アコースティック・ギター・マガジン 発売日・バックナンバー

全57件中 1 〜 15 件を表示
2,420円
◆表紙/SPECIAL PROGRAM
魅せられて、歌謡曲(58ページ)
〜アコギ目線で紐解く、70〜80年代ポップスの魔法

これまで日本のフォーク・シーンなど幾多にわたって特集してきたアコースティック・ギター・マガジンだが、101号目となるリニューアル・イシューでは、その後の日本のポップスを確立させた“歌謡曲”をフィーチャーする。誰もが口ずさめ、最高にキャッチー。特に歌謡曲黄金時代とされる70〜80年代は、『ザ・ベストテン』、『夜のヒット・スタジオ』などの人気テレビ番組の影響もあってか、日本全国古今東西、老若男女の心をつかむヒット曲で溢れていた。近年は“和モノ”というくくりで若い音楽好きにも注目されることに。ゴージャスになっていく歌伴サウンドの中で、アコースティック・ギターがどのような存在であったのか、それを支え続けた名手たちの回想録などから、歌謡曲とアコースティック・ギターというテーマで深堀りしていく。歌謡曲、お好きでしょ?

・インタビュー:野口五郎、松崎しげる、瀬尾一三(編曲家)
・歌謡曲ギタリスト四天王の足跡 石川鷹彦、吉川忠英、笛吹利明、安田裕美
・演歌界のファースト・コール、斉藤功を直撃、弾きたい歌謡曲名イントロ14連発!など

◆THE INSTRUMENTS
うるわしのエレアコ黎明期
〜歌謡曲/ニューウェーブ・シーンを彩ったエレクトリック・アコースティック(10ページ)

歌謡曲/ニューウェーブが流行り始めると、テレビでの演奏シーンが増え、ライブもホールやスタジアムなど大音量が必要となっていく。そこで、アコースティック・ギターもアンプリファイドしていく必然性に駆られる。1968年登場のオベーションを先駆者として、ヤマハが1972年にFG-350Eを発表、1978年にはエレアコの代表格タカミネも参入し、モーリス、アリア、ヤイリギターなど国産メーカーもそれぞれにエレクトリック・アコースティックという分野を研究し、さまざまなエレアコ・モデルを開発していく。この時の試行錯誤があってこそ、現在のエレアコの進化につながっているのである。当時、各メーカーがどのように切磋琢磨していたかを追う。

◆PLAYING KNOW HOW
名曲がいっぱい! ソロ・ギターで愉しむ歌謡曲feat.松井祐貴
(16ページ/WEB連動)

歌謡曲の伴奏だけ抜き出してみると必ずしもアコースティック・ギターが主役なわけではない。だが、楽曲の骨子を抜き出してみると豊潤な歌曲が多く、ソロ・ギターにしても最高な音楽ジャンルと言えよう。そんな名曲たちを、フィンガースタイルの名手・松井祐貴にソロ・ギター・アレンジしてもらった。

「異邦人」久保田早紀
「青い珊瑚礁」松田聖子
「さよならの向う側」山口百恵
「ルビーの指環」寺尾聰

◆INTERVIEW
ベラ・フレック&アビゲイル・ウォッシュバーン
こーじゅん

◆EVENT REPORT
本誌通巻100 号記念 押尾コータロー/沖仁“ONE NIGHT SESSION ”@ビルボードライブ東京
エリック・クラプトン・ヨーロッパ・ツアー2024
モーリス・フィンガーピッキングデイ2024 AGM賞インタビュー:上東裕嗣
サウンドメッセ in OSAKA 2024

◆連載セミナー 見直してみよう!アコースティック・ギター基本の"キ"
・(YouTube連動)Dr.キャピタル アコギで学ぶ音楽理論講座(第14回)
・(YouTube連動)沖仁 フラメンコ・ギターじゃなきゃダメなんですか?(第15回)
・(YouTube連動)齊藤ジョニー 現代ブルーグラスのフラットピッキング革命(第8回)

◆GEARS
ショップ・レポート Tripper’s Guitars

●高田漣のFolk Days Memories 最終回
●麻田浩の"ロックじゃなくてブルーグラスを聴こう 最終回
● にっぽんのギター工房〜第85回:Kaoru Acoustic Craft/中島馨
● DIYキットでアコースティック・ギターを作ろう 第14回
● アコワドの部屋へようこそ presented by Last Guitar 第3回:アントワン・デュフォー
● 買えるアコギの博物館 Blue-Gに行こう! 第12回:サイラス・ギターズ
●【リニューアル】ニューギア・サウンド・チェックfeat.井草聖二
●バックナンバー/バックナンバー常設店リスト

◎特別歌本小冊子(32ページ) 
AGM SONG BOOK Vol.15

「魅せられて」ジュディ・オング
「木綿のハンカチーフ」太田裕美
「時の過ぎゆくままに」沢田研二
「秋桜」山口百恵
「かもめが翔んだ日」渡辺真知子
「飾りじゃないのよ涙は」中森明菜
「カナダからの手紙」平尾昌晃&畑中葉子
「グッド・ラック」野口五郎
「ダンシング・オールナイト」もんた&ブラザーズ
「悲しい色やね」上田正樹
「ワインレッドの心」安全地帯
「Tシャツに口紅」ラッツ&スター
「時代」中島みゆき
2,420円
◆表紙/Special Cross Talk
渡辺香津美×押尾コータロー×沖仁
〜時代を牽引するアコギ・ヒーローの四半世紀

CONTENTS

*著作権の都合により、印刷版に掲載されている「Bridge Over Troubled Water」(大橋トリオ&The Charm Park)の楽譜、連載『見直してみよう!アコースティック・ギター基本の"キ"』『だれでも弾ける!松井祐貴式ハイテク・ソロ・ギター』内の一部楽譜、『付録教則冊子 AGM SONG BOOK Vol.14 特別編』は電子版に収録しておりません。

◆SPECIAL CROSS TALK
渡辺香津美/押尾コータロー/沖仁〜アコースティック・ギター・マガジン通巻100 号記念特別鼎談

1999年に創刊されたアコースティック・ギター・マガジンが、2024年4月発売号でついに通巻100号に到達。それを記念し、2024年4月29日(月・祝)にビルボード東京にてスペシャル・ライブを開催。渡辺香津美、押尾コータロー、沖仁という日本を代表する超絶ギタリストが集い、一夜限りの夢の共演を果たします。イベントに先駆け、アコギ界のトップを走り続ける3人の鼎談が実現! 

※当公演につきまして、当初参加を予定しておりました渡辺香津美(Gt)が体調不良のため出演キャンセルとなり、メンバーを変更して実施させていただくことになりました。公演を心待ちにされていた方にはご迷惑をおかけしますことを、深くお詫び申し上げます。

◆SPECIAL PROGRAM
後世に伝えたい最高のアコギ名盤100

ブルーグラス、カントリー、ブルース、ロック、フォーク、ジャズ、ボサノヴァ、クラシック、ポップス、フラメンコなどなど、あらゆるジャンルでアコースティック・ギターの音色が聴けますが、皆さんはアコギ名盤と聞いた時、どのような作品を思い浮かべますか? 「後世に伝えたい最高のアコギ名盤」というお題で、これまで本誌に登場いただいた100名以上のアコギ弾きの皆さんにアンケートを実施し、その投票を元にしたアコースティック・ギター・マガジン独自のアコギ名盤ガイド100を作成。果たして1位に輝く最高のアコギ名盤とは?

◆INSTRUMENTS
Headway Sakura Model 10th Anniversary〜桜モデルが紡いだストーリー2014-2024

歴史あるブランドながら、 次々と新しいプロジェクトに挑戦し、近年は和材を用いたギター作りでも注目を集めるヘッドウェイ。今年は大人気の桜ギターが生まれて10周年ということもあり、さまざまな仕様のSPモデルが発表されている。日本人にも馴染み深い桜ギターが生まれるまでにどのような苦労があったのか? 現地工場取材、製作者のインタビューなどを通し、桜ギター10周年の歩みを振り返る。

◆INTERVIEW & LIVE GEAR
・大橋トリオ&THE CHARM PARK
・ジョン・メイヤー
・LOVE PSYCHEDELICO
・ジェフ・トゥイーディー(ウィルコ)

◆EVENT
・トータス松本×浜崎貴司/J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2024
・サウンドメッセin大阪2024開催!

◆GEAR
・(YouTube連動1)Bose S1 Pro+ wireless PA system 松井祐貴&井草聖二革新のEastman
・Bourgeois Guitarsとともに Vol.4/齊藤ジョニー

◆SEMINAR 見直してみよう!アコースティック・ギター基本の“キ”
・(YouTube連動)Dr.キャピタル アコギで学ぶ音楽理論講座(第13回)
・(YouTube連動)沖仁 フラメンコ・ギターじゃなきゃダメなんですか?(第14回)
・(YouTube連動)齊藤ジョニー 現代ブルーグラスのフラットピッキング革命(第7回)
・(YouTube連動)井草聖二 フィンガーピッキング・アカデミー(最終回)

◆BEST SONGS FOR ACOUSTIC GUITAR
・「Bridge Over Troubled Water」(大橋トリオ&THE CHARM PARK)

◆連載
・高田漣のFolk Days Memories 第13回:冬の日
・にっぽんのギター工房 第84回:早瀬ギター工房
・麻田浩の“ロックじゃなくてブルーグラスを聴こう 第6回:教則本は過去のものではない。
・DIYキットでアコースティック・ギターを作ろう 第13回:トラスロッドの仕込みと指板接着の準備
・アコワドの部屋へようこそ presented by Last Guitar 第2回:井草聖二×岡本拓也
・ニュー・ギア・サウンド・チェック
・バックナンバー
・(YouTube連動)松井祐貴式ハイテク・ソロ・ギター 第4回:長渕剛「乾杯」
・インフォメーション

◆特別教則冊子(全48ページ)
AGM SONG BOOK Vol.14 特別編『30日間で鍛え上げる!究極のアコギ基礎トレ100』

100号を記念した特別小冊子として、アコギに特化した基礎トレ&ネタ集を合計100個掲載。1日1フレーズでも良いので毎日弾き続けて何度も練習すれば、見る見るアコギの腕が上達するはず。まさに継続は力なり!です。

◉ピック弾き
・1日目 メジャーのオープン・コードを使ったストローク・トレーニング
・2日目 オープン・コード(マイナー+α)と人差指セーハのストローク・トレーニング
・3日目 ネックのグリップを握りこむ親指6弦フォームのトレーニング
・4日目 薬指セーハや中指ルート・フォームを活用したジャジィな響きのコード・フォーム
・5-6日目 ハンマリングとプリングを織り交ぜたコード・ストローク・トレーニング
・7-8日目 特定のコード進行で使われる個性的な響きを持ったコード
・9-10日目 コードをスラスラと押さえるのにも役立つダイアトニック・コードの基礎知識
・11-12日目 コード進行の流れを把握しながらさまざまなパターンを弾いてみよう
・13-14日目 広がりのあるサウンドを生み出す開放弦を活用したフレーズ
・15-16日目 音感やリズム感を高めるリズム・リーディングの基礎

◉指弾き
・17-18日目 指弾きをしてみようアルペジオのトレーニング:その1
・19-20日目 指弾きをしてみようアルペジオのトレーニング:その2
・21-22日目 右指のアクティブな動きが魅力の2フィンガー&3フィンガー・スタイル
・23-24日目 ギター1本でメロディと伴奏を奏でるソロ・ギター・スタイルに挑戦!
・25-26日目 フィンガー・スタイルの魅力が満載! アコースティック・ブルースを弾いてみよう

◉指&ピック弾き
・27-28日目 往年のロックをイメージしたバッキング・パターンを弾いてみよう
・29-30日目 美しいハーモニーのコードやハーモニクスを弾いてみよう

◉おまけの歌本
・春一番(キャンディーズ)
・恋するふたり(大滝詠一)
・桜坂(福山雅治)
・春よ、来い(松任谷由実)
2,200円
◆表紙/Special Program1
さらば谷村新司 ALICEよ永遠に

2023年10月8日、チンペイこと谷村新司が旅立った。ALICEでは「チャンピオン」や「冬の稲妻」などでヒットを飛ばし、ソロ・ミュージシャンとしても「昴-すばる-」や「いい日旅立ち」などの国民的銘曲を残したことは誰もが知るところ。また、1970年代中頃から後半に青春時代を過ごしたギタリスト達にとっては、「モーリス持てばスーパースターも夢じゃない」というキャッチコピーが使用されたモーリス(モリダイラ楽器)の広告も印象深いはず。実際にアリスをきっかけにギターを始め、ガッツのあるストロークを真似したという人も大勢おり、今やアコギ界のスーパースターとなった押尾コータローもそのひとりだった。本誌では、谷村新司の功績を讃えるべく、表紙巻頭にて追悼特集を敢行。本人がギターについて語った貴重なアーカイブ・インタビューのほか、彼が愛したギブソン・ダヴやヒゲギターと呼ばれたモーリスWJなどの愛器もじっくりと紹介する。

・Biography 谷村新司とアリスの軌跡
・谷村新司が語るギブソン・ダヴ愛
・谷村新司が愛したアコースティック・ギター
・AD Archives アリスmeets モーリス 1977-1981
・アリス再録インタビュー2001
・アリス再録インタビュー2013
盟友ギタリストが語るチンペイさんの素顔 坂崎幸之助(THE ALFEE)、押尾コータロー、住出勝則
・Disc Guide アコギ的視点で見るアリスの作品
・Playing Analysis アコギ・デュオで楽しむアリスのギター・プレイ

◆Special Program2
木材×SDGs〜地球に優しいサステナブル・ウッドの可能性

近年、話題のSDGs。持続可能な開発目標のことを指すが、おもに木材で製作されるギター業界でも、この取り組みに賛同するブランドがさまざまなアクションを起こしている。マーティンのハイプレッシャー・ラミネイト(端材を使った集積材)、テイラーのアーバンウッド(倒木材や区画整理で伐採された材)などがその代表例で、地産地消を目指して国産材の可能性に挑戦する国内メーカー、さまざまな企業とコラボレートする島村楽器主宰のEvergreen Project(売上の一部を植樹費用として寄付)などが存在している。今回はそんなSDGsなギターをテーマに、各ブランドの理念や試みを紹介。さらに、ギターとしてのポテンシャルを追求するべく、ジャズ・ギタリストの小沼ようすけによる本気の試奏を通し、その実力に迫る。

・Introduction 木材とアコースティック・ギターの未来を考えよう
・Martin Guitar 190年の歴史を持つマーティンの覚悟と挑戦
・Taylor Guitars エボニー、ハワイアン・コア、アーバンアッシュ〜未来を見据えたテイラーの取り組み〜
・島村楽器 企業として取り組む大手楽器店のSDGs
・Lâg Guitars フランス発の地球に優しいグリーン・ギター
・Bromo Guitars自然豊かなインドネシアで作られるハイ・コストパフォーマンス・ギター
・Headway 桜ギターの挑戦と試行錯誤の日々
・MORRIS 地産地消を目指すモーリスのJapan Forest Series
・Natasha Guitars/中国産の竹とHPLにこだわる新進気鋭のサステナブル・ギター
・小沼ようすけが弾く注目のSDGsギター
・にっぽんのギター製作家から見た木材事情のリアル〜Water Road Guitars 増田明夫
・SDGs木材図鑑〜注目のオルタナティブ・ウッド2024〜

◆The Instruments
All About UCHIDA GUITAR 〜内田光広50周年SP

UCHIDA GUITARの内田光広氏は、1980年代後半から北アイルランドのローデン・ギターズの工場長を務め、帰国後の1991年からハンドクラフトによるオリジナル・ギター製作を長野県伊那市で行なってきた。日本の個人ギター製作家のパイオニアとして32年間にわたり活動し、これまでに製作したワンオフ・ギターは約200本に及ぶ。UCHIDA GUITARの作品の数々を紹介するとともに、内田光広氏のギター作りに対する基本的な姿勢、デザイン、機能性、アイディア、などがどのようにして生まれてくるのかを、本人のインタビューなどをとおして迫る。

◆INTERVIEW
・ミッチ・グリーンヒル
・齊藤ジョニー

◆SEMINAR 見直してみよう!アコースティック・ギター基本の“キ”
・Dr.キャピタル アコギで学ぶ音楽理論講座(第12回)
・沖仁 フラメンコ・ギターじゃなきゃダメなんですか?(第13回)
・井草聖二 フィンガーピッキング・アカデミー(第13回)
・齊藤ジョニー 現代ブルーグラスのフラットピッキング革命(第6回)

◆BEST SONGS FOR ACOUSTIC GUITAR(電子版には譜面が付属しません)
・「ブラック・マウンテン・ラグ」ドック・ワトソン
・「カヴァティーナ(映画『ディア・ハンター』テーマ曲)』ジョン・ウィリアムス

◆連載
・高田漣のFolk Days Memories 第12回:吉祥寺のエントロピー
・にっぽんのギター工房 第83回:OGINO GUITARS
・麻田浩の“ロックじゃなくてブルーグラスを聴こう 第5回:トニー・ライスとDGQの衝撃
・松井祐貴式ハイテク・ソロ・ギター 第3回:レミオロメン「3月9日」
・インフォメーション
・バックナンバー
・DIYキットでアコースティック・ギターを作ろう 第12回:ボルトオン・ジョイントへと仕様変更する!
・ニュー・ギア・サウンド・チェック
・新連載 アコワドの部屋へようこそpresented by Last Guitars 第1回:矢後憲太

◆付録歌本AGM SONG BOOK Vol.13(全13曲)
アリス&谷村新司 名曲集〜アコギ持てばスーパースターも夢じゃない。
(電子版には譜面が付属しません)

・チャンピオン(アリス)
・今はもうだれも(アリス)
・帰らざる日々(アリス)
・涙の誓い(アリス)
・青春時代(アリス)
・遠くで汽笛を聞きながら(アリス)
・冬の稲妻(アリス)
・秋止符(アリス)
・ジョニーの子守唄(アリス)
・狂った果実(アリス)
・いい日旅立ち(山口百恵)
・三都物語(谷村新司)
・昴-すばる-(谷村新司)

*著作権の都合により、印刷版に掲載されている「ブラック・マウンテン・ラグ」(ドック・ワトソン)、「カヴァティーナ」(ジョン・ウィリアムス)の楽譜、『アコギ・デュオで楽しむアリスのギター・プレイ』、連載『見直してみよう!アコースティック・ギター基本の"キ"』、『だれでも弾ける!松井祐貴式ハイテク・ソロ・ギター』内の一部楽譜、『付録歌本 AGM SONG BOOK Vol.13』は電子版に収録しておりません。
2,200円
◆表紙/Special Program1
アコギの神様 トミー・エマニュエル降臨
〜T.E. IS BACK IN JAPAN.

不世出のアコースティック・ヴァーチュオーゾ、トミー・エマニュエル。フィンガーピッキング・ギターの森の中で、ひときわ巨大な大木として君臨するこの男は、時代もジャンルも飛び越えるプレイ、ソングライティング、ライブ・パフォーマンスで世界中の視線を釘付けにする。そんな彼がコロナを経て、久しぶりにこの国へ訪れてくれた。今回はジャパン・ツアー、ワークショップに潜入取材を敢行! そのほか共演経験もある住出勝則×KOYUKIの対談、渡辺香津美のインタビューも実施。機材や奏法、バイオグラフィやディスコグラフィなど、その魅力のすべてをひも解いていく。さあ、トミーの音に酔いしれよう。

インタビュー トミー・エマニュエル
機材解説 愛器を深掘り!
対談 住出勝則×KOYUKI
インタビュー 渡辺香津美
バイオグラフィ&ディスコグラフィ
14名のギタリスト・アンケート
大阪ワークショップに潜入!
奏法分析 トミー奏法を覚えよう!

◆Special Program2
URCレコード名盤に学ぶアコギ奏法の“いろは”
〜高田渡、遠藤賢司、中川イサト、加川良、シバたちの名演集〜

1969年に設立された会員制レコードクラブ、URC(アングラ・レコード・クラブ)。この伝説のレーベルからは、高田渡、五つの赤い風船、友部正人、加川良、遠藤賢司、中川イサトなど、当時の関西フォーク・シーンで活躍したミュージシャンたちの初期作品が発売されていた。このたびソニー・レコードからその名盤たちが復刻。改めて彼らの音源を聴くと、ラグタイム的な3フィンガーやブルーグラス的なフラットピッキング、コードとメロディを同時に鳴らすソロ・ギター・プレイなど、多種多様なアコギ奏法が詰まっていることに気が付く。彼らの名演を通し、アコギ奏法のいろはを学んでいこう。

インタビュー:友部正人

◆THE INSTRUMENTS
メイトンギターズを弾き倒せ!featuring 黒田晃年&西山隆行

1940年代にオーストラリアで誕生したギター・ブランド、MATON GUITARS。近年はトミー・エマニュエルに代表されるライブ・アーティストがこぞって絶賛して愛用するなど、現場で使える“ワークホース”なギターとして高い評価を得ている。今回は、メイトン・ユーザーを代表して黒田晃年と西山隆行のふたりの実力派ギタリストを招き、主要ラインナップ8本の試奏レビューを行なう。プロのシビアな視点から、なぜMATON GUITARSが現場に向いたギターであるのかを検証する。

◆INTERVIEW
竹原ピストル
ネルス・クライン(ウィルコ)
龍藏Ryuzo
矢後憲太

◆GEAR
ブリードラブの新機軸“The Organic Pro Collection”×井草聖二
Tj Lab CMA3×古川昌義の演奏をサポートする高性能イコライザー
革新のEastman~Bourgeois Guitarsとともに Vol.2 森 恵
Cole Clark~正真正銘のハイブリッド・ギターが誕生featuring 有田純弘

◆SEMINAR 見直してみよう!アコースティック・ギター基本の“キ”
・Dr.キャピタル アコギで学ぶ音楽理論講座(第11回)
・沖仁 フラメンコ・ギターじゃなきゃダメなんですか?(第12回)
・井草聖二 フィンガーピッキング・アカデミー(第12回)
・齊藤ジョニー 現代ブルーグラスのフラットピッキング革命(第5回)

◆BEST SONGS FOR ACOUSTIC GUITAR(電子版には譜面が付属しません)
・トミー・エマニュエル&モリー・タトル「White Freight Liner Blues」
・トミー・エマニュエル「Over The Rainbow」

◆連載
・高田漣のFolk Days Memories♯11 「中央線の隙間から」
・AGM GUITAR GRAPH 第94回:山木康世(ふきのとう)のギブソンB-25
・買えるアコギの博物館 Blue-Gに行こう! 第9回:ルシアー・メイド・ギターの魅力!
・バックナンバー
・インフォメーション
・麻田浩の"ロックじゃなくてブルーグラスを聴こう" 第4回:ドック・ワトソンからクラレンス・ホワイトへ
・DIYキットでアコースティック・ギターを作ろう 第11回:ボディの切り欠きとダブテイルの調整
・だれでも弾ける!松井祐貴式ハイテク・ソロ・ギター 第2回「家族になろうよ」

※にっぽんのギター工房はお休みです。

◆付録歌本AGM SONG BOOK Vol.12
復刻!URCレコード名曲集(全14曲)
(電子版には譜面が付属しません)

「ゼニがなけりゃ」高田渡
「サルビアの花」早川義夫
「私たちの望むものは」岡林信康
「雨あがりのビル街」遠藤賢司
「教訓1」加川良
「一本道」友部正人
「遠い世界に」五つの赤い風船
「サーカスにはピエロが」ザ・ディランⅡ
「時にまかせて」金延幸子
「鉱夫の祈り」高田渡
「あなたもスターになれる」三上寛
「プカプカ」ザ・ディランⅡ
「悩み多き者よ」斉藤哲夫
「その気になれば」中川イサト

*著作権の都合により、印刷版に掲載されている「White Freight Liner Blues」(トミー・エマニュエル&モリー・タトル)、「Over The Rainbow」(トミー・エマニュエル)の楽譜、『URCレコード名盤に学ぶアコギ奏法の"いろは"』内、連載『見直してみよう!アコースティック・ギター基本の"キ"』、『だれでも弾ける!松井祐貴式ハイテク・ソロ・ギター』内の一部楽譜、『付録歌本 AGM SONG BOOK Vol.12』は電子版に収録しておりません。
2,200円
◆SPECIAL PROGRAM
ぼくらがビンテージ・アコギを愛する理由

近年、市場価値が上がり続けているビンテージ・ギターの世界。弾き込まれた分だけボディが鳴り、経年変化によってカラカラの枯れた音色を生み、歴代のオーナーによって付けられたであろう傷跡に想像を膨らませる…‥1本1本異なる表情を見せるビンテージ・ギターは、やはり新品とは異なる不思議な魅力を備えています。今から50年、100年以上も前に作られたギターを、なぜ僕らは愛してやまないのか? 本特集では、自他共に認めるビンテージ・アコギ好きの斉藤和義&草彅剛による特別対談、“一生モノのビンテージを探す!”と題したギター・ショップ探訪、取材先で撮影した約50機種にも及ぶギブソン・アコースティックのアーカイブ写真館、さらにはビンテージ・アコギを正しく保管する方法、識者が教えるネクスト・ビンテージの紹介など、約90ページにわたってビンテージ・アコギという魅惑の楽器について深掘りしていきます。

・SP対談:斉藤和義×草彅剛〜ビンテージ・アコギを語ろう
・厳選ギター・ショップ・ガイド:一生モノのビンテージ・アコギを探す!

Part1
関東・東京・御茶ノ水編

01 ウッドマン
02 en.guitar
03 GUITAR PLANET アコースティック・ウクレレ館
04 クロサワ楽器店 G-CLUB TOKYO
05 三木楽器 Smalls guitar shop
06 イシバシ楽器 御茶ノ水本店 HARVEST GUITARS
07 Hobo's
08 Rim Shot
09 Advance Guitars
10 Blue-G
11 LAST GUITAR
12 GUITAR SHELTER
13 レトロバザールV.I.

Part 2
全国・関西編

14 ドルフィンギターズ 大阪店
15 三木楽器 Acoustic Inn Osaka
16 三木楽器梅田店
17 ワタナベ楽器店 京都本店、他

・ギター・ショップ店員のお墨付き!識者オススメのネクスト・ビンテージ〜
・ジャック・シュナイダー〜本場グルーン・ギターでビンテージ道を学んだ若きSSWの証言
・(YouTube連動)Blue-G×遠山哲朗〜スタジオ・ミュージシャンが秘蔵の3本を試奏レビュー
・東洋リビングFLAT DRY〜一生モノのアコギにぴったりの相棒〜
・ギブソン・アコースティック博物館〜古きを訪ねて新しきを知る〜
・保存版!ギブソン・アコースティック・シリアルナンバー
・アコギ・マガジン・ルポ:ビンテージ・ギターの音はなぜ心に響くのか?
・ビンテージ・アコギの保管法と正しい接し方

◆LIVE GEAR
・エリック・クラプトン@日本武道館

◆INTERVIEW
・平井 大
・佐野史郎
・ノラ・ブラウン

◆GEAR
・にっぽんのギター工房SP 第82回:森中巧(モーリスギター)
・革新のEastman〜Bourgeois Guitarsとともに Vol.1 Antique Varnish×矢後憲太
・(YouTube連動)HEADWAY GUITARS COFFEE GUITAR×モリシー
・LAST GUITAR 10周年特別対談〜小山昇弘(LAST GUITAR)×志茂崇弘(SHIMO GUITARS)

◆EVENT REPORT
・(YouTube連動3)サウンドメッセ in OSAKA 2023  アコギ・マガジン・ステージ〜Real New Gear Sound Check featuring 有田純弘
・aNueNue×龍藏Ryuzo
・YAMAHA FG9×三浦拓也(DEPAPEPE)
・Breedlove The Organic Pro Collection×カイ・ペティート

◆SEMINAR 見直してみよう!アコースティック・ギター基本の“キ”(YouTube連動)
・ドクターキャピタル アコギで学ぶ音楽理論講座(第10回)
・沖仁 フラメンコ・ギターじゃなきゃダメなんですか?(第11回)
・井草聖二 フィンガーピッキング・アカデミー(第11回)
・齊藤ジョニー 現代ブルーグラスのフラットピッキング革命(第4回)

◆BEST SONGS FOR ACOUSTIC GUITAR
・「Merry Christmas Mr. Lawrence (映画『戦場のメリークリスマス』より)」押尾コータロー
・「愛の花」あいみょん

◆連載
・高田漣のFolk Days Memories♯10 時間飛行士たちとの邂逅
・AGM GUITAR GRAPH 第93回:岡本拓也の古楽器
・DIYキットでアコースティック・ギターを作ろう 第11回
・麻田浩の“ロックじゃなくてブルーグラスを聴こう”第4回
・ニュー・ギア・サウンド・チェック featuring 有田純弘
・バックナンバー
・(新連載)(YouTube連動)だれでも弾ける! 松井祐貴式ハイテク・ソロ・ギター 「ハナミズキ」
・インフォメーション

◆特別小冊子
歌本『AGM SONG BOOK Vol.11』(全12曲)〜思い出の夏歌ベスト・セレクション〜

・「夏休み」吉田拓郎
・「夏なんです」はっぴいえんど
・「夏の終りのハーモニー」井上陽水、安全地帯
・「真夏の果実」サザンオールスターズ
・「真夏の夜の夢」松任谷由実
・「ultra soul」B'z
・「夏色」ゆず
・「海 その愛」加山雄三
・「祭りのあと」桑田佳祐
・「若者のすべて」フジファブリック
・「HANABI」Mr.Children
・「高嶺の花子さん」back number

*著作権の都合により、印刷版に掲載されている「Merry Christmas Mr. Lawrence(映画『戦場のメリークリスマス』より)」(押尾コータロー)、「愛の花」(あいみょん)の楽譜、連載『見直してみよう!アコースティック・ギター基本の"キ"』『だれでも弾ける!松井祐貴式ハイテク・ソロ・ギター』内の一部楽譜、『付録歌本 AGM SONG BOOK Vol.11』は電子版に収録しておりません。
2,200円
●SPECIAL PROGRAM 1
EC日本武道館公演100回記念 特別企画
Exile on Blues St.
エリック・クラプトンとアコースティック・ブルースのならず者

【濃厚ブルース座談会3本立て!】
・吾妻光良×小出斉
・内田勘太郎×奇妙礼太郎
・上田正樹×永井"ホトケ"隆×木村充揮

1974年に初めて日本の地を踏んだエリック・クラプトンが、2023年4月に外国人としては最多となる100回目の日本武道館公演を開催する。ヤードバーズやブルース・ブレイカーズ時代を含めると半世紀以上にわたって日本中のギタリストに影響を与え続けてきたわけだが、僕たちはクラプトンの「クロスロード」や「ハイダウェイ」を入り口に、ロバート・ジョンソンやフレディ・キングなどのブルース・ヒーローを追いかけ、深淵なるルーツ・ミュージックの世界へと足を踏み込んでいった。クラプトンは、これまで発表してきたほとんどの作品で多様なブルース曲を掘り起こしてきたが、特にキャリア後半は戦前から戦後に活躍したアコースティック系ブルースマンをカバーすることが多く、そこに彼自身のルーツが投影されてきた。今回は、クラプトンへの理解をさらに深めるべく、彼が愛したアコースティック・ブルースについて掘り下げていきたい。また、1970年代から活躍する日本を代表するブルースマン...内田勘太郎(憂歌団)、木村充揮(憂歌団)、上田正樹(サウストゥサウス)、永井"ホトケ"隆(ウエスト・ロード・ブルース・バンド)、吾妻光良(The Swinging Boppers)、小出斉(ローラーコースターズ)達に、今だからこそ後世に伝えたいブルースへの熱い想いを存分に語ってもらった。本特集が、もう一度ブルースを嗜むきっかけになれば幸いだ。

●SPECIAL PROGRAM 2
追悼 デヴィッド・クロスビー
2013年1月19日に逝去したウエストコーストのアコースティック・ギター・ゴッド/デヴィッド・クロスビー。近年の作品は特に、シンガーソングライター/ギタリストのベッカ・スティーヴンス、スナーキー・パピーのマルチ・インストゥルメンタリストのマイケル・リーグ、そしてシンガーソングライター/キーボード・プレイヤーのミシェル・ウィリスからなる"Lighthouse Band"という新進気鋭のミュージシャンとコラボするなど、現役ミュージシャンとして活躍していただけに驚きを隠せなかった。英国『Guitarist』誌が 2011年に行なったインタビューから彼が遺した功績を追ってみたい。

●INTERVIEW&GEAR
・ジャクソン・ブラウン(盟友デヴィッド・クロスビー&デヴィッド・リンドレーを語る)
・斉藤和義(弾き語りツアー「十二月〜2022」機材レポート付き)
・グラント・ゴーディ
・ドミニク・ミラー

●THE INSTRUMENTS 1
ライン音の悩みとおさらば!
プリアンプ・ペダル最前線
生楽器であるアコースティック・ギターの音を、アンプ/スピーカーからどのように鳴らすのか......そう考えたとき、プリアンプ・ペダルはギタリストにとって永遠の命題だ。混同しがちなDIも含めて各機能の役割をおさらいし、意図したサウンドをPAへ届けられるようになろう。その上で各社の粋を集めた現行8モデルを紹介する。また岸部眞明、沖仁やNAOKI(LOVE PSYCHEDELICO)といった音にシビアな名手の愛用モデルも公開。最前線のプリアンプ事情をひも解いていく。

●THE INSTRUMENTS 2
LAST GUITAR 10th Anniversary
プレミアム・ギター・ショー〜10年の歩みと絆が生んだ至高の32本
東京阿佐ヶ谷にお店を構えるギターショップLAST GUTIARが10周年を迎え、国内外のゆかりある製作家/メーカーとタッグを組み、25本以上に及ぶ特別な10周年記念モデルを製作。個性的なフラットトップからアーチトップまで幅広いラインナップが揃ったプレミアム・ギター・ショーの全貌を一挙紹介。

(参加ギター作家)
・McConnell Guitars~ジョーダン・マコンネル
・SHELLEY D.PARK GUITARS~シェリー・D・パーク
・Jack Spira Guitars~ジャック・スピラ
・セイレン弦楽器工房~高橋信治
・SHIMO GUITARS~志茂崇弘
・Voyager Guitars~櫻井航
・Acoustic World~岩本健
・Craft Musica~高山康夫
・Yamaoka Guitars~山岡則正
・S .Tsuji Guitars~辻四郎
・Yamane Guitars~山根淳志
・Headway Guitars~百瀬泰夫
・BLUE STRINGS~竹下泰弘
・Kawakami Guitars~川上秀穂
・Daisaku Guitars~小林大作
・Arimitsu Guitar Craft~有満慎一
・Sun Guitars~国岡光樹
・Iwaneko Guitars~岩根康
・Furuya Guitar Works~古谷武久
・Rozeo Guitars/左波工房~樋口恭大
・K .Yairi Custom Shop~丹羽雪男
・K .Yairi Custom Shop~道前暁伸
・FREEDOM CUSTOM GUITAR RESEARCH~深野真
・Truth(ギター工房フォーエム)~福原紀文

●EVENT REPORT
出演者18人の豪華ギター・ギャラリー
J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2023
・斉藤和義
・岡野昭仁(ポルノグラフィティ)
・秦 基博
・高橋 優
・藤原さくら×Rei
・七尾旅人
・みゆな
・CLOW
・平井 大
・竹原ピストル
・トータス松本(ウルフルズ)
・TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU)
・ハナレグミ
・森山良子
・UKULELE GYPSY (キヨサクfrom MONGOL800)
・岸谷 香
・Tani Yuuki

●SEMINAR 見直してみよう!アコースティック・ギター基本の"キ"
・Dr.キャピタル アコギで学ぶ音楽理論講座(第9回)
・沖仁 フラメンコ・ギターじゃなきゃダメなんですか?(第10回)
・井草聖二 フィンガーピッキング・アカデミー(第10回)(電子版には一部譜面が付属しません)
・齊藤ジョニー 現代ブルーグラスのフラットピッキング革命(第3回)

●連載
・高田漣のFolk Days Memories♯10
・AGM GUITAR GRAPH 第92回:奇妙礼太郎のFlayns
・にっぽんのギター工房 第81回:KAMEOKA GUITAR/亀岡隆之
・バックナンバー
・インフォメーション
・麻田浩の"ロックじゃなくてブルーグラスを聴こう" 第3回
・DIYキットでアコースティック・ギターを作ろう 第10回
・ニュー・ギア・サウンド・チェック

●OTHERS
・買えるアコギの博物館 Bleu-Gに行こう!(アルトマン)
・憧れの1本と出会えるアコースティック・ギター専門店 Advance Guitarがオープン!
・モーリス・フィンガー・ピッキングデイ2023

●BEST SONGS FOR ACOUSTIC GUTIAR
・「ヘイ・ヘイ」エリック・クラプトン
・「グリーンスリーブス」ジェフ・ベック
・「ルック・ソー・グッド」デヴィッド・リンドレー(電子版には譜面が付属しません)
2,200円
2,200円
◆表紙/Special Program1
60th Anniversary
THE ROLLING STONES ACOUSTICS
ローリング・ストーンズのアコースティック・ギター60年史

前人未到の結成60周年を迎えたザ・ローリング・ストーンズ。世界最強バンドの名をほしいままにする彼らは、昨年チャーリー・ワッツを失った悲しみを乗り越え、ステージへと帰ってきた。今夏に“STONES SIXTY 2022 EUROPEAN TOUR”を敢行、転がり続ける姿を観せてくれたのである。そのキャリアをふり返れば、現在に続くスタイルの地盤が固まったのは1960年代後半。「As Tears Go By」を12弦で書き、「Jumpin' Jack Flash」「Street Fighting Man」でオープン・チューニングのコード・リフを使い始め、「Wild Horses」にはグラム・パーソンズの魂たるカントリーの息吹が込められている。そう、いずれもアコースティック・ギターによるものなのだ。ストーンズは意外なほどに生音を愛していた。そして、今も愛している。今回は最新ツアーの使用機材を含め、彼らが惚れ込んだ銘器20モデルをピックアップ。さらにその鳴らし方や録音の真相、ソロ作で見せるキース・リチャーズ流フィンガースタイルも紹介しよう。さあ、ストーンズでアコギをかき鳴らせ!

【Contents】
●Band History アコースティック60年物語
●Interview 1977年、キース・リチャーズが語るRec秘話~「Jumpin’ Jack Flash」「Street Fighting Man」「Wild Horses」
●Guitar Story ストーンズが愛したアコースティック・ギター名鑑20本
●Talk Session NAOKI(LOVE PSYCHEDELICO)×Rei〜新解釈、ストーンズのアコースティック論
●Playing Analysis 名盤からひも解くアコギ術20パターン
●How to Fingerpicking キース・リチャーズ流デルタ・ブルースを完コピ!

◆Special Program 2
怪物ヤマンドゥ・コスタの衝撃
〜イチから知りたいブラジル・ギタリスト超入門〜

前号のアコースティック・ギター・マガジンでは、 "最高のソロ・ギタリスト100"というアンケート企画を実施。上位の結果は1位:トミー・エマニュエル、2位:押尾コータロー、3位:中川イサトという顔ぶれだったが、15位のヤマンドゥ・コスタを筆頭にブラジル出身のギタリストも数多くランクインした。実際、ブラジル音楽の世界は大変奥深く、とんでもないテクニックを持ったスーパー・ギタリストが大勢いる。今回はヤマンドゥのインタビューを軸に、ブラジル・ギタリストの系譜をイチからおさらい。本特集がこの世界へ足を踏み入れるきっかけになれば幸いだ。ブラジル出身のギタリスト、木村マルセロの直伝セミナーも必見!

◆The Instruments
毎日リビングで弾きたくなる
本格スモール・ギターが大集合!
試奏 by 吾妻光良(The Swinging Boppers)

ライブでかき鳴らしたいエレアコ、路上弾き語りに映えるドレッドノート、レコーディング時に使いたいビンテージなど、同じアコースティック・ギターでも、使用用途は様々です。中でも、多くのギタリストにとって、最も長くギターを弾くのは家にいる時でしょう。かつ、お酒を片手にリビングのソファでくつろぎながら、さっと手に取れるようなスモール・サイズのギターが一番身近な相棒となるはずです。以前はパーラー・ギターとも呼ばれていましたが、近年は小さいボディや短いスケールを持った本格派も各ブランドから多数登場しています。小型ながらリッチな音色を持つおすすめのリビング・アコギを、日本のジャンプ・ブルースの第一人者であるスウィンギン・バッパーズの吾妻光良が試奏レポート!

◆INTERVIEW
・押尾コータロー
・沖仁
・高田漣
・ヤマンドゥ・コスタ
・龍藏Ryuzo
・NAOKI(LOVE PSYCHEDELICO)×Rei

◆EVENT REPORT
・中川イサトとお茶の時間@5th Street
・森山直太朗ツアー"素晴らしい世界"〈中篇〉

◆GEAR
・買えるアコギの博物館 Blue-Gに行こう!
・aNueNue
・ドルフィンギターズ 福岡店オープン
・アーニーボール弦×押尾コータロー
・ディアウォールで自宅リビングに夢のギター棚を作ろう!

◆BEST SONGS FOR ACOUSTIC GUITAR(電子版には譜面が付属しません)
・「My Guitar, My Life」(押尾コータロー)
・「別れの曲」ショパン(『クラシック・ギターのしらべ 珠玉の名曲セレクション』より)

◆連載
・(新連載コラム)麻田浩の"ロックじゃなくてブルーグラスを聴こう"
・AGM GUITAR GRAPH:NAOKI(LOVE PSYCHEDELICO)
・ニュー・ギア・サウンド・チェック
・DIYキットでアコースティック・ギターを作ろう 
・にっぽんのギター工房: 杉田健司
・高田漣のFolk Days Memories♯7
・見直してみよう!アコースティック・ギター基本の"キ"
●Dr.キャピタルのアコギで音楽理論講座
●沖仁のフラメンコ・ギターじゃダメなんですか?(電子版には一部の譜面が付属しません)
●井草聖二のフィンガーピッキング・アカデミー(電子版には一部の譜面が付属しません)
●(新連載セミナー)齊藤ジョニー 現代ブルーグラスのフラットピッキング革命

◆付録歌本AGM SONG BOOK Vol.8(全12曲)
アコギ1本で弾き語るローリング・ストーンズ名曲集

1:START ME UP(Tatoo You/1981)
2:LOVE IN VAIN(Let It Bleed/1969)
3:ANGIE(Goats Head Soup/1973)
4:TUMBLING DICE ( Exile On Main Street/1972)
5:SAD SAD SAD(Steel Wheels/1989)
6:TORN AND FRAYED( Exile On Main Street/1972)
7:HAPPY(Exile On Main Street/1972)
8:SWEET BLACK ANGEL( Exile On Main Street/1972)
9:LIVING IN A GHOST TOWN(LIVING IN A GHOST TOWN/2020)
10:BEAST OF BURDEN(Some Girls/1978)
11:MISS YOU(Some Girls/1978)
12:SLIPPING AWAY(Steel Wheels/1989)
2,200円
◆Special Program1
追悼:中川イサト
〜日本のフィンガースタイル・シーンを築いた開拓者

フィンガースタイル(ソロ・アコースティック・ギター・インスト)シーンの草分け的存在として知られ、奏法・機材の両面においてアコースティック・ギターの発展に多大な貢献を果たした中川イサト。伝説のフォーク・グループ/五つの赤い風船でギタリストとしてのキャリアを歩み始めた彼は、シンガーソングライターとして『お茶の時間』などの名作を発表したのち、1977年リリースの『1310』で、いよいよ本格的にアコースティック・ギターによるインストゥルメンタル・ミュージックの道を追求するようになる。その旋律に影響を受けたギタリストは数多く、現代のトップランナーである押尾コータローや岸部眞明なども、彼に師事していたことはとても有名な話だ。中川イサトが遺した美しいギター・ミュージックの真価を次なる世代にも語り継ぐべく、追悼特集をお届けする。

●特別対談:岸部眞明×押尾コータロー、大塚まさじ×有山じゅんじ
●インタビュー:岡崎倫典、小松原俊
●愛用ギター・グラフ
●奏法分析(by 南澤大介)、他。 (電子版には付属しません)

◆Special Program 2
The Best of Solo Guitar Player100
プレイヤー&識者が選ぶ最高のソロ・ギタリスト100

●特別対談:渡辺香津美×押尾コータロー

6本の弦だけでひとつの音宇宙を創造するソロ・スタイル。ギターが好きで、来る日も来る日も奏でてきた情熱と表現欲求が、何者にも侵されず純然と爆発される——時に涙を、時に笑みをもたらすその旋律は、究極のギター表現のひとつと言えるだろう。歴史をふり返り、世界を見渡せば、まさに百花繚乱のプレイヤーが存在する。そこで今回は、ギタリストや識者にアンケートを敢行。質問は“あなたの考える最高のソロ・ギタリストとは?" 国籍/ジャンルを問わず、ギター1本によるインストゥルメンタル奏者を答えてもらった。獲得ポイント順に100名を紹介していく。

◆Special Program 3
ありがとう、小坂忠。

日本のロック黎明期から活躍し、1975年にはシティ・ポップ界の金字塔的作品『ほうろう』を発表、その後はアコギを弾く牧師として全国の教会を歌い回った小坂忠。彼が生前に使用していたお気に入りのアコースティック・ギターを紹介するとともに、その功績をふり返る。

・小坂忠が愛した6 本のギター
・小坂忠と細野晴臣が弾いた伝説のギブソンJ-50
・HISTORY& DISC GUIDE

●THE INSTRUMETNS
1977-2022 HEADWAY 45th Anniversary
受け継がれるヘッドウェイの魂

1977年の誕生以来、良質なフラットトップを製作する国産ブランドとして確固たる地位を築いてきたヘッドウェイ。初心者にもオススメのエントリー・モデルから高級モデルまで幅広いラインナップを取りそろえているが、その魅力はやはりどのラインにも共通する品質の高さにある。その中心にいるのが、百瀬恭夫ら精鋭ビルダーで、彼らが手がける“Aska Team Build"、国内生産の“Standard"の両シリーズは特に高い人気を博している。本誌ではヘッドウェイ45周年を記念し、“良い音で長く弾いてもらえるギター"という理念のもとに製造されるヘッドウェイのギター作りに迫る。

◆INTERVIEW
・六角精児
・Michael Kaneko
・UEBO

◆GEAR
・買えるアコギの博物館 Blue-Gに行こう!
・本格上陸! aNueNue〜アジア発、職人技のこだわり
・TOKYOハンドクラフトギターフェス2022レポート

◆BEST SONGS FOR ACOUSTIC GUITAR (電子版には付属しません)
・「OPUS 1310」中川イサト
・「Songs for a Rainy Morning」トミー・エマニュエル

◆連載
●AGM GUITAR GRAPH:UEBOの1954年製マーティン00-17
●ニュー・ギア・サウンド・チェック
●DIYキットでアコースティック・ギターを作ろう
●にっぽんのギター工房:黒澤哲郎
●高田漣のFolk Days Memories♯6
●見直してみよう! アコースティック・ギター基本の“キ" (一部譜面は電子版には付属しません)
(Dr.キャピタル、沖仁、井草聖二、エバラ健太)

◆付録歌本AGM SONG BOOK Vol.7(全14曲) (電子版には付属しません)
1975-1978 シティポップ黎明期の名曲を歌おう!

1:小坂忠「ほうろう」
2:小坂忠「機関車」
3:小坂忠「しらけちまうぜ」
4:ムッシュかまやつ「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」
5:キャラメル・ママ「ソバカスのある少女」
6:SUGAR BABE「DOWN TOWN」
7:鈴木慶一とムーンライダース「スカンピン」
8:Char「SHININ'YOU、SHININ'DAY」
9:荒井由実「中央フリーウェイ」
10:山下達郎「LOVE SPACE」
11:大貫妙子「都会」
12:南佳孝「日付変更線」
13:原田真二「タイム・トラベル」
14:ハイ・ファイ・セット「スカイレストラン」
2,200円
◆表紙
森山直太朗

◆Special Program1
弾き語りの美学。
Featuring J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2022

アコギ1本だけを抱えて、裸一貫でステージに立つ。ギターと歌だけで成立させる弾き語りという行為は、最も潔く、尊く、美しい表現方法だ。ステージでは誰の手も借りられず、信じられるのは己の力のみ……ある意味、音楽表現の原点と言っても過言ではないだろう。J-WAVEが主催する音楽フェス“GUITAR JAMBOREE"は、そんな弾き語りをテーマとした催しで、毎年錚々たる実力者たちが聖地・両国国技館に集結し、アコギ1本の勝負をくり広げている。今年の3月5日〜6日にかけて行なわれた“J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2022 supported by 奥村組"には、布袋寅泰や山崎まさよし、森山直太朗、竹原ピストルなど、総勢20組にも及ぶアーティストが出演。今回は、同イベントで使用された彼らのアコースティック・ギターの紹介に加え、出演者を代表して森山直太朗、山内総一郎、竹内アンナにインタビューを敢行。各々が持つアコギ弾き語りの美学に迫った。

◎CONTENTS
●インタビュー:森山直太朗、山内総一郎(フジファブリック)、竹内アンナ
●対談:斉藤和義×草彅剛
●MY DEAR GUITAR〜出演者たちの愛器20本を紹介!

布袋寅泰/スガ シカオ/斉藤和義/石崎ひゅーい/竹原ピストル/真心ブラザーズ/カネコアヤノ/Kenta Dedachi/竹内アンナ/小林私/山内総一郎/トータス松本/岸田繁(くるり)/山崎まさよし/森山直太朗/大橋トリオ&THE CHARM PARK/Anly/斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN/XIIX)

●ライブ・レポート、他

◆付録歌本AGM SONG BOOK Vol.6(コード譜&歌詞付き) (電子版には付属しません)

弾き語りの祭典で披露された名曲たちを、アコギ1本で歌ってみよう!

(収録曲全13曲)
「サマーヌード」真心ブラザーズ
「光の方へ」カネコアヤノ
「おーい! おーい!!」竹原ピストル
「歌うたいのバラッド」斉藤和義
「さよならエレジー」石崎ひゅーい
「Progress」スガ シカオ
「PRIDE」布袋寅泰
「鱗」秦基博
「さくら」森山直太朗
「One more time, One more chance」山崎まさよし
「Baby I Love You」岸田繁(くるり)
「笑えれば」トータス松本
「白」山内総一郎(フジファブリック)

◆THE INSTRUMETNS
自宅での演奏に超最適! 話題のサウンドポート付きアコギを徹底検証

最近、多く見かけるようになったサイド版に穴が空いたサウンドポート付きのアコースティック・ギター。個人製作家のギターだけでなく、“プレイヤーポート"を備えたギブソンのジェネレーション・シリーズや、第2のサウンドホールが開けられたテイラーの816CE V-Classなど、各社新しい構造のアコースティック・ギターの開発に取り組んでいる。そもそもサウンドポートには一体どのような効果があるのか? 今回は特徴的なサウンドポートを持つ注目の7機種を、ギタリスト&アレンジャーとして引っ張りだこの関口シンゴが試奏。まもなく定番となりそうなサウンドポート付きアコギの魅力とは?

◎CONTENTS
●サウンドポートって一体何なの?
●関口シンゴも驚いた! ? サウンドポート付きアコギ7モデル!
●ビルダーに聞く サウンドポート哲学(サーゲー・ディヤング、ケヴィン・ライアン)
●アメリカ屈指のアコギ優良ショップDream Guitars
●Let's Enjoy DIY! もしも自力でサウンドポートを開けたら、本当に出音は変化するのか?

◆SPECIAL PROGRAM2
ローレル・キャニオンの伝説〜ウエストコースト・ロック誕生の秘密

1960年代から1970年代前半にかけて、多くの著名ミュージシャンがカリフォルニアのローレル・キャニオンに移り住んだ。ママス&パパス、CSN&Y、ジョニ・ミッチェル、ジャクソン・ブラウン、ドアーズ、ザ・バーズ、フライング・ブリトー・ブラザーズ、イーグルス、リンダ・ロンシュタットなどが生活をし、多くの名盤を生み落としたこの場所は一体なんだったのか? 5月に公開が予定されているローレル・キャニオンをテーマとした2本の映画『ローレル・キャニオン〜夢のウエストコースト・ロック』、『エコー・イン・ザ・キャニオン』公開を記念し、その実態に迫る。

◆INTERVIEW&GEAR
・UK(MOROHA)×フォルヒ
・ビリー・ストリングス

◆BEST SONGS FOR ACOUSTIC GUITAR (電子版には付属しません)
「ティーチ・ユア・チルドレン」クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング
「デイドリーム・ビリーバー」(『譜面の大きなソロ・ギターのしらべ』より)
「サウンド・オブ・サイレンス」(『譜面の大きなソロ・ギターのしらべ』より)

◆連載
●高田漣のFolk Days Memories♯5
●AGM GUITAR GRAPH 六角精児のギター
●買えるアコギの博物館 Blue-Gに行こう!
●ニューギアサウンドチェック
●DIYキットでアコースティック・ギターを作ろう
●にっぽんのギター工房 HAYASHI Guitars
●見直してみよう! アコースティック・ギター基本の“キ"
(講師:Dr.キャピタル、沖仁、井草聖二、エバラ健太)
2,200円
◆表紙/Special Program1
クラプトンはアコギがお好き
E.C. in the Acoustic Side

往年のロック・ファンの間で絶賛されているエリック・クラプトンの最新作『レディ・イン・ザ・バルコニー~ロックダウン・セッションズ』。時代時代でさまざまな顔を見せてきたクラプトンだが、本作は92年当時に一世を風靡したMTV『アンプラグド』をも凌駕する内容で、いよいよアコースティック・アンサンブルの到達点に達した完熟のクラプトンを堪能することができる。今回は、E.C.のアコースティック・サイドにスポットを当て、彼が愛でてきた楽器、そして僕らの胸に刻まれている印象的なアコギ名演などをたっぷりと紹介していこう。

◎CONTENTS(予定)
・最新作『レディ・イン・ザ・バルコニー~ロックダウン・セッションズ』とクラプトンのアコースティック道(青山陽一)
・実機写真で見る クラプトンが愛でた思い出のアコースティック・ギター(関口真一郎)
・ギターテックDan Dearnleyが語る 自作12弦ギターができるまで
・マーティンECシグネチャー・モデル000-28EC&000-42ECコンプリート・ガイド(菊池真平)
・特盛! 思わずコピーしたくなるEC流アコギ・フレーズ30選(安東滋/小川真一)
・コラム:コロナ禍に生まれた知られざるアコースティック名演(小川真一)

◆Special Program2
風〜伊勢正三と大久保一久/あの唄はもう唄わないのですか

1975年、“かぐや姫"の伊勢正三が“猫"の大久保一久を誘って結成された風。活動期間こそ短かったが、彼らの西海岸風のサウンドは今でいうシティ・ポップの匂いを漂わせるもので、根強い人気を誇っている。近年、ますます再評価の波が高まっていた最中、2021年9月12日に大久保一久逝去という悲報が舞い込んだ。一方、伊勢正三はデビュー50周年を迎え、2021年に70歳のバースデイ・ライブを行なうなど、精力的な活動を続けている。今回は、伊勢のインタビューを中心に、改めて風、そして大久保一久の功績をふり返ってみたい。

◆THE INSTRUMENTS
基本知識のおさらい&導入ガイド
デュアルピックアップ・システム2022

ライブはもちろん、宅録や動画制作でもライン音の必要性が爆上がり中だ。マイキングの苦労などなく手軽に録音/出力できる反面、“電気関係はちんぷんかんぷん"“生音には劣るっしょ"と感じる人も多いのでは? そこで今回は、ふたつのピックアップでリアルな音像を実現し、特にフィンガースタイルでは必須とも言えるデュアル・システムを紹介しよう。プリアンプなどの周辺機材を含めた基礎知識からおさらいし、より楽しいアコギ・ライフに生かしてほしい!

◆INTERVIEW
・パンチブラザーズ(クリス・シーリ&クリス・エルドリッジ)
・KOYUKI
・川崎鷹也

◆GEAR
・本邦初公開! サンタクルーズのトニー・ライス・モデル2号器
・買えるアコギの博物館 Blue-Gに行こう! 第2回
・TAKAMINE GUITARS LTD-2022
・革新を続けるテイラー Vol.6 モリシー(Awesome City Club)

◆BEST SONGS FOR ACOUSTIC GUITAR(電子版に付属しません)
・「アフター・ミッドナイト(『Lady in the Balcony』Ver.)」(エリック・クラプトン)
・「海風」(風)

◆連載
●AGM GUITAR GRAPH:大久保一久のマーティンD-28
●ニューギアサウンドチェック
●DIYキットでアコースティック・ギターを作ろう
●にっぽんのギター工房SP:Boutique Guitar Lounge
●高田漣のFolk Days Memories♯4
●見直してみよう! アコースティック・ギター基本の“キ"
(Dr.キャピタル、沖仁、高田漣、井草さん、エバラ健太)

◆付録歌本AGM SONG BOOK Vol.5(電子版に付属しません)
エリック・クラプトンの名曲&カバー集(全12曲)

大ヒット・ソングから懐かしの『アンプラグド』、
そして最新作『レディ・イン・ザ・バルコニー』まで
クラプトン・ソングをアコギで歌おう!

(収録曲)
Guitar Score
・「San Francisco Bay Blues」(Unplugged)
・「Alberta」(Unplugged)

Chord Score
・「Wonderful Tonight 」(Slowhand)
・「Change The World」 (Single)
・「Cocaine」 (Slowhand)
・「I Shot The Sheriff」(461 Ocean Boulevard)
・「Running On Faith」(Unplugged)
・「Nobody Knows You When You're Down And Out」(Unplugged)
・「Key To The Highway」(Lady In The Balcony)
・「Black Magic Woman」(Lady In The Balcony)
・「Man Of The World」(Lady In The Balcony)
・「Please Be With Me」(461 Ocean Boulevard)
2,200円
◆表紙:川崎鷹也

◆Special Program
シンガーソングライターの作曲術。

アコギ1本で歌う。誰もが気軽にできることだが、その表現力は無限の可能性を秘めている。ステイホームで弾き語りの需要が増える中、ヒット曲を見渡せば興味深い潮流が存在することに気づく。あいみょんとYOASOBIは実は同じコード進行? 川崎鷹也「魔法の絨毯」の指弾きはあのアーティストの影響が? アニソン界で流行のブラックアダー・コードって? それらの作曲術をひも解けば、音楽の聴き方が変わったり、自分で曲を作ることもできるはず! ということで、今回本誌の巻頭特集としては、初めて“アコギで歌う/曲を作る"ことにフォーカスしてみた。メロディの考え方や作詞の仕方も含めて、計14名の現役シンガーソングライターに曲作りの秘訣を伝授してもらっている。曲作りに興味のある方は大いに参考になるはずだ。ぜひアコースティック・ギターを片手に楽しんでいただきたい。

◎Contents
●川崎鷹也~アコギならではのコード・ワーク(本人解説。「魔法の絨毯」完コピ譜面付き)
●大石昌良~超絶指弾き&アニソン・コード術
●ReN~ルーパー×アコギ=∞の可能性
●11人に聞く“Myアコギ作曲法"
あれくん/草野華余子/斎藤誠/崎山蒼志/佐藤良成(ハンバート ハンバート)/澤部渡(スカート)/関取花/藤原さくら/森恵/森山直太朗/りりあ。
●作曲のヒントに! 名曲のコード進行を盗もう
1再ブーム! 「Just the two of us」進行
あいみょん「愛を伝えたいだとか」/YOASOBI「夜に駆ける」/Official髭男dism「Pretender」/Ado「うっせぇわ」/藤井風「何なんw」
2アコギも相性◎カノン進行
あいみょん「マリーゴールド」/井上陽水「少年時代」/山下達郎「クリスマス・イブ」/森山直太朗「さくら(独唱)」/赤い鳥「翼をください」
3やっぱ泣ける! 王道進行
サザンオールスターズ「いとしのエリー」/スピッツ「ロビンソン」/Mr.Children「HANABI」/涼宮ハルヒの憂鬱「God knows…」/けいおん! 「Don't say “lazy"」

◆THE INSTRUMENTS
あなたはどっち派? MARTIN D-28 とGIBSON J-45を徹底的にくらべてみました。
対談 浜崎貴司×奥田民生

大勢のシンガーソングライターに愛されてきたマーティンD-28とギブソンJ-45。弾き比べてみると、そのサウンドや弾き心地は確かに異なる。どうして同じアコギなのにここまで印象が違ってくるのか? 黄金期と言われる1940年頃のD-28、50年代後半のJ-45を題材に、構造やブレイシング、使用木材、塗装、ボディ・サイズ、ブリッジの形状など、あらゆる要素を徹底的にくらべて分析してみた。また、J-45代表として奥田民生、D-28代表として浜崎貴司も登場。カーリングシトーンズの仲間であるふたりの和気あいあいな対談も必見!

◆追悼 ナンシー・グリフィス
〜カントリー/フォーク界に咲いた美しい一輪の花〜

米国カントリー・ミュージック界屈指の歌姫として人気を博し、グラミー受賞歴もあるナンシー・グリフィスが、8月13日に68歳でこの世を去った。彼女の人柄や音楽について掘り下げたインタビューをメインに、その経歴をふり返ってみたい。

◆INTERVIEW
●井草聖二

◆GEAR
●買えるアコギの博物館 BLUE-Gに行こう!
●BOSE×小倉博和
●テイラー×岩瀬敬吾

◆連載
●AGM GUITAR GRAPH:ジェリー・ガルシアの1943年製マーティンD-28
●ニューギアサウンドチェック
●DIYキットでアコースティック・ギターを作ろう
●にっぽんのギター工房:Water Road Guitars
●高田漣のFolk Days Memories♯3(春一番コンサード)
●見直してみよう! アコースティック・ギター基本の“キ"
(Dr.キャピタル、沖仁、高田漣、井草聖二、エバラ健太)

◆BEST SONGS FOR ACOUSTIC GUTIAR(※電子版に譜面は収録されておりません)
・「オーヴァー・ザ・レインボー」(「譜面の大きなソロ・ギターのしらべ」より)
・「クリスマス・イブ」(松井祐貴ソロ・ギター・アレンジVer.)
・「ドライフラワー」優里

◆付録歌本AGM SONG BOOK Vol.4(※電子版には収録されておりません)
J-POP界を席巻する「Just The Two Of Us」進行の楽曲集
(IV△7-III7-VIm7-Vm7-I7)

(収録曲)
・Just The Two Of Us/Grover Washington Jr.
・丸の内サディスティック/椎名林檎
・つつみ込むように.../MISIA
・接吻/ORIGINAL LOVE
・愛を伝えたいだとか/あいみょん
・I LOVE.../Official髭男dism
・Pretender/Official髭男dism
・夜に駆ける/YOASOBI
・うっせぇわ/Ado
・Pop virus/星野源
2,200円
◆表紙/SPECIAL PROGRAM1
BEATLES GET BACK
ビートルズのアコギ大博覧会2021

当初、2020年に劇場公開が予定されていた映画『ザ・ビートルズ: Get Back』。解散前夜のビートルズをとらえた映像作品『Let It Be』のリメイクで、未公開映像もたっぷり収録されるとアナウンスされていたことで、公開前からビートルズ・ファンの間では注目の的となっていた。しかしコロナ禍で一度は2021年8月に公開延期に。さらに残念ながらスケジュールは伸び、現段階では2021年11月にディズニー・プラス・チャンネルにて配信オンリーで放映決定! と発表されている。今回はその予習もかねて徹底的にビートルズのアコギ・サイドに迫った特集をお届けしたいと思う。ギブソンJ-160EやJ-200、マーティンD-28など彼らが録音に使用したアコースティック・ギターを始め、バンド結成以前から愛用していたギャロトーンやゼニスやヘフナー、さらにはバンド解散後のソロ活動で使用したさまざまなモデルに至るまでを網羅。また、ひとりビートルズ・コピーで知られるセンチメンタル・シティ・ロマンスの告井延隆が実演する「Blackbird」、「Can't buy me love」、「Taxman」の特別ソロ・ギター譜面も用意した。ぜひビートルズとともにアコースティック・ギターを楽しもう!

◎Contents
・いくつになってもビートルズに夢中〜アコースティック・サイドの考察
・Acoustic Beatles Gear〜ビートルズが愛用したアコースティック・ギターが大集合! (ポール・マッカートニーのゼニス・モデル17、ジョン・レノンのギャロトーン・チャンピオン、ジョージ・ハリスンのヘフナー・プレジデント、ジョージ・ハリスンのヘフナー・プレジデント、ジョン・レノンのフラマス・フーテナニー、ジョン&ポールのマーティンD-28、ジョージ・ハリスンのギブソンJ-200、他)
・ソロ時代に使用した3人のアコースティック・ギター
・ビートルズを代表する名器、J-160Eの全貌
・(Youtube連動) 告井延隆のひとりで楽しむビートルズ (「Blackbird」、「Can't buy me love」、「Taxman」のスペシャル・ソロ・ギター譜面付き)
・ソロ・ギターを楽しむひとりビートルズの世界 (ディスク・ガイド)
・奏法分析:三者三様のアコースティック・アプローチ

◆付録小冊子
AGM SONG BOOK Vol.3
THE BEATLES SOLO SONG

ポールとジョン、ジョージにリンゴまで
4人の歴代ヒット曲をたっぷりと収録。
ソロ時代の名曲も歌い継ごう!

Another Day (ポール・マッカートニー)
My Love (ポール・マッカートニー)
Band On The Run (ポール・マッカートニー)
Jet (ポール・マッカートニー)
Live And Let Die (ポール・マッカートニー)
Stand By Me (ジョン・レノン)
Bring It On Home To Me (ジョン・レノン)
Money (プラスティック・オノ・バンド)
My Sweet Lord (ジョージ・ハリスン)
I've Got My Mind Set On You (ジョージ・ハリスン)
Photograph (リンゴ・スター)

◆INSTRUMENTS
宅録、動画&配信も!
5万円で買うアコギ向きマイク
~プロのマイキング術も教えます

自宅で過ごす時間が増えたこともあり、アコースティック・ギターはもちろんマイクについても需要が高まっている。SNS用にスマホでサクッと、繊細な音を拾いたいがインターフェイスとかよくわからない、宅録で音を作り込みたい……さまざまな要望や状況の中で、どんなマイクを選べばいいかわからない人も多いのでは? そこで今回は、初歩的な知識やマイキングの裏技も含めた基本講座、ギタリストの実例、動画付きの製品紹介と、3本立ての特集をお届けする。これでマイクの悩みは吹き飛ぶはず! これから購入を考えている方も大いに参考にしてほしい。

◎Contents
・エンジニア中村公輔が教えるマイクのいろは
・アーティストの愛用マイク&マイキング (井草聖二/奥田民生/笹倉慎介/松井祐貴/森恵/龍藏Ryuzo/りりあ。)
・(YouTube連動) 試奏動画付き! 5万円以内のお薦めマイク (APOGEE/AUDIX/BLUE MICROPHONES/IK MULTIMEDIA/LEWITT/RØDE MICROPHONES/SE ELECTRONICS/SENNHEISER/TELEFUNKEN)

◆Special Program2
特別追悼企画:安田裕美のギター・コレクション
井上陽水、松山千春、大滝詠一などを支えたトップ、スタジオ・ミュージシャン、安田裕美。彼が遺した愛器30本を一挙公開。

◆INTERVIEW
アリエル・ポーゼン、the LOW-ATUS、山弦

◆連載:見直してみよう! アコースティック・ギター基本の“き"(YouTube連動)
・Dr.キャピタル アコギで学ぶ音楽理論講座
・沖仁 フラメンコ・ギターじゃなきゃダメなんですか?
・高田漣 あなたの知らないアコースティック弦楽器の世界
・井草聖二 フィンガーピッキング・アカデミー
・エバラ健太 実は簡単! オープン・チューニング活用法

◆BEST SONGS FOR ACOUSTIC GUITAR
「ゴッドファーザー 愛のテーマ」(「譜面の大きなソロ・ギターのしらべ」より)

◆GEARS
・(YouTube連動) BOSE×押尾コータロー
・テイラー×葵ミシェル
・メルカリコンサートギターオーディション

◆連載
・Folk Days Memories (高田漣) 〜第2回: 1975LA『アメリカの鱒釣り』
・AGMギター・グラフ〜第85回 佐久間順平のSHIMO GUITARS
・にっぽんのギター工房〜第74回 SHIMO GUITARS
・(YouTube連動) ニュー・ギア・サウンド・チェック
・DIYキットでアコースティック・ギターを作ろう〜第2回:バック・ブレイシングとサイドの接着
・バックナンバー/バックナンバー常設店リスト
2,200円
◆表紙/SPECIAL PROGRAM1
アコギで楽しむ大滝詠一の“ロ・ン・バ・ケ"

1981年3月21日に発売された大滝詠一の大名盤『A LONG VACATION』。通称“ロンバケ"。日本ポップス史の金字塔と言えるこの作品は、2020年時点で200万枚以上のセールスを記録し、発売後40年を経た今も色褪せることなく、聴けば聴くほどに新たな発見をもたらしてくれます。アレンジの妙やレコーディング技術で語られることも多い同作ですが、何より際立つのは楽曲そのものの素晴らしさ。アコギ弾きならずとも、つい口ずさみたくなるような美しいメロディに溢れており、爽やかな風が心の中を通り抜けていきます。本作には約20名にも及ぶ当時の一流スタジオ・ミュージシャンたちがクレジットされていますが、その中において吉川忠英、安田裕美、笛吹利明といったアコースティック・ギターの名手が素晴らしい仕事をしていることはあまり語られていません。本特集では、ナイアガラ・サウンドの肝と言えるアコギ・サウンドに迫ると同時に、大滝流コード進行の分析や「君は天然色」のソロ・ギター・アレンジ譜なども用意。さらには、おまけとして大滝詠一作曲だらけのコード・ダイアグラム付き歌本(全13曲)も付録。ぜひアコースティック・ギターを片手に、本特集を楽しんでください。

◎Contents
・大滝詠一とアコースティック・ギターの素敵な関係
・愛用アコースティック・ギター
・インタビュー1:全員アコギ! “ロンバケ"生ギター放談〜吉川忠英×安田裕美×笛吹利明
・インタビュー2:鈴木茂が語る大滝ソングの魅力
・インタビュー3:大滝詠一、『A LONG VACATION』とギターを語る
・『A LONG VACATION』に学ぶナイアガラ・コード進行のレシピ
・ドロップD&ソロ・ギターで弾く「君は天然色」(arranged by松井祐貴)
・特別追悼コラム:安田裕美の仕事
・SPインタビュー:山崎ハコ

◆特別小冊子:歌本『AGM SONG BOOK Vol.2~大滝詠一名曲集』付録

好評をいただいている特別付録のコード・ダイアグラム付き歌本。今回ははっぴいえんどからソロ作、アイドル提供曲まで、大滝詠一尽くしの全13曲を収録。

歌本収録曲
「幸せな結末(大滝詠一)
「抱きしめたい」(はっぴいえんど)
「空いろのくれよん」(はっぴいえんど)
「それはぼくじゃないよ」(大滝詠一)
「君は天然色」(大滝詠一)
「恋するカレン」(大滝詠一)
「雨のウェンズデイ」(大滝詠一)
「さらばシベリア鉄道」(大滝詠一)
「ペパーミントブルー」(大滝詠一)
「風立ちぬ」(松田聖子)
「夢で逢えたら」(吉田美奈子)
「冬のリヴィエラ」(森進一)
「快盗ルビイ」(小泉今日子)

◆SPECIAL PROGRAM2
追悼トニー・ライス
クリス・エルドリッジ(パンチ・ブラザーズ)直伝! フラットピッキング奏法

フラットピッキングの可能性を極限まで追求した天才ギタリスト、トニー・ライスの追悼記事。2020年12月25日に逝去したブルーグラスの巨人の軌跡を追い、彼が残した功績をたたえる。直接氏からギターを学んだ経験を持つパンチ・ブラザーズのクリス・エルドリッジが、トニー・ライス流儀のフラットピッキング奏法をYouTube動画連動でレクチャー! この貴重な奏法分析記事を中心に、“アンティーク"と呼ばれた1935年製マーティンD-28のギター・グラフやディスコグラフィーなどから、その魅力を深掘りする。

◆INSTRUMENTS
復活のギルドUSA~カリフォルニア工場モデルのすべて
特別放談:田島貴男のGUILD愛

ご承知のとおり、アメリカン・ギターの雄ギルドには、経営元や生産拠点について激動の歴史がある。しかし2014年、コルドバ傘下へ移り、南カリフォルニアのオックスナードに工場を新設して以降、その体制やラインナップは充実の時を迎えている。豪放磊落なサウンド・キャラクターはそのままに、各部のブラッシュアップが着実に実を結んでいるのだ。今回はブランド・ヒストリーや伝統的な仕様を振り返るとともに、スタッフ・インタビュー、工場レポート、USA製主要6モデルの試奏により、現行器の魅力をひも解いていく。試奏者に迎えたのは田島貴男(ORIGINAL LOVE)。各ギターのインプレッションはもちろん、闊達に語るギルド観は金言だらけ。無骨にして繊細さを兼ね備える今のギルド、さてその実力やいかに――。

◆INTERVIEW
岡林信康、斉藤和義、関取花、朴葵姫

◆見直してみよう! アコースティック・ギター基本の“き"(動画連動)
・(新連載)Dr.キャピタル アコギで音楽理論講座(第1回)
・沖仁 フラメンコ・ギターじゃなきゃダメなんですか(?第2回)
・高田漣 あなたの知らないアコースティック弦楽器の世界〜ウクレレ編(第2回)
・井草聖二 フィンガーピッキング・アカデミー(第2回)
・エバラ健太 実は簡単! オープン・チューニング活用法(第2回)

◆BEST SONGS FOR ACOUSTIC GUITAR
「スピーチ・バルーン」(大滝詠一)
「ルパン三世のテーマ '80」(「ソロ・ギターのしらべ」より)

●(新連載)Folk Days Memories ♯01 ハッピーエンドな喫茶同盟(高田漣)
●(新連載)DIYキットでアコースティック・ギターを作ろう
●ザ・フィンガースタイリスト〜第73回 西村ケント(WEB連動)
●AGMギター・グラフ〜第84回 安田裕美のヤマハ・カスタム・モデル
●にっぽんのギター工房〜第73回 Keystone Stringed Instruments
●ニュー・ギア・サウンド・チェック(WEB連動)
●バックナンバー/バックナンバー常設店リスト

◆GEAR
・Lee Guitars Bluetooth温湿度計×押尾コータロー
・イタリア発! K・TARペグ
・Aranjuez con JIN OKI(沖仁プロデュース・ギター)
2,200円
◆表紙/SPECIAL PROGRAM
あの素晴らしいフォーク・ソングをもう一度
~浦沢直樹、六角精児、南こうせつ、なぎら健壱、高田漣、麻田浩、中川イサト(44ページ)

1960年代後半から1970年代にかけて、一世を風靡した日本のフォーク・ミュージック。吉田拓郎「結婚しようよ」、高田渡「自衛隊に入ろう」、岡林信康「山谷ブルース」、かぐや姫「神田川」など、彼らが若き日に歌った数々のフォーク・ソングは色褪せることなく、今日も全国各地で歌い継がれている。近年若者に大人気の女性シンガー/ソングライターも吉田拓郎へのリスペクトを公言しているが、多様化/複雑化する昨今の音楽シーンにおいて、ギター1本で成立するフォーク・ミュージックへの回帰は、ある意味必然と言えるのかもしれない。本特集では「神田川」で一世を風靡した南こうせつ、関西フォークを隅々まで知るなぎら健壱、ギタリストとしても多くのシンガーを支えた中川イサトなど、当時を知るミュージシャンへの取材を敢行予定。さらに、その系譜にある多数のシンガー/ソングライターへのアンケート企画も実施し、多角的にあの時代のフォーク・ミュージックの魅力を紐解いていく。表紙は浦沢直樹×六角精児スペシャル対談。特集と連動した特製のフォーク歌本(32ページ)も小冊子として付録。

◎Contents
・あの頃、みんなフォークに夢中になった(序文)
・特別対談1:浦沢直樹×六角精児(漫画家も俳優もみんなギターで大きくなった)
・アンケート:我が心のフォーク・ソングBEST3(佐野史郎、六角精児、他)
・年表で見るにっぽんフォーク氏 ・インタビュー1:南こうせつ(フォーク黄金狂時代を振り返る)
・・インタビュー2:麻田浩(日本のフォークの夜明けを語る)
・特別対談2:なぎら健壱×高田漣(最愛の高田渡を語ろう)
・特別寄稿:中川イサト(フォーク・ミュージックに思いを馳せて)
・コラム:吉田拓郎を支えたギタリスト、ディスクユニオン新宿“日本のロック・インディーズ館"店長が選ぶ、フォーク界の隠れギター名盤15、他

◆特典小冊子
フォーク・ソング名曲歌本“AGM SONG BOOK"

吉田拓郎「夏休み」
かぐや姫「神田川」
高田渡「コーヒーブルース」
はっぴいえんど「風をあつめて」
ザ・フォーク・クルセイダーズ「イムジン河」
吉田拓郎「結婚しようよ」
加川良「教訓1」
高田渡「生活の柄」
遠藤賢司「カレーライス」
西岡恭蔵「プカプカ」
ガロ「学生街の喫茶店」
イルカ「なごり雪」
井上陽水「帰れない二人」
長渕剛「巡恋歌」


◆THE INSTRUMENTS
ジャパン・ビンテージよ永遠に
~アコギ隆盛期に生まれた百花繚乱のモデルを総まとめ(13ページ)
Part.1 Japan Vintage History
Part.2 Craftsman Interview:百瀬恭夫(Headway Guitars)
Part.3 Artist Interview:南こうせつ

1970 年代、フォーク・ブームの波を受け、この国のアコースティック・ギター業界は隆盛を迎えた。それまでは高級嗜好品だったギターが、一般層も手の届くものとなり、憧れの海外ブランドへの橋渡し的存在となったのだ。王道モデルの完成度は次第に向上、各社の個性をそれぞれに反映し、さまざまなラインナップが開発された。それらは現在もしっかりとした鳴りを誇り、時代性ゆえの仕様やスタイルがマニアの心をくすぐる。つまるところジャパン・ビンテージに通底するのは、群雄割拠のメーカーや職人たちが燃やした情熱の灯火だったのだ。今回は、計18モデルの写真とともに当時の実像をひも解いてみた。加えて、百瀬恭夫(Headway Guitars)、南こうせつにインタビューを敢行! 知る人ぞ知るジャパン・ビンテージの真実をお届けしよう。

◆INTERVIEW
OAU(TOSHI-LOW & MARTIN & KOHKI)
崎山蒼志

◆YouTube連動 新連載
見直してみよう! アコースティック・ギター基本の“キ"(WEB連動)
沖仁 フラメンコ・ギターじゃなきゃダメなんですか?
高田漣 あなたの知らないアコースティック弦楽器の世界
~ウクレレ、バンジョー、マンドリン、ラップ・スティールに挑戦~
井草聖二 フィンガーピッキング・アカデミー
エバラ健太 実は簡単! オープン・チューニング活用法

◆BEST SONGS FOR ACOUSTIC GUITAR
「君をのせて」(天空の城ラピュタより)

◆GEARS
TAYLOR×幾田りら
YAMAHA THR30IIA Wireless×森恵
BOSE L1 Pro×おおはた雄一&影山敏彦(tico moon)
PRESTON THOMPSON
SHEERAN BY LOWDEN×尾崎裕哉
S.I.E.アコースティック・ギター×クラシック・ギター・コラボ・イベント告知

●ザ・フィンガースタイリスト~第72回 椎谷求「Lost in Blue City」(WEB連動)
● AGMギター・グラフ~第83回 朴葵姫のダニエル・フレドリッシュNo.822
● にっぽんのギター工房~第72回 Mukae Guitars
●ニュー・ギア・サウンド・チェック(WEB連動)
●バックナンバー/バックナンバー常設店リスト

*内容は現状の予定のため未確定要素を含みます。
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1993年に発行されたムック「アコースティック・ギター」を起点としたアコースティック・ギター専門誌。アコースティック・ギタリストのための専門誌であると同時に、“アコースティック・ギターの総合誌”として “アコースティック・ギター”をキーワードに関わる人・もの・情報を出来る限り広くかつ深く取り上げています。

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