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最 新 内 容 2018年秋号(2018年10月1日 発行)
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◆特集◆
地域高齢者の「かくれフレイル」を未然に防ぐ
重症化予防の栄養評価実践ガイド
2025年を目前にした今、医療・介護の大きな課題の1つがフレイル対策だ。しっかりと食べて歩き、寝たきりの予防につながる介護予防の実践が地域包括ケアシステムのなかで求められている。
しかし、在宅には自らが低栄養のリスクがあることを知らないまま生活している高齢者が多数いる。
それらのいわゆる「かくれフレイル」をどう見つけて介入すればいいのか? さまざまな事例から考えていく。
【解説1】
「かくれフレイル」ってなに?
~自分では気づかない“虚弱”が招く負のスパイラル~
水野英彰 氏(医療法社団 悦伝会 目白第二病院 副院長/外科部長)
【解説2】
「かくれフレイル」と生活環境
~森を見て木の状態を考える栄養学のススメ~
近藤克則 氏(千葉大学予防医学センター 社会予防医学研究部門 教授/国立長寿医療研究センター老年学・社会科学研究センター 老年学評価研究部長)
【実践「かくれフレイル」の見つけ方①】
栄養スクリーニング加算(様式)実践ガイド
髙橋樹世 氏(社会福祉法人豊島区社会福祉事業団 企画経営課 栄養担当係長)
【実践「かくれフレイル」の見つけ方②】
MNA®-SF 実践ガイド
髙﨑美幸 氏(医療法人社団 三喜会 鶴巻温泉病院 栄養サポート室 室長)
【Zoom up】
栄養ケア・ステーションを活用しよう
田中弥生 氏(関東学院大学 栄養学部 教授)
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●特別企画
CKD診療ガイドライン改訂で指導内容が変わる!?
地域で実践!
結果につなぐ減塩指導
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●スペシャル対談 今こそ地域を語ろう from 東京都東村山市
ダブル改定の追い風を受け
地域包括ケアの帆を上げよう
西村一弘 氏
(公社)東京都栄養士会 会長/(公社)日本栄養士会 理事
(社福)緑風会 緑風荘病院 栄養室顧問
細江 学 氏
東村山市南部地域包括支援センター
主任ケアマネジャー
●Leader’s Interview
The Changing Person~在宅を決意した私~ vol.2
患者さんと一緒に笑ったり泣いたりできる
それが何よりも尊い経験になっている
矢治早加 氏
医療法人社団明正会(東京都墨田区) 在宅訪問管理栄養士
●在宅ミールをご紹介!
栄養士に学ぶサポートレシピ
監修 中村育子 氏
(福岡クリニック在宅部 栄養課 課長)
●The Opinion「地域と栄養」
職人芸の技が演出する適塩な京料理の至福
八田 告 氏
(医療法人八田内科医院 院長/近江八幡市立総合医療センター腎臓センター顧問)
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●地域を知る、明日が見える 地域栄養経営講座
地域栄養経営講座① 地域栄養マーケティング
ヘルスケア時代に突入した今
時流に合った管理栄養士として地域社会に貢献しよう
今西信幸 氏
(日本チェーンドラッグストア協会 事務総長)
地域栄養経営講座② 介護食品の基礎と応用
ユニバーサルデザインフードって何?
~その誕生と活用法について~
藤崎 享 氏
(日本介護食品協議会 事務局長)
地域栄養経営講座③ 行政栄養士の取り組み
地域連携重症化予防は日々の健康づくりから
医療分野との連携が地域住民の健康を支える
新井 今日子 氏
(埼玉県秩父郡小鹿野町保健課 健康増進担当 主任管理栄養士)
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●地域栄養のトップランナー
薬樹株式会社 [第2回]
減薬で健康をサポート ~心にも寄り添える管理栄養士をめざして~
●ストアーダイエティシャンのお仕事拝見 [第1回]
神宮寺 真帆 氏
(株)千葉薬品 ファーマシー営業部
街のほけん室グループ 管理栄養士
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次 号 予 告 2019年冬号
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◆特集◆
団塊の世代にどうアプローチする?
重症化予防につなぐ3つのキーワード
日本の人口の最大ボリューム層となる団塊の世代。現在、60代後半に当たる彼らは、糖尿病患者の最大ボリューム層でもあり、糖尿病重症化世代とも言える。そして、糖尿病が重症化して日常生活動作が低下し、数年後にフレイルを発症。さらにフレイルが進行して寝たきりになることが予想される。団塊の世代の寝たきり予防のために何をすべきか? 糖尿病・フレイル・摂食嚥下障害の3つのキーワードから考える。
地域栄養経営の内容
- 出版社:日本医療企画
- 発行間隔:季刊
最期まで口から食べ、自分の足で歩く。地域の重症化予防の取り組みを栄養でマネジメントしていく
在宅高齢者が地域の中で安心して暮らしていくためには、以下3つが喫緊の課題です。①誤嚥性肺炎による入院の予防。②フレイルの発症予防。③慢性疾患の重症化予防。いずれにおいても栄養管理がカギとなってきます。ただし、その使命を担うのは病院・介護施設の管理栄養士だけではありません。地域の予防事業に取り組む行政の担当者、あるいは保険薬局に勤務する方など、住民に近い場所で働く皆様が重要な役割を果たします。各ステージで働く皆様が連携し、地域の健康課題解決に向けて栄養管理をマネジメントしていくためには何が必要か?この「地域栄養経営」の実践に不可欠な情報を発信していきます。
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