新春インタビュー
全米販
木村良理事長
情報の収集、発信を充実
認識の進歩へ「意識改革」を
――昨年初めに抱負を伺った時は、受身体質から脱却したいとのことでしたが、昨年一年の全米販は発信ということでみると、取引価格の公表や、集荷団体への取引要請、戸別所得補償制度への意見など、発信を随分行ってきたと思います。そうしたことも含め、昨年を振り返ってみていかがでしょうか。
木村 やはり価格の問題に終始するでしょうか。価格の問題があるから売れないのか、売れないから価格の問題にピリピリしているのか、両方あると思います。
少し公式的な発言になるかもしれませんが、需給の観点からみれば、昨年の需要見通しは結果として大きく外れましたが、このことも価格の問題を語る上で、一つのポイントになります。国が基本指針の中で示す需要見通しは、生産者も作付時の基本とするものですし、我々卸も、自分たちが何を仕入れるか計画する時に参考とします。
この基本指針が大幅にずれて、現実の需要は当初見込みよりも30万t少なく、結果として、市中では米が余るということになりました・・・
福岡精米機器・クルソン
「エアーZ」導入企業に訊く
福岡県・内田米穀
一昨年導入後、最終ラインにも増設
顧客への「付加価値」として実感
福岡精米機器(白水浩代表)、クルソン(磯部松二郎代表)の白米に特化したエア吸引搬送装置「エアーZ」は、すでに地元九州を飛び越え、全国に「ファン」が広がっている。今回は、全国に広がるきっかけともなった、一昨年9月(本誌2008年9月号)で紹介した福岡県粕屋郡那須恵町の内田米穀(内田正一社長)で、効果を実感し、このほどエアーZを増強している。
「米粉」特集
民主党政権の大展望
「米粉100万t」は可能か
パン、麺から用途拡充、実需の動向がカギ
「米粉」といっても、昔でいう和菓子向けの上新粉などではなく、パンや麺といった新規用途としての「米粉」にスポットを当てる。現在、全国のコンビニ各店では、米粉パンが販売され、地域の学校給食に導入されたり、地元のパン店などでも、「米粉を使った○○パン」という文言を見ることも多いだろう。
一昨年春先には、小麦粉の値上がりなどもあり、ブームが起こり知名度も上がった。昨年も、地産地消から、地元の米を使った米粉に注目が集まり、農水省が予算40億円を用意し、米粉関連設備に対して、半額助成を行ったことで、各地で「米粉」の取組が盛り上がった。
現在も、米粉を扱ったニュースには事欠かず、毎日新しい出来事が飛び込んでくる。民主党に政権が変わっても、赤松広隆農相は就任早々、「米粉100万t」を掲げ、昨年10月には自給率向上国民運動の一環として「米粉倶楽部」が立ち上がった。推進パートナーとして参加する企業・団体は1800を超える。
ただ、話題は多くても、年間の取扱数量でいえば、玄米換算でようやく1万tを超えた程度。米の生産量800万t超、小麦の輸入量500万t超、その代替として、100万tには、まだ長い道のりがある。さらなる飛躍へ、展望と課題を探る。
各社動向(製粉機器メーカー、製粉企業)
・西村機械製作所
良質の粉づくりへ真摯な姿勢 顧客との強い信頼
・新潟製粉
増産体制整い、冷凍技術など商品の提案力強化へ
・名濃
2段階粉砕でより高効率、高品質に
・東洋商会
自家製粉の米粉スイーツを提案
・ミナミ産業
気流式粉砕機「ミナクロンミル」粒径20~30μmと微細化
・日本穀物検定協会「こっけん料理研究所」オープン
「ホビークッキングフェア」昨年の結果と今年の構想
主催団体・(社)流通問題研究協会の三浦功会長に訊く
「健康」「食育」に次ぐ
米消費拡大の〝第3の変化球〟
(社)流通問題研究協会・(社)日本ホビー協会共催による「ホビークッキングフェア」は、昨年で2回目、今年で3回目を迎える催し。近視眼的な「米消費拡大」ではなく、「健康」や「食育」に次ぐ「第3の変化球」として「ホビー」というアプローチが注目を集める。実行委員会による今年の開催結果を分析するとともに、主催団体の1つである流通問題研究協会の三浦功会長に単独インタビューし、その意義と効果、今後の展望を探った。
topics
・サタケと山本製作所が「包括的提携契約」技術融合、事業効率化進める
包括的提携契約を記念し「にこにこキャンペーン」
・サタケ
軽量コンパクトの新型米粒食味計
・のむら産業
代表取締役社長に清川悦男常務昇任
・ビジョンバイオ
検査時間を短縮、お米鑑定団の「ver.3」を発売
・木徳神糧
機能性食品に1合パックシリーズも
・静岡製機
ガラス・青米も選別可能な新型色選
・沖縄食糧
精米工場の衛生面強化、省エネ型を推進
・大和産業
福岡支店を移転、業務開始
・ホクレン
基準外「ゆめぴりか」をおぼろづき2割とのブレンド米で発売
・全農宮城
環境保全米など地元農産物のレストラン
・全集連
政府指定倉庫の代替、「全集連指定倉庫」に金看板交付
・九州農研
二毛作、WCS用、二期作用の3品種を開発
・USAライス
全国展開の有名店でカルローズメニュー
連載シリーズ
・注目の新連載スタート!
「壁耳空耳時事放談」
農政ジャーナリスト 高本はりお
全農の21年産米販売は6割で過剰浮き彫り
米価下落への2つのシナリオと政治家の責務
本誌にまた、新たな論客が登壇。取材の鬼、高本はりお氏が贈るコメ業界の時事放談を、一気に放出。新たな切り口で、コメ業界の明日を占う。待望の新連載をご堪能下さい。
「斜めからもの申す」好調の辛口論評
新年雑感 二題
「ライスネットの相場展望」裾そ物を中心に相場を占う
価格重視なら根強く残る外米依存
22年産すら見据え当用買い徹底を
「西やんの“21世紀、何を食べる”」
新シリーズがスタート!
西やんの「食生活のチェンジ」
第2回
~食料と地球環境を考える!
「観測気球」
江戸時代とも平仄が合う(!)今日の農政の課題
止め処もなく財政支援を必要とする米政策
「元気な米屋」
・愛知県瀬戸市の「スズリョーベルックス」
・大阪市福島区の「米蔵人(こめくらんど)おくむら米穀」
「米売れ筋POSランキング・2009年10月」
「資料」
・平成21年10月の家計調査
・21年産の卸・小売価格(09年10月分)
・平成21年産水稲の最終収穫量(農水省)
この雑誌の読者はこちらの雑誌も買っています!
米と流通の所属カテゴリ一覧
Fujisan.co.jpとは?
株式会社富士山マガジンサービスが運営する、
日本最大級の雑誌オンライン書店です。
一般的な書店と異なり、
定期購読サービスに特化しています。
雑誌、新聞、シリーズ書籍、漫画や
本屋にも無い古い本も見つかる!
法人サービスはこちら >
-
タイトル1万以上
豊富なラインナップで
書店に並ばない本とも出会える -
試し読み
バックナンバー1冊まるごと試し読み
したり、最新号も試し読みできる -
タダ読み
5,000冊以上の雑誌が
無料で読み放題 -
500円OFF
普段読んでいる雑誌のレビュー投稿で
500円割ギフト券をプレゼント -
事前予約
気になる本は
発売日前から事前予約可能 -
割引や特典付き
定期購読なら
お得に本が読めて
送料無料の雑誌も!
デジタル雑誌をご利用なら
最新号〜バックナンバーまで7000冊以上の雑誌
(電子書籍)が無料で読み放題!
タダ読みサービスを楽しもう!