19世紀後半に、南米アルゼンチンの首都ブエノス・アイレスで生まれた。「この国には悲しいことがたくさんある。でも、踊っている間はそれを忘れられる」。人々はタンゴを踊りながら、愛の追憶と喪失の悲しみという永遠のテーマを追い求める。
文=アルマ・ギエモプリエト 写真=パブロ・コラル・ヴェガ

筆者と写真家が音声と写真で説明する サイト&サウンド>>

ハッブル宇宙望遠鏡
P136
 ハッブル宇宙望遠鏡は、2002年3月に新型カメラACSが取り付けられ、従来に比べて性能が約10倍に向上した。無限の宇宙で繰り広げられる様々な不思議な現象を鮮明にとらえた画像を紹介。
文=クリス・キャロル

フラミンゴ
P154
 アフリカ東部の、地殻が引き裂かれてできた大地溝帯には、強アルカリ性の湖がたくさんある。その過酷な環境のなかで、数百万羽のフラミンゴが辺りをピンク色に染めて暮らしている。
文=マーガレット・G・ザコウィッツ 写真=アヌップ・シャー、マノッジ・シャー


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