目次
した「NI日本版」をセットでお届けしています。
※忙しい時には日本版でさっと目を通し、気になる記事は英語版でじっくり読む。忙しい方のスタイ
ルに合わせた情報収集が可能です。
コペンハーゲンと気候変動対策のゆくえ
Welcome to Copenhagen! - The Great Climate Sale
●今号の内容●
今月号の表紙を飾っているのは、温室効果ガスの排出をカネに変えているアル・ゴアの姿である。映
画「不都合な真実」で温暖化への警鐘を鳴らし、気候変動への意識を一気に高めた彼に失礼ではない
かという意見もあろう。しかし、「企業にやさしい」排出量相殺の仕組みを京都議定書に入れるよう
強く主張したのはまぎれもなくゴア本人だ。彼はその後、炭素市場普及のために多大なエネルギーを
費やし、炭素取引企業に巨額の投資も行った。このような事実を指し、気候変動対策に反対する人々
は、気候変動の問題などはでっちあげであると主張する。しかし、そんな主張こそ現実を直視しない
まやかしである。
現在気候変動対策で本当に問題なのは、ゴアも含めた世界の富裕国・富裕層が、気候変動の原因をつ
くり出してきた同じシステムやメンタリティーでそれを解決できると主張していることである。
そこで今月のNIでは、コペンハーゲンで行われる国連の気候変動枠組み条約会議の内幕、「ビジネ
ス・マインド」が支配する気候変動対策の危うさ、コペンハーゲン後を見据える市民社会の動きなど
を探っていく。
◆ NI英語版/日本版 2009年12月号 ◆
≪New Internationalist No.428 目次≫
(本文は英語です)
*<>の表示がある記事は、日本版に翻訳もしくは要約記事が掲載されています。
2 読者の声
PLUS:オンリー・プラネット(4コマ漫画)
4 私たちの手で導く未来<翻訳>
地球温暖化に関しては、後戻りのきかない限界点がすぐそこに見えている。多くの人々が、2009年12
月にコペンハーゲンで開かれる国連気候変動枠組み条約会議(C0P15)は、地球環境への壊滅的影響
をもたらす限界点到達へのシナリオを回避する最後のチャンスだと言う。しかし実は、C0P15は最後
のチャンスなどではない。真に有効的な取り組みが合意される可能性がほとんどないこの会議は、最
後のチャンスにはなり得ない。そして市民社会では、COP15後に向けた新たな動きがすでに始まって
いる。
6 ゴートとクラーツの激闘!気候変動国際交渉(マンガ)<翻訳>
宇宙人のゴートとクラーツが解説するコペンハーゲンの気候変動会議。皮肉に満ちた絵とストーリー
で、現実と裏事情を鋭く批判する。
14 アマゾンの森を石油開発から守る保証書とは<オンラインリポートに翻訳を掲載>
アマゾンの一角を占めるエクアドルのヤスニ地方。その豊かな熱帯雨林の地下には、豊富な石油資源
が眠る。石油開発をせずにヤスニの自然を守り、また二酸化炭素排出を抑えるため、エクアドル政府
は国際社会に新しい仕組みを提案している。だが、それはいったいどんな仕組みで、十分実効的なも
のなのだろうか。
16 気候変動はビジネスチャンス<要約>
企業やトレーダーは、気候変動をビジネスチャンスととらえている。気候変動対策としてというより
は、利潤追求の投資として期待が高い炭素取引やREDD(森林の減少・劣化による温室効果ガス排出の
抑制)、温暖化対策と銘打った怪しげな新技術……。地球環境の将来よりもビジネス思考が支配的な
世界の動向を探る。
19 立ち上がれ
COP15に向けて、コペンハーゲンと世界各地で行われる活動、イベント情報。
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【Special Feature】
21 土地なし農民運動(MST)の軌跡
世界で最もダイナミックな社会運動と言われるブラジルのMSTは、活動を始めて今年で25年を迎え
た。人口1億9,000万人のこの国では、たった3万5,000の家族が農地のおよそ半分を管理し、人口の
3%が全耕作地の半分を所有する。この国でMSTは、土地の占拠という方法によって、人々に土地と人
間らしい生活を取り戻してきた。
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25 世界のニュース<一部要約>
猛毒の歴史は終わらない(ボパール)/止まらない無人機の攻撃(「テロとの戦い」)/分離壁に分
断されたオリーブの村(パレスチナ)/気候変動に適応する農民(農業)/ほか
28 ビッグバッドワールド(風刺漫画)<翻訳>
気候変動対策の現実か。
PLUS:NIクロスワードパズル
29 ワールドビーターズ
米国のレーガン元大統領がニカラグアの右派反政府ゲリラに秘密裏に軍事支援を行っていたイランコ
ントラ事件。その時左派政権でゲリラに立ち向かっていたのが若き革命家ダニエル・オルテガだっ
た。その後彼は内戦後初めての大統領選に勝利し、1985年大統領になる。1990年の大統領選挙では敗
れるも、2007年に再当選を果たした。だが彼の革命家としてのイメージと言行は、大統領になって失
われてしまった。腐敗し、権力のためには仇敵とも手を組む。革命家として抱いていた国造りのため
の政治信条とその実践はどこへいってしまったのか。
30 ミクスト・メディア
本・映画・音楽の紹介
32 南の国からの一コマ
バングラデシュのダッカにあるカイラごみ処分場で働く子どもたち。
33 バンクーバーで考える
精神医学は、利益第一の製薬会社によって蝕まれており、患者重視の治療が行われているとは言い難
い。カナダの精神科医ジョアンナ・チークが、その内部事情を報告する。
34 エッセー:グリーンと社会主義の復活
世界が金融危機から回復しつつあるとすれば、私たちが目指す次の仕組みは資本主義ではなく、社会
主義であるべきだ。この環境の時代、産業や労働に関する考え方など、社会主義がヒントになること
は多い。
36 世界の国のプロフィール:エリトリア
≪ニュー・インターナショナリスト日本版 116号 目次≫
(本文は日本語です)
1 私たちの手で導く未来(NI p4-5の翻訳)
地球温暖化に関しては、後戻りのきかない限界点がすぐそこに見えている。多くの人々が、2009年12
月にコペンハーゲンで開かれる国連気候変動枠組み条約会議(C0P15)は、地球環境への壊滅的影響
をもたらす限界点到達へのシナリオを回避する最後のチャンスだと言う。しかし実は、C0P15は最後
のチャンスなどではない。真に有効的な取り組みが合意される可能性がほとんどないこの会議は、最
後のチャンスにはなり得ない。そして市民社会では、COP15後に向けた新たな動きがすでに始まって
いる。
4 ゴートとクラーツの激闘!気候変動国際交渉(マンガ NI p6-12の翻訳)
宇宙人のゴートとクラーツが解説するコペンハーゲンの気候変動会議。皮肉に満ちた絵とストーリー
で、現実と裏事情を鋭く批判する。
11 気候変動はビジネスチャンス(NI p16-18の要約)
企業やトレーダーは、気候変動をビジネスチャンスととらえている。気候変動対策としてというより
は、利潤追求の投資として期待が高い炭素取引やREDD(森林の減少・劣化による温室効果ガス排出の
抑制)、温暖化対策と銘打った怪しげな新技術……。地球環境の将来よりもビジネス思考が支配的な
世界の動向を探る。
13 リオデジャネイロ→京都→激闘のコペンハーゲンへ
1992年の地球サミットで制定された国連気候変動枠組条約からコペンハーゲンに至る流れと、マンガ
「ゴートとクラーツの激闘!気候変動国際交渉」の解説。
14 アクション! ─ 何かする・もっと知る
日本の団体と参考ウェブサイト、本、資料などの情報。
14 日本での動き
気候保護法案から地球温暖化対策の基本法へ
15 世界のニュース(NI p25、26からの要約)
・止まらない無人機の攻撃(「テロとの戦い」)
・気候変動に適応する農民(農業)
15 ビッグバッドワールド(風刺漫画 NI p28からの翻訳)
気候変動対策の現実か。
16 編集後記、次号のお知らせ、ほか
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商品情報・内容
- 出版社:有限会社インティリンクス
- 発行間隔:隔月刊
- 発売日:偶数月10日
- サイズ:A4
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1973年にイギリスで創刊された国際情報誌です。政治、社会、環境、人権など幅 広いテーマで世界の現実、草の根レベルの人々の声、解決に向けた動きを発信し ます。単に問題や課題だけでなく、より良い社会に向けて世界で、あるいは地域 で行われている取り組みや活動も紹介し、主流メディアの一歩先をいくオルタナ ティブを模索、提案しています。日本も含めた世界の将来が気になるという一般 の方から、最新の世界の動きや取り組みを知っておきたいという会社員、研究者、 教員、学生、NGO/NPO、ジャーナリストの方まで、幅広い方々にご活用いただいて います。
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