◆特集1 ~化粧品原材料の担当者が知っておきたい最新知識~◆
ヘアケア化粧品の製剤開発とその評価法
① ヘアケア製品開発のための白髪、くせ毛、頭皮、毛髪の基礎知識
東京工科大学
1.はじめに
2.毛包の構造と毛周期
3.白髪について
4.くせ毛の特徴
4.1 毛包の非対称性とくせ毛
4.2 ケラチン関連タンパク質とくせ毛
4.3 タンパク質架橋と毛髪構造
4.4 毛髪としてのくせ毛の特徴
5.頭皮状態と毛髪形成
5.1 皮膚としての頭皮の特徴
5.2 頭皮状態と毛髪形成の関係
② シャンプー、トリートメント製品の製剤開発のポイント
(株)アリミノ
1.はじめに
2.シャンプー製剤開発のポイント
2.1 界面活性剤の選択と組み合わせ
2.2 泡性能(起泡性・泡質・泡安定性)の制御
2.3 洗髪中・流し時の感触制御:コアセルベーション
3.トリートメント製剤開発のポイント
3.1 αゲルの設計
3.2 コンディショニング成分
4.シャンプーとトリートメントの組み合わせ
5.近年のシャンプー・トリートメントのトレンド
6.おわりに
③ スタイリング剤に求められる性能と剤型ごとの処方検討のポイント
(株)マンダム
1.はじめに
2.スタイリング剤に求められる性能
2.1 ヘアスタイルとスタイリング剤の変遷
2.2 スタイリング剤の剤型
2.3 スタイリング剤に求められる性能と整髪機構
3.スタイリング剤の剤型ごとの特徴
3.1 ヘアジェル
3.2 ヘアスプレー
3.3 ヘアワックス
3.4 ヘアオイル
3.5 ヘアグリース
3.6 パウダースタイリング
4.スタイリング剤の最近の動向と今後の展望
④ 髪の「パサつき」「はり」「こし」の評価
カトーテック(株)
1.はじめに
2.毛髪触感評価について
3.毛髪触感評価の課題
3-1 官能評価のばらつき
3-2 毛髪の構造が複雑
3-3 グローバル評価の必要性
4.毛髪評価技術の整理
4-1評価試験機
5.官能評価について
6.官能評価アプリ「TEXTUREVAL? テクスチャーヴァル」
7.まとめ
⑤ 髪のなめらかさと輝きを実現するエモリエント
~エステル油剤による毛髪外観・感触制御~
クローダジャパン(株)
1.はじめに
2.毛髪の外観と感触をどのように評価するか
3.毛髪の光沢は屈折率だけで決まらない
4.なめらかさと油膜量の関係
5.エステル油剤による毛髪外観・感触の制御
5.1 STS:高屈折率を利用した光沢付与
5.2 GTS:原料物性と毛束光沢の違い
5.3 DF:乾燥後の感触を評価軸とした油剤
6.処方設計におけるエステル油剤の選択
7.おわりに
◆特集2 化粧品開発における環境負荷低減と製品設計◆
① 環境負荷低減に貢献する天然由来・海藻由来化粧品素材の開発
高知大学/(株)ウルバ
1 はじめに
2 失われゆく海藻資源――磯焼けの現状
2.1 豊かだった日本の藻場
2.2 磯焼け――温暖化が引き起こす海の砂漠化
3 資源維持のための海藻陸上養殖技術
3.1 海から陸へ――発想の転換
3.2 胞子集塊化法による種苗生産
4 ミナミアオノリ――世界最速で成長する海藻
4.1 1日で4倍に増える多細胞植物
4.2 温暖化時代に適応した海藻
4.3 成分解析が示した素材ポテンシャル
5 硫酸化多糖ウルバンの成分解析と性質を変化させる方法の開発
5.1 ウルバンとは
5.2 ウルバンの原料は二酸化炭素である
5.3 培養条件が成分の量と質を決める
5.4 カチオン組成の制御――ウルバン-Naの発見
6 化粧品素材としての機能性評価
6.1 保水力――ヒアルロン酸を上回るポテンシャル
6.2 抗炎症作用と安全性
6.3 抗老化作用――老化細胞への働きかけ
7 動物由来保湿剤の置き換えとサステナブル化粧品の実現へ
7.1 なぜ動物由来からの転換が求められるのか
7.2 ウルバンによる置き換えの提案
8 おわりに
② 化粧品成分のアップサイクルによる環境触媒の開発と資源循環への展望
東京大学
1.はじめに
2.日やけ止めに含まれる亜鉛資源の価値
3.光触媒と熱触媒を結ぶ材料設計
3.1 光触媒の働きを触媒製造に用いる
3.2 有機成分を光析出の電子供与体として活かす
3.3 光でつくった触媒を熱で働かせる
4.日やけ止めからの触媒調製と実証
4.1 Pt担持による着想の検証
4.2 CO酸化をモデル反応とした性能評価
4.3 追加の電子供与体を省く可能性
5.金属と反応の選択による展開
5.1 Pt以外の金属による機能の付与
5.2 CO酸化から環境浄化や化学品製造へ
6.資源循環に向けたプロセスの設計
7.おわりに
③ 頭髪化粧品におけるLCA・CO?排出評価と環境負荷低減設計
― 積み上げ方式によるCFP算定と研究開発への活用 ―
中野製薬(株)
1 はじめに
2 CFP算定方法
2.1 CFP算定の考え方
2.2 積み上げ方式を採用した理由
2.3 算定対象および算定条件
3 商品カテゴリー別CFP算定結果と考察
3.1 商品カテゴリー別CFP構成比
3.2 商品カテゴリーごとに異なる環境負荷低減の着眼点
4 CFP算定における課題と今後の展望
4.1 化粧品分野における一次データ不足
4.2 CFPが研究開発にもたらす新たな視点
4.3 今後の展望
5 おわりに
④ 容器包装の環境配慮と環境負荷評価
TOPPAN(株)
1.はじめに
2.パッケージの環境負荷低減における二つの視点
2.1 脱炭素:LCA視点での環境負荷削減
2.2 資源循環:リサイクル適性の向上
3.環境負荷低減に向けた具体的なパッケージ設計アプローチ
3.1 材料設計:使用量の削減と代替素材への切り替え
3.2 プロセス設計:製造プロセスの切り替えによる環境負荷低減
3.3 リサイクル設計:資源循環を前提としたリサイクル設計
4.LCAに基づく環境負荷の定量化
4.1 参照すべきルール
4.2 算定の流れ
4.3 算定範囲(バウンダリ)
4.4 データ品質
5.パッケージにおける環境負荷低減設計とLCA評価の具体事例
5.1 油性グラビア印刷から水性フレキソ印刷への切り替え
5.2 油性グラビア印刷からEBオフセット印刷への切り替え
5.3 アルミ箔から蒸着バリアフィルムへの切り替え
5.4 チューブ型パッケージの薄肉化(リデュース)
5.4 モノマテリアル化
6.最適化設計が切り拓く持続可能なパッケージの未来
◆トピックス◆
① 研究所のためのラボ整理収納ノウハウ
ラボ整理研究室
1.AIのイメージする企業ラボ
2.片付かないラボで働く日常
3.ラボの改良ポイントと改善提案9項目
4.研究所整理整頓の目的とは
4.1 製造現場でできることが研究所では難しい理由
5.研究所内部で整理収納を進めるためのステップ
5.1 管理職が率先垂範する
5.2 まず問題点はどこにあるかを知る
5.3 いきなりルールを増やさない
5.4 整理するための「時間・場所・権限」を用意する
5.5 「バックヤード」から始める
6.研究所での片付く仕組み例
7.さいごに
② PPWR(EUの包装・包装廃棄物規則)と日本の資源法改正の動向、及び企業の行うべき対応
西包装専士事務所代
1.はじめに
2.世界のプラスチックのライフサイクル
3.国際プラスチック条約の審議状況
3.1 経緯と目標
3.2 どのような意見があったのか
3.3 問題ある製品
4.EUの包装・包装廃棄物規則(PPWR:Packaging and Packaging Waste Regulation)
4.1 プラスチック戦略
4.2 EUの廃棄物量の現状
4.3 包装・包装廃棄物規則(PPWR:Packaging and Packaging Waste Regulation)
5.日本の資源有効利用促進法(資源法)の改正動向
5.1 経緯と狙い
5.2 主な改正点
5.3 認定プラスチック製品(2026年2月)
5.4 今後の展望
6.企業の行うべき対応
連載:特許からみた、化粧品新素材 (第46回)
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