『東亜』2022年8月号目次

■特集　検証 習近平の十年
＊習近平政権期10年における中国の経済政策の総括　真家陽一
＊習近平と中国外交の転換 ―大国化、安全保障化、戦狼化、集権化―　山口信治
＊習近平政権の10年と第20回党大会への展望　李昊
■ASIA STREAM（2022年6-7月）
＊中国の動向　東シナ海で中国が油ガス掘削を拡大　尖閣では調査船の活動を再開　濱本良一
＊台湾の動向　頼清徳副総統が安倍元総理弔問のために訪日　門間理良
＊朝鮮半島の動向　韓国外相訪日と安倍元総理銃撃事件　塚本壮一
■COMPASS
＊G7・NATOを舞台にした米中の覇権競争　三船恵美
＊脱中国の動きと米国の「フレンド・ショアリング」強化　野木森稔
＊急速に復元する米韓軍事協力 ―日米韓安保協力再構築への布石―　伊藤弘太郎
■Briefing Room
＊内政・外交共に課題山積みのバイデン政権 ―中間選挙への影響　辰巳由紀
■燕京通信
＊不可視化する社会思潮 ―左派の台頭と改革派の苦闘　塩沢英一
■中共20全：注目人事
＊党大会代表選出のしくみと代表構成の諸特徴　稲垣清
■Book Review on Asia　今月の一冊
＊『トオサンの桜 台湾日本語世代からの遺言（産経NF文庫）』（平野久美子著）　嵯峨隆
■ASIA SCOPE
＊“内圧”で衰退した韓国のイヌ肉料理　黒田勝弘
■滄海中国
＊中国と関わりつづけてきた一書店員・編集者の記録と思い（7）　朝浩之
■企画連載　変わる米国の戦略動向と日本の防衛（第5回）
＊米国議会における政策の動向　中林美恵子
■巻頭言
＊「歴史的岐路」から「十年」の習近平　岡本隆司
■New Publications on Asia
■表紙写真：共同通信社
＊習近平時代を象徴するスローガンの一つは「中国の夢」であろう。アメリカン・ドリームに対抗
　した造語であるが、この間、中国の一人当たりGDPは約2倍となり、世界銀行が定義する高所得国
　にあと一歩のところまできた。