●特集
「はんだ接合技術」
実装技術において、はんだなどの接合材料の材質や性能、装置の精度などは、良品生産の
ための重要な要素です。そのためには、材料や機器のそれぞれの特性や問題点を把握してお
く必要があります。また、たとえば様々なタイプの部品が混載実装される場合は、それぞれ
の部品への熱による影響を回避しつつ、より確実な接合を実現する必要があります。
■ ”手直し不要” を実現するはんだ付け専用ロボット
メイコーが提唱する常識を覆す ”真” 理論
株式会社メイコー/伊東 薫 氏
■量産現場におけるはんだ付けの基本概念
実装技術アドバイザー/河合 一男 氏
京都実装技術研究会/原田 豊 氏
●トレンドを探る
■シリーズ・さまざまな研究所を巡る(第8回)
海洋研究開発機構(その1)
厚木エレクトロニクス/加藤 俊夫 氏
■品質管理に導入されるロボット
メトロロジー(寸法計測)とロボティクスを連携させるには
アメテック株式会社 クレアフォーム事業部/ジェローム・アレクサンドル・ラヴォワ 氏
■一般社団法人日本電子回路工業会(JPCA)が電子回路業界の今年(2019年)の生産見通し発表
~『日本の電子回路産業-2019-』より~
●展示会レポート
■Medtec Japan2019/ファインケミカルジャパン2019
■名古屋ものづくりワールド2019
●好評連載
■前田真一の最新実装基板あれこれ塾
第101回 Apple社にみる5G戦略
●コラム
■「ちょっと途中下車」
298駅目 解体で調べるねじの数/武井 豊氏
●New Technology Flash
■環境振動発電素子の広帯域化に成功、他
●Products Guide
■日本ゲスコ株式会社/「自動はんだステーション」
■日本アビオニクス株式会社/「ファイバレーザ溶接システム」
■株式会社コールトロール/「中高圧セラミックコンデンサ」、他
●その他
■展示会・イベント案内
■プリント配線板データシート
■Reader’s Square
■編集室から
エレクトロニクス実装技術の内容
- 出版社:Gichoビジネスコミュニケーションズ
- 発行間隔:月刊
- 発売日:[紙版]毎月20日 [デジタル版]毎月23日
国内唯一の実装技術専門誌
1985年の創刊以来、電子回路の設計・製造技術、材料、製造機器の最新情報と企業動向をご紹介している国内唯一の実装技術専門誌です。国内外の最先端技術やイベント情報、そして企業動向にスポットを当て、エレクトロニクス業界に携わる様々なキーパーソンへ価値ある情報を発信しています。
エレクトロニクス実装技術 第35巻8号(2019-07-20発売) の特集を少しご紹介
はんだ接合技術
“手直し不要”を実現するはんだ付け専用ロボット メイコーが提唱する常識を覆す“真”理論
P.15~P.22
実装技術において、はんだなどの接合材料の材質や性能、装置の精度などは、良品生産のための重要な要素です。そのためには、材料や機器のそれぞれの特性や問題点を把握しておく必要があります。また、たとえば様々なタイプの部品が混載実装される場合は、それぞれの部品への熱による影響を回避しつつ、より確実な接合を実現する必要があります。
しかしその実現のための困難は当然にあるわけで、このように一つの技術の進展がまた新たな課題を生む、という構図は有史以来変わらないようです。
昨今、生産現場のロボット化(自動化)にともない、はんだ付け業界においてもロボット化に注目が高まっている。しかし、ロボット化が成功しているケースは少なく、成功するどころか日々変化するはんだ付け不良に生産現場は頭を悩ませている。
その大きな原因は、ロボットの性能不足であり、はんだ付け動作への適正不足である。 その結果、「歩留まりが悪い、手離れが悪い」というネガティブな評価がはんだ付けロボット業界に向けられている。
展示会レポート
名古屋 ものづくり ワールド 2019
P.32~P.33
ものづくりに関する専門展『名古屋ものづくり ワールド 2019』が、4 月17日(水)~19日(金)の3日間、ポートメッセなごやにおいて開催された。
同展示会は、『第4回 名古屋 設計・製造ソリューション展(DMS 名古屋)』、『第4回 名古屋 機械要素技術展(M-Tech名古屋)』、『第3回 名古屋 航空・宇宙機器開発展(AeroTech 名古屋)』、『第3回 名古屋 工場設備・備品展(FacTex名古屋)』、『第1回 名古屋 次世代3Dプリンタ展』の5 展で構成され、3日間の来場者数は36,177名を集めた。
(株)アイエイアイは、2点位置決めに特化し、簡単を極めた高性能な電動シリンダ『エレシリンダー EC』の展示を行っていた(写真1)。
同製品は、機種選定ソフトウエアで最適な機種が簡単に選べ、プログラムレスで簡単に動かせ、万が一故障してもすぐになおせる。加速度(A)、速度(V)、減速度(D)を個別に調整でき、始点と終点も任意の値に設定できる。サイクルタイムが速くなり、生産性が向上するとともに、チョコ停が極めて少なく、寿命も長い。
トレンドを探る
シリーズ・さまざまな研究所を巡る(第8回)海洋研究開発機構(その1)
P.34~P.37
これまで、宇宙、航空機、鉄道と取り上げたので、今度から海の話題をお送りする。
海の研究所といえば、国立研究開発法人海洋研究開発機構(以下、JAMSTECと略す)が非常に手広いテーマを研究しておられるので、神奈川県、横須賀市まで取材にお邪魔した。
JAMSTEC の活動範囲を紹介するため、2019 年4月版「海洋研究開発機構 要覧」に掲載された、理事長・平朝彦氏の挨拶から、一部を以下に抜粋して示す。
JAMSTECは、これまで、技術中心の時代から、科学と技術を両輪として推進する研究機関へと発展してきました。7 隻の船舶、大型計算機を運用して科学・技術のフロンティアに挑戦し、海洋・地球・生命の相互作用の理解を基礎に新たな知的体系を構築することを大目標としてきました。これから、私たちは、海洋を中心として、地球・生命・人類の統合的理解をさらに進めると同時に、未来予測の精度を向上させ、その成果を日本・世界のために活用することを社会と協働で行ってゆきたいと思っております。
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