COSMETIC STAGE(コスメティックステージ) 発売日・バックナンバー

全68件中 1 〜 15 件を表示
◆特集1 透明感のある肌に導く化粧品開発◆

① 画像解析を用いた肌透明感の定量的評価法の開発
第一三共ヘルスケア(株)

1.はじめに
2.方法
 2.1 目視による肌透明感評価
 2.2 皮膚色・色ムラの測定
 2.3 実使用試験の実施と透明感評価
3.結果
 3.1 肌透明感における色成分との相関
 3.2 回帰式の導出
 3.3 スキンケア製品使用による透明感スコアの変化
4.考察
5.まとめ


② 肌透明感の改善を促す天然素材
ジュニパーベリーエキスによる細胞内リポフスチンの蓄積抑制と肌透明感の改善
一丸ファルコス(株)

1.初めに
2.肌の透明感と内部反射光
3.肌の明るさ、リポフスチン、プロテアソーム、そしてオートファジーの関係性
4.プロテアソームとオートファジーを活性化するジュニパーベリーエキス
5.ジュニパーベリーエキスの活性成分探索とメカニズム解析
6.ジュニパーベリーエキスの肌の明るさ改善効果とシミ低減効果
終わりに


③ 米ぬか抽出エキスによる肌透明感の改善
築野食品工業(株) 

1.はじめに
2.メラニン産生促進因子の遺伝子発現抑制
3.ヒト皮膚でのカルボニル化タンパク質の生成抑制
4.ヒト連用試験における美容効果
 4.1 試験デザインと測定
 4.2 メラニン量
 4.3 弾力
 4.4 VASアンケート結果による実感効果
5.おわりに


◆特集2 ~化粧品原材料の担当者が知っておきたい最新知識~       
    化粧品におけるマイクロプラスチックビーズ代替材料の開発と活用◆

① 代替材料としてのセルロース、キチン・キトサンの微粒子化手法
滋賀県立大学

1.はじめに
2.生分解性材料の分類と多糖の位置付け
3.多糖とは
4.高分子の微粒子化
5.ウェットな多糖を粒子形状に成形する
6.構造多糖を粒子形状に成形する
 6.1 セルロースの微粒子化
 6.2 キトサンの微粒子化
7.おわりに


② 自然由来原料を用いた化粧品顔料の設計
信州大学

1.はじめに
2.シロコガネの白に着目
3.新しい表面改質法の提案
 3.1 粒子形状の選択
 3.2 撥水性の付与とアニオン性色素の吸着
4.まとめと今後の展望


③ 高い機能を有するマイクロプラスチックビーズ代替材料の開発
味の素(株)

1.はじめに
2.化粧品用MPBと代替素材
3.アミノ酸系有機粉体
4.実験
5.結果と考察
6.おわりに



◆トピックス◆

① 詰め替えパウチにかわる紙容器のメリット
日本製紙(株)

1.はじめに
2.開発の背景
 2.1 詰替え容器に対する生活者のニーズ
 2.2 化粧品・日用品パッケージを取り巻く状況
3.詰替え製品用容器の改善検討
 3.1 現状把握
 3.2 開発目標
 3.3 ベンチマーク
 3.4 差し替え容器の設計
4.結果
 4.1 差し替え容器の性能
 4.2 ユーザー評価
5.「SPOPS」の特徴
6.おわりに


② 泡における各種測定原理と測定事例
協和界面科学(株)

1.はじめに
2.泡とは
3.起泡性の評価方法
 3.1 静的表面張力測定
 3.2 動的表面張力測定
4.泡沫安定性の評価方法
 4.1 液体物性の評価
 4.2 液膜の評価
5.測定事例
6.おわりに


③ マルトビオン酸の生理機能と顔面骨密度に与える影響について
中部大学

1.はじめに
2.骨粗しょう症と顔面骨密度
 2.1 骨粗しょう症とは
 2.2 中年期より低下する顔面骨密度
 2.3 顔面骨密度低下と容姿の変化
3.マルトビオン酸と骨の健康維持機能
 3.1 マルトビオン酸とは
 3.2 カルシウム吸収促進効果
 3.3 骨代謝改善効果
 3.4 骨密度改善効果
4.マルトビオン酸よる顔面骨密度改善効果
5.おわりに


◆連載
特許からみた,化粧品新素材(第38回)
 
◆特集1 ハイドロゲルの作製と化粧品への応用◆


① ハイドロゲルの基礎と特性
東京大学
1.はじめに
2.ハイドロゲルの定義と基本構造
 2.1 ゾル・ゲル転移
3.ハイドロゲルの物理的特性
 3.1 粘弾性
 3.2 吸水・膨潤挙動
 3.3 機械的強度
 3.4 拡散特性
4. 化粧品用途における応用例
 4.1 スキンケア製品(保湿剤・ジェル美容液 等)
 4.2 フェイスマスク・パック類
 4.3 その他の応用例
5. 終わりに

② オキサミド基を有する低分子ゲル化剤
信州大学
1.はじめに
2.2分子のリシンからなるオキサミド型低分子ゲル化剤
3.各種水溶液に対するゲル化テスト
4.低分子ハイドロゲルの物性評価
 4.1 熱安定性(ゲル-ゾル相転移温度)
 4.2 ゲル強度と動的粘弾性
 4.3 チキソトロピー性
5.低分子ハイドロゲル形成
6.おわりに

③ ハイドロゲルの化学・物理架橋による作製法
北海道大学
1.はじめに
2.ハイドロゲルとは?
 2.1 ハイドロゲルの定義
 2.2 ハイドロゲルの構造的分類
3.化学架橋ゲルの作製法
 3.1 同時架橋法
 3.2 後架橋法
4.物理架橋ゲルの作製法
 4.1 環境制御による物理架橋ゲルの作製
 4.2 分子やイオンの添加による物理架橋ゲルの作製
5.まとめ


◆特集2 化粧品GMP・GQP への対応と品質トラブル防止のポイント◆

① 化粧品におけるGQPとGMPの展開による品質保証の充実
1.品質保証に関する法的要求
 1.1 GMP(適正製造規範)
 1.2 GQP(適正品質管理規範)
2.GMPとGQPによる品質保証の進め方
 2.1 GQPによる製品の出荷前後の品質保証
 2.2 GMPによる製造過程での品質保証
 2.3 両社の統合と協働
3.GQPの展開において留意すべき事項

② 医薬品GMPに学ぶ、化粧品原料のサプライヤー管理・品質契約のポイント
(株)ファーマ・アソシエイト
1.はじめに
2.化粧品関連の規制・ガイドライン
 2.1 規制とガイドライン
 2.2 具体的な規制とガイドライン
 2.3 購入する原料及び包装材料のリスクに基づく管理
3.化粧品原材料のリスクに応じた管理
 3.1 リスクに基づく原材料(包装材を含む)のランク分け
 3.2 サプライヤーのランク分け(品質をベースとする)
4.化粧品原材料サプライヤーとの契約書
 4.1 品質契約書の内容

③ 化粧品OEM/ODMにおける品質管理・保証とトラブル防止のリスクアセスメント
(株)ウテナ
1.はじめに
2.日本の製造業と化粧品製造業の実態
 2.1 日本の製造業の衰退
 2.2 化粧品GMPとGQPの関係(守備範囲)
 2.3 製・販分離の弊害
 2.4 化粧品GQPの効果的運用
3.化粧品GMP概論
 3.1 ISO-22716(化粧品GMP)の認証制度
 3.2 ISO-22716(化粧品GMP)の概要
 3.3 ISO-22716の要求事項
 3.4 GMPの運営方法
4.化粧品の新製品開発
 4.1 化粧品の性能・品質と設計
 4.2 化粧品の置かれている環境
 4.3 OEM/ODM企業と製販業者の関係
5.化粧品の品質管理
 5.1 継続改善の取り組み
 5.2 QCストーリーの活用
6.化粧品の品質保証
 6.1 ICH Qトリオの考え方
 6.2 品質リスクマネジメント(ICH-Q9)
 6.3 品質リスクマネジメントの難しさ


◆トピックス◆

① 実験・検査・品質管理における統計解析とデータの解釈
FIA
1.はじめに
2.測定するということ
3.測定値の分布
4.母集団と標本
5.母平均などの推定手法
6.母平均の区間推定
7.信頼区間の解釈
8.母平均の信頼区間の幅と標本サイズnとの関係
9.信頼区間に基づく製品良否判定
10.信頼区間の許容差
11.おわりに

② 化粧品関連の特許調査と特許係争予防策
中嶋弁理士事務所
1.化粧品業界の特許に関する特殊事情
2.J-PlatPat内の化粧品データベースとその利用
 2.1 化粧品の特許情報データベースの特徴
 2.2 化粧品のFTデータベースの特徴
 2.3 化粧品特許のFT付与の例
 2.4 化粧品のFIデータベースの特徴
 2.5 化粧品の特許調査時のインデックスの利用方法
3.化粧品の特許調査と係争予防策
 3.1 特許調査の種類
 3.2 権利侵害予防調査における擬侵害特許(出願)の抽出と解析作業
4.結論

③ 化粧品原料へのPFAS規制動向と代替原料活用・フッ素フリー化
近畿大学
1.はじめに
2.フロンによるオゾン層破壊と化粧品のSPF
3.化粧品配合PFAS処理粉体の役割と用途
4.合成マイカのPFAS処理
5.PFASの粉体凝集性防止効果の代替加工法
6.PFASによる皮脂崩れ防止効果の代替方法
7.SDGs化粧品開発に役立つセルロース多孔質ビーズ


◆連載◆
特許からみた、化粧品新素材(第37回)

◆特集1 化粧品企業での生成AIの活用の展望◆


① 生成系AIを活用した特許データ分析
アジア特許情報研究会
1.はじめに
2.生成系AIの最新動向
3.生成系AIを使用した特許調査・分析
 3.1 生成系AIを活用した特許情報分析事例(Patent Data Visualizer)
 3.2 生成系AIを活用(Google Gemini Advamced 1.5Pro)
 3.3 BERTによる文書ベクトルの可視化
 3.4 テキストのEmbeddingsを使用した特許文書の分類
4.終わりに


② 生産管理におけるChatGPTの活用
(有)アイリンクコンサルタント

1.はじめに
2.生成系AI(ChatGPT)の実務活用の極意
3.プロンプトとRAG
4.顧客から送信されてきたPDFファイルのExcel化
5.在庫管理、工程管理、ABC分析、品質管理への応用
6.QC(Quality Control)
7.生成系AIのリスク
8.ChatGPTの意外な落とし穴と対策
9.まとめ


③ 生成AIによる香料の処方作成
日本香料薬品(株)

1.はじめに
2.AIによるフレグランス処方作成例
 2.1 検索結果と欲しい質問を得るための簡単な方法
 2.2 プロンプトエンジニアリング
3.処方された香料のネーミング生成
 3.1 単純なネーミング候補の生成
 3.2 Tempreture値について
4.おわりに
 4.1 生成AIの評判
 4.2 著作権法上の問題
 4.3 仕事の代替性について




◆特集2 皮膚の内部評価、可視化技術とその動向◆

① 化粧品有用性評価におけるヒト摘出皮膚を用いた評価の可能性
(株)CIEL、DRC(株)

1.はじめに
2.化粧品および外用剤の有用性評価法におけるヒト摘出皮膚を用いたex-vivo試験のポジション
3.ヒト摘出皮膚を用いたex-vivo評価の課題
4.ヒト摘出皮膚を用いたex-vivo評価の事例紹介
 4.1 表皮バリアを破壊したときのヒト摘出皮膚の応答性
 4.2 サンスクリーン製剤の評価の可能性
 4.3 大気汚染物質の皮膚傷害性の評価
 4.4 色素沈着抑制作用評価の可能性 
 4.5 抗老化作用評価の可能性 コラーゲン線維の再生と分解
 4.6 紫外線による線維芽細胞のミトコンドリア機能低下
 4.7 基底膜とヘミデスモソーム構成タンパクの発現亢進評価
5.最後に-ヒト摘出皮膚を用いた評価の未来-


② 化粧品成分の皮膚浸透の可視化(セラミド含有カプセル)
TOA(株)

1.はじめに
2.セラミド含有ヘキソソーム(Cer-Hexosome)の調製および浸透性の可視化方法
 2.1 Cer-Hexosomeの調製
 2.2 Cer-Hexosomeの構造解析
 2.3 セラミドの浸透性確認
 2.4 細胞間脂質の構造変化確認
3.Cer-Hexosomeの浸透性可視化結果
 3.1 LC/MSによるセラミドの浸透性確認
 3.2 SAXDおよびWAXDによる細胞間脂質の構造変化確認
4.おわりに


◆トピックス◆

① インドネシアのハラール化粧品の流行
慶應義塾大学

1.はじめに
2. ムスリムの化粧・インドネシアの化粧文化 概観
2.1 他の地域のムスリムの化粧
2.2 インドネシアの化粧文化とインドネシア社会の変化
3.インドネシアのパイオニア・ブランド:Wardah
3.1 Wardahの歴史
3.2 Wardahの特徴
4.ハラール化粧品の利用者の意見
5.まとめ


② 油脂結晶の機能性と構造・物性
静岡県立大学

1.はじめに
2.油脂の結晶構造
3.油脂結晶の多形
4.油脂結晶の核形成
5.油脂の結晶成長
6.油脂結晶の多形転移
7.添加物の効果
8.最後に


③ なじむ感性
信州大学

1.はじめに
2.なじむ研究との出会い
3.「なれる」と「なじむ」
4.研究事例紹介
 4.1 「ひと」から「もの」へのアプローチ:シャープペンシル
 4.2 「もの」から「ひと」へのアプローチ:ランドセル
5.なじむ感性とは
6.今後の展望
7.おわりに

◆特集1:植物からの成分エキス抽出技術

① 亜臨界DME(ジメチルエーテル)抽出による化粧品原料の製造
(株)アルビオン
1.はじめに
2.亜臨界DME抽出プロセスの概要
 2.1 ジメチルエーテルの特徴
 2.2 亜臨界DME抽出プロセス
3.抽出事例
 3.1 グレープシードオイル
4.亜臨界DME抽出の実用化検討
5.今後の展望

② 超音波照射を併用した有害有機溶剤を用いない植物エキスの抽出法
福岡大学 工学部
1.はじめに
2.超臨界・亜臨界抽出 
3.水,熱水,過熱蒸気抽出
4.超音波照射を併用した抽出技術
 4.1 相分離系での高圧力下での超音波照射
 4.2 超音波直接照射を併用した高圧二酸化炭素抽出
 4.3 高濃度マイクロ・ナノバブルならびにリポソームの調製
5.おわりに

③ シクロデキストリンによる植物中の機能性成分の抽出
(株)シクロケムバイオ
1.はじめに
2.シクロデキストリン(CD)とは
3. CDを利用した植物からのフィトケミカルの抽出(特徴と実例)
 3.1 水での抽出
 3.2 抽出成分の選択性
 3.3 抽出成分の安定化
 3.4 抽出成分の吸収性向上
 3.5 CD自体の機能性
 3.6 液状成分のパウダー化
4.おわりに


◆特集2: 男性化粧品の動向と製品開発

① メンズメイクの動向と製品開発
武庫川女子大学
1.はじめに
2.男性化粧品市場と化粧意識
3.男性肌・顔の特徴
4.男性用メイク化粧品の開発
5.おわりに

② 皮膚科医から見た男性の皮膚生理とスキンケアへのニーズ
Y’s サイエンスクリニック広尾
1.はじめに
2.男性の皮膚生理
 2.1 男性の皮脂分泌量
 2.2 皮膚pHおよび肌の色
 2.3 肌の弾力性および顔の形状
 2.4 顔のしわ
3.男性スキンケアの市場
4.男性化粧品の傾向
5.最後に

③ 若年男性の顔に関する印象因子とそのモデル化
花王株式会社
1.はじめに
2.方法
 2.1 刺激画像
 2.2 実験参加者
 2.3 手続き
3.結果
4.考察
5.おわりに


◆トピックス

① 皮膚表皮バリア形成と保湿のメカニズム
東京工科大学
1.はじめに
2.表皮における角化現象
3.表皮の角化において形成される角層の保湿

② 細胞培養計測と自動化の進め方
近畿大学 工学部
1.はじめに
2.細胞培養者の動線分析による細胞培養計測
3.細胞培養者の手元作業分析による細胞培養計測と改善検証
4.流体シミュレーションを用いた細胞培養計測
5.ロボット分注機を用いた細胞培養計測
6. おわりに

③ 化粧品における香りの嗜好性評価
(株)コーセー
1.はじめに
2.化粧品の連用過程により形成される香りの嗜好「やみつき感」について
 2.1 実験方法
 2.2 研究結果
 2.3 今後の課題と展望
 2.4 結論
3.女性の性周期における香りの嗜好変化について
 3.1 実験方法
 3.2 結果
 3.3 考察
 3.4 結論
4.おわりに

④ 日本酒由来成分を使った化粧品の開発
大関(株) 金沢工業大学
1.はじめに
2.α-EGについて
 2.1 α-EGが線維芽細胞の生育に与える影響
 2.2 RT-qPCRを用いたα-EGの遺伝子発現に対する効果の検証
 2.3 α-EGがNHDFのコラーゲン産生に与える効果
3.コメ発酵液と酒粕エキスをブレンドしたJP31について
 3.1 JP31の組成とNHDFの遺伝子発現およびコラーゲン・ヒアルロン酸産生に与える影響
 3.2 JP31のヒト塗布試験による肌に与える影響
4.乳液の塗布試験
5.シャンプーおよびヘッドパックへの配合試験
6.おわりに


◆連載
特許からみた、化粧品新素材(第35回)
■ 特集1 PFAS規制の動向と化粧品企業の対応方法

① グローバルでの化粧品におけるPFAS規制の動向と今後の対応
ユーロフィン・プロダクト・テスティング(株)

1.はじめに
2.PFASの定義
3.化学物質としてのPFAS規制
 3.1 規制対象のPFAS
 3.2 国際条約での規制
 3.3 各国、各地域での規制
  3.3.1 日本での規制
  3.3.2 欧州(EU)での規制
  3.3.3 米国での規制
  3.3.4 中国での規制
4.化粧品におけるPFAS規制
 4.1 化粧品でのPFASの使用
 4.2 化粧品に関するPFAS規制
5.PFAS規制の動向
6.最後に

② PFAS規制に係る事業者の対応策とサステナビリティ
沖津技術士事務所

1.PFASの定義、性質、用途、および有害性
2.PFASの規制動向の概要
3.事業者対応のポイント
 3.1 分析技術の重要性
 3.2 製造/取扱い/輸出入について
 3.3 保管/廃棄/処理/浄化について
 3.4 水質管理について
 3.5 代替技術とサプライチェーンについて
4.まとめ

③ 製品中のPFAS分析法
一般財団法人 三重県環境保全事業団

1.はじめに
2.規制対象PFASの一般的な構造と物性
3.製品中のPFAAおよびPFAEA分析
 3.1 前処理方法
 3.2 LC/MS/MS装置による試験液の測定
 3.3 製品中のPFAAおよびPFAEA濃度算出について
 3.4 分岐異性体の定量について
 3.5 本分析法の添加回収試験結果について
 3.6 測定結果の信頼性確保
4.おわりに

 

 
■ 特集2 実験の自動化/自律化技術の開発とその活用法

① 実験の自動化・ハイスループット化による大量のデータ収集
大阪大学大学院工学研究科

1.はじめに
2.実験自動化
3.ハイスループット実験
4.データの活用
5.今後の展望


② 細胞画像情報解析による細胞の非破壊品質評価
名古屋大学

1.はじめに
2.セルインダストリーの発展と広がり
3.細胞製造における品質評価・管理の重要性
4.細胞品質評価のための細胞形態情報解析
5.細胞形態情報解析の利点と欠点
6.細胞形態情報解析パイプラインの構築
 6.1「目を向ける=撮影」技術の理解
 6.2「見極める=認識」技術の理解
 6.3「判断する=評価」技術の理解
7.細胞形態情報解析を用いた品質管理の実現には
8.おわりに

③ 化合物の特性を予測する回帰モデル
滋賀大学データサイエンス学部

1.はじめに
2.直線的に値を予測する:線形回帰モデル
 2.1 要因の分析:線形回帰モデル
3.複雑な曲線で値を予測する:非線形回帰モデル
 3.1 要因の分析:Random Forestの重要度
4.期待値と分散を予測する:ガウス過程回帰モデル
 4.1 次に実験するべき条件の提案:探索と活用
 4.2 条件の最適化:ベイズ最適化
5.さいごに

 
 
■ トピック記事
流体力学の基礎と数値シミュレーションの有用性
大阪大学

1.はじめに
2.流体力学の基礎式
2.1 オイラー視点とラグランジュ視点
 2.2 流体の基礎式
 2.3 非線形性
3.相似則
4.流体の数値シミュレーション
 4.1 数値シミュレーションとは
 4.2 事後解析(ポストプロセシング)
5.おわりに


多機能保湿剤のヘアケア効果と製品への応用
(株)クラレ

1.はじめに
2.毛髪補修
3.ヘアケア製品における期待効果
4.おわりに





連載:特許からみた、化粧品新素材 (第34回)
■ 特集1 化粧品研究者がしっておくべき特許,知財知識

①化粧品業界におけるブランド戦略と知財権ミックス戦略
弁理士法人ナビジョン国際特許事務所
1.はじめに
2.各知財権の特徴と活用法
3.ポーラ社「B.A」における知財権ミックス
4.おわりに

②化粧品分野における、数値限定発明、選択発明、パラメータ発明の基本
廣田弁理士事務所
1.はじめに
2.数値限定発明・選択発明
 2.1 数値限定発明
 2.2 選択発明
3.パラメータ発明
 3.1 パラメータ・クレームの活用
4.結語

③生成系AIを活用した特許調査
アジア特許情報研究会
1.はじめに
2.生成系AIの最新動向
 2.1 生成系AIの性能評価
3.生成系AIを使用した特許調査
 3.1 生成系AIの単独使用時の検証
 3.2 生成系AIを使用した新規性判定
 3.3 生成系AIを使用した化粧料へのヒント
 3.4 生成系AIを使用した特許調査まとめ
4.終わりに


■ 特集2 化粧品用粉体原料の選定・調整とプロセス最適化

①製品特性・品質を考慮した粉体原料の選定と調整
近畿大学
1.はじめに
2.肌とファンデーションのトレンドを支えた合成マイカ粉体
3.雲母,タルク,セリサイト,合成マイカの物性と用途
3.素肌のような肌理と透明感を演出するファンデーション
4.新原料開発を支えるデータサイエンスと人工知能(AI)
5.SDGsと化粧品原料開発
6.おわりに

②化粧品粉体の表面処理技術と機能性付与
福井技術士事務所
1.はじめに
2.化粧品に用いられる粉体
3.表面処理の目的
4.表面処理の方法
 4.1 表面を変化させる方法
 4.2 他物質を被覆する方法
5.化粧品規制と表面処理

③化粧品用粉体の感触特性評価とその事例
武庫川女子大学
1.はじめに
2.化粧用粉体の種類と用途
3.ファンデーションに求められる機能
4.ファンデーションの官能評価 
5.粉体感触特性の機器測定
6.おわりに

④シミュレーションを活用した粉体プロセスの最適化
東北大学
1 はじめに
2 DEMシミュレーション
3 湿式転動ボールミル内部のボール挙動比較
 3.1 ボール挙動観察実験の結果
 3.2 ボール挙動のDEMシミュレーション結果
4 湿式転動ボールミルの粉砕結果
 4.1 粉砕実験
 4.2 シミュレーションで得られる衝突エネルギーと粉砕結果の比較
5 衝突エネルギーによるメカノケミカル効果の解析
6 おわりに


■ トピック記事

①においの可視化技術
株式会社におい科学研究所
1.はじめに
2.においの可視化方法
 2.1 官能評価方法
 2.2 機器分析
 2.3 においセンシングデバイス
3.近い将来の展望

②入門者のためのスキンケア化粧品の処方設計の進め方と留意点
有限会社DSR
1.はじめに
2.スキンケア化粧品の処方設計を行う上で重要な皮膚科学的知識
 2.1 皮膚のバリア機能
 2.2 皮膚の免疫機能
3.スキンケア化粧品の構成要素
 3.1 主なスキンケアアイテム
 3.2 スキンケア化粧品の主な構成要素
4.おわりに

③乳化・分散・撹拌の基礎とスケールアップ
みづほ工業株式会社
1.はじめに
2.乳化メカニズム
 2.1 処方的な力
 2.2 機械的な力
3.撹拌の役割
 3.1 吐出作用
 3.2 微細化作用
4.エマルション製品の製造
 4.1 低速撹拌機と高速撹拌機の使い分け
 4.2 乳化撹拌装置
5.スケールアップによる工業化
 5.1 ホモミキサーによるスケールアップの考え方
 5.2 ホモミキサーによるスケールアップ計算式
6.まとめ

連載:特許からみた、化粧品新素材(第34回)
◆特集1 化粧品の安全性評価と動物実験代替法への対応◆



① 化粧品・医薬部外品の安全性評価における皮膚刺激性評価の現状と課題
(株)マンダム

1.はじめに
2.皮膚刺激性について
3.皮膚刺激性評価体系に関するガイダンス
 3.1 医薬部外品ガイダンス
 3.2 皮膚刺激性ガイダンス
4.皮膚刺激性ガイダンスの課題と可能性
 4.1 OECD TG439の試験特性
 4.2 「低リスク成分」の設定について
 4.3 今後の取り組みについて
5.おわりに



② 皮膚感作性試験法の最新動向
一般財団法人化学物質評価研究機構

1.はじめに
2.動物を用いない皮膚感作性試験代替法
 2.1 タンパク質との共有結合(KE-1)を評価する試験法
 2.2 ケラチノサイトの活性化(KE-2)を評価する試験法
 2.3 樹状細胞の活性化(KE-3)を評価する試験法
 2.4 動物を用いない皮膚感作性試験代替法の課題と組合せ評価
3. おわりに



③ 安全性評価に用いるヒト三次元皮膚モデル作製の留意点
近畿大学 薬学総合研究所

1.はじめに
2.香粧品成分等の安全評価項目からみるヒト皮膚評価モデルの在り方
3.細胞の種類・ソースの選択、細胞の位置・配置、および組織(層)間の連絡の考察
4.評価モデルとしての人工真皮層の作製
5.ヒト初代皮膚構成細胞の特性を利用した美白研究開発に有用なヒト皮膚三次元モデル開発
6.おわりに



④ 計算毒性学に基づくin silicoによる化学物質、化粧品原料の安全性予測
明治薬科大学

1.はじめに
2.化粧品の安全性評価の現状
 2.1 動物実験に基づく従来の安全性評価
 2.2 代替法の必要性と規制当局の取り組み
3.計算毒性学の概要
 3.1 定義と基本概念
 3.2 in silicoアプローチの種類
 3.3 計算毒性学の利点と課題
4.化粧品開発への計算毒性学の応用
 4.1 化粧品成分の物性と構造活性相関
 4.2 化粧品成分の毒性予測モデルの開発
 4.3 既存化粧品成分データベースの活用
 4.4 ケーススタディ:計算毒性学を用いた化粧品成分の安全性評価
5.今後の展望
 5.1 計算毒性学手法の高度化と精度向上
 5.2 規制当局との連携と国際的ハーモナイゼーション
6.結論





◆特集2 香り・においのもたらす効果と化粧品開発◆


① 自律神経の状態と香りの効果とのメカニズム、個人差の実際
タカラベルモント(株)

1.はじめに
2.方法
 2.1 心理的・生理的指標の計測
 2.2 精油の吸引
 2.3 自律神経状態の解析
3.結果
 3.1 ラベンダー精油の吸引による心理的・生理的影響
 3,2 マジョラム精油の吸引による心理的・生理的影響
 3.3 ゼラニウム精油の吸引による心理的・生理的影響
4.個人の自律神経状態および嗜好性と香りの効果
5.おわりに


② 香り・においがヒトにもたらすリラックス効果
関西福祉科学大学 教授

1.はじめに
2.リラックス効果に含まれる要素とは
3.「香り・におい」の「リラックス効果」研究への期待と展望



③ 香り刺激量の数量化と官能特性の客観的評価技術
香川大学

1.はじめに
2.嗅覚認識の曖昧さと記憶との照合作業
3.香りの刺激量の数量化と閾値
4.刺激量と美味しさの関係
5.特徴的な香気成分の探索法
6.特徴的な香気成分の図示化技術
7.特徴的な香気特性のQDAによる図示化とそのLod値などによる評価技術
8.まとめ



●トピックス


①化粧品の広告表現のポイント
(株)ノエビア

1.はじめに
2.技術者も知っておきたい、ステルスマーケティングと景品表示法について
 2.1 そもそも景品表示法って何?
 2.2 景品表示法の2つの特徴
 2.3 ステルスマーケティングって何?
3.ステルスマーケティング規制の重要ポイント
 3.1 景品表示法の構造とステルスマーケティング規制の追加
 3.2 ステマ規制の概要ならびに「表示主体性」と「広告明瞭性」による該当性
 3.3 企業防衛の観点からのステマ管理について
4.薬事担当者が留意したい、措置命令に直結の「合理的根拠」について
 4.1「運用指針」の内容について
 4.2「措置命令」から見た2つの重要ポイント
5. 責任役員と三役こそ留意したい、薬機法と景品表示法の繋がりについて
 5.1 表示等管理担当者による広告表示の管理体制
 5.2 薬機法と景品表示法の定義および不当表示の微妙な異同について
 5.3「課徴金」制度と「直罰」規定の導入
6. 最後に


②免疫調節機能を有する膜小胞:細菌バイオフィルムにおけるその産生メカニズム
静岡大学

1.はじめに
2.膜小胞とバイオフィルム
3.緑膿菌バイオフィルムにおいて膜小胞産生量が増加する
 3.1 多量に放出される膜小胞が宿主の免疫応答を誘発する
 3.2 膜小胞はバイオフィルムの構成成分として機能する
 3.3 バイオフィルムにおける細菌外膜の変形
4.バイオフィルムにおける膜小胞産生誘発因子
5.おわりに


③化粧品中における防腐剤のHPLC定量分析
ジェイアイサイエンス研究所
1.緒言
2.防腐剤の具体的な定量分析法
3.分析する防腐剤の解説
4.具体的な実験技法
5.実際に定量したクロマトグラム
6.定量分析に有効な設備、実験器具の解説
7.分析カラムの選択方法
8.HPLC定量分析に必要なノウハウ
9.HPLC装置のメンテナンス技法



特許からみた、化粧品新素材(第32回)
◆特集1 化粧品の品質試験,分析のポイント◆


①化粧品の品質試験の進め方
東京バイオテクノロジー専門学校 非常勤講師

1.はじめに
2.いわゆる化粧品の成分について
 2.1 化粧品の品質特性から見た品質試験
 2.2 いわゆる化粧品の化学分析における品質試験


②化粧品 (配合禁止・制限成分) の分析法について
一般財団法人日本食品分析センター

1.はじめに
2.防腐剤,紫外線吸収剤及びタール色素以外の配合禁止成分の分析法
 2.1 ホルムアルデヒド
 2.2 メタノール
 2.3 元素不純物
3.防腐剤,紫外線吸収剤及びタール色素の配合制限成分の分析法
 3.1 パラオキシ安息香酸エステル類及びフェノキシエタノール(防腐剤)
 3.2 パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル(紫外線吸収剤)
 3.3 タール色素
4.おわりに


③異物混入の実態と原因究明 ~オリジナルライブラリ構築の提案~
(株)住化分析センター

1.はじめに
2.混入異物の事例
 2.1 カビの混入
 2.2 加熱履歴のある異物
3.混入異物問題に対する心構え
4.オリジナルライブラリの構築
 4.1 スペクトルデータと観察画像の統合
 4.2 製造環境を反映したライブラリ作成
5.さいごに


④におい嗅ぎ GC-TOFMS を用いたノンターゲット分析による化粧品中における異臭原因の探索
LECO ジャパン合同会社

1.はじめに
2.分析手法
 2.1 分析装置
 2.2 GC-TOFMSとGCxGC-TOFMS
 2.3 デコンボリューションと自動解析システム
3.実験
4.結果
 4.1 GC-MS/O分析
 4.2 GCxGC-TOFMS分析
5.まとめ



◆特集2 バイオ由来素材を用いたスキンケア化粧品の開発◆


①微生物が生産する新規物質の探索と応用の事例
早稲田大学

1.はじめに
2.北里研究所が保有する歴史ある放線菌
3.新規物質の探索研究
 3.1 培養液抽出物の調整と分析
 3.2 Physicochemical screeningによる新規物質の探索
4.おわりに



②遺伝子組換えカイコにより生産した化粧品用コラーゲン
(株)免疫生物研究所

1.はじめに
2.遺伝子組換え技術によるタンパク質生産
3.カイコで生産するヒト型コラーゲン
4.ネオシルク‐ヒト型コラーゲンⅠのアレルゲン性
5.ネオシルク‐ヒト型コラーゲンⅢ
6.おわりに


③エミューオイルのもつスキンケア効果とその化粧品応用
東京農業大学

1.はじめに
2.エミューオイルの脂肪酸組成と浸透・保湿性
3.抗炎症作用
4.その他の機能
 4.1 ホワイトニング効果
 4.2 血管機能に対する効果
 4.3 血中脂質に対する効果
5.エミューオイルの課題
 5.1 オイルの品質
 5.2 エミューの生産
6.おわりに


④コメ糠タンパク質由来ペプチドの化粧品への応用
新潟大学、新潟青陵大学短期大学部

1.はじめに
2.抗酸化ペプチド
 2.1 抗酸化物質とコメ糠タンパク質加水分解物の健康効果
 2.2 ウマミザイムGを処理したコメ糠タンパク質の抗酸化活性
 2.3 コメ糠タンパク質加水分解物の免疫調節能と抗酸化活性
3.チロシナーゼ阻害ペプチド
 3.1 メラニン形成を触媒するチロシナーゼとその阻害剤
 3.2 コメ糠発酵産物のメラニン形成抑制効果
 3.3 コメ糠由来アルブミン加水分解物のチロシナーゼ阻害活性
 3.4 コメ糠由来のチロシナーゼ阻害ペプチド
4.おわりに


◆トピックス◆

化粧品の品質保証とPQS(品質システム)の考え方・実践法
(株)ウテナ

1.はじめに
2.化粧品の特徴
3.化粧品の品質(設計品質・製造品質・市場品質)とは
4.化粧品GQP省令3)と製販分離制度
5.化粧品品質保証の課題
6.化粧品の自主回収事例
7.PQS(医薬品品質システム)とは
8.品質システムの実践
9.現場で有効な管理技術(PAT)の活用
10.まとめ



混合物におけるGHS分類SDS・ラベル作成での考え方
SDS研究会 代表

1.はじめに
2.日本におけるGHS対応のSDS及びラベル
3.JIS Z 7252及びJIS Z 7253に準拠したGHS対応SDSの作成
4.JIS Z 7252及びJIS Z 7253に準拠したGHS対応ラベルの作成
5.まとめ




連載 第31回

特許からみた,化粧品新素材



★特集1 海産資源に着目した化粧品素材・原料の開発★

① 海洋生物資源のライブラリー化と化粧品原料としての活用
オーピーバイオファクトリー(株)

1.はじめに
2.海洋生物資源開発・利用におけるバリューチェーン
3.生物資源ライブラリービジネスについて
4.海洋生物資源利用におけるボトルネック
5.微細藻類への期待
6.フォトバイオリアクター活用によるブレークスルー
7.化粧品原料開発例
8.おわりに


② 真珠由来素材の化粧品への利用
御木本製薬(株)

1.はじめに
2.真珠およびアコヤガイ由来素材の高度化利用
2.1 コンキオリン加水分解物
2.2 アコヤガイ足糸加水分解物
2.3 サクシニル化アテロコラーゲン
3.最期に


③ 海藻(褐藻、紅藻、緑藻)抽出物の化粧品への活用
(株)シー・アクト

1.はじめに
2.海洋に存在する機能性成分
3.硫酸化多糖の機能性
3.1 刺激緩和効果
3.2 肌への機能性
3.3 毛髪への機能性
4.まとめ


④ 海洋生物における紫外線防御物質
山口東京理科大学

1.はじめに
2.マイコスポリン様アミノ酸(Mycosporine-like Amino Acids、MAAs)
3.スキトネミン(Scytonemin、シトネミンとも)
4.おわりに


⑤ フコキサンチンの免疫調節作用
立命館大学 分子薬効毒性学研究室

1.はじめに
2.フコキサンチンの生理活性
 2.1 フコキサンチンのリンパ球への作用
 2.2 フコキサンチンの単球・マクロファージへの作用
 2.3 フコキサンチンの顆粒球への作用
 2.4 フコキサンチンのマスト細胞への作用
3.おわりに


★特集2 データ駆動型製品開発のための基本的手法と化粧品開発への応用★

① ベイズ最適化による実験条件の絞り込み手法の基礎
東京大学理学系研究科化学専攻

1.はじめに
2.ベイズ最適化の概要
 2.1 ガウス過程回帰
 2.2 カーネル関数
 2.3 獲得関数
3.ベイズ最適化の実験への適用
4.おわりに


② AIを用いたHPLC分析メソッド開発
クロムソードジャパン(株)

1.はじめに
2.HPLCメソッド開発を効率良く行うための手順             


③ AIを用いた処方設計時の保存効力予測および適合処方生成
ロート製薬(株)、Quantum Analytics合同会社

1.はじめに
2.機械学習について
 2.1 予測モデルについて
 2.2 生成モデル(GAN)について
3.処方設計時の保存効力予測および適合処方生成AI
 3.1 検証1
 3.2 検証2
4.おわりに


◆トピックス◆

① 化粧品ビジネスにおける今後の価値づくり
R&D戦略・組織活性化アドバイザー

1.社会変化の加速(我々が迎える時代)
2.未来志向の経営(パーパス経営、ポートフォリオ・オブ・イニシアティブ)
3.化粧品ビジネスにおける価値づくり
4.今後の化粧品の価値開発


② あたらしい無水ソルビトール脂肪酸エステル系オイル増粘・ゲル化剤
農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門

1.はじめに
2.C-AGの製造と基礎物性
 2.1 C-AGの合成
 2.2 C-AGの基礎物性
3.C-AGによる有機溶媒の増粘・ゲル化
 3.1 C-AGによる有機溶媒の増粘・ゲル化
 3.2 C-AGによる増粘・ゲル化のメカニズムとゲルの性質
4. まとめ


③ 化粧品製造におけるデータサイエンスのポイント
群馬大学

1.はじめに
2.化粧品製造業を取り巻く現状
 2.1 超ビッグデータ社会の加速
 2.2 日本の化粧品製造業を取り巻く現状
3.化粧品製造業におけるデータ活用
 3.1 化粧品製造業におけるビッグデータ活用の適用範囲
 3.2 プロセス製造業の特徴
 3.3 化粧品製造業における品質管理の難しさ
4.ビッグデータ分析の進め方
 4.1 ビッグデータの種類
 4.2 分析フレームワーク「CRISP-DM」
 4.3 データ可視化の重要性
 4.4 モデルの構築と評価、展開
5.おわりに


特許からみた、化粧品新素材(第30回)


特集1:バイオマス/天然由来添加剤の化粧品への活用法

化粧品,トイレタリー向け天然由来添加剤の種類,特性,使い方
(株)ミルボン

1.はじめに
2.天然由来機能性添加剤の化学構造の特徴
3.天然由来機能性添加剤の化粧品およびトイレタリー分野への活用


天然多糖類の化粧品添加剤としての活用
三晶(株)
1.はじめに
2.増粘
3.懸濁・乳化・気泡安定
4.コンディショニング効果
5.ゲル化
6.おわりに


植物由来ノニオン系界面活性剤のサステイナブル乳化剤としての可能性
クローダジャパン(株)

1.はじめに
2.TweenTM, SpanTMの開発理念
3.バイオマス由来のエチレンオキシド(EO)
4.持続可能な製造工程 ~クローダ アトラスポイント工場の取り組み~
5.植物由来ノニオン系界面活性剤のサステイナブル乳化剤としての可能性
6.おわりに



特集2: 化粧品に関する国内外の規制動向と対応実務

中国・韓国及び台湾化粧品規制のポイント
化粧品法規制コンサルタント

1.はじめに
2.中国化粧規制概要
3.韓国化粧品規制概要
4.台湾
5.最後に


国内外の化粧品安全性規制/試験の最新動向と対応業務
国立医薬品食品衛生研究所

1.序論
2.世界的な化粧品の安全性評価の潮流
3.海外の規制と利用可能な試験法と対応実務
4.我が国の規制と利用可能な試験法
5.結語


マイクロプラスチックに関する国内外規制動向と求められる評価試験
SGSジャパン(株)
1.はじめに
2.海外規制
3.欧州の規制に関して
4.米国の規制に関して
5.評価試験

化粧品輸出入における海外・国内法規制と品質管理2023
合同会社和陽アドバイザリー
1.はじめに
2.化粧品の輸出入の現状
3.各国規制
4.国内回収事例とそれから見る品質管理
5.おわりに


トピックス
においの基礎知識と目的に応じた測定・評価方法
山口大学
1.はじめに
2.においの基礎知識
3.においの測定方法
4.においの評価
5.おわりに

ニューロサイエンスを用いた化粧品の評価事例
花王(株)
1.はじめに
2.脳反応を測定する技法
3.脳反応を測定した化粧品評価の事例
4.脳からみた化粧の理解と今後への期待
5.おわりに


異物分析の基本および必須知識とその実践
(株)アイテス
1.はじめに
2.専門的な知見の必要性
3.分析の流れ
4.分析装置の種類と適応範囲要
5.分析事例
6.おわりに

連載:特許からみた、化粧品新素材(第29回)
特集1:ジェンダーレスコスメのトレンドとその開発

① @cosme からみるジェンダーレスコスメ
(株)アイスタイル
1.はじめに:@cosmeとは
2.ジェンダー関連のワードの出現率変化
 2.1 「女性」の出現率は5年間で半減
 2.2 コンセプトの受け入れは昨年がピークか?
3.「ジェンダーレスコスメ」の評価ポイント
 3.1 特徴ワードは「香り」「パッケージ」
 3.2 「肌なじみのよさ」が高評価に繋がる
4.一緒に使う,シェアすることの価値

② 中性的な印象を与えるメイク -アイブロウメイクに着目して-
ビューティ&ウェルネス専門職大学
1.はじめに
2.方法
 2.1 調査方法
 2.2 対象者
 2.3 刺激
 2.4 評定項目
3.結果
 3.1 アイブロウの評定
 3.2 アイブロウの選択
4.考察
 4.1 アイブロウの評定
 4.2 アイブロウの選択
 4.3 中性的な印象を与えるメイク

③ 皮膚生理機能の男女差をふまえた「シェアドコスメ」の使用法
自由が丘クリニック
1.はじめに
2.シェアドコスメとは
3.男女の皮膚生理学的違い
4.男性のスキンケア品の使用率の推移
5.シェアドコスメの具体的な使用法
6.最後に

④ 肌の性差にとらわれない化粧品の開発について
P&G イノベーション(合)



特集2: バイオマーカーを用いた皮膚評価技術の開発

① 皮膚角層を活用した糖化ストレス評価
同志社大学
1.はじめに
2.糖化ストレスとは
3.皮膚角層を用いた糖化ストレス評価
4.CMLの測定
5.OPH活性
6.おわりに

② バイオマーカーとしてのエピジェネティクス的年齢の計測
近畿大学
1.はじめに
2.老化
 2.1 老化の特徴
 2.2 考え方
 2.3 老化評価法
3.Epigenetic clock. DNAメチル化時計
4.老化計測の臨床的観点 intrinsic capacity
5.老化と寿命
6.老化の情報理論
 6.1 生物学的年齢と暦年齢
7.皮膚の老化
8.再生医療
9.最後に

③ 皮膚の恒常性維持におけるFABP5 の関与と皮膚評価への応用

1.はじめに
2.皮膚の恒常性維持におけるFABP5の関与
 2.1 FABP5の皮膚保湿への関与
 2.2 表皮角化細胞の分化過程におけるFABPアイソフォームの発現
 2.3 表皮角化細胞の分化過程におけるFABP5遺伝子プロモーター領域CpGアイランドのメチル化状態
 2.4 表皮角化細胞の分化過程における転写因子c-MycとSp1の発現
 2.5 表皮角化細胞の分化過程におけるFABP5の発現と機能
 2.6 表皮角化細胞における核内受容体シグナルの機能
 2.7 表皮角化細胞におけるFABP5と核内受容体シグナルとのクロストーク機構
3.まとめと展望

④ 生体レドックス反応の計測技術の展開
東北工業大学
1.はじめに
2.電子スピン共鳴(ESR)法による生体計測の歴史とその応用
3.最近の生体レドックス反応の計測技術の紹介
4.おわりに

⑤ 角層のAI 分析によるバイオマーカー推定と肌質評価
(株)ファンケル
1.はじめに
2.角層画像を分析するAIモデルの構築
 2.1 角層中バイオマーカーの推定
 2.2 角層細胞の自動認識
3.肌評価への応用
 3.1 肌評価値の推定
 3.2 角層細胞の認識と形状特徴出力
4.おわりに

◆トピックス◆
① 化粧品デバイスとしての超微細マイクロニードルパッチの製造技術
富山県立大学大学院
1.はじめに
2.ガス透過性金型を用いた超微細マイクロニードルの製造技術
3.超微細マイクロニードルの評価法
 3.1 加水分解ヒアルロン酸への微細加工及び回数依存性の評価
 3.2 加水分解ヒアルロン酸への微細加工時の熱分解評価
 3.3 超微細マイクロニードルの溶解挙動の評価
4.まとめ・今後の展望

② 粉体乾燥の基礎とそのメカニズム
静岡大学
1.はじめに
2.乾燥操作の基礎
 2.1 乾燥過程
3.乾燥からみた粉体の特徴
 3.1 乾燥表面積
 3.2 含液量と性状
4.粉体の乾燥に使用される乾燥機
 4.1 噴霧乾燥機
 4.2 流動層乾燥機
5.おわりに

③ エクセルによる研究データの蓄積, 管理, 利活用法
   -実験データ蓄積における適切な項目設定とは-
(株)キャトルアイ・サイエンス
1.はじめに
2.R & D部門における研究・実験データ蓄積の実情
3.単純構造で項目間に論理的関係がない項目名で記録すべき
 3.1 すべてのデータは,項目名-項目値という単純構造に落とし込む
 3.2 項目名-項目値の項目間に論理的関係があってはいけない
4.実験パラメータ項目は,どのような独立変数系にするかが重要
5.どのような独立変数系にするかが重要と言うが,今まであまり気にしなくとも分析できているが・・・

連載:特許からみた、化粧品新素材(第28回)




■ 特集1 セルロースナノファイバーの製法と化粧品への活用法

バイオマスナノファイバー BiNFi-sの製造と化粧品への用途展開
(株)スギノマシン

1.はじめに
2.BiNFi-sについて
2.1 ウォータージェット法によるBiNFi-sの製造
2.2 BFの粒子分散安定性
2.3 BiNFi-sの化粧品中でのオイルゲル化能
2.4 BiNFi-sの保形能、安全性
2.5 表面繊維化セルロース粒子(F25)

柑橘果皮セルロースナノファイバーの化粧品類への活用
愛媛大学
1.はじめに
2.柑橘果皮CNFの形態的特徴と組成
3.柑橘果皮CNFの動的粘弾性と増粘効果
4.柑橘果皮CNFの乳化補助効果
5.柑橘果皮CNFの紫外線保護効果
6.柑橘果皮CNFの安全性評価
7.おわりに


CNFの特性を活用したアロマ化粧品の開発
静岡県工業技術研究所
1.はじめに
2.化粧品素材としてのセルロースナノファイバーの機能
2.1 CNFによる水分保持性
2.2 CNFによる増粘性及び使用感
2.3 CNFによる香りの徐放性
3.化粧品への応用
3.1 CNFと静岡県産バラの芳香蒸留水を活用した化粧品『barai/o(バライオ)?』の開発
3.2 香り徐放性を付与したアロマ乳液の開発
4.おわりに


セルロースナノファイバーによる乳化安定性の制御
第一工業製薬(株)
1.はじめに
2.水系添加剤としてのCNFの開発
3.CNFの乳化機能
3.1 CNFによるエマルション形成のメカニズム
3.2 CNFによるエマルションの安定化
3.3 エマルションの形態観察
3.4 乳化可能な油の構造からの推測
3.5 乳化への添加剤の種類と量の影響
3.6 乳化における添加剤の配合順の影響
4.さいごに
 

■ 特集2 香りの測定・評価技術と製品開発への応用

香りを感じるメカニズム
宮崎大学

1.はじめに
2.匂いを感じるしくみ
3.匂いのセンサー、嗅覚受容体
4.匂い知覚の個人差と嗅覚受容体遺伝子
5.おわりに

かおり成分の脳機能への影響とその評価技術
国際医療福祉大学

1.はじめに
2.かおりの基礎
3.当グループの行った研究
4.まとめ

シャンプー後の香り持続性の評価と処方設計
味の素(株)

1.はじめに
2.シャンプー処方と複合体コアセルベート
3.シャンプーによる香料保持の戦略
4. 処方設計における留意点
5.おわりに
嗅覚ディスプレイによる香りの再現技術の開発
東京工業大学

1.はじめに
2.香料
2.1 植物由来
2.2 香りのタイプ
3.香り提示装置
3.1 二極化の傾向
3.2 嗅覚ディスプレイ
4.嗅覚ディスプレイを用いた香りの再現技術
4.1 20成分調合型嗅覚ディスプレイシステム
4.2 精油の香り再現
5.ホームページの利用による精油香り体験
6.まとめ
データ駆動型定量嗅覚センシング:ニオイの計測とその応用
物質・材料研究機構

1.はじめに
2.嗅覚センサとは
3.データ駆動型アプローチを利用したニオイ計測
3.1 特定指標のピンポイント抽出
3.2「擬」原臭の選定
4.まとめ
 
■ トピック記事

ナノカプセル・マイクロカプセルの基礎と製品開発への応用
新潟大学
1.はじめに
2.ナノカプセル・マイクロカプセル
2.1 カプセルの基礎
2.2 構造・形状
2.3 機能
2.4 カプセル調製に必要な事前情報
2.5 調製法
3.開発応用分野
3.1 食品医薬品分野
3.2 農業分野
3.3 自己修復材分野
3.4 情報記録材分野
3.5 化粧品材分野
3.6 潜熱蓄熱技術分野
3.7 気泡のカプセル化
4.おわりに

植物由来原料を用いたオイルゲルの物性制御技術
東京工科大学
1.はじめに
2.植物ワックスのゲル硬度
3.高純度エステルによるキャンデリラロウのゲル硬度向上
4.高融点アルコールによるコメヌカロウのゲル硬度向上
5.コメ由来パラフィンと植物ワックスの混合によるオイルのゲル化

女性肌との比較による男性肌の特徴解析と男性化粧品開発への活用
ポーラ化成工業(株)
1.はじめに
2.男性肌の特徴解析
2.1 男性肌の基礎的特徴
2.2 女性肌との比較から抽出した男性肌の特徴
2.3 男性が自覚する肌性と皮膚の計測値の関係性から抽出した男性肌の特徴
2.4 スキンケア習慣の違いによる特徴
2.5 男女間での嗜好性の違い
2.6 男性肌の特徴まとめ
3.男性化粧品の開発例
3.1 機能と感触を兼ね備えた製剤設計
3.2 男性の皮脂に着目した製剤設計
3.3 男性のエイジング変化に着目した製剤設計
4.まとめ

連載:特許からみた、化粧品新素材(第27回)
■ 特集1 化粧品に関する男性の意識変化とメンズコスメ開発

① 男性の肌状態とひげ剃り
武庫川女子大学

1.はじめに
2.男性の肌状態
3.ひげと肌状態
3.1 日本男性のひげ
3.2 ひげ剃り部位の肌状態
4.終わりに

② 求心化/遠心化がもたらす男性の顔の印象変化と男性用メイクへの応用
常磐大学・城西国際大学
1.はじめに
2.求心化/遠心化がもたらす男性の顔の印象変化
2.1 データから見る男性メイクの増加
2.2 顔のパーツの求心化/遠心化
2.2 顔の求心化/遠心化
3.男性用メイク開発への研究知見の応用
3.1 男性メイクに関する研究
3.2 男性メイクの促進と製品開発への研究知見の応用


③ 男性の見た目年齢および若々しさの印象に影響する要因の解析とその対処について
(株)マンダム
1.はじめに
2.実験
2.1 遠距離と近距離を想定した印象の相違の確認
2.2 モデル処方乳液連用前後の印象変化および印象評価者の視線解析
3.結果
3.1 遠距離と近距離を想定した印象の相違
3.2 モデル処方乳液連用前後の印象変化
3.3 印象評価時における視線解析
4.考察
 

■ 特集2 化粧品中の不純物、異物の分析

① 色素中の特定芳香族アミン類の分析
国立医薬品食品衛生研究所

1.はじめに
2.分析方法
2.1 前処理方法
2.2 GC-MS分析条件
3.分析法開発時における検討内容等
3.1 抽出法について
3.2 回収率及び定量下限値
4.実態調査結果
5.おわりに

② 人由来の化粧品中の異物分析
(株)住化分析センター

1.異物問題対応の難しさ
2.早期解決に向けた心得
3.作業者に由来する異物
3.1 作業者からの発塵
3.2 毛髪類
3.3 繊維
4.まとめ

③ spICP-MSによるナノ粒子中の多元素測定
アジレント・テクノロジー(株)

1.はじめに
2.金属とナノ粒子
2.1 金属
2.2 ナノ粒子
3.ICP-MSとは
4.装置原理
5.ナノ粒子測定
5.1 実験方法
5.2 日焼け止めサンプルに含まれるNPの分析
6.まとめ


④ 化粧品製造施設における防虫管理
(株)フジ環境サービス

1.はじめに
2.化粧品製造施設で問題となる虫の4つの虫汚染経路
2.1 屋内発生虫
2.2 飛来侵入虫
2.3 排水系発生虫
2.4 歩行侵入虫
3.IPMによる防虫管理
 
■ トピック記事

① 米国、カナダの海外化粧品規制動向
SGSジャパン(株)
1.はじめに
2.米国の化粧品規制
2.1 概要
2.2 施設登録と製品リスト
2.3 フレグランスアレルゲンの開示、タルク規制、およびPFASレポート
3.カナダの化粧品規制
3.1 規制の概要
3.2 化粧品成分ホットリストの関して
3.3 化粧品の重金属に関して
3.3 ラベルの要件
4.まとめ

② 化粧品等の広告規制と表現テクニック
Beauty Ad Consulting・京都薬事広告ラボ
1.はじめに
2.化粧品等における薬機法の広告規制概観
2.1 薬機法をとりまく広告規制 
2.2 薬機法における広告の定義と運用状況
2.3 化粧品等広告の特に注意すべき5つのポイント
3.景品表示法の概要と動向
3.1 景品表示法の概要
3.2 優良誤認になりやすいポイント
3.3 化粧品等の広告における不実証広告規制
3.4 景品表示法の動向
4.NG表現にとらわれない表現づくりのポイント
4.1 お客様の気持ちをイメージする
4.2 ターゲットに合わせた言葉選び

連載:特許からみた、化粧品新素材(第26回)
■ 特集1 化粧品容器包装の脱プラ、リサイクル化

①化粧品容器に使用される材料と資源プラ化の現状と展望
西包装専士事務所
1.はじめに
2.化粧品の容器包装材料
3.資源プラスチックとは
4.プラスチック資源循環促進法のマイルスト-ンと施策
5.化粧品容器包装における資源プラ化の事例
5.1 業界の動き
5.2 各社の状況
6.まとめと展望

②モノマテリアル化と化粧品包装
土屋特許事務所
1.モノマテリアル化の背景
1.1 欧州及び日本のプラスチック廃棄物
1.2 プラスチック廃棄物の輸出
1.3 海洋プラスチック廃棄物
2.EUのプラスチック戦略と施策
2.1 EUのプラスチック戦略に基づく指令
2.2 EUのリサイクル課税
2.3 EUでのリサイクル材料含有率の設定
2.4 各国の動向
3.モノマテリアル化
3.1 CEFLEX (Circular Economy for Flexible Packaging)
3.2 モノマテリアル化の課題
3.3 グローバル企業の動向
3.4 モノマテリル軟包装のリサイクル
4.化粧品包材向け軟包装のモノマテリアル化例

③バイオマス素材を使用した化粧品容器の開発
大成化工(株) 
1.はじめに
2.プラスチックとCO2
3.バイオPE
4.バイオPEの容器開発
4.1 成形方法
4.2 製品事例
4.3 物性値
4.4 安全性
5.コンポジット材容器
5.1 コンポジット材とは
5.2 コンポジット材の成形
5.3 コンポジット材の基礎評価
6.おわりに
 

■ 特集2 AI・インフォマティクス技術の化粧品開発への応用

①脳波のフラクタル解析に基づいた感性計測とその応用
長岡技術科学大学
1.はじめに
2.感性フラクタル解析手法
3.嗅覚刺激と感性
3.1 嗅覚と感性計測の目的
3.2 測定内容
3.3 嗅覚刺激に関する感性解析結果
3.4 嗅覚と感性のまとめ
4.おわりに

②バイオインフォマティクスによる天然物由来物質の評価と化粧品・機能性素材への応用
沖縄工業高等専門学校
1.はじめに
2.生体内におけるエクオール産生機序       
2.1 女性の一生と女性ホルモンの関係
2.2 エクオールについて
3.沖縄“島豆腐”おからからの乳酸菌単離
3.1 島豆腐おから由来の乳酸菌の単離
3.2 エクオール産生乳酸菌候補のスクリーニング
4.エクオール産生乳酸菌のゲノム配列決定
4.1 次世代シーケンサーによる解析
4.2 全ゲノム解析の結果
5.バイオインフォマティクスによるエクオール産生情報
6.終わりに

③バイオインフォマティクスを用いた酵素の生産量向上の事例
立命館大学
1.はじめに
2.バイオインフォマティクスを用いた可溶性発現技術
2.1 タンパク質の二次構造に着目した変異導入法
2.2 アミノ酸配列の保存性に着目した変異導入法
2.3 可溶性発現技術を用いた変異型酵素の調製
3.酵素を用いた化粧品材料の製造 -ケト酸を介したアミド化合物の合成―
4.おわりに
5.謝辞

④AIによる化粧品のクチコミとレーティングの分析
近畿大学
1.はじめに
2.先行研究
3. ChatGPTを用いた化粧品口コミとレーティングの分析
4. おわりに


■ トピック記事

①マイクロリアクターによる乳化プロセスの最適化
国士舘大学
1.はじめに
2.乳化液滴の生成技術のトレンド
3.乳化液滴生成シミュレーション
3.1 シミュレーション手法
3.2 現象を支配する無次元数の導入
3.3 シミュレーション条件と結果
4.均一な乳化液滴生成のための無次元マップ
5.マイクロリアクターによる乳化実験との比較による無次元マップの検証
6.おわりに

②コスメティクスを前提とした色彩・質感計測の実際
(株)オフィス・カラーサイエンス
1.はじめに
2.質感の概念
3.色彩と質感計測の最近の機器
4.肌と化粧料の特性
5.計測の実例
5.1 肌の接触式計測システムでの計測例(積分球)
5.2 分光イメージングシステムの肌への応用
5.3 化粧品の測定
5.4 化粧品の分光イメージングによる測定
6.終わりに

③化粧品開発における実験計画法の活用事例
(株)ウテナ
1.はじめに
2.田口の実験計画法(パラメータ設計手法)とは
2.1 田口の実験計画法の特徴
2.2 パラメータ設計の考え方
2.3 パラメータ設計の具体的進め方
2.4 SN比の考え方
3..化粧品への品質工学適用
3.1 化粧品への適用
3.2 超音波シールの技術開発

連載:特許からみた、化粧品新素材(第25回)
◆特集1:ペプチドを活用した化粧品の開発と安全性、品質評価◆

①化粧品原料としてのタンパク質、ペプチド等の安全性評価
国立医薬品食品衛生研究所
1 はじめに
2.該当する化粧品原料
3.ペプチド等を用いた化粧品の安全性評価の健康障害事例
4.化粧品に必要な安全性試験
5.食品添加物(酵素)の食品影響評価指針
6.まとめ

②化粧品用途ペプチドの製造方法および品質評価の実際
(株)成和化成
1.はじめに
2.ペプチドの製造方法
3.天然由来ペプチドの品質評価
 3.1 基原・含量
 3.2 色・におい
 3.3 ペプチド確認方法
 3.4 無機物の含量
 3.5 定量法
 3.6 ペプチドの分子量計算方法
4.化粧品用途ペプチドにおける安全性
5.おわりに

③皮膚アンチエイジングに向けた機能性ペプチドの応用
(株)ディーエイチシー
1.はじめに
2.皮膚培養細胞に対する効果
 2.1 コラーゲン産生能の検証
 2.2 ヒアルロン酸産生能の検証
 2.3 皮膚バリア機能の検証
3.三次元皮膚モデルに対する効果
4.おわりに

④コラーゲンペプチドの経口摂取による美肌への効果
新田ゼラチン(株)
1.はじめに
2.臨床試験1:隠れじみへのエビデンス
 2.1 試験方法
 2.2 結果
3.臨床試験2:目に見えるシミおよび赤味へのエビデンス
 3.1 試験方法
 3.2 結果
4.臨床試験3:しわへのエビデンス
 4.1 試験方法
 4.2 結果
5.考察


◆特集2: SDGs時代の化粧品市場動向と環境負荷低減技術◆

①SDGs時代におけるナチュラルコスメの開発とブランディング
早稲田大学ビジネススクール
1.はじめに
2.SDGs時代
 2.1 SDGsとESG
 2.2 SDGs報告書(ESG報告書、統合報告書)
 2.3 SDGs時代の企業
3.「3R」と「4R」
4.SDGs時代におけるナチュラルコスメの開発
 4.1 ナチュラルコスメとオーガニックコスメ
 4.2 SDGs時代におけるナチュラルコスメのブランディング
 4.3 環境負荷の低減とブランディング
5.ナチュラルコスメのブランディング
 5.1 ブランド構成要素
 5.2 化粧品におけるブランド構成要素(経営資源)の活用
6.おわりに

②環境対応の循環型パッケージを目指した容器包装技術
住本技術士事務所 
1.はじめに
2.循環型パッケージとは
 2.1 プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律
 2.2 包装設計の要求事項、Reverse Engineering
3.EU2022/1616、欧州市場で食品接触用にrecycled plastics使用可能
4.循環型ポリマー利用に向けて使用済みプラ包材の回収・選別技術
5.Recyclableが必要条件
6.今後の循環型パッケージ及びポリマー
7.まとめ

③容器包装におけるLCAと環境負荷算定
(国研)産業技術総合研究所
1.はじめに
2. ライフサイクル視点での容器包装の設計開発
 2.1 ライフサイクル思考とは
 2.2 ライフサイクル思考の重要性
 2.3 ライフサイクル視点における設計段階の重要性
3 LCA
 3.1 LCAの考え方
 3.2 LCAの規格と手法
4. LCA手法の展開
 4.1 カーボンフットプリント
 4.2 エコラベル
 4.3 削減効果量
 4.4 マスバランス
5.ライフサイクル視点からの環境配慮設計のポイント
6.LCAに対するニーズと課題
 6.1 LCAに対するニーズ
 6.2 LCAに関する課題
7.まとめ

④ヴィーガンコスメの国内外市場動向
(株)テクノ・クリエイト
1.はじめに
2.本レポートにおけるヴィーガンコスメの定義
3.グローバルにおけるヴィーガンコスメ市場
4.韓国におけるヴィーガンコスメ市場
 4.1 市場環境
 4.2 メーカー側のマーケティング
 4.3 市場の成長速度
5.国内におけるヴィーガンコスメ市場
 5.1 市場概要
 5.2 大手メーカーの動向
 5.3 国内市場拡大のための方策

◆トピックス◆
①機械学習を用いた皮膚感作性試験代替法の開発
名古屋市立大学
1.はじめに
2.化学物質の皮膚感作性評価
3.機械学習とは
4.機械学習を用いた皮膚感作性強度予測モデル
 4.1 方法
 4.2 結果
5.おわりに

②HPLC分析における実践ノウハウ・コツ
(株)島津総合サービス
1.はじめに
2.移動相調製に関するノウハウ・コツ
 2.1 水の選び方
 2.2 有機溶媒の選び方
 2.3 緩衝液の選び方
 2.4 水と有機溶媒混合移動相の調製
 2.5 溶存空気と脱気
3.試料調製と注入に関するノウハウ・コツ
 3.1 試料溶媒の選び方
 3.2 試料注入量の影響
 3.3 試料バイアルへの吸着
 3.4 オートサンプラーの留意点
4. おわりに

③他社特許明細書の解釈と弱点の見つけ方
弁理士法人 三枝国際特許事務所
1.はじめに
2.特許明細書の解釈
 2.1 特許請求の範囲について
 2.2 明細書、図面について
3.弱点の見つけ方
 3.1 特許発明の技術的範囲が適切か否か
 3.2 審査段階の引例と同じ刊行物で異議申立てした事例について
 3.3 公然実施について
4.おわりに

連載
特許からみた、化粧品新素材(第24回)
おすすめの購読プラン

COSMETIC STAGE(コスメティックステージ)の内容

化粧品、原料メーカー、皮膚科医等の最前線の執筆者で構成しております。
皮膚の各種測定と評価技術の紹介。アンチエイジング化粧品の開発事例。スキンケア化粧品の開発事例の紹介。処方・製剤技術動向。色材、顔料などのメイクアップ化粧品の紹介。官能評価手法とアンケート調査。製品製造における品質保証対策。容器・包装戦略。添加剤の活用とフリー製品の開発。スキンケア市場のトレンドなど。現場でお困りな点、今だからほしい情報にクローズアップした誌面を目指しております。

COSMETIC STAGE(コスメティックステージ)の目次配信サービス

COSMETIC STAGE(コスメティックステージ)最新号の情報がメルマガで届く♪ メールアドレスを入力して登録(解除)ボタンを押してください。

※登録は無料です
※登録・解除は、各雑誌の商品ページからお願いします。/~\Fujisan.co.jpで既に定期購読をなさっているお客様は、マイページからも登録・解除及び宛先メールアドレスの変更手続きが可能です。
以下のプライバシーポリシーに同意の上、登録して下さい。

この雑誌の読者はこちらの雑誌も買っています!

COSMETIC STAGE(コスメティックステージ)の所属カテゴリ一覧

Fujisanとは?

日本最大級雑誌の定期購読サービスを提供

デジタル雑誌をご利用なら

最新号〜バックナンバーまで7000冊以上の雑誌
(電子書籍)が無料で読み放題!
タダ読みサービスを楽しもう!

総合案内
マイページ
マイライブラリ
アフィリエイト
採用情報
プレスリリース
お問い合わせ
©︎2002 FUJISAN MAGAZINE SERVICE CO., Ltd.