ENTONI(エントーニ) 発売日・バックナンバー

全257件中 226 〜 240 件を表示
2,750円
Monthly Book ENTONI No.102
(2009年5月号)


訴えからみためまいの見分け方


編集企画/武田憲昭(徳島大学教授)



単発性の回転性めまい 長沼 英明
繰り返す回転性めまい 佐藤 豪ほか
頭位性めまい 今井 貴夫
浮動性めまい 大江 洋史
失神性めまい 河野 寛幸
視覚性めまい 関根 和教
外傷後のめまい 池園 哲郎
脳神経障害に伴う中枢性めまい 小宮山 純
頭痛を伴うめまい 五島 史行
心因性めまい 堀井 新

2,750円
Monthly Book ENTONI No.101
(2009年4月号)

中耳炎・いつ手術にふみきるか-私の決断-

編集企画/山本悦生(山本中耳サージセンター所長)

急性中耳炎 欠畑 誠治
滲出性中耳炎 工藤 典代
慢性穿孔性中耳炎 福島 典之ほか
鼓室硬化症 高木 明
癒着性中耳炎 小島 博己
中耳コレステリン肉芽腫 山本 裕
好酸球性中耳炎 松原 篤
中耳真珠腫 土井 勝美ほか
先天性中耳真珠腫 岩永 迪孝
MRSA感染中耳炎 鈴木 敏弘ほか

5,940円
Monthly Book ENTONI No.100
(2009年4月増刊号)

耳鼻咽喉科外来 薬の選び方・使い方・投与期間

編集企画/夜陣紘治(広島大学名誉教授)

難聴・急性低音障害型感音難聴 隈上 秀高
耳 鳴 佐藤美奈子
めまい-特に小児ならびに高齢者症例への対応- 肥塚 泉
顔面神経麻痺 稲村 博雄ほか
成人の中耳炎 飯野ゆき子
小児の中耳炎 工藤 典代
アレルギー性鼻炎 河田 了
副鼻腔炎 竹内 裕美
好酸球性副鼻腔炎 鴻 信義
嗅覚障害 三輪 高喜
味覚障害と舌痛症 池田 稔ほか
口腔乾燥症 市村 恵一
難治性口腔咽頭潰瘍 鈴木 賢二
急性扁桃炎 小林 一女
急性咽頭炎 宮本真理子ほか
頸部リンパ節炎 竹野 研二ほか
喉頭アレルギー・口腔アレルギー 平林 秀樹
急性耳下腺炎 岩井 大
咽喉頭異常感症 齋藤 幹ほか
急性喉頭蓋炎 兵頭 政光
逆流性食道炎 梅﨑 俊郎
真菌症 竹野 幸夫ほか
ウイルス性疾患-外来における抗ウイルス薬の使い方- 高原 幹ほか

2,750円
Monthly Book ENTONI No.99
(2009年3月号)

耳鼻咽喉科ウイルス感染症
編集企画/氷見徹夫(札幌医科大学教授)

かぜ症候群とウイルス 金井 憲一ほか
難聴とウイルス感染 宇佐美真一
めまいとウイルス感染 武田 憲昭ほか
ウイルス性顔面神経麻痺 村上 信五ほか
口腔咽頭疾患でのウイルス感染 余田 敬子
喉頭疾患とウイルス感染 久 育男
EBウイルス感染と頭頸部腫瘍 高原 幹ほか
ヒト乳頭腫ウイルスの発癌機構 峯田 周幸
小児耳鼻咽喉科感染症におけるウイルス感染 小上 真史ほか
高齢者ウイルス感染症の特徴と対応-耳鼻咽喉科感染症との関連も含めて- 高橋 弘毅ほか
2,750円
Monthly Book ENTONI No.98
(2009年2月号)

外来ですぐ役立つ鼻出血の処置
編集企画/鈴木秀明(産業医科大学教授)

鼻出血患者の問診・診察の基本 小野田友男
鼻出血救急患者・救急隊への対応 松原 篤
キーゼルバッハ部位からの出血に対する処置 髙﨑 賢治
鼻腔タンポンのコツ 上田成久ほか
焼灼法による鼻出血処置 寳地 信介ほか
後鼻タンポンのコツ 北村 拓朗ほか
小児鼻出血への対応 熊本真優子
鼻副鼻腔手術後の出血の処置 春名 眞一
出血性素因を有する患者の鼻出血処置 鈴木 幹男ほか
鼻出血処置中の急変への対応 大島 猛史
2,750円
Monthly Book ENTONI No.97
(2009年1月号)

耳鼻咽喉科領域におけるPETの知識
編集企画/内藤 泰(神戸市立医療センター中央市民病院部長)

耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域におけるPETの現況と将来展望 内藤 泰
頭頸部腫瘍におけるPET(PET/CT)の臨床的意義 坂本 攝ほか
PETによる頭頸部癌の化学療法効果判定 菊地 正弘ほか
頭頸部悪性リンパ腫とPET 浜中 恭代ほか
甲状腺、副甲状腺腫瘍のPET 中駄 邦博ほか
鼻・副鼻腔腫瘍のPET 二宮 洋ほか
腫瘍PETにおける融合画像診断 中本 裕士
聴覚・言語障害の脳機能画像による評価 藤木 暢也
2,640円
Monthly Book ENTONI No.96
(2008年12月号)

異物 -初期対応から摘出まで-
編集企画/土井勝美(大阪大学病院教授)

耳鼻咽喉科領域の異物-的確な診断- 佐野 光仁
耳鼻咽喉科領域の異物-迅速な救急対応- 中島 寅彦ほか
耳鼻咽喉科領域の異物-摘出術の実際- 渡邉 暢浩ほか
耳鼻咽喉科領域の異物-小児例の特徴- 工藤 典代
耳鼻咽喉科領域の異物-成人例の特徴- 田村 公一ほか
外耳道異物症の臨床像の特徴について 和田伊佐雄ほか
鼻・副鼻腔異物 肥塚 泉ほか
咽頭・喉頭の異物 白崎 隆ほか
気道の異物 香取 幸夫ほか
食道の異物 田中 信三
2,640円
ENTONI No.95
(2008年11月号)

咽喉頭異常感症の取り扱い
編集企画/大越俊夫(東邦大学医療センター大橋病院教授)

咽喉頭異常感症の臨床像 大越 俊夫
咽喉頭異常感症の問診と検査 林 達哉
咽喉頭異常感症と局所炎症 中嶋 正人ほか
咽喉頭異常感症に対する精神的アプローチ 山下 弘之
咽喉頭異常感症と良性・悪性腫瘍 溝上 大輔ほか
咽喉頭異常感症と鼻アレルギー 大木 幹文
咽喉頭異常感症と胃酸逆流症 渡嘉敷亮二
咽喉頭異常感症と甲状腺疾患 森 一功
咽喉頭異常感と嚥下障害 兵頭 政光ほか
難治性咽喉頭異常感症の取り扱い 山際 幹和
2,640円
ENTONI No.94
(2008年10月号)

外リンパ瘻の診断と治療
編集企画/山岨達也(東京大学教授)

外リンパ瘻の臨床像 小林一女
外リンパ瘻の診断 土井勝美
外リンパ瘻の画像診断 中島 務
内視鏡による診断と治療 小林泰輔
治療法の選択:保存的治療か手術的治療か? 小川 郁
内耳窓閉鎖の手術主義 深谷 卓
外リンパ瘻に対するLP shunt治療 國弘幸伸
外傷性外リンパ瘻の治療 坂本幸士ほか
外リンパ瘻の類似疾患 鈴木光也
診断におけるコクリンの意義と検査精度・診断精度 池園哲郎
2,640円
Monthly Book ENTONI. No.93
Auditory Neuropathy-up to date
 

Auditory Nerve DiseaseあるいはAuditory Neuropathy 加我 君孝
特殊な聴覚障害.純音聴力検査で軽~中等度難聴にもかかわらずABR無反応,
語音明瞭度が著しく悪い.しかしDPOAEは正常である.

Auditory Neuropathyの臨床像 都筑 俊寛
Auditory neuropathyは単一な疾患ではなく,サブタイプが存在する.

Auditory Neuropathyの遺伝子研究の動向 松永 達雄ほか
遺伝性auditory neuropathyの原因となる遺伝子変異,遺伝性神経疾患が解明され,
その診断,病態,治療,動物モデルに関する研究も進んでいる.

ラセン神経節細胞の発生と分化 近藤 健二
ラセン神経節細胞は発生・分化過程で様々な変化を遂げるが,これに関与する分子機構が徐々に解明されつつあり,
本稿ではこれを概説する.

小児のAuditory Neuropathyと人工内耳手術 福島 邦博
耳音響放射で反応が確認できる高度難聴児の場合にも,
人工内耳埋め込み術によって良好な言語発達が望める症例は少なからず存在する.

成人型Auditory Neuropathyと人工内耳手術 東野 哲也ほか
成人型auditory neuropathyに対する人工内耳の効果は未知数であるが,
蝸牛電気刺激検査により後迷路機能を評価した上で適応を決定すべき難聴病態である.

Auditory Neuropathyと聴神経腫瘍の臨床像の差 山岨 達也
DPOAEと純音聴力閾値との比較により,感音難聴を内耳性と後迷路性に鑑別できる.
聴神経腫瘍による後迷路性難聴では,DPOAE正常,疲労現象陽性,語音弁別不良などがauditory neuropathyと類似するが,
ABRでI波が誘発される点が異なる.

小児神経学領域におけるAuditory Neuropathy 加我 牧子
Auditory neuropathyには症状が聴覚に限局した純粋例と,他の小児神経疾患の症状の一部と考えるべき症例が存在する.
診断・治療・対応を考える際には病態解明と診断名の確立が必要と考える.

Auditory Neuropathyと音源定位 伊藤 憲治
本稿では聴覚による空間認知に着目し,社会生活場面に近い自由音場環境における音源定位検査の結果をもとに,
脳内時間・スペクトル処理の障害特異性を考察した.

Vestibular Neuropathy 室伏 利久
特発性両側性末梢前庭機能低下症という疾患概念が,vestibular neuropathyにほぼ相当し、
vestibular neuropathyは狭義のauditory neuropathyとともに
広義のauditory neuropathyを構成する疾患概念であると考えられるようになってきた.

成体内耳組織の再生と内在性内耳前駆細胞
―成体中枢神経組織の再生と内在性神経前駆細胞の研究成果を
 土台とした内耳組織再生への挑戦― 中冨 浩文ほか
成体の脳・脊髄組織に残存する神経前駆細胞を用いた再生誘導療法の開発の我々のこれまでの知見を総括し,
これを土台として,聴覚系再生誘導療法の可能性について,
最近のラット/マウスでの動物実験文献のレビューを中心として議論する.

片側性Auditory Neuropathy 鈴木 光也
片側性auditory neuropathyの聴力予後についての報告は未だないが,
成長に伴い聴力が変動する可能性があり,長期にわたる経過観察が必要である.
5,830円
Monthly Book ENTONI. No.92
耳鼻咽喉科で使用する外用薬の上手な使い方


副腎皮質ステロイドおよび非ステロイド抗炎症外用薬 鶴田 京子ほか
ステロイド外用薬について強さ,経皮吸収,使用量,使用方法,主作用と副作用について,
非ステロイド外用薬についてその種類,有用性,問題点について述べた.
抗菌薬・抗真菌薬・抗ウイルス薬 木津 純子ほか

抗菌薬,抗真菌薬,抗ウイルス薬,抗腫瘍薬を安全かつ効果的に使用するためには,
疾患の原因や原因菌を明らかにし,適切な薬剤を選択し,適切に使用することが重要である.

点耳薬 藤澤 利行ほか
急性中耳炎では鼓膜切開後の点耳薬の有効性は高い.外耳道炎,
鼓膜炎での肉芽腫病変にはステロイド点耳薬の併用も有用である.
耳漏からの細菌検査は重要であり,特に真菌の有無の確認は点耳薬の適応に関わる.
真菌感染,MRSA感染には点耳薬は無効であり,洗浄やブロー液による治療が必要である.

点鼻薬 竹内 万彦
メタアナリシスでは鼻噴霧用ステロイド薬の方が経口抗ヒスタミン薬より優れている.
鼻噴霧用ステロイド薬は1年以上の連用でも全身的副作用は少なく,効果は確実である.

うがい薬 永井 茂ほか
うがい薬(アズレンスルホン酸ナトリウムやポビドンヨードなど)の薬理作用や使い方について述べる.

ネブライザー 鈴木 賢二
ネブライザー療法は,疼痛なしに高濃度に速やかに薬液を目標に到達させることができ,
血液中移行が僅かで副作用を回避することができ,安全で簡便で有用な治療法である.

貼り薬 仙田 典保
耳鼻科領域で主に使用されている2種類の長時間作用性貼付薬(ホクナリンテープ,デュロテップパッチ)について
製剤的特徴,使用方法などを概説した.

耳性帯状疱疹 永田 誠ほか
帯状疱疹では早期に抗ウイルス薬を全身投与することが最も重要である.
局所治療としてはまず病変部を温水で十分に洗い流し,その後病変部の状態に合わせて外用療法を行う.

耳垢栓塞,外耳道異物 中山 明峰ほか
基本的に耳垢や外耳道異物は耳科器具を用いて摘出するべきである.
しかし,頑固で外耳道から容易に除去できない耳垢や特殊の異物があり,それらに使用する薬物を紹介する.

耳介・外耳道 後藤友佳子
耳介・外耳道の炎症に対する局所療法は,抗生剤,
ステロイドなどの軟膏治療が中心であるが,各疾患できめ細かい選択が必要となる.

外耳道真菌症 江上 徹也ほか
基礎真菌学者との共同研究で外耳道真菌症の耳垢,耳漏から原因真菌の同定と薬剤感受性検査を行い,
その成果を外用抗真菌薬選択に応用した.

鼓膜・中耳 上出 洋介
中耳炎写真の外用薬治療前・後を掲載している.治療には適切な処置方法と薬剤の選択が必要である.
薬剤の中耳腔への効果的到達とその対側にある耳毒性には留意する.

鼻炎 佐久間康徳ほか
鼻前庭・鼻腔は明視下に処置しやすい部位のため,外用薬による治療が有効であり,
個々の疾患の病態に合わせた外用薬の選択が必要である.

副鼻腔炎 松根 彰志
副鼻腔炎治療における外用薬には,その病態に応じて鼻ネブライザー療法薬,軟膏,局所注入薬,鼻噴霧薬などがある.

鼻アレルギー 中村 善久ほか
局所点鼻薬を適切に使用することにより,アレルギー性鼻炎をより安全に,より効果的に治療することができる.

口内炎 赤木 博文
口内炎の定義,罹患部位・病因・臨床形態的病型による分類,(鑑別)診断,
基本治療および原因不明の口内炎を中心に外用薬を用いた局所治療などについて概説する.

高齢者の口腔乾燥症の外用薬 井野千代徳
多剤を服用して口内乾燥のある高齢者に治療目的とはいえ内服薬を追加することにジレンマがあり,
うがい薬と人工唾液などの外用薬を中心とした治療を行っている.

口腔・咽頭カンジダ症 余田 敬子
口腔・咽頭カンジダ症に使用する外用薬として,ミコナゾールゲル,アムホテリシンBシロップ,
クロトリマゾールトローチ,ポビドンヨード,オキシドール,ピオクタニンの使用方法を記載した.

咽喉頭炎 堀口 章子ほか
ごく軽症以外の咽喉頭炎を外用薬のみで治療することはできないが,他の治療法と併用すれば非常に効果的である.
臨床に沿った外用薬や,吸入薬液の調合例を提示した.禁煙指導も忘れてはいけないポイントである.
日常診療の参考にして頂きたい.

喉頭アレルギーの吸入療法 岩田 義弘
非アナフィラキシー慢性型の喉頭アレルギーは乾性咳嗽を伴うことを特徴とする.
より臨床的な通年性と季節性に分けた新たな2005年診断基準が示されている.

咳喘息,アトピー咳嗽 新実 彰男
咳喘息,アトピー咳嗽の治療においてはステロイド吸入の刺激による咳の惹起に留意し,
β刺激薬による咳喘息の診断的治療に際しては患者の病態によって各種製剤を使い分ける.

褥瘡・皮膚潰瘍治療薬 田村 敦志
壊死組織除去薬と肉芽形成促進薬に大別し,
主薬の作用と基剤の特徴を考慮した褥瘡・皮膚潰瘍治療薬の使用方法について述べた.

小児への外用薬使用にあたっての注意点 鶴田 京子ほか
小児の皮膚の特徴とステロイド外用薬と非ステロイド外用薬の有用性,使用方法,
問題点および小児の接触皮膚炎の特徴について述べた.

高齢者への外用薬使用にあたっての注意点 細谷 順ほか
高齢者への外用薬使用では,併用薬剤による相互作用に留意し,
ステロイド点鼻薬および点耳薬による副腎皮質機能抑制の発現に注意する.

妊婦・授乳婦に対する外用薬の使い方 佐藤 孝道
妊娠の時期や薬剤の種類によって,胎児への影響は異なる.
外用薬の多くは母体血中にあまり移行せず安全性は高いが,すべての外用薬に当てはまるわけではない.
2,640円
Monthly Book ENTONI. No.91
嗄声と声のふるえ
 

音声異常をどう診るか 久  育男
音声異常を有する患者に対する診察の流れについて略述した.正常な音声を得るための喉頭の条件を示し,
品質性音声障害と機能性音声障害をきたす疾患に関する診断法を紹介した.

嗄声の診断における留意点 原  浩貴
嗄声はその性状により原因疾患を推定できうるほど多くの情報を含んでいる.
音声障害の診断,治療においては,病態の詳細な把握や治療効果の客観的評価のため,
各種の検査法を熟知し適宜必要なものを活用するべきである.

嗄声に対する保存的治療 小川  真
嗄声の治療においては,疾患毎の保存的治療および手術療法の適応と限界を知り,
適切に選択することが重要である.特に,選択に迷うことが多い声帯結節の取り扱いを中心に解説した.

嗄声に対するオフィースサージェリー 牧山  清ほか
喉頭オフィースサージェリーは増加している.切除術,注入術,レーザー手術などについて示した.
オフィースサージェリー選択には症例や病態により柔軟な対応が必要である.

嗄声と喉頭微細手術 馬場  均
嗄声をきたす疾患に対する喉頭微細手術について,声帯ポリープなどの非腫瘍性声帯病変を中心に論述した.

嗄声と喉頭枠組み手術 平野  滋
喉頭の枠組みを変えて,音声障害を治療する術式が喉頭枠組み手術(甲状軟骨形成術)である.
その適応と手術のポイントを概説した.

痙攣性発声障害と音声振戦症
―その発症に関する神経学的背景について― 三枝 英人
痙攣性発声障害と本態性音声振戦症は錐体外路疾患に分類される.
両疾患の理解には,ヒトの大脳基底核の由来と機能について,まず理解する必要がある.

痙攣性発声障害の保存的治療 兵頭 政光ほか
痙攣性発声障害に対する音声治療は,発症からの期間が短い例や比較的軽症の例では改善効果が期待できる.
治療は発声時の喉頭の過緊張を取り除くリラクゼーションが主体となる.

痙攣性発声障害に対するボツリヌストキシン注入術 熊田 政信
ボツリヌストキシン注入術は,痙攣性発声障害に対する非常に有効な治療法であるが,
同時に,どの筋が関与する病型であるかを鑑別する上での診断的意義も非常に重要である.

痙攣性発声障害の外科的治療
―喉頭枠組み手術― 讃岐 徹治
内転型痙攣性発声障害に対する甲状軟骨形成術II型の適応,治療成績を示し,手術を行う上での留意点を述べた.

痙攣性発声障害の外科的治療
―甲状披裂筋切除術― 中村 一博ほか
甲状披裂筋切除術は頸部皮膚外切開が不要で,治療効果が長期にわたって維持・持続できることが利点である.
手術の背景と手術手技について解説した.
2,640円
Monthly Book ENTONI. No.90
副鼻腔疾患の治療
―保存的か観血的か・その決断の時―
 

慢性副鼻腔炎・鼻茸 原田  保
マクロライド少量長期投与療法の無効例では手術治療が必要であるが,その時期の決定は難しい.
無駄な長期間の治療を省くため鼻茸,CT所見から手術時期を考えた.

アスピリン喘息と慢性副鼻腔炎・鼻茸 荻野  敏
アスピリン喘息は稀な疾患ではない.副鼻腔炎,鼻茸の合併率は極めて高く,難治性である.
誘発物質の回避・除去を基本に,手術的治療など多くの治療法を組み合わせ対処していくことが望ましい.

アレルギー性鼻炎と慢性副鼻腔炎・鼻茸 石戸谷淳一ほか
アレルギー性鼻炎を合併する慢性副鼻腔炎の位置づけはいまだに曖昧である.
好酸球性副鼻腔炎との相違を述べ,症例を呈示して手術適応について述べる.

好酸球性副鼻腔炎 竹野 幸夫ほか
難治性副鼻腔炎の代名詞となっている好酸球性副鼻腔炎の診断と治療に関して,
(1)allergic fungal sinusitisとの関連性,
(2)手術療法と術後処置・管理のポイント,
(3)併用薬物療法としてのステロイド製剤のEBM,などについて解説.

鼻副鼻腔内反性乳頭腫の診断と治療 及川 敬太ほか
鼻副鼻腔IPの進展範囲は術前MRIで予測可能であり,MRIに基づく術前stagingは本疾患の術式選択,
特に内視鏡下手術適応症例を選択するうえで有用である.

上顎癌 松田 洋一ほか
最近の選択的動注化学療法と放射線治療の併用による保存的治療と,従来の手術を中心とした治療とを比較し,
保存的治療の実際と治療成績,臓器温存,治療限界について述べる.

良性線維性骨病変(benign fibro-osseous lesions)の取り扱い 鈴木 清護ほか
良性線維性骨病変(benign fibro-osseous lesions)について,その細分類,
鑑別診断および個々の治療戦略について示すとともに自験例を提示した.

術後性上顎嚢胞 鈴木 正志ほか
術後性上顎嚢胞の保存的治療と手術について解説する.手術は鼻内法(ESS)が第一選択であり,
鼻内開放のポイントを中心に解説する.

副鼻腔嚢胞(原発性,二次性)(前頭洞,篩骨洞,蝶形骨洞) 友田 幸一ほか
副鼻腔嚢胞発生の頻度,原因,治療のための画像診断,
手術的治療法の手技と選択などについて解説した.

小児急性副鼻腔炎と眼窩内・頭蓋内合併症 市村 恵一
小児急性副鼻腔炎の診断法と眼窩内・頭蓋内合併症への対応法を解説した.

破壊型副鼻腔真菌症(日和見感染症) 片岡 真吾ほか
破壊型副鼻腔真菌症は,眼窩内や頭蓋内など周囲組織に浸潤することが多く予後不良な疾患であるが,
より早期に診断し,手術療法と薬物療法を行えば救命可能な例がある.

歯性上顎洞炎 小川 晃弘ほか
歯性上顎洞炎の頻度は高く,診断と瘻孔形成時の対応が問題となる.
歯科との協調を含め,耳鼻科医の対応と手術治療を中心に解説した.

悪性黒色腫,悪性リンパ腫,横紋筋肉腫 太田 伸男
悪性黒色腫,悪性リンパ腫,横紋筋肉腫の治療方法について概説した.
2,640円
Monthly Book ENTONI. No.89
頸部の腫れをどう扱うか
 

頸部の腫れへのアプローチ 森田 真也ほか
日常診療で遭遇することの多い頸部腫脹あるいは腫瘤に対して,問診・視診・触診を基本として,
どういった検査を選択してアプローチするかを解説する.

頸部画像診断 尾尻 博也
頸部の腫れの原因となる腫瘤性病変の画像診断では先天性か否か,リンパ節か否か,炎症性か腫瘍性か,
などを区別してアプローチするのが論理的であり,その理解が必要とされる.

頸部超音波診断 古川まどかほか
頸部の腫脹をきたす疾患は多彩であり,漠然と検査をしていても確定診断に結びつかない.
効率よい診断を行うために超音波診断は必要不可欠である.

頸部炎症性腫脹の診断と治療 齋藤康一郎ほか
頸部炎症性腫脹,とくに側頸部の腫脹をきたす疾患には,処置に急を要する疾患や,
鑑別疾患として念頭においておかないと診断に苦慮する場合がある.これらの疾患につき,
症例を呈示しながら解説する.

頸部良性腫瘤の診断と治療 馬場  均
側頸部に発生する良性腫瘤のなかで側頸嚢胞,神経鞘腫,頸動脈小体腫瘍を取り上げ,成因,診断,
治療などについて論述した.

頸部悪性腫瘍の診断と治療 大上 研二
悪性の頸部腫瘤として転移性の頸部腫瘤,原発不明癌の取り扱い,悪性リンパ腫などについて,
診断と治療の進め方を記載した.

耳下部腫脹の診断と治療 松延  毅ほか
耳下腺の腫脹した患者を診るときには,その所見に応じて代表的疾患を念頭におきながら検査を選択し鑑別をすすめ,
的確な治療指針で臨めるように知識を整理しておくことが必要である.

顎下部腫脹(炎症,唾石,良性・悪性腫瘍)の診断と治療
―顎下腺疾患を中心に― 杉本 太郎
顎下部腫脹をきたす疾患には,炎症性疾患,腫瘍性および腫瘍類似疾患,嚢胞性疾患,
全身疾患に伴う局所病変などがある.顎下部腫脹の診断と治療について解説する.

前頸部腫脹(炎症,良性・悪性腫瘍)の診断と治療 冨藤 雅之ほか
前頸部腫脹の原因の大半を占める甲状腺疾患に重点をおき,検査法と診断,
各種疾患の治療の方針につき解説した.

小児頸部腫瘤の取り扱い 豊田  実ほか
頸部腫瘤のなかで特に小児に多い疾患を中心に病態別・部位別に取り上げ,症例を呈示しながら診断,
対策,治療について述べる.
2,640円
Monthly Book ENTONI. No.88
耳鼻咽喉科疾患と睡眠障害
 

耳鼻咽喉科と睡眠障害 宮崎総一郎
睡眠呼吸障害は睡眠障害を引き起こし,睡眠障害は生活習慣病の発症要因となり,
集中力・記憶力・学習能力や感情のコントロール,作業能率などを障害し,事故等の原因となる.

耳鼻科の睡眠時呼吸障害外来で遭遇する睡眠障害 樋上  茂
睡眠時無呼吸症候群には,様々な睡眠障害が合併することがある.本疾患の診断精度と治療効果の向上には,
眠気の起因と睡眠障害(過眠症)の鑑別診断を行うことが重要である.

小児睡眠呼吸障害とADHD様症状の関係 千葉伸太郎
小児の閉塞性睡眠時無呼吸では睡眠障害が脳機能に影響を及ぼし,ADHDで見られる不注意,
多動などを含め,感情の不安定,学業成績,IQなどの日中の臨床症状が認められる.

睡眠呼吸障害とめまい(起立性調節障害) 北島 尚治ほか
SAS患者の約3割がODを伴う.難知性OD患者には潜在性SASを考える必要がある.

睡眠障害(睡眠薬)と平衡障害 原  浩貴ほか
睡眠障害は脳の知覚統合機能を低下させるため平衡障害の原因となる.
BZP系睡眠薬による平衡障害は薬剤の血中濃度と相関し最高血中濃度の時間帯にふらつきも最大となる.

鼻閉と睡眠障害 中田 誠一
鼻閉からくる睡眠時無呼吸のメカニズムから,その無呼吸と鼻腔通気度との関係.
さらに鼻呼吸から口呼吸にかわるときの鼻腔通気度について話をする.
最後に鼻手術の適応・意義について概説する.

神経内科疾患と睡眠呼吸障害 野中 道夫ほか
神経内科疾患における呼吸不全の多くは,睡眠呼吸障害として出現する.耳鼻咽喉科医が遭遇する可能性のある,
筋萎縮性側索硬化症,多系統萎縮症,重症筋無力症,ポリオ後症候群,
筋強直性ジストロフィーについて概説した.

うつと睡眠呼吸障害 服部 美穂ほか
うつ病と睡眠時無呼吸症候群はしばしば合併し相互に影響し合うため,
いずれの診療においてももう一方の存在を念頭に置くことが重要である.

耳鼻科医が知っておくと良い睡眠障害の知識と睡眠薬の知識 小曽根基裕ほか
睡眠障害の治療において,睡眠に関する正しい知識に基づいた症例ごとの治療目標の設定は,
睡眠薬の過剰投与などに伴うリスク回避につながる.

睡眠呼吸障害の理解に役立つ肥満の知識(肥満とレプチン) 佐藤 哲子
肥満者で上昇する脂肪細胞由来のレプチンは,中枢性摂食抑制作用以外に,交感神経活性化,
血圧上昇,動脈硬化促進作用を有し,肥満に伴う睡眠時無呼吸症候群の病態形成にも大きく関与する.
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