- 出版社名:東京法規出版
- 発行間隔:隔月刊
- 発売日:奇数月1日
- 1冊定価:1,480円
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紙版
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8,878円(税込)1冊あたり1,480円
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地域保健の商品詳細
地域保健活動の理論から現場まで、分かりやすく解説・紹介しています。
保健師さんなど地域で活動されている方を中心に読まれている雑誌で、明日からの活動に役立つ実践内容を豊富に盛り込んでいます。保健師の伝統を大切にするとともに、保健師活動に活用できる最新の方法論や技法を大胆に紹介。全国各地のユニークな活動を取り上げ、全国の仲間の良い刺激になっています。
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2011年01月号 (2011年01月01日発売)
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地域保健 2019年1月号 (2019年01月01日発売) の目次
年月号:2019年1月号
巻号:第50巻1号
========================================
マイノリティーへの健康支援は保健師活動の中でも重要な位置を占めており、各種障害(児)者、難病患者、医療的ケア児などへの健康支援が全国各地で展開されている。しかし、受刑者に対する健康支援はこれまであまり注目されてこなかった。
現在、刑法犯検挙者の約半数は再犯者だ。2017(平成29)年12月には「再犯の防止等の推進に関する法律」に基づく「再犯防止推進計画」が閣議決定された。同計画内には、受刑者の25%を占めるといわれる高齢・障害者への支援が重点課題の一つとして盛り込まれている。受刑者が高齢、または障害のある者の場合は、体力の維持・向上のための健康運動指導や地域社会復帰後の福祉サービスに関する知識、社会適応能力の習得支援等が求められるからだ。国の再犯防止推進計画の策定から1年がたち、これから地方再犯防止推進計画の策定が求められていく。
本特集では、刑務所の中で保健師が受刑者の健康支援にどのように関わってきたか、また、出所後の地域定着について対象者やその家族に保健師がどのように寄り添い、他職種と連携していけばよいのか、刑務所が置かれている現状や先駆的な取り組みも交えて紹介する。また、特に保健と関わりの深いものとして、女性特有の健康課題や母子保健の問題などもクローズアップしていく。
■特集 刑務所と地域との連携 保健師は健康課題を担えるか
~女子受刑者の問題を中心に~
◎鼎談 更生支援に求められる保健・福祉の視点
堂本暁子さん(女子刑務所のあり方研究委員会委員長、元千葉県知事)
村木厚子さん(津田塾大学客員教授、元厚生労働事務次官)
名執雅子さん(法務省矯正局長)
○総論 社会を映す女子刑務所─求められる司法と福祉の連携
堂本暁子(女子刑務所のあり方研究委員会委員長、元千葉県知事)
○摂食障害への対応
鈴木眞理(政策研究大学院大学 保健管理センター)
○刑事施設内における子の養育 ─子の最善の利益からの一考察
西田麻衣子(法務省 矯正局 総務課 更生支援室)
○結核担当保健所職員へのヒアリングから示す現状と課題
川崎涼子(大分県立看護科学大学)
○薬物事犯による受刑・触法経験者への対応
―保健所・民間・地域生活定着支援センターとの連携可能性
大西真由美(長崎大学大学院)
○性差医療の必要性
天野惠子(一般財団法人 野中東皓会 静風荘病院)
○ルポ 栃木刑務所の現場から 編集部
元受刑者を地域で孤立させないために─保健師仲間の皆さまへ
栃木刑務所勤務保健師(伊澤公恵・松本みさ子・大久保美保)
○メッセージ 地域での居場所づくりに期待
鎌田久美子(日本看護協会常任理事)
-------------------------------------------------------------
◆ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!
長田菜摘さん(穴水町役場 健康推進課)
◆ピープル
三宅晶子さん(株式会社ヒューマン・コメディ代表取締役)
◆レポート1
第77回日本公衆衛生学会総会
◆レポート2
男性保健師誕生25周年記念 第3回「全国男性保健師の集い」in 静岡
◆子どもの脳を守る
・第5回 脳のダメージの回復①
友田明美
◆折れない心 ~レジリエンスの高い人、低い人~
・第5回 「とりあえず、3年」の生き方
諸富祥彦
◆ESSAY国際保健
・第29回 海外の暮らしと気晴らしと
松田正巳
◆事業脳から脱却しよう!
・第5回 復興「事業」は終わっても、復興は永遠に続く
佐々木亮平、岩室紳也
◆保健師のための閑話ケア
・第80回 イノシシの話
藤本裕明
◆中臣さんの環境衛生ウオッチング
・第65回 香害を知っていますか
中臣昌広
◆情報BOX
BOOK
Information
他
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巻号:第50巻1号
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マイノリティーへの健康支援は保健師活動の中でも重要な位置を占めており、各種障害(児)者、難病患者、医療的ケア児などへの健康支援が全国各地で展開されている。しかし、受刑者に対する健康支援はこれまであまり注目されてこなかった。
現在、刑法犯検挙者の約半数は再犯者だ。2017(平成29)年12月には「再犯の防止等の推進に関する法律」に基づく「再犯防止推進計画」が閣議決定された。同計画内には、受刑者の25%を占めるといわれる高齢・障害者への支援が重点課題の一つとして盛り込まれている。受刑者が高齢、または障害のある者の場合は、体力の維持・向上のための健康運動指導や地域社会復帰後の福祉サービスに関する知識、社会適応能力の習得支援等が求められるからだ。国の再犯防止推進計画の策定から1年がたち、これから地方再犯防止推進計画の策定が求められていく。
本特集では、刑務所の中で保健師が受刑者の健康支援にどのように関わってきたか、また、出所後の地域定着について対象者やその家族に保健師がどのように寄り添い、他職種と連携していけばよいのか、刑務所が置かれている現状や先駆的な取り組みも交えて紹介する。また、特に保健と関わりの深いものとして、女性特有の健康課題や母子保健の問題などもクローズアップしていく。
■特集 刑務所と地域との連携 保健師は健康課題を担えるか
~女子受刑者の問題を中心に~
◎鼎談 更生支援に求められる保健・福祉の視点
堂本暁子さん(女子刑務所のあり方研究委員会委員長、元千葉県知事)
村木厚子さん(津田塾大学客員教授、元厚生労働事務次官)
名執雅子さん(法務省矯正局長)
○総論 社会を映す女子刑務所─求められる司法と福祉の連携
堂本暁子(女子刑務所のあり方研究委員会委員長、元千葉県知事)
○摂食障害への対応
鈴木眞理(政策研究大学院大学 保健管理センター)
○刑事施設内における子の養育 ─子の最善の利益からの一考察
西田麻衣子(法務省 矯正局 総務課 更生支援室)
○結核担当保健所職員へのヒアリングから示す現状と課題
川崎涼子(大分県立看護科学大学)
○薬物事犯による受刑・触法経験者への対応
―保健所・民間・地域生活定着支援センターとの連携可能性
大西真由美(長崎大学大学院)
○性差医療の必要性
天野惠子(一般財団法人 野中東皓会 静風荘病院)
○ルポ 栃木刑務所の現場から 編集部
元受刑者を地域で孤立させないために─保健師仲間の皆さまへ
栃木刑務所勤務保健師(伊澤公恵・松本みさ子・大久保美保)
○メッセージ 地域での居場所づくりに期待
鎌田久美子(日本看護協会常任理事)
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◆ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!
長田菜摘さん(穴水町役場 健康推進課)
◆ピープル
三宅晶子さん(株式会社ヒューマン・コメディ代表取締役)
◆レポート1
第77回日本公衆衛生学会総会
◆レポート2
男性保健師誕生25周年記念 第3回「全国男性保健師の集い」in 静岡
◆子どもの脳を守る
・第5回 脳のダメージの回復①
友田明美
◆折れない心 ~レジリエンスの高い人、低い人~
・第5回 「とりあえず、3年」の生き方
諸富祥彦
◆ESSAY国際保健
・第29回 海外の暮らしと気晴らしと
松田正巳
◆事業脳から脱却しよう!
・第5回 復興「事業」は終わっても、復興は永遠に続く
佐々木亮平、岩室紳也
◆保健師のための閑話ケア
・第80回 イノシシの話
藤本裕明
◆中臣さんの環境衛生ウオッチング
・第65回 香害を知っていますか
中臣昌広
◆情報BOX
BOOK
Information
他
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+ 地域保健の目次配信サービス
地域保健のレビュー
総合評価:
★★★★★
4.56
全てのレビュー:9件
レビュー投稿で500円割引!
総合評価:
★★★★★
4.56
全てのレビュー:9件
オススメ
★★★★★2018年09月24日
たけにゃん 会社員
専門職には必須の知識が得られる雑誌だと思います。
たくさんのふしぎ
★★★★☆2017年06月05日
キララ 会社員
こども達が、理科に興味をもってくれたらと、定期購読しています。自分で購入すると、内容に偏りが出そうだけど、定期購読だといろんな分野が届いておもしろいです。また、理科の図鑑とは違って、絵本風なのに、気が付くと、理科の世界にひきこまされているところが良いです。
最新の情報が満載
★★★★★2016年01月15日
まめたろう 公務員
最新の情報が得られ、自己研鑽のためにすごくいい本だと思う。自分が興味をもっている分野については知識を深めることができ、自分が携わってない分野でも関心を持ちながら読める。とても理解しやすく、現場に活用できています。
月刊「地域保健」
★★★★★2016年01月07日
らっぱぴょん 専門職
地域保健従事者に、堅苦しくなく、トレンドにあったテーマに沿った特集を組んでくれています。お値段の良心的なところもありがたいところ。テーマに沿って学術的な根拠と、実践者の立場からの記事があるので総合的に知識をアップデートするのに最適、かばんに入りやすいサイズも魅力です。2016年からは隔月版になるけれどもウェブ連動を勧めるとのこと。すでに先駆的に運営されていたSNSとも連動するのかな?楽しみです。
スキルアップにつながります。
★★★★★2015年01月29日
ねこ 公務員
保健師としてのスキルアップのため年間購読することにしました。他市町村の保健活動の情報もたくさん得られ、とても参考になるし、保健師としてがんばろうとモチベーションも上がります。
安心院プロジェクトについて
★★★☆☆2014年10月13日
k_nar アルバイト
私は東京三鷹で、NPOをやっているものです。テレビで安心院のことを知って、その情報を集めるためにいただきました。私は、これまで介護からは遠ざかってきたのですが、介護予防、特に認知症予防が可能であるということを知って、ぜひこれをやってみたい、と思って、現在市内の団体等に「三鷹プロジェクト」をやろうよ、と声をかけています。その際の説得材料のひとつとして、この記事を活用させていただいています。
現場に寄り添う感じ
★★★★★2014年01月23日
らぴ 役員
テーマ選定が、みなが感じていることだったり一歩先行きだったりで、いつも素敵です。読みやすく、また各地でがんばる保健師、そして保健師と関連深い分野で活躍する人からの視点での記事があります。業務に反映しやすい情報も多くそれなのに価格が良心的で本当にありがたい雑誌です。
現場発!なのがいいです
★★★★★2013年01月17日
らっぱぴょん 専門職
地に足をつけた発信が好きです。ああ、知らない土地にもこうやって奮闘している仲間がいるんだなあと思いながら読んでいます。もちろん、一歩先ゆく活動や、課題にしっかり取り組んだ末の形の記事なのですが、試行錯誤の過程も伝わってきて、親近感を感じます。また保健行政の流れの節目に、きちんとポイントをおさえた特集(医学、行政、保健指導、当事者などから解説など)があるので助かります。
現場の雰囲気を感じるためにも
★★★★☆2012年05月13日
プチ 公務員
ただ今育児休暇中の保健師です。働いている時は時間のある時に読もうと思いつつ、なかなかじっくり読み込む時間がなかったのですが、職場復帰に向けて現場の雰囲気を感じるためにも、そして知識を深めるためにも個人で購入ししっかり読みたいと思います。