〔特集〕
感情を科学する
人々の意思決定や相互関係に影響を与える感情。感情があるから、うまくできることもあれば、感情に振り回され失敗することもあります。喜怒哀楽をコントロールするコツとは? 感情にとらわれすぎないためには? 今回は、自身のパフォーマンスを左右する感情をテーマにした特集『感情を科学する』です。
●CONTENTS 1
相手を観察し感情を読めば人間関係はグッと楽になる
俳優 橋爪淳
多くの人は、「演技とは自分自身を表現すること」だと思っている。しかし、数々のドラマや映画、舞台に出演し、長きに渡って活躍してきた俳優の橋爪淳さんは、「演技の第一歩は、自分ではなく相手に意識を向けること」だと語る。彼の真意はどこにあるのか。そして、そのメソッドを日常生活に応用することで、職場や家庭の人間関係はどのように改善できるのだろうか。
●CONTENTS 2
「妬み」の仕組みを知って成長の糧に
学習院女子大学 国際文化交流学部 教授 澤田匡人
妬みは悪い感情として、世間ではあまり良い印象を持たれていない。悪い感情を持たない方法を指南する書籍さえ世の中には存在する。しかし、妬み研究の第一人者で学習院女子大学国際文化交流学部教授の澤田匡人氏によると、妬みは痛みの一つではあるものの、仕組みを知れば成長の糧にすることができる感情だという。
●特別企画
新入社員研修担当者座談会 若手のポテンシャルをどう引きだす?
人事コンサルタント 大内礼子
株式会社ニュー・オオタニ 人事総務部 能力開発課 課長 杉井志帆
株式会社電通国際情報サービス 人材戦略本部 人事部 人材・組織開発グループ 飯島仁
株式会社電通国際情報サービス 人材戦略本部 人事部 人材・組織開発グループ 川谷友郎
コロナ禍で対面での集合研修が難しくなるなど、ここ数年、変化の多かった新入社員研修。若手のポテンシャルを引き出していくためには、どんな工夫が必要なのか。フリーランス人事であり、大学で講師を務める大内氏が聞き手となり、新入社員研修を担当してきた株式会社ニュー・オータニの杉井氏、株式会社電通国際情報サービスの飯島氏、川谷氏が語り合った。
[教育担当者インタビュー]
中長期のビジョンを描き、働きがいにあふれる職場をつくる
株式会社クエスト
設立から50年以上の歴史を持つ株式会社クエスト。独立系IT企業として着実な成長を続けてきた会社だ。2019年度、同社は長年の目標値であった売上100億円を達成。将来の飛躍を見据え、中長期ビジョン「Quest Vision2030」の策定および経営理念体系の再定義に着手した。中長期的な視点での職場づくり、そしてビジョンを達成するための人事のあり方とは――。
[人事のプロ柴田励司プレゼンツ その道のプロに聞く!]
これからのビジネスに必要となる「脳の使い方」と「コミュニケーション」とは
株式会社IndigoBlue 代表取締役会長 柴田励司 × 株式会社感性リサーチ 代表取締役社長 黒川伊保子
「人事のプロ」が別領域のプロに話を聞くスペシャル対談も、今回で最終回。米系コンサルティング会社マーサージャパン社長、カルチュア・コンビニエンス・クラブ代表取締役COOなどを歴任し、現在は次世代リーダーの発掘と育成支援を手掛ける柴田励司氏が、人工知能研究者の黒川伊保子氏と熱く対話します。
[イチオシ講師]
後悔する前に知ってほしい、患者さんたちが教えてくれた「人生で大事なこと」
生活習慣研究所 所長 森山佐恵
失ってから気づく、健康のありがたみ。「もっと早く気づけないものか」という思いで看護師と講演家のダブルワーク生活を20年以上続けてきた生活習慣研究所の所長、森山佐恵氏。看護師生活40年のなかで出会ったたくさんの患者から教わった「人生で大事なこと」をメッセンジャーとして伝え続けてきた。ストレス社会をエネルギッシュに生き抜く術を森山氏に学ぶ。
[レギュラーコンテンツ]
研修講師リレーコラム -第34回- 水谷昭彦
ノビテクマガジン主催 講演会開催のお知らせ
編集後記/次号予告