第1章 泌尿器ケアのDo & Do Not 基本編
1 Do Not:泌尿器科を受診する患者さんの多くが高齢者であることを忘れてはいけない!
2 Do:患者さんの羞恥心,プライバシーに配慮しなければならない!
3 Do:インフォームドコンセント(説明と同意)に基づいた看護を行わなければならない!
4 Do Not:処置前後の手洗いを忘れてはいけない!
5 Do Not:医療関係者にしか理解できない専門用語を用いてはいけない!
第2章 泌尿器科の検査介助のDo & Do Not
1 Do Not:問診表,カルテを見ずに診察や検査の介助をしてはいけない!
2 Do:患者さんの不安(検査中・検査後・結果)に配慮しなければならない!
3 Do Not:検尿では中間尿をとる説明を忘れてはいけない!
4 Do Not:PSA測定の採血は直腸診の後にしてはいけない!
5 Do:残尿測定は排尿直後に行わなければならない!
6 Do:膀胱鏡検査施行前には排尿してもらう説明をしなければならない!
7 Do:尿流測定は十分尿をためてから施行しなければならない!
8 Do:膀胱や前立腺の超音波検査の前には尿をためておかなければならない!
9 Do:尿路造影検査(IVP,DIP)の前には造影剤の過敏反応の既往を確認しなくてはならない!
10 Do:生検を行う前には抗凝固薬の内服の有無を確認しなければならない!
第3章 泌尿器科の術前術後ケアのDo & Do Not
1 Do Not:術前処置で経口腸管洗浄剤を服用する場合,一気に服用してはいけない!
2 Do Not:手術の支障になる場合を除いて除毛を行ってはいけない!
3 Do:前立腺全摘除術など術後尿失禁が生じる可能性のある手術では術前に説明しなければならない!
4 Do Not:泌尿器科手術における深部静脈血栓症を軽視してはいけない!
5 Do Not:尿閉の患者さんの導尿を一気に行ってはいけない!
6 Do Not:TURP術後に尿量が増えないからといって,安易に利尿薬を使用してはいけない!
7 Do Not:TURP術後の血圧低下,あくび,冷汗を見逃してはいけない!
8 Do:TURBT後は膀胱タンポナーデに注意しなければならない!
9 Do:術後,カテーテルを抜去した後の排尿状態に注意しなければならない!
10 Do:ESWL後は発熱と疼痛に注意しなければならない!
第4章 泌尿器科のカテーテル管理のDo & Do Not
[1]挿入・留置中・抜去
1 Do:尿道留置カテーテルは清潔操作で留置しなければならない!
2 Do Not:尿道留置カテーテルを挿入しにくい男性患者に無理に挿入してはいけない!
3 Do Not:バルーンに水を入れるときに,尿の排出を確認しないでバルーンを膨らませてはいけない!
4 Do Not:男性患者で,固定(腸骨稜付近)を行わないまま,尿道留置カテーテルを長期留置してはいけない!
5 Do Not:尿道留置カテーテル留置中に挿入部より漏れがあったときに,カテーテルのサイズ(号数)を
大きくしすぎてはいけない!
6 Do Not:尿道留置カテーテルの安易な定期的交換はしてはいけない!
7 Do Not:尿道留置カテーテルが自然抜去した場合,すぐに挿入してはいけない!
8 Do Not:尿道留置カテーテルをクランプするとき,バルーン水注入口より手前(患者側)でクランプしてはいけない!
9 Do:尿道留置カテーテル抜去時はバルーンの水を完全に抜いてから抜去しなければならない!
[2]膀胱洗浄・腎盂洗浄
1 Do Not:閉鎖式留置カテーテルではむやみやたらに膀胱洗浄をしてはいけない!
カテーテル留置時,カテーテル閉塞時など特殊な場合を除いては膀胱洗浄すべきではない
2 Do:膀胱洗浄が困難な場合,その理由を考えなければならない!
3 Do Not:感染防止目的でイソジン(R)液で膀胱洗浄をしてはいけない!
4 Do Not:血尿が濃いときに持続膀胱洗浄の速度を遅くしてはいけない!
5 Do:持続膀胱洗浄時はインアウト量,下腹部の状態に注意しなければならない!
6 Do Not:腎瘻造設後,凝血塊で腎瘻が閉塞しても洗浄してはいけない!
7 Do Not:腎盂洗浄時に,膀胱洗浄と同じように30~50mLの生理食塩水を注入してはいけない!
第5章 泌尿器科の化学療法のDo & Do Not
1 Do Not:注射部位の観察を忘れてはいけない!
2 Do Not:化学療法中に抗癌剤が血管外に漏出したとき,すぐに抜針してはいけない!
3 Do Not:化学療法中は口腔ケアを怠ってはいけない!
4 Do:化学療法中は白血球,血小板数を把握しなければならない!
5 Do:抗癌剤治療のプロトコール,副作用を知らなければならない!
6 Do:白血球減少時は患者周辺の環境整備をしなければならない!
7 Do:抗癌剤治療中の患者さんの自覚症状(副作用)に注意を払わなければならない!
8 Do Not:BCG膀胱内注入後の尿を消毒せずに流してはいけない!
9 Do Not:自排尿型代用膀胱の患者さんが化学療法を行う場合は自排尿させてはいけない!
10 Do:内分泌療法(LH-RHアゴニスト)中の患者さんのホットフラッシュに注意しなければならない!
第6章 泌尿器科の放射線療法のDo & Do Not
1 Do:放射線療法時の皮膚のケアでは軟膏の使い方に注意しなければならない!
2 Do:放射線療法後の排尿状態・排便状態に注意しなければならない!
3 Do:化学療法を併用している場合は,血液データに注意しなければならない!
4 Do Not:数年後に有害事象の症状が出現することがあることを忘れてはいけない!
5 Do:小線源療法の場合,排尿とともに線源が排出されたときの対応を説明しておかなければならない!
第7章 泌尿器科の患者指導時のDo & Do Not
1 Do Not:無菌操作に厳密すぎるCIC指導をしてはいけない!
2 Do Not:CICが必要な患者さんにおいて膀胱を過伸展させてはいけない!
3 Do:排尿量をチェックしたうえで,飲水指導をしなくてはならない!
4 Do Not:患者さんが負担と感じるような排尿日誌の記入をさせてはいけない!
5 Do:患者の尿漏れの程度に応じたケア用品を選択しなければならない!
6 Do Not:排尿障害が疑われる患者さんの内服薬のチェックを怠ってはいけない!
7 Do Not:抗生物質を内服中の患者さんにアルミニウム・マグネシウム製剤を併用するときは,内服方法の注意説明を
怠ってはいけない!
8 Do:骨盤底筋体操の指導は,収縮部位を理解してもらったうえで行わなければならない!
9 Do:新膀胱を造設した患者さんには膀胱容量が過剰にならないよう指導しなければならない!
10 Do:尿路結石症の治療を行った患者さんには再発防止の重要性を説明しなければならない!
第8章 尿路ストーマケアのDo & Do Not
1 Do:ストーマ造設術の前には,ストーマサイトマーキングを行わなければならない!
2 Do Not:排泄物が漏れるからといって,むやみに粘着力の強い面板に変更してはいけない!
3 Do Not:頻回にストーマ袋を交換する必要があるときに,単品系装具を選択してはいけない!
4 Do Not:びらんや潰瘍などの皮膚障害のある皮膚に粘着剥離剤や皮膚被膜剤を使用してはいけない!
5 Do Not:ストーマ袋内にたまった尿に,尿管カテーテルの先端がついてはいけない!
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