日本の古代氏族で、色々語られることの多い「秦氏」だが、「秦氏」の先人は応神天皇の御代に、朝鮮半島から移住した「弓月君と百二十県の人夫」とされている。この時代の日本列島と朝鮮半島と中国大陸の間で、何が起きていたのか。『日本書紀』に記される年代を西暦に変換して考察すると、驚くべき可能性が浮かび上がった。今号は、これまでの集大成と言える一冊。特集で指摘している可能性を、共通文化圏の各地域に住む有志と考察していくことができれば、この文化圏の歴史と人流の変遷を、後世にわかりやすく伝えられるようにできるかもしれない。
かつての世界は、線で区切られてはいなかった。古代の日本と中国の人流を理解することができれば、日本人は日本の歴史と文化を深く知ることができるはず。そしてそれを知った中国人であれば、共通文化圏で異なる進化を遂げた日本文化の中に、中華文化の本質を見出す事ができるかもしれない。日本各地に移住していた「秦氏」と、日本中に「治水神」として祀られている中華文化圏最初の王「禹」。この繋がりを中國紀行CKRM的視点で考察し、旅を進める。
prologue 日本書紀の文
香取神宮
prologue 日本書紀の文
息栖神社
鹿島神宮
一之宮貫前神社
蓑毛大日堂
高鴨神社
鴨都波神社
葛木御歳神社
天塚古墳
養蚕神社(蚕ノ社)
賀茂御祖神社(下鴨神社)
大悲閣千光寺
epilogue 「天」と周王朝
カフェテラスで漢詩を
茶旅する――初めてのネパールを行く
音楽と詩に帰す
シルクロードの真珠 蘭州の麺文化
エントゥサレ
詩経の世界へいざ、now
ゆいとなほの勝手に華流応援団!
702志異