特集:ミリタリーハンドガンズ
・The U.S. Army’s New Modular Handgun System SIG P320-M17
米軍が採用したM17に極めて近いシビリアンモデルP320-M17を入手した。軍がどんなサイドアームを選んだのか?この事には大いに興味がある。当然それはM1911A1やM9を凌駕する機能と操作性を持っていなければならない。ミニダットサイトの軍用としての実用性、ファイアコントロールユニットの有用性を含めて、M17の実力を確認する。
・9mm口径のマウザーブルームハンドルC96 レッドナイン
ドイツで19世紀末に開発されたマウザーC96は、真の意味で実用に供することが可能な、世界最古のセミオートマチックハンドガンだ。ドイツ帝国に軍用として採用されることを目指してMilitär-Pistole(ミリタリーピストル)と呼ばれたが、実際に採用されるのは、第一次大戦におけるP.08の不足を補う形でしかない。しかし、約13万5千挺の9mm口径軍用モデルが製造され、それらはのちにレッドナインと呼ばれるようになった。
・SIG SAUER P228 米軍にM11として採用されたSIGのコンパクトオート
米軍で使用されているハンドガンは数多く存在し、一般にはあまり知られていないものもある。海軍の飛行要員や、全軍の犯罪調査官らに支給されているM11は、一般人はもちろん、米軍人であっても目にする機会は少ない。そのため軍用として使用されたM11が市場に放出される機会はほとんどない。しかし、M11はかつて市販されていたP228とほとんど同じモデルらしい。
・ドイツ国防軍のミリタリーハンドガンP.38 ac44
1938年、ドイツ国防軍は1908年から30年にわたり装備されていた“P.08”に替わり、ワルサーHPを“P.38”として採用した。P.08より量産性の高いP.38は、短い期間で急速かつ広範囲に配備されていった。P.38は1970年代以降一般的になったトラディショナルダブルアクションを搭載したミリタリーオートの先駆けであり、ローディングインディケーターやディコッキング機能を含む完璧なセイフティメカニズムを採用するなど、圧倒的な先進性を持っている。
・Enfield No.2 MKⅠ* 英国連邦王国に採用された中折れ回転式拳銃
第一次大戦では限られた国だけがオートマチックハンドガンを装備していた。しかし、2度目の世界大戦ではほとんどの国がオートマチックハンドガンを採用するまで進化していた。その中で、英国は依然としてリボルバー装備でこの戦争に参戦、それもクラシックな中折れ式だった。あの時代においても明らかに時代遅れといえる中折れ式リボルバーを採用し続けたことに、どんな意味があったのだろうか。
・ハンガリアンなコピーワルサー FÉG APK .380
ハンガリーのミリタリーハンドガンPA-63は、ワルサーPPのデザイン&メカをパクッって9mmマカロフ仕様にした共産圏モデルで、NATOの一員となった現在も同国で使われている。その民間市場向け&輸出仕様はAPと呼ばれる。これをショートバレル化したモデルがAPKだ。バリバリの軍用拳銃ではないが、かなり近いモデルだといえる。実際にAPK.380ACPはハンガリーの秘密警察でも使用されていたらしい。正統派軍用拳銃が並ぶこの特集の中に、こんな変化球を紛れ込ませるも一興だろう。
・ファイアコントロールユニット X01 PDW
SIG Sauer P320に組み込まれた“ファイアコントロールユニット”は、この部分が銃本体だ。簡単に取り外せて、他のフレームやスライド&バレルに換装すれば、全く違った性格のモデルにすることができる。これはその名もズバリ、“ファイアコントロールユニット”という名のメーカーがリリースしたP320をパーソナルディフェンスウエポンに一瞬でアップグレードできるキットだ。
・超ショートバレルのアサルトライフルMCX 5.5” Rattler vs. P220 Scorpion
SIG SauerのアサルトウエポンであるMCXは、これまで6.75”バレルが最短だったが、さらに短い5.5”のRattlerが加わった。ここまで短くなると、もはやハンドガン並みのバレル長だ。極端に短いバレルのアドバンテージはいったい何か? ほぼ同じ5”バレルのハンドガンP220スコーピオンと比較しながら、Rattlerがどのような魅力を持っているのか、実際に撃って検証する。
・システム バディショウスキーを搭載したドイツの高級ハンドガンHSP701
1980年代から90年代にかけて、西ドイツからユニークなダブルアクションオートが供給されていた。システム バディショウスキーと呼ばれる独自のディレイドブローバックメカを搭載したシンプルかつ高品質な製品だったが、ハンドメイドで生産数は極端に少なく、その存在はほとんど知られることはなかった。時代の変化にほとんど適応することなく、静かに消えていってしまったのがHSP 701とMod.PP10だ。こんな魅力的なモデルがかつて存在したという事実は、しっかりと未来に語り継いでいきたい。
米軍MHSコンペティションの覇者…のエアガン! SIG SAUER P320 M17 4.5mm CO2
米軍がP320をM17として採用して間もなく2年が経過する。そのオリジナルメーカーSIG Sauerが最近M17のエアガンを発売した。SIGは以前からASP(アドバンスド スポート ペレット)と称して4.5mm口径のCO2エアガンを発売していたが、どれもちょっとディテールの詰めが甘い、魅力に乏しい製品だった。しかしこのM17は一味も二味も違う、魅力にあふれたブローバックガンに仕上がっている(日本では実銃扱い)。
SIG SAUER M17コメモラティブモデル
西部開拓時代の軍用拳銃 コルトシングルアクションアーミー
ガンヒストリールーム 49 日本の軍用拳銃を考える
アメリカ初の国産軍用拳銃ハーパーズフェリー
国別軍用ハンドガンリスト
カスタムルガーピストルキャリバーカービン
無可動実銃に見る20世紀の小火器119 ベクターCR21
マキシムシルバーマン モデル1896
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