消化器内視鏡 発売日・バックナンバー

序説　十二指腸腫瘍の内視鏡診療―その歩み……田中三千雄
【総論】
　●SNADETの疫学―微小病変の臨床的取り扱いに関する考察を含めて―……郷田憲一ほか
　●組織学的にみたSNADETと腫瘍様病変の特殊性……九嶋亮治
　●SNADETの治療戦略と実施体制……阿部展次ほか
【各論】
Ⅰ．診　断
　●スクリーニング時にSNADETを見逃さないための観察法……松井崇矩ほか
　●画像強調拡大観察を用いたSNADETの評価……中山敦史ほか
【Topics】超拡大内視鏡によるSNADETの観察……熊谷洋一ほか
【Topics】十二指腸腫瘍における生検の是非……木下　聡ほか
Ⅱ．SNADETと鑑別を要する病変
　●異所性胃粘膜……河合　隆ほか
　●胃上皮化生……今枝博之ほか
　●Brunner腺過形成……貝瀬　満ほか
　●Brunner腺関連癌……上田智也ほか
　●神経内分泌腫瘍（NET）……上田智也ほか
　●十二指腸リンパ腫……樫田博史
　●十二指腸リンパ管腫……今枝博之ほか
Ⅲ．治　療
　●病変の状況に応じた内視鏡治療戦略とそのすみ分け（3,000例の多施設共同研究から）……加藤元彦ほか
　●各切除方法の適応とコツ
　　●十二指腸CSPの適応と治療のコツ……滝沢耕平
　　【Topics】CSPを用いたFAP患者の積極的治療戦略……濱田健太ほか
　　●十二指腸EMRの適応と不完全切除を避けるための工夫……光永　豊ほか
　　●UEMRの適応と治療のコツ……山崎泰史
　　●Pocket-creation methodを用いたSNADETに対するESDのコツ……三浦義正ほか
　　●Water pressure methodによる十二指腸ESD……矢作直久
　　●Traction method：十二指腸ESDにおけるトラクション法の使用戦略とコツ……田島知明ほか
　●十二指腸LECSの位置づけと治療成績……吉水祥一ほか
　●偶発症の予防と対策
　　●うまくいかない場合のトラブルシューティングと術中・術後偶発症への対応……布袋屋　修ほか
　　●内視鏡切除後の縫縮の意義……高橋亜紀子ほか
　　【Note】OTSCによる縫縮のコツ……港　洋平ほか
　　【Note】String clip suturing methodのコツ……矢作直久
　　【Topics】偶発症マネージメントとしてのENBPD……福原誠一郎ほか
　●内視鏡切除後のサーベイランスと遺残・再発病変への対処法……野中　哲ほか

序説……星原芳雄
【総論】
　●GERDの基礎―定義，分類，疫学など―……金森厚志ほか
　●GERD診療ガイドライン2021のポイント……川見典之ほか
　●海外におけるGERDの診断基準（Lyon consensus，Rome Ⅳなど）……栗林志行ほか
【各論】
Ⅰ．病態と診断
　●食道運動機能からみたGERDの病態……眞部紀明ほか
　●食道裂孔ヘルニアの診断と分類……秋山純一
【Note】内視鏡による新しいLES機能評価法：EPSIS……島村勇人ほか
　●非びらん性胃食道逆流症の病態と鑑別診断……伊原栄吉ほか
【Note】NERDの病態における食道知覚過敏の意義とそのメカニズム……三輪洋人
【Note】内視鏡を用いた食道粘膜抵抗性の評価：内視鏡下アドミタンス測定……松村倫明ほか
【Note】咽喉頭逆流症（LPRD）の評価と診断……鈴木猛司
　●GERDの内視鏡診断……菊池大輔ほか
【Note】GERDにEndocytoscopyは役立つか？……熊谷洋一ほか
　●食道胃接合部の病理診断―GERDを中心に―……藤島史喜ほか
　●GERDの合併症―Barrett食道を含めて―……松橋　保ほか
Ⅱ．治　療
　●逆流性食道炎の薬物治療……小池智幸ほか
　●NERDの治療をどうするか？……正岡建洋
　●GERDの内視鏡治療―ARMS/ARMA―……田邊万葉ほか
　●GERDの内視鏡治療―ESD-G―……竹内利寿
　●GERDに対する外科治療の適応と成績……内　雄介ほか
　●術後食道炎の対策……大矢周一郎ほか

連載　臨床研究をやってみよう！
　●システマティックレビューとメタ解析……西澤俊宏

序説……小原勝敏
【総論】
　●急性消化管出血の初期診療の基本……赤松泰次ほか
　●消化管出血の原因となる疾患……佐藤　公ほか
　●抗血栓薬服用者の消化管出血……中川秀紀ほか
　●小児の消化管出血……戸田方紀ほか
　●急性消化管出血に対する緊急内視鏡……落合頼業ほか
【Note】ビスコクリアの有用性と使用時の工夫……矢野智則
【各論】
Ⅰ．上部消化管出血への対応
　●食道・胃静脈瘤出血……菅　智明
　●出血性消化性潰瘍（NSAIDs潰瘍を含む）……村尾高久ほか
　●ESD術中の出血……高山弘志ほか
【Note】RDIの原理と有用性……宮崎蔵人ほか
【Note】ピュアスタット……佐藤圭吾ほか
　●医原性出血（生検手技や裂創形成を中心に）……古川浩一ほか
Ⅱ．小腸（空腸・回腸）出血への対応
　●活動性小腸出血―緊急小腸バルーン内視鏡の現状，TAEや外科手術との棲み分け……橋元幸星ほか
　●OGIB（非緊急時）の出血源検索……藤森俊二ほか
Ⅲ．大腸出血への対応
　●大腸憩室からの出血……大森　順ほか
　●IBD（UC/CD）における活動性出血の診断と治療……池ノ内真衣子ほか
　●大腸腫瘍の内視鏡切除における出血対策……樫田博史
Ⅳ．その他
　●腫瘍性病変による出血……今枝博之ほか
　●異所性静脈瘤による出血―異所性静脈瘤の診断と治療……加藤恒孝ほか
　●胆膵疾患による出血……山本健治郎ほか
【Note】びまん性毛細血管拡張症……岡村卓磨ほか

序説
　IEE　何を見ているのか……榊　信廣
【総論】IEE：原理と臨床応用を俯瞰する
　●IEE原理と臨床応用を俯瞰する―NBI・TXI・RDI―……貝瀬　満ほか
　●BLI・LCI……大澤博之ほか
【各論】IEEを使いこなす
Ⅰ．上部消化管内視鏡
　●経鼻内視鏡による咽頭・食道表在癌診断：IEEをどのように活用するか？……川田研郎ほか
　●経口内視鏡による咽頭・食道表在癌診断：非拡大・拡大IEEを活用する……有馬美和子ほか
　●表在型Barrett食道腺癌の診断：TXI/酢酸/NBI/NBI拡大を活用する拾い上げ診断，質的診断，範囲診断……平澤　大ほか
　●食道・胃静脈瘤の内視鏡診断：治療におけるRDIの有用性……引地拓人ほか
　●胃癌内視鏡検診に役立つIEE：非拡大NBI・TXIを活用する……河合　隆ほか
　●胃癌内視鏡検診に役立つIEE：非拡大BLI・LCIを活用する……土肥　統ほか
《Note》胃炎の京都分類にIEEを活用する……小野尚子ほか
　●早期胃癌の質的診断・量的診断：拡大IEEを活用する……上山浩也ほか
《Note》Endocytoscopyによる早期胃癌診断にTXIを活用する……野田啓人ほか
　●十二指腸表在型腫瘍に対する画像強調併用拡大内視鏡観察による診断……岩田賢太郎ほか
　●上部消化管ESD：RDIは有用か？……藤本　愛ほか
Ⅱ．小腸内視鏡/カプセル内視鏡
　●バルーン内視鏡：IEEをどう活用するか……大塚和朗ほか
Ⅲ．大腸内視鏡
　●大腸腫瘍の拾い上げから質的診断：NBI，TXIを活用する……清水　良ほか
　●大腸腫瘍の拾い上げから質的診断：BLI・LCIを活用する……吉田直久ほか
　●早期大腸癌の深達度診断：拡大IEEを活用する……豊嶋直也ほか
　●大腸ESD：RDIをどう使う？……田中秀典ほか
《Note》炎症性腸疾患におけるIEEの可能性……髙林　馨ほか

連載　臨床研究をやってみよう！
　●ランダム化比較試験（RCT）を用いた実例紹介……鈴木　翔ほか

序説……小原勝敏
【総論】
　●鎮静に関連するトラブルシューティング……池原久朝ほか
　●抗血栓薬服用に関連するトラブルシューティング……大隅　瞬ほか
　●上部消化管内視鏡検査に伴う偶発症とトラブルシューティング……田邉　聡ほか
【Note】高齢者に関するトラブルシューティング……八田和久ほか
【各論】
Ⅰ．上部消化管内視鏡
　●挿入時に下咽頭損傷をきたした……數野暁人ほか
　●経鼻内視鏡で鼻血が止まらない【動画付き】……河合　隆ほか
　●嗚咽が著明でおさまらない……石橋史明ほか
　●生検後の出血への対応……樋口和寿ほか
Ⅱ．食道ESD
　●食道ESD中に出血をきたした【動画付き】……有馬美和子ほか
　●術中に穿孔をきたした……金坂　卓ほか
　●術後に狭窄をきたした―術後狭窄の予防と対処法について……平澤　大ほか
Ⅲ．食道ステント留置術
　●食道ステント留置に伴う食道穿孔……二宮大和ほか
　●食道悪性狭窄に対するステント選択の注意点や位置ズレの予防と対策……前川　聡ほか
　●留置後にステントが逸脱した……服部愛司ほか
Ⅳ．静脈瘤に対する内視鏡治療
　●EVLがうまくかからず出血した……山本果奈ほか
　●胃静脈瘤の内視鏡治療時のトラブルシューティング……引地拓人ほか
　●食道静脈瘤の治療後に再出血をきたした……日高　央ほか
　●EIS後に食道狭窄をきたした―EISによる食道狭窄の予防と対処法……永島一憲ほか
　●十二指腸静脈瘤の内視鏡治療（EVL，clipping）後に出血をきたした……松井繁長ほか
Ⅴ．非静脈瘤性出血に対する止血術
　●止血処置をしてかえって出血が止まらず，ショック状態となった……岡田直也ほか
　●止血後に穿孔をきたした……榮　浩行ほか
【Note】非静脈性上部消化管出血に対する止血術―止血困難や穿孔時の外科手術の対処法……川久保博文ほか
Ⅵ．異物に対する内視鏡的摘出術
　●消化管異物が引っかかって摘出できない……赤松泰次ほか
　●異物が胃内の食残のなかに隠れてしまい見えない……丸山喬平
Ⅶ．胃ESD
　●予想に反した病変のESD……池原久朝ほか
　●術中出血が著明なため出血部位が見えない……三浦義正ほか
　●術中に穿孔をきたした場合の対応【動画付き】……魚住健志ほか
　●後出血時に凝血塊が潰瘍底に固着しており，出血点が同定できない……佐藤義典ほか
　●胃ESDにおける遅発性穿孔の検討……芦澤　浩ほか
【Note】穿孔した場合の外科手術による対処法（胃）……大木亜津子ほか
Ⅷ．経皮内視鏡的胃瘻造設術（PEG）
　●胃瘻造設における出血のトラブルシューティング……髙橋潤次ほか
　●造設後早期に胃瘻カテーテルが事故抜去された……倉　敏郎
　●他臓器の誤穿刺に気づいた……西脇伸二ほか
Ⅸ．胃十二指腸ステント留置術
　●留置後にステントが逸脱した……中井陽介ほか
　●ステント留置後に穿孔した……高橋　翔ほか
Ⅹ．十二指腸EMR・ESD
　●ESD術中に出血をきたした……内藤咲貴子ほか
　●EMR・ESDで穿孔をきたした……岡本陽祐ほか
　●EMR・ESD後に縫縮ができない―縫縮困難例に対するトラブルシューティング……宮崎蔵人ほか
　●十二指腸内視鏡治療後出血に対する止血戦略とコツ【動画付き】……田島知明ほか
　●EMR・ESD後に遅発性穿孔をきたした……港　洋平ほか
【Note】穿孔した場合の外科手術による対処法（十二指腸）……阿部展次ほか

連載　臨床研究をやってみよう！
　●ランダム化比較試験（RCT）の実際……盛　啓太

●年頭所感2023……有馬美和子

序説……斎藤　豊
【総論】
　●大腸T1癌の内視鏡診断変遷―SM1（200～300μm）からT1a（＜1,000μm）への診断学……高丸博之ほか
　●大腸T1癌の病理診断の変遷―大腸癌治療ガイドラインの改定の歴史を振り返る……河内　洋
【各論】
Ⅰ．診断
1．大腸T1癌の内視鏡診断
　●通常観察および色素内視鏡観察……下田　良ほか
　●IEE/拡大（通常拡大）……堀内英華ほか
　●超拡大エンドサイト/AI……豊嶋直也ほか
　●EUS/CTコロノグラフィー……小林清典ほか
2．大腸T1癌の病理診断
　●ガイドライン・規約の現状と注意事項……下田将之
　●ガイドライン・規約の今後の展開……坂本直也ほか
　●デジタル病理画像と人工知能 現状と今後の展望……高松　学
Ⅱ．治療―技術的アプローチ
T1癌の内視鏡治療戦略
　●部位別・肉眼型別におけるESD治療―Gateway methodも含め―……大野亜希子ほか
　●部位別・肉眼型別EMR治療……岩館峰雄ほか
　●T1癌の外科治療戦略（直腸 vs. 結腸）……須並英二ほか
Ⅲ．追加治療―予後を考慮した追加治療の判断
大腸T1癌のリンパ節転移と再発―短期・長期予後の観点から
　●内視鏡医の立場から―慎重派（CREATE-Jの結果もふまえて）……小林　望ほか
　●内視鏡医の立場から―適応拡大派……鴫田賢次郎ほか
　●外科医の立場から……塚本史雄ほか
《Note》局所遺残に対する追加治療（内視鏡治療）……田中寛人ほか
Ⅳ．座談会
大腸T1癌の診断と治療―内視鏡医・外科医・病理医のクロストーク―
　内視鏡医・外科医・病理医―転移・再発症例を含め，診断治療について徹底討論……樫田博史ほか
《Column》JCOG1612の紹介……池松弘朗ほか

序説……安田健治朗
Ⅰ．診断的EUS/EUS-FNA
【総論】
　●安全かつ確実なEUS/EUS-FNA……潟沼朗生ほか
【各論】
EUS
　●膵ルーチン観察：見落としやすい部位と対処法……菅野　敦ほか
　●胆管・胆嚢・乳頭部ルーチン観察：見落としやすい部位と対処法……豊永啓翔ほか
　●EUSスコープによる穿孔……藤田　曜ほか
　●胆膵IDUS：所見もオリエンテーションもわからない―胆膵領域における管腔内EUS法の基本と描出評価のコツ……大野栄三郎ほか
　●失敗しない造影EUS……糸永昌弘ほか
EUS-FNA
　●病変に針が刺さらない……山宮　知ほか
　●穿刺後に出血が疑われる……向井　強ほか
　●対象はどこまで可能か？　対象臓器・領域・疾患について……松野　潤ほか
　●検体は採れたはずなのに病理診断で確定できない……石渡裕俊ほか
　●遺伝子パネル検査ができない……山田真規ほか
Ⅱ．治療的EUS
【総論】
　●治療的EUS手技と偶発症……中井陽介ほか
【各論】
Peripancreatic/pancreatic fluid collection（PFC）ドレナージ
　●穿刺ルートが拡張できない……三長孝輔ほか
　●ステントが迷入してしまった……藤森　尚ほか
　●LAMSのフランジが開かない……髙橋孝輔ほか
　●ドレナージしたけど良くならない……藤澤聡郎ほか
EUS下膵管ドレナージ術
　●穿刺ルートが拡張できない……岩井知久ほか
EUS-guided biliary drainage（EUS-BD）
　●胆管が細くて穿刺が難しい……小倉　健ほか
　●ガイドワイヤーが思った方向に進まない……向井俊太郎ほか
　●ステントの迷入・逸脱を防ぐには……菅野良秀
　●処置後の腹痛……加藤博也ほか
　●リインターベンション時のステント交換のコツ……肱岡　範ほか
　●胆嚢;ドレナージ―転ばぬ先の杖……松原三郎ほか
　●EUSランデブー法―こうすればうまくいく……岩下拓司ほか
EUS下腹腔神経叢・神経節ブロック
　●どこに穿刺したらいいかわからない……土井晋平ほか

序説……小原勝敏
【総論】
　●表在型食道扁平上皮癌の内視鏡診断と治療の進歩―黎明期から現在まで……河野辰幸ほか
　●食道扁平上皮癌のリスク因子と高リスク群の絞り込み……横山　顕
　●表在型食道扁平上皮癌，上皮内腫瘍，非腫瘍性病変の病理診断……前田晃樹ほか
【各論】
Ⅰ．表在型食道扁平上皮癌の内視鏡診断
　●非拡大スコープを用いた表在型食道扁平上皮癌のスクリーニング内視鏡検査……川田研郎ほか
　●表在型食道扁平上皮癌診断におけるヨード染色と生検の功罪……中村理恵子ほか
　《Topics》非喫煙・非飲酒症例の食道扁平上皮癌の特徴と診断……平澤欣吾ほか
　●表在型食道扁平上皮癌の病型診断―病型でここまでわかる……前田有紀ほか
　●表在型食道扁平上皮癌の拡大観察の基本……竹内　学ほか
　《Note》表在型食道扁平上皮癌の拡大観察
　　―Type B1とそのバリエーション……小野陽一郎ほか
　　―ここに注目，pure B2の見方……都宮美華ほか
　　―これが決め手，B3の診断……松浦倫子ほか
　●超音波細径プローブを用いた表在型食道扁平上皮癌の深達度診断……吉永繁高ほか
　●表在型食道扁平上皮癌のリンパ節転移診断……有馬美和子ほか
Ⅱ．表在型食道扁平上皮癌の内視鏡治療と治療後サーベイランス
　●表在型食道癌のESD―ストラテジーの立て方と基本手技……北村陽子ほか
　●表在型食道癌のESD―高難易度症例への対策……高橋宏明ほか
　●表在型食道癌の全周切除，手技と長期経過……平澤　大ほか
　●表在型食道癌ESD検体の病理診断，基礎と問題点……河内　洋
　●pT1a-MM/T1b-SM1食道扁平上皮癌のESD後マネージメント―pT1a-MMに追加治療は要らないか？……上田智也ほか
　●T1b-SM2食道扁平上皮癌に対する内視鏡的切除術の現状と問題点……由雄敏之ほか
　●早期食道癌ESD後のサーベイランス―異時多発食道癌と二次原発悪性腫瘍のマネージメント……貝瀬　満ほか

序説……今枝博之
【総論】
　大腸ESD開発の歴史と最近の進歩……矢作直久
　大腸ESD保険適用の改訂と問題点……樫田博史
【各論】
Ⅰ．大腸ESDを安全確実に行う基本ストラテジー
　通常法（反転操作を含む）……斎藤　豊
　Pocket-creation method……北村昌史
　大腸ESDトンネル法（BFM）……豊嶋直也
　トラクション法S-O clip……坂本直人
　Water pressure method……増永哲平
　【Note】トラクション法のKnacks & Tips
　Multi-loop traction device……樺　俊介
　ProdiGi traction wire……阿部清一郎
　糸付きクリップ（近位結腸）……竹内洋司
　先端フードのKnacks & Tips：通常フード，STフードからDTフードまで……藤田欣也
　《Column》新型ナイフの紹介―新型ナイフORISETM ProKnife……二口俊樹
Ⅱ．症例から学ぶESD：部位別攻略法
　肛門縁・歯状線にかかる病変……山下　賢
　屈曲部位でスコープがParadoxical movementをする場合の工夫……三角宜嗣
　虫垂口・憩室にかかる病変……鷹尾俊達
　回腸末端まで伸展する病変の大腸ESD……山本浩之
　複数のひだにまたがる病変に対するESD：Bridge formation methodのtipsを含めて……林　武雅
　結腸ESDにおけるバルーンアシスト内視鏡の有用性……森川昇玲
Ⅲ．症例から学ぶESD：病変別攻略法
　亜全周～全周LST……平澤欣吾
　当院における筋層牽引を呈する巨大なⅠs型腫瘍に対する治療戦略……石井鈴人
　Non-lifting signを呈するLST-NG（PD-type）……川島一公
　遺残・再発など高度線維化症例……居軒和也
　ナイフが筋層に対峙する場合のESD……坂本　琢
　PAEMが必要な病変（直腸のT1b）……鴫田賢次郎
　【Column】偶発症対応のKnacks & Tips
　大穿孔！さてどうする……辻　陽介
　遅発性穿孔・後出血を予防したい：大きなESD後粘膜欠損を確実に縫縮するためのReopenableclip over the line method（ROLM）……野村達磨
Ⅳ．ESD以外で対応可能であった症例
　直腸NETに対するESMR-L，EMR-C……西川雄祐
　■LST-G 3 cm：あなたならどう治療する？
　大腸LST-Gに対するEMRのコツ……藤井隆広
　Underwater EMRのKnacks & Tips……河村卓二
　Traction deviceを併用したESDのKnacks & Tips……泉　敦子
　■SSL 3 cm without Dysplasia：どう治療する？　分割でも許容できる？
　3 cm以下のSSL without dysplasiaに対するCSPの妥当性……春日健吾
　C-EMRのKnacks & Tips……草加裕康
　Underwater EMRのKnacks & Tips……髙田和典
　大腸SSLへのPrecutting EMRのKnacks & Tips……吉田直久

　序説　胃疾患アトラスの改訂にあたって……榊　信廣

【総論】
　胃の組織解剖と内視鏡像……八木一芳ほか
　胃の正常組織像と胃病変の病理診断の基本……河内　洋

【各論】
Ⅰ．隆起を呈する病変
　隆起を呈する胃病変の鑑別診断のポイント……赤松泰次ほか
1．上皮性・非腫瘍性隆起病変
A．亜有茎性・有茎性隆起
　胃過形成性ポリープ……今枝博之ほか
　胃底腺ポリープ……藤本　愛ほか
　胃炎症性線維性ポリープ……池之山洋平ほか
　胃hamartomatous inverted polyp……小糸雄大ほか
　異所性胃腺……小田丈二ほか
　胃若年性ポリープ……岡川　泰ほか
B．扁平隆起
　胃黄色腫……澁川成弘ほか
　腸上皮化生……小野尚子ほか
　多発性白色扁平隆起……小刀崇弘ほか
C．隆起びらん
　隆起型びらん……河合　隆ほか
2．上皮性・腫瘍性隆起病変
A．亜有茎性・有茎性隆起
　早期胃癌（0-Ⅰ，分化型腺癌）……小田島慎也
　胃過形成性ポリープ内癌……樋口和寿ほか
　早期胃癌（0-Ⅰ，未分化型腺癌）……牧口茉衣ほか
　腺窩上皮型胃腫瘍……柴垣広太郎ほか
　胃底腺ポリープ内癌……南澤昌郁ほか
　胃過誤腫ポリープ内癌（Peutz-Jeghers症候群）……清水口涼子ほか
　胃幽門腺腺腫……魚住健志ほか
B．扁平隆起
　早期胃癌（0-Ⅱa，分化型腺癌）……平澤欣吾ほか
　胃腺腫 腸型（扁平隆起）……池谷　敬
　腺窩上皮型胃癌（白色扁平隆起型）……田中匡実ほか
　胃底腺型胃癌……佐藤　公ほか
　胃底腺粘膜型腺癌……池田　厚ほか
　異所性胃腺由来胃癌（SMT様隆起）……阿南隆洋ほか
C．広基性隆起
　進行胃癌（1型）……平井悠一郎ほか
　転移性胃癌……魚住健志ほか
3．非上皮性隆起病変
A．腫瘍性非上皮性病変
　胃平滑筋腫……鈴木悠悟ほか
　胃神経鞘腫……劉　博ほか
　胃脂肪腫……小泉英里子ほか
　胃海綿状血管腫……高橋一也ほか
　胃グロムス腫瘍……大澤　恵
　胃Kaposi肉腫……髙雄暁成ほか
　胃顆粒細胞腫……赤星和明ほか
　胃GIST（消化管間質腫瘍）……岩下ちひろほか
　胃蔓状線維粘液腫……森　貴裕ほか
　胃神経内分泌細胞腫瘍WHO分類1型……原　裕一ほか
　胃神経内分泌細胞腫瘍WHO分類2型……齋藤　勝ほか
　胃神経内分泌細胞腫瘍WHO分類3型……川崎啓祐ほか
　壁細胞機能不全症に伴う胃神経内分泌腫瘍……石岡充彬ほか
　胃悪性リンパ腫（DLBCL，I型隆起例）……山口　隼ほか
　胃MALTリンパ腫（隆起例）……石橋英樹ほか
　胃濾胞性リンパ腫……恩田　毅ほか
B．非腫瘍性非上皮性病変
　胃嚢胞（単発）……荒木正雄ほか
　胃粘膜下層異所性腺管……貝瀬　満
　胃異所性膵……中村孝彦ほか
　胃重複症……与田武徳ほか
　胃アミロイドーシス（限局性隆起病変）……樫田博史ほか
　胃壁外圧排……木村隆輔ほか
　胃壁内膿瘍……橋本裕輔
　胃vanishing tumor……久保公利ほか
　胃好酸球性肉芽腫……飽本哲兵ほか
　胃静脈瘤……中村　純ほか

Ⅱ．平坦な病変
　平坦な病変を呈する病変の鑑別診断ポイント……杉本光繁ほか
　血管拡張症（限局性；日の丸紅斑）……今枝博之ほか
　血管拡張症（多発限局性；遺伝性出血性末梢血管拡張症）……宮原晶子ほか
　血管拡張症（びまん性；GAVE, DAVE）……土生亜実ほか
　早期胃癌（0-Ⅱb，発赤調，分化型腺癌）……有馬美和子ほか
　早期胃癌（0-Ⅱb，同色調～黄色調，分化型腺癌）……野田啓人ほか
　早期胃癌（0-Ⅱb，褪色調，未分化癌腺癌）……東畑美幸子ほか
　遺伝性びまん性胃癌（0-Ⅱb，多発褪色調，未分化型腺癌）……丸山保彦ほか
　胃底腺型腺癌（白色調・表面平坦型）……赤澤陽一ほか
　胃MALTリンパ腫（平坦病変）……赤松泰次ほか
　胃形質細胞腫……山口達也ほか

Ⅲ．陥凹を呈する病変
　陥凹を呈する病変の鑑別診断のポイント……貝瀬　満
1．上皮性・非腫瘍性陥凹病変
　消化性胃潰瘍（H. pyloriによるA1からH2ステージ）……松田浩二ほか
　薬剤性胃潰瘍……坂田資尚
　特発性胃潰瘍……菅野　武ほか
　好酸球性胃腸炎による胃潰瘍……荒　誠之
　Cameron潰瘍……眞鍋　琢ほか
　胃Dieulafoy潰瘍……山本章二朗ほか
　急性胃粘膜病変……佐藤　公ほか
　胃梅毒……田渕真惟子ほか
　胃サイトメガロウイルス感染症……入江大樹ほか
　胃結核……池上幸治ほか
　胃サルコイドーシス……佐久間　文ほか
　Crohn病の胃病変……久野木健仁ほか
　胃アミロイドーシス……吉野廉子ほか
　Mallory-Weiss症候群……都宮美華ほか
　胃陥凹性びらん……大野正芳
　胃憩室……入口陽介ほか
2．上皮性・腫瘍性陥凹病変
　陥凹型胃腺腫……吉田尚弘ほか
　早期胃癌（0-Ⅱc，H. pylori現感染分化型腺癌）……横井千寿ほか
　早期胃癌（0-Ⅱc，除菌後分化型腺癌）……小林正明ほか
　早期胃癌（0-Ⅱc，未分化型腺癌）……宮本康雄ほか
　早期胃癌（0-Ⅱc，EBV関連胃癌）……鈴木悠悟
　早期胃癌（0-Ⅱc，MiNEN）……山崎泰史ほか
　早期胃癌（0-Ⅱc，胃底腺型腺癌/胃底腺粘膜型腺癌）……上山浩也ほか
　早期胃癌（2型，3型）……土橋　昭ほか
　異所性胃腺上にできた胃癌……中川昌浩ほか
　転移性胃癌（血行性転移，多発潰瘍病変）……石田剛士ほか
　転移性胃癌（膵癌などの胃直接浸潤による病変）……深澤佳満ほか
3．非上皮性陥凹病変
　胃MALTリンパ腫（限局陥凹型）……菊池大輔
　胃悪性リンパ腫（DLBCL）（限局潰瘍型）……剛﨑有加ほか

Ⅳ．びまん性病変
　びまん性変化をきたす病変の鑑別診断のポイント……佐藤　公ほか
1．びまん性炎症性病変
　Helicobacter pylori胃炎―現感染胃炎：びまん性発赤・点状発赤，皺襞腫大・蛇行―……河合　隆ほか
　Helicobacter pylori胃炎―現感染胃炎：鳥肌胃炎―……鎌田智有ほか
　Helicobacter pylori胃炎―除菌後・既感染胃炎―……榊　信廣ほか
　Non-Helicobacter pylori Helicobacter胃炎……塚平俊久ほか
　自己免疫性胃炎……岸野真衣子ほか
　GVHD関連胃炎……野村浩介ほか
　薬剤関連性胃粘膜病変―PPI関連胃敷石状粘膜―……寺尾秀一ほか
　薬剤関連胃粘膜病変―免疫チェックポイント阻害薬関連病変―……齋藤慶太ほか
　薬剤関連胃粘膜病変―ランタン沈着症―……岩室雅也ほか
　門脈亢進症性胃症……高木忠之ほか
　Collagenous gastritis……清森亮祐ほか
　好酸球性胃炎……加藤元嗣ほか
　Lymphomatoid gastropathy（リンパ腫様胃症）……谷田貝昂ほか
　Russell body gastritis……北沢尚子ほか
　Gastroenterocolitis cystica polyposa（里吉病に伴う胃病変）……福田芳生ほか
　胃蜂窩織炎……谷口英明ほか
　メネトリエ病……福士　耕ほか
　潰瘍性大腸炎に伴う胃炎……横山純二ほか
2．ポリポーシス
　Cronkhite-Canada症候群……秋元直彦ほか
　胃限局性若年性ポリポーシス……鈴木信之ほか
　胃底腺ポリポーシス……大木亜津子ほか
　Peutz-Jeghers症候群……樫田博史ほか
　Cowden症候群（胃ポリポーシスを呈する例）……藤森一也ほか
3．腫瘍性びまん性病変
　4型進行胃癌……杉田知実ほか
　4型進行胃癌類似転移性胃癌……吉田尚弘ほか
　巨大皺襞型悪性リンパ腫（びまん浸潤型）……赤松泰次ほか
　マントル細胞リンパ腫……細江直樹ほか

Ⅴ．残胃にみられる病変
　残胃炎……石川裕美子ほか
　残胃吻合部潰瘍……岩田英里ほか
　Stomal polypoid hypertrophic gastritis……貝瀬　満ほか
　早期残胃癌（吻合部病変）……引地拓人ほか
　早期残胃癌（縫合線上病変）……松浦倫子ほか
　再建胃管早期胃癌……野間絵梨子ほか

Ⅵ．特殊な形態を呈する病変
　胃石……須田季晋ほか
　胃アニサキス症……濵田麻梨子ほか
　胃内異物……大野亜希子ほか
　Double pylorus……岡本康治ほか

■Key words index
■編集後記

序説……斎藤　豊
【総論】
　●消化管疾患に対するEUS検査法……宮原良二 ほか
　●消化管病変に対するEUS-FNA……岩井知久 ほか
【各論】
Ⅰ．上部消化管疾患のEUS診療
　●食道癌に対するEUS診断……有馬美和子 ほか
　●胃癌に対するEUS診断―ESDの適応検討を中心に……赤星和也 ほか
　●食道・胃粘膜下腫瘍に対するEUS診断……吉永繁高 ほか
　《Topics》EUSエラストグラフィーによる上部消化管疾患の診断……丸川高弘 ほか
　《Topics》造影ハーモニックEUSによる上部消化管疾患の診断……田中秀和 ほか
　●食道・胃静脈瘤の診断・治療におけるEUSの役割……小原勝敏
　《Note》EUS下胃静脈瘤治療……永島一憲 ほか
　●十二指腸病変に対するEUS診断……川﨑慎太郎 ほか
　《Topics》EUS下胃空腸吻合術……松波幸寿 ほか
　●上部消化管EUSにおける診断困難病変への対応……柳井秀雄 ほか
Ⅱ．下部消化管疾患のEUS診療
　●小腸病変に対するEUS診断……矢野智則
　●大腸癌に対するEUS診断……山下　賢 ほか
　《Note》リニア走査EUS（EG-530UL2）を用いた大腸癌の診断……伊藤聡司 ほか
　●大腸粘膜下腫瘍・病変に対するEUS診断……早坂淳之介 ほか
　●潰瘍性大腸炎に対するEUS診断……横山　薫 ほか
　●大腸EUSにおける描出困難病変への対策……小林　裕 ほか
　《Topics》EUSを用いた経直腸的ドレナージの実際……曽我幸一 ほか
Ⅲ．消化管EUSの進歩と将来展望
　●消化管EUSの進歩と将来展望……安田健治朗

連載　臨床研究をやってみよう！
　●傾向スコアマッチングの実際……貞嶋栄司 ほか

●序説　好酸球性消化管疾患……星原芳雄
【総論】
　●好酸球性消化管疾患の分類と動向……石村典久
　●好酸球性消化管疾患の病態……木下芳一 ほか
　●消化管組織の好酸球浸潤……藤原美奈子
　●幼児・成人好酸球性消化管疾患診療ガイドラインのポイントと問題点……鳥谷洋右 ほか
【各論】
Ⅰ．好酸球性食道炎と好酸球性胃腸炎
　●好酸球性食道炎の診断……阿部靖彦 ほか
　《Topics》好酸球性食道炎の拡大内視鏡・超拡大内視鏡所見……熊谷洋一 ほか
　《Topics》リンパ球性食道炎……小池智幸 ほか
　●好酸球性食道炎の治療……藤原靖弘
　《Note》無症候性食道好酸球浸潤の位置づけ……小澤俊一郎 ほか
　《Note》食道運動機能障害と好酸球との関連……高橋一也 ほか
　《Case》好酸球性食道炎の狭窄症例……鈴木悠悟 ほか
　《Case》広範な食道裂創を認めた好酸球性食道炎……赤松泰次 ほか
　●好酸球性胃腸炎の診断……小林清典 ほか
　《Column》好酸球性胃腸炎の小腸絨毛の変化……今枝博之 ほか
　●好酸球性胃腸炎の治療……石原俊治 ほか
　《Note》好酸球性胃炎……松本啓志 ほか
　《Topics》難治性好酸球性胃腸炎の特徴……石原眞悟 ほか
　●小児における好酸球性消化管疾患……新井勝大
Ⅱ．その他の好酸球関連消化管疾患
　●好酸球性多発血管炎性肉芽腫症（EGPA）と消化管病変……江頭信二郎 ほか
　●好酸球増多症候群（HES）の消化管病変と好酸球性消化管疾患（EGID）……森山智彦 ほか
　●好酸球浸潤をきたす腸管感染症……中村　元 ほか
　●好酸球浸潤を伴う炎症性腸疾患の特徴……堀内和樹 ほか
　《Note》機能性ディスペプシアと好酸球浸潤……正岡建洋 ほか

連載　臨床研究をやってみよう！
　●臨床研究のpit fall：システマティックレビュー・メタ解析の実例……新倉量太

序説　知識と技術あってのガイドライン……後藤田卓志
【総論】
　●高齢早期胃癌患者への対応―高齢者に対する胃ESDの留意点も含めて……八田和久 ほか
　《Note》早期胃癌の自然史……榊　信廣
　●胃ESD中の周術期管理の留意点―抗血栓薬と鎮静のマネージメント……細江直樹 ほか
【各論】
Ⅰ．痛恨の症例から学ぶ
　●内視鏡的根治度B後に局所再発，リンパ節転移再発をした早期胃癌の1例……萩原　謙 ほか
　《Note》リンパ管侵襲の病理診断はどこまで正しいのか……根本哲生
　●抗血栓薬継続症例における難治性後出血の症例……内藤咲貴子 ほか
　●ESD中の過剰・頻回な止血が原因で起こった遅発性穿孔……和田拓也 ほか
　●胃ESD後狭窄および蠕動障害の管理……室井航一 ほか
　●側方断端陽性―範囲診断で苦労した症例……渡海義隆 ほか
　《Topics》胃癌の早期発見におけるLCIの有用性……土肥　統 ほか
　《Topics》ESDのための胃癌範囲診断……江崎　充 ほか
Ⅱ．初学者からエキスパートへの道
　●初学者への指導～ESD中級者へのステップ～……辻　陽介 ほか
　●幽門前庭部のESD……前川　聡 ほか
　《Topics》根治ESD後の壁内implantation……中岡宙子 ほか
　●先端系ナイフを使用した胃角部から胃体部小彎ESDの治療戦略……増永哲平 ほか
　《Note》胃ESDにおけるトラクション法……塩月一生 ほか
Ⅲ．高難度症例を克服する
　●噴門部病変の攻略方法……大野亜希子 ほか
　●幽門輪上の病変に対するアプローチ【動画付き】……三浦義正 ほか
　●高難度瘢痕症例への挑戦【動画付き】……石田　司 ほか
　●胃体上部大彎病変へのアプローチ……池原久朝 ほか
　●難しすぎるESD―他の一手は？……竹内弘久 ほか
　●人工透析患者に対する胃ESDの術前術後管理……三角宜嗣 ほか
　《Note》肝硬変患者における胃ESD……引地拓人 ほか
Ⅳ．最低限知っておくべきトラブルシューティング
　●出血に伴うトラブルシューティング……菊池大輔 ほか
　●穿孔に伴うトラブルシューティング……石川裕美子 ほか
　●鎮静に伴うトラブルシューティング……赤松拓司 ほか

序説　肝門部狭窄に対するドレナージ―Biliary labyrinth: Is the exit closer?―……藤田直孝
【総論】
　●肝門部領域胆管狭窄の診断治療戦略……永井一正 ほか
　●ドレナージに必要な肝門部領域胆管の解剖……松木亮太 ほか
　《Topics》肝門部領域胆管癌における腹腔鏡下手術・ロボット手術の現況……大澤高陽 ほか
　●肝門部胆管狭窄の病理―良・悪性疾患―……安川　覚
　●肝門部胆管狭窄のCT・MRI……岡本大佑 ほか
　●肝門部胆管狭窄の内視鏡診断……潟沼朗生 ほか
　●胆道癌の遺伝子診断……福島泰斗 ほか
【各論】
　●肝門部胆管ドレナージに必要な内視鏡関連デバイス……高橋　翔 ほか
　●肝門部領域胆管狭窄に対するENBD……河上　洋 ほか
　●良性肝門部胆管狭窄に対する経乳頭内視鏡的ステンティング……中井陽介 ほか
　●非切除悪性肝門部胆管狭窄に対する経乳頭内視鏡的ステンティング……向井　強 ほか
　●悪性肝門部胆管狭窄に対する術前内視鏡的胆道ドレナージ……笹平直樹 ほか
　《Note》肝門部胆管狭窄に対するマルチステンティングの現況……加藤博也 ほか
　●肝門部胆管狭窄に対する経乳頭内視鏡的メタルステンティング閉塞時のre-intervention……藤田　曜 ほか
　●BAE-ERCPによる肝門部胆管ドレナージ……島谷昌明 ほか
　●肝門部胆管狭窄に対するEUS-HGS……小倉　健 ほか
　●肝門部狭窄に対する経皮経肝胆道ドレナージ……高屋敷　吏 ほか
　《Note》肝門部胆管狭窄に対する肝右葉EUS-BD……向井俊太郎 ほか
　《Note》非切除悪性肝門部胆管閉塞に対するEUS下ランデブー法および順行性ステント留置……岩下拓司 ほか
　●非切除悪性肝門部胆管狭窄に対する抗腫瘍療法……前田　修 ほか

連載　臨床研究をやってみよう！
　●医療統計の実際……盛　啓太

序説……斎藤　豊
【総論】
　●大腸鋸歯状病変の疫学……榎本有里 ほか
　●大腸鋸歯状病変の内視鏡像―用語の変遷を含めて……樫田博史
　●大腸鋸歯状病変の病理……河内　洋
　●大腸鋸歯状病変の分子異常……橋本大輝 ほか
【各論】
1．診断
　●過形成性ポリープの亜分類とその意義……田中義人 ほか
　●SSL without dysplasiaの内視鏡診断……平田大善 ほか
　《Note》SSLはendocytoscopyでどのようにみえるか……小川悠史 ほか
　《Note》Inverted growthを伴うSSL……樫田博史 ほか
　●Sessile serrated lesion with dysplasia（SSLD）の病理学的意味合い……河内　洋
　●SSL with dysplasiaの内視鏡診断……諏訪哲也 ほか
　●SSL with carcinomaの内視鏡診断……藤井茂彦 ほか
　《Case Report》術前予測が困難であったSM浸潤癌を伴うSSLの1例……牧口茉衣 ほか
　●TSAの内視鏡診断……河野弘志 ほか
　●Superficially serrated adenoma（SuSA）の特徴と意義……水口康彦 ほか
　《Note》Traditional serrated adenoma（TSA）は均一な病変群ではない……千野晶子 ほか
　●鋸歯状病変由来を疑わせる進行癌はどのような病変か？……村上　敬 ほか
　●Serrated polyposis syndrome（SPS）の特徴と診断……卜部祐司 ほか
2．治療
　■大腸鋸歯状病変はどこまで切除すべきか
　　●選択的に切除する立場から……三宅高和 ほか
　　●小さいものでも切除する立場から……竹内洋司 ほか
　●大腸鋸歯状病変の切除方法とコツ……根本大樹 ほか
　《Note》SSLは，コールド・スネア・ポリペクトミーでの分割切除が許容されるか……木本義明 ほか
　●大腸鋸歯状病変治療後のサーベイランスをどうするか.……河村卓二 ほか

連載　臨床研究をやってみよう！
　●臨床研究の種類とエビデンス……阿部展次