現代林業3月号 目次
特集 川上・川下一体となって広がる民間型の再造林支援
特集1 再造林支援のしくみ
基金設立型から伐採・再造林一体支援型まで
編集部
まず再造林をめぐる全国動向を整理します。再造林の実績ですが、平成28年度では全国の民有林再造林面積は1万6502ha(林野庁整備課調べ)、これに対し立木伐採面積(主伐)は6万6943ha(林野庁計画課調べ)ですから、単純に計算すれば24.6%の再造林率となります。それぞれ対象データが別ですので、実際の再造林率にはなりませんが、全体の水準は分かります。
特集2 住宅メーカー直接支援型
タマホーム株式会社による造林支援のしくみと実績
タマホーム株式会社 工務本部 工務資材部
当社が提供する住宅の1棟あたりの国産材比率は74.1%(2018年7月時点、自社調べ)です。創業より日本の風土にあった家づくりを掲げる当社にとって、日本で育った木を日本で使用するという国産材への安心感、伐採期にある木を大量に使用し森の循環を促すという森林環境への貢献、新たな雇用創出による地域産業の活性化という地域社会への貢献を目指しております。
◆フォト・レポート ・・・・1
フィンランドでの森林療法の研修会
Forest Therapy Days in Finland 2018
上原 巌
木材トレンドを読み解く◆赤堀楠雄・・・32
働き方改革がもたらす新需要
より良いオフィスづくりを木材で
お役に立ちます! 最新研究紹介・・・・・・・・・・・・・・・・34
「天然更新による成林可否のチェックシート(愛知県版)の開発」スギノアカネトラカミキリによるヒノキ加害実態と被害対策技術の低コスト化
愛知県森林・林業技術センター 岩下幸平
立地条件やニホンジカ密度、伐採跡地チェックリストのデータから、どのような条件であれば天然更新完了基準を満たすかを評価した結果、チェック項目数が多ければ天然更新をより確実に達成できることを明らかにした研究成果と、それを基に作成した「天然更新による森林造成可否チェックシート」について、愛知県森林・林業技術センターの岩下幸平さんに紹介して頂きます。
佐藤宣子「自伐林業」探求の旅シリーズ◆愛媛県西予市編(後編)・・・40
どう磨く 自伐で利益を出す知恵と技
安全対策と人材育成 自伐林家の普及活動
世界の林道から考える その役割と技術体系、管理手法◆酒井秀夫・・・50
第3回 林道の位置づけと役割〈3〉―オセアニアの林道
オーストラリア連邦政府は、林道規程のようなものは特に定めてはいませんが、Austroads協会が道路計画、プログラム、自治体との関係、線形、施設、安全性、交通管理、輸送、コンプライアンスなど、道路全般に関わる指針を示したり、レポートを公表したりしており、その影響はニュージーランドにもおよんでいます。
林研グループが応援します!◆愛媛県/北条林業研究会・・・・・56
「高縄山系森の恵みプロジェクト」の推進
普及員実践日誌◆長崎県 石川 元・・・・・・56
天然・温泉乾燥ヒノキの内装材開発、販路開拓を支援!
~五島ヒノキ材の“ウリ”はなんだ!? 五島の小さな製材所でできること~
レポート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60
林業×ITハッカソンは職場のモチベーションをあげられるか?
喜多耕一
北海道では「林業☓ITハッカソン」が開催されています。「北海道第一次産業ハッカソン」というボランティア団体の主催で、今年で5回目になります。2016年の様子は現代林業2016年12月号、2017年の様子は現代林業2017年12月号で紹介していますので、そちらを参照してください。2018年の林業☓ITハッカソンは、8月18日から19日に北海道津別町でアイデアソン、9月15日から16日に札幌市でハッカソンという2部構成で行いました。(https://www.do-hack.org/)
チャレンジする林業現場の課題を追って・・・・・・・・・・68
第70回 地域に必要とされる林業事業体を目指して
~建設会社による森林経営への取り組み~
戸根伸剛
ハートでつなぐ普及の原点 ナカシマアヤの“その時現場が動いた!”・・・72
第18回 住民参加型活動支援で見えてきたもの
「信頼関係を構築し、自主性を尊重する」
法律・税務・制度相談室・・・・・・・・・・・・・76
不動産登記から林地の所有者を調べるには、どうしたらいいですか?
鈴木慎太郎
●日本林業アーカイブス 伐木運材技術の記憶◆井上日呂登・・・・・9
橇引そりびき
●わがまち木造自慢
久留米アリーナ(福岡県久留米市)・・・・49
●読者のお悩み相談・・・・・・・・74
緑の雇用の集合研修講師として打診を受けたが、正直不安です。
安田 孝
●ひろば・・・・・・・・・・・・・・・・76
●表紙の人 菊池文香さん 南佐久南部森林組合(長野県)・・・・80
●表紙 岩渕光則
●フォト 上原 巌
現代林業の内容
- 出版社:全国林業改良普及協会
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月15日
最新の林業動向を現場目線で分かりやすく
「現場主義」をモットーに、林業のトレンドをリードする業界誌として、長きにわたり「オピニオン+情報提供」を展開してきた林業専門誌です。林業事業体や行政担当者などの林業業界関係者が知りたいトレンドや話題のテーマ等について、丁寧な現場取材等を通じて分かりやすく紹介しています。目玉となる「特集」では、林業の自立経営、地域レベルでの林業経営、森林経営計画、木質バイオマス、人材育成、地域材戦略など、タイムリーな時事テーマを取り上げています。
また、連載コーナーでは、最新研究紹介や木材トレンド、木造施設紹介など多岐にわたるテーマを用意し、現場目線で、激動する林業について、様々な可能性を広げていくきっかけとなる雑誌を目指しています。
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