美術手帖 発売日・バックナンバー

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1,676円
◆○
○◆ 特集 新世代アーティスト宣言! ~ 新時代を担うアーティストたちは、今、何を思うのでしょうか?

2010年を迎えた現在、日本のアートは新しいステージへ向かい動き出しています。今回の
特集は3つのパートで構成。
パート1では、制作活動や日々の出来事、現代の社会に対する思いを14人のアーティストに
彼ら自身の言葉でつづってもらいました。
パート2では、世界に向けて発信される作品について60人による誌上プレゼンテーションが
展開されます。特別寄稿として、ゼロ年代へのカウンター「カオス*ラウンジ」もフィーチャー。
さらにパート3では、キュレーターと批評家がこれからの10年について語る座談会を収録。


彼らのアクチュアルな発言の集成から、次代のアートシーンが見えてくる。


~*~*~ 目次 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


パートⅠ. 新世代アーティスト宣言!

Chim↑Pom / 金氏徹平 / 泉太郎 / 名和晃平 / 高木こずえ / 坂本夏子
/ 千葉正也 / 若木くるみ / 佐藤玲 / 山川冬樹 / 快快 / 喜多順子
/ 田中功起 / 半田真規


パートⅡ. 私の作品を世界に問う!

作品の形態、そこに込められた思いやコンセプトは、アーティストの数だけ存在します。
パートⅡで登場するのは、日本を拠点に活動する新進気鋭の60人。彼らが今生きるこの世
界のなかで、作品をつくり続ける理由とは?

相川勝 / 天野亨彦 / Antenna / 阿波野由起夫 / 万代洋輔 / 福永大介
/ 後藤輝 / 橋本聡 / 早川祐太 / 彦坂敏昭 / ヒョンギョン / 市川孝典
/ 今津景 / 伊藤彩 / 徐美姫 / 利部志穂 / 神村恵 / 苅谷昌江
/ 樫木知子 / 加藤翼 / 河井美咲 / 風間サチコ / 貴志真生也 / 小林史子
/ 荒神明香 / 小牟田悠介 / 小山泰介 / 栗山斉 / 桑久保徹 / 増本泰斗
/ 松田啓佑 / 松田修 / 松村有輝 / 三家俊彦 / 宮永亮 / 村田宗一郎
/ 長浜徹 / 西澤諭志 / 丹羽良徳 / 大庭大介 / 大野智史 / ロバート・プラット
/ 笹山直規 / 佐藤万絵子 / SHIMURABROS. / 鈴木ヒラク / 田口和奈 / 田口行弘
/ 谷口真人 / 手塚夏子 / 薄久保香 / うつゆみこ / 和田永 / 渡辺泰子 / 八木良太
/ 山本桂輔 / 山本竜基 / 山城知佳子 / 山下麻衣+小林直人 / 淀川テクニック


「カオス*ラウンジ」とは何か? ~ ネットワーク・キャラクター・コミュニケーション

今年4月、東京・日比谷の一角にあるアートスペース「高橋コレクション日比谷」に突如出
現した異色の空間。アニメやインターネット上の匿名的なイラストを引用した作品群は、
TwitterやUstreamなどのウェブ・サービスを通じて物議を醸した。ゼロ年代から覆い隠さ
れたネットワーク時代の表現が、今、世界を席巻し始める。


パートⅢ. 【 座談会 】2010年代はどこへ向かうのか?

藪前知子 / 保坂健二郎 / 粟田大輔 / 沢山 遼

2010年現在の日本から、これから先どんな10年代が生み出されていくのか?もの派からマ
イクロポップまでの現代美術史と、「変性態」や「カオス*ラウンジ」など最新のトピック
を通して見えてくる状況を、美術館と美術批評の領域で活躍する、4人の新鋭が語る。


1,676円
◆○
○◆ 特集 Ⅰ ティルマンス&エグルストン 、 Ⅱ 写真のエロス

溢れかえるイメージと情報の洪水の中から浮き立ち、人の目と心を覚醒させる、稀有な写
真家たちがいる。彼らの写真に漲るユニーク&プレシャスな魅力とは何か?アート写真の
最高峰に二つの視線から迫る―。


~*~*~ 目次 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


Ⅰ. ティルマンス&エグルストン

アートとしての写真表現、その最前線にそびえたつ2大巨星、ヴォルフガング・ティルマン
スとウィリアム・エグルストン。今夏のロンドンと東京での大型個展を記念して、彼らそ
れぞれの傑作の変遷から最新作までを徹底解剖する!

■ヴォルフガング・ティルマンス

〈写真の今〉を変えた〈巨星の今〉

1990年代、時代の文化と芸術を牽引する旗手として、あたらしい写真表現の可能性を切り
拓いたヴォルフガング・ティルマンス。2000年代から2010年代へ、いっそうしなやかで強
靭な世界へと磨き上げられた近年の名作から見ていこう。

傑作&キーワードで辿るティルマンスのすべて【講義 清水 穣】

ティルマンス芸術の2つの本質「連続性」と「フレーム」 / 「連続性」のエロスとユー
トピア / 「フレーム」の政治性とは何か? / 「現在」と「永遠」新たなる凝視


インタビュー ウィズ ティルマンス “シンプルな素材が、まるで別の何かに変容する
瞬間を、求めているんです”



■ウィリアム・エグルストン

色彩の官能・日常の狂気

1976年、ニューヨーク近代美術館で行われた個展で、それまでモノクロ写真が中心だった
写真界に初めてカラー写真の芸術性を知らしめた、エグルストン。「ニュー・カラー」の
先駆者の現在までの作品を紹介する。

傑作&キーワードで辿るエグルストンのすべて【講義 飯沢耕太郎】

「ニュー・カラー」の寵児?それとも…… / 「南部性」という特異さ / モダニス
ト?あるいはポストモダニスト?


インタビュー ウィズ エグルストン “絵画理論をカラー写真に応用すること。それが
僕のやったことだ”



Ⅱ. 写真のエロス

現代の「オルタナティブなエロスのかたち」をスペシャル・フィーチャー。「BEAUTY AND
YOUTH」をテーマに、6人の写真家による、みずみずしい「魅惑の官能世界」へ―。

ライアン・マッギンリー / アリ・マルコポロス / 鷹野隆大 / スティーヴン・
ギル / 中島大輔 / エディ・スリマン

1,676円
◆○
○◆ 特集 ディック・ブルーナの謎 ~ ミッフィー誕生から55年

半世紀を超える創作の中でつくられた120冊の絵本をみていくとき、そこにはブルーナが忍
び込ませたかのような「謎」の一端に気づかされることがある。ミッフィーの作者という
だけでは語りつくせない、その謎の正体とはいったい何か?


~*~*~ 目次 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


Ⅰ. インタビュー 『ブルーナが新作絵本を語る』

Ⅱ. ディック・ブルーナ事典

ペーパーバックの時代 / デザインのセオリー / ブルーナ・スタイルの形成 /

モダンアートからの影響 / 絵本の制作方法 / 絵本の表現スタイル / キャラク

ターを通して感じる作者の素顔 / ストーリーの秘密に迫る / 発見のよろこびを子

どもたちに / ディック・ブルーナの人生と仕事


Ⅲ. 付録・特製スケッチブック

Ⅳ. ピクチャーブックス 1953-2009(全絵本紹介)

Ⅴ. アーティストとデザイナーが語るディック・ブルーナ

祖父江慎 / 菊地敦己 / 町田久美


Ⅵ. ブルーナの故郷 ユトレヒトを訪れて

Ⅶ. 松井直インタビュー ~ ブルーナを日本に紹介した編集者




1,676円
◆○
○◆ 特集 森村泰昌 ~ 20世紀へのセルフポートレイト

「美術史になった私」から「20世紀になった私」へ―。
21世紀になり変貌を遂げた森村泰昌のなかでは、なにが起こっていたのか。その《なにも
のかへのレクイエム》が、2010年、ついに完結を迎える。歴史の深淵からなにかを掴んで
戻ってきた彼はいま、「なにもの」になったのか?



~*~*~ 目次 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


Ⅰ. 「なにものかへのレクイエム」でたどる20世紀 ~ 解説 森村泰昌

Ⅱ. “チーム・モリムラ”制作ドキュメント

Ⅲ. スペシャル・トーク① 鈴木邦男 & 森村泰昌

Ⅳ. スペシャル・トーク② 坪内祐三 & 森村泰昌

Ⅴ. 作品でたどる森村泰昌の歴史

Ⅵ. テキスト

◆暴かれた秘密 ― 三島由紀夫の場合 / 冨澤治子

◆「私」という贈与 / 椹木野衣

◆擬態とまなざし / 斎藤 環
2,095円
◆○
○◆ 特集 現代アーティスト・ファイル ~ 1980年から2010年まで

1980年から2010年へ―。現代アートの〈歴史〉と〈今〉をつくりだしてきた、世界の最重
要アーティスト140人(組)を1冊に集大成しました。

「現代アート」と一口に言っても幅広い。デュシャンやウォーホルから2000年代の作り手
まで、頭に浮かぶ作者は様々。あるいは「コンテンポラリー・アート(同時代のアート)」
と言えば、ポップ・アートくらいから、1960年代頃からでしょうか。今の時代のアートの
基盤ができたという意味で、「同時代の始まり」かもしれません。そして、それが「私た
ちの生きるこの時代のアート」として、よりリアルに〈今〉と直結してくるのは、1980年
代頃から、この30年ほどのことでしょう。

本特集では、この30年間の世界のアートシーンを振り返って、1970年代半ば以降にデビュ
ーした作家と、この時代に初めて本格的に国際的なシーンに登場した作家の中から、コン
テンポラリー・アートのフロンティアを切り拓き、世界をリードする活躍を見せた作家た
ちを、厳選して紹介いたします。



~*~*~ 目次 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


Ⅰ. 〈現在形のアート〉を築く巨星たち

Ⅱ. 6つのテーマでたどる現代アーティスト案内

◆絵画のヴァリエーション

◆アート化する写真

◆映像の多様化

◆スカルプチャーの核心

◆ネオ・コンセプチュアリズムの展開① ~ 1970年代末~1990年代初頭のインスタレーション&プロジェクト

◆ネオ・コンセプチュアリズムの展開② ~ 1990年代初頭~2000年代のインスタレーション&プロジェクト


Ⅲ. 現代アートのグランドマップ 1980 ― 2010


取り上げた作家 一覧

AI Weiwei 艾未未 アイ・ウェイウェイ
AIDA , Makoto 会田誠
AITKEN, Doug ダグ・エイケン
AKERMAN, Chantal シャンタル・アケルマン
ALTHAMER, Pawe? パヴェウ・アルトハメル
ALY?S, Francis フランシス・アリス...P102
BALDESSARI, John ジョン・バルダサーリ
BALKENHOL, Stephan シュテファン・バルケンホール
BANKSY バンクシー
BARNEY, Matthew マシュー・バーニー
BASQUIAT, Jean-Michel ジャン=ミッシェル・バスキア
BOCK, John ヨーン・ボック
BOLTANSKI, Christian クリスチャン・ボルタンスキー
BLECKNER, Ross ロス・ブレックナー
CAI Guo-Qiang 蔡國強 ツァイ・グオチャン
CAO Fei 曹斐 ツァオ・フェイ
CALLE, Sophie ソフィ・カル
CARDIFF, Janet & MILLER, George Bures ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー
CATTELAN, Maurizio マウリツィオ・カテラン
CHAPMAN, Jake & Dinos ジェイク&ディノス・チャップマン
CLARK, Larry ラリー・クラーク
CLEMENTE, Francesco フランチェスコ・クレメンテ
CRAGG, Tony トニー・クラッグ
CREED, Martin マーティン・クリード
CURRIN, John ジョン・カリン
DELLER, Jereny ジェレミー・デラー
DEMAND, Thomas トーマス・デマンド
DIJKSTRA, Rineke リネケ・ダイクストラ
DOIG, Peter ピーター・ドイグ
DOUGLAS, Stan スタン・ダグラス
DUMAS, Marlene マルレーネ・デュマス
DURANT, Sam サム・デュラント
DURHAM, Jimmie ジミー・ダーラム
ELIASSON, Olafur オラファー・エリアソン
ELMGREEN, Michael & DRAGSET, Ingar ミカエル・エルムグリーン&インガー・ドラグセット
EMIN, Tracey トレイシー・エミン
ERLICH, Leandro レアンドロ・エルリッヒ
FABRE, Jan ヤン・ファーブル
FAROCKI, Harun ハルン・ファロキ
FISCHER, Urs ウルス・フィッシャー
FISCHLI, Peter & WEISS, David ペーター・フィッシュリ&ダヴィッド・ヴァイス
FRIEDMAN, Tom トム・フリードマン
FRIZE, Bernard ベルナール・フリーズ
GENZKEN, Isa イザ・ゲンツケン
GILLICK, Liam リアム・ギリック
GOBER, Robert ロバート・ゴーバー
GOLDIN, Nan ナン・ゴールディン
GONZALEZ-FOERSTER, Dominique ドミニク・ゴンザレス=フェルステル
GONZA?LEZ-TORRES, Fe?lix フェリックス・ゴンザレス=トレス
GORDON, Douglas ダグラス・ゴードン
GORMLEY, Antony アントニー・ゴームリー
GRAHAM, Rodney ロドニー・グレアム
GURSKY, Andreas アンドレアス・グルスキー
HAMMONS, David デヴィッド・ハモンズ
HARRISON, Rachel レイチェル・ハリソン
HATOUM, Mona モナ・ハトゥム
HIRSCHHORN, Thomas トーマス・ヒルシュホルン
HIRST, Damien デミアン・ハースト
HO?LLER, Carsten カールステン・ヘラー
HOLZER, Jenny ジェニー・ホルツァー
HONERT, Martin マルティン・ホナート
HUANG Yong Ping 黄永 ホアン・ヨンピン
HUME, Gary ギャリー・ヒューム
HUYGHE, Pierre ピエール・ユイグ
KABAKOV, Ilya & Emilia イリヤ&エミリア・カバコフ
KAPOOR, Anish アニッシュ・カプーア
KAWAMATA Tadashi 川俣正
KELLEY, Mike マイク・ケリー
KENTRIDGE, William ウィリアム・ケントリッジ
KIEFER, Anselm アンゼルム・キーファー
KIM Sora / GIMHONGSOK キム・ソラ/ギムホンソック
KIPPENBERGER, Martin マルティン・キッペンベルガー
KOONS, Jeff ジェフ・クーンズ
KRUGER, Barbara バーバラ・クルーガー
LAIB, Wolfgang ヴォルフガング・ライプ
LEE Bul イ・ブル
LEONILSON レオニウソン
LEVIN, Sherrie シェリー・レヴィーン
MAPPLETHORPE, Robert ロバート・メイプルソープ
MAREPE マレッペ
MCCARTHY, Paul ポール・マッカーシー
MCQUEEN, Steve スティーヴ・マックィーン
MESSAGER, Annette アネット・メサジェ
MORIMURA Yasumasa 森村泰昌
MUECK, Ron ロン・ミュエック
MURAKAMI Takashi 村上隆
NARA Yoshitomo 奈良美智
NESHAT, Shirin シリン・ネシャット
NETO, Ernest エルネスト・ネト
NICOLAI, Carsten カールステン・ニコライ
ODANI Motohiko 小谷元彦
OFILI, Chris クリス・オフィリ
OPIE, Julian ジュリアン・オピー
OROZCO, Gabriel ガブリエル・オロスコ
OURSLER, Tony トニー・アウスラー
OWENS, Laura ローラ・オーウェンス
PARDO, Jorge ホルヘ・パルド
PAYNE, Oliver & RELPH, Nick オリヴァー・ペイン&ニック・レルフ
PETTIBON, Raymond レイモンド・ペティボン
PEYTON, Elizabeth エリザベス・ペイトン
PRINCE, Richard リチャード・プリンス
QUINN, Marc マーク・クイン
REHBERGER, Tobias トビアス・レーベルガー
RIST, Pipilotti ピピロッティ・リスト
RITCHIE, Matthew マシュー・リッチー
RHOADES, Jason ジェイソン・ローズ
RUFF, Thomas トーマス・ルフ
SCHNABEL, Julian ジュリアン・シュナーベル
SCHNEIDER, Gregor グレゴール・シュナイダー
SCHU?TTE, Thomas トーマス・シュッテ
SCULLY, Sean ショーン・スカリー
SHERMAN, Cindy シンディ・シャーマン
SHONIBARE, Yinka インカ・ショニバレ
SIERRA, Santiago サンチャゴ・シエラ
SMITH, Kiki キキ・スミス
SONE Yutaka 曽根裕
STARLING, Simon サイモン・スターリング
SUGIMOTO Hiroshi 杉本博司
SUGITO Hiroshi 杉戸洋
SUH Do Ho スゥ・ドーホー
SZE, Sarah サラ・ジー
TAYLOR-WOOD, Sam サム・テイラー=ウッド
TILLMANS, Wolfgang ヴォルフガング・ティルマンス
TIRAVANIJA, Rirkrit リクリット・ティラヴァニャ
TOBIAS, Gert & Uwe ゲルト&ウーヴァ・トビアス
TROCKEL, Rosemarie ローズマリー・トロッケル
TUYMANS, Luc リュック・タイマンス
VIOLA, Bill ビル・ヴィオラ
WALL, Jeff ジェフ・ウォール
WALLINGER, Mark マーク・ウォリンジャー
WELLING, James ジェームズ・ウェリング
WEST, Franz フランツ・ヴェスト
WHITEREAD, Rachel レイチェル・ホワイトリード
WODICZKO, Krzysztof クシュシトフ・ウディチコ
XU Bing 徐冰 シュ・ビン
YANG Fudong 楊福東 ヤン・フードン
ZHANG Huan 張 ジャン・ホアン
ZITTEL, Andrea アンドレア・ジッテル


1,885円
◆○
○◆ 特集 日本イラストレーション史

語られてこなかった、もうひとつの「美術史」

時代の空気を色濃く反映し、大衆メディアとともに歩んできたイラストレーション。消費
され、ある時期が過ぎれば消えていくものであるからか、草創期から現代までの歴史を通
覧して語られる機会はあまりなかった。また広告やエディトリアルといったメディアと不
可分であることから、イラストレーションだけを切り離して語ることの困難さもあった。
そしてなにより海外からきたこの言葉の定義の解釈がイラストレーター個々によって違っ
ていたため、その世界は範囲を定めずに広がり続けることとなった。いま再び、「イラス
トレーションとは何か」を見つめなおしてみたいと思う。時代ごとにあげたキーワードと、
11名のイラストレーターの証言をもとに、時代時代の表現とそこから立ち現れる歴史に目
を向けてみよう。


~*~*~ 目次 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


Ⅰ. 1950年代 ― 60年代 ~ イラストレーションという概念が定着していった時代

【キーワード】 日宣美 / 東京イラストレーターズ・クラブ / 抽象・具象


早川良雄 / 山城隆一 / 山下勇三 / 粟津潔 / 灘本唯人 / 宇野亜喜良 / 大橋正

伊坂芳太良 / 和田誠 / 横尾忠則 / 柳原良平 / 柳生弦一郎 / 真鍋博 / 水田秀穂

松本秀実 / 亀倉雄策 / 田中一光 / 山名文夫

【インタビュー】 山口はるみ


Ⅱ. 1970年代 ― 1980年代 ~ メディアにのって、大量のイメージがあふれ出す

【キーワード】 年鑑日本のイラストレーション 70年代 / 同 80年代 / スーパーリアル / ヘタうま


毛利彰 / 及川正通 / 東君平 / 吉田カツ / 若尾真一郎 / 下田一貴 / 赤瀬川原平

長沢節 / 林静一 / 佐々木悟郎 / 小島武 / U.G.サトー / 蓬田やすひろ / 浅賀行雄

薙野たかひろ / 下谷二助 / 舟橋全二 / 鈴木英人 / 秋山孝 / 峰岸達 / 安西水丸

小野利明 / 影山徹 / 藤田新策 / 小森誠 / 東京工作クラブ / 仲條正義 / 井筒啓之

林恭三 / 小野トモコ / 大西洋介 / 斎藤雅緒 / ペーター佐藤 / 空山基 / 渡邊アキラ

瀬戸照 / 横山明 / 岡本博 / 山崎正夫 / 中村幸子 / 渡辺和博 / 三輪滋 / 河村要助

中ザワヒデキ / 霜田恵美子

【インタビュー】 矢吹申彦 / 永井博 / 滝野晴夫 / 湯村輝彦・タラ


Ⅲ. 1980年代(PART2) ~ イラストレーションがメディアを越境、アートの意味が分裂する

【キーワード】 コンペティション / キャラクター / エディトリアル / 絵本


谷口広樹 / 亀井洋子 / 高田理香 / ヒロ杉山 / 平澤一平 / 熊井正 / 伊藤桂司 / 原田治

山口マサル / 宮尾怜衣 / 田代卓 / 藤枝リュウジ / 松下進 / 北田哲也 / やなせたかし

加藤裕将 / 花森安治 / 大橋歩 / 堀内誠一 / 飯田淳 / 森本美由紀 / メグホソキ

長新太 / 井上洋介 / 太田大八 / 片山健 / 飯野和好 / 田島征三 / スズキコージ

荒井良二 / 酒井駒子 / ナカバン


【インタビュー】 日比野克彦 / ひこねのりお / 小林泰彦


山藤章二 / 風間完 / 合田佐和子 / 山崎英介 / 古川タク / 岩田専太郎 / 山本タカト

たむらしげる / 深津真也 / 太田螢一 / 南伸坊 / ヤギヤスオ / 本秀康 / スージー甘金

花くまゆうさく / 生賴範義 / 寺田順三 / 藤本将


Ⅳ. 1990年代 ― 2010 ~ イラストレーションはどこへ向かおうとしているのか?


白根ゆたんぽ / 100%ORANGE / エドツワキ / 上田三根子 / 師岡とおる / 横山裕一

カズモトトモミ / Shu-Thang Grafix / 網中いづる / 木内達朗 / 長崎訓子 / 川上和生

金子ナンペイ / ラジカル鈴木 / 田名網敬一 / 三嶋典東

【インタビュー】 坂崎千春


Ⅴ 長岡秀星 アメリカで輝く巨星


Ⅵ イラストレーション・ブック ガイド
1,676円
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○◆ 特集 コム デ ギャルソン ~ いまこそ、美しき反骨精神を身に着けよ!

今、コム デ ギャルソンを着るというのは、どういうことか?着る人間の意識を覚醒させ
変容させるファッションがある。作り手の強いメッセージに対して、まっすぐ対峙するこ
とを問われるような、しかし、ファッションと言うファンタジーを纏わせるような甘美さ
をあわせもった服―それがコム デ ギャルソンだ。


~*~*~ 目次 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


Ⅰ. 印刷物 ~ ビジュアルを通して伝える世界観

コム デ ギャルソンが印刷物に徹底したこだわりを見せるのはなぜか?
今年制作されたDMと、伝説になったマガジン『Six』を紹介する。


Ⅱ. スペシャル・ブックレット ARTWORK by COMME des GARCONS 全52ページ


Ⅲ. ファッション ~ 「誰も見たことのない未来の造形」

2010年春夏、最新コレクション「ADULT DELIQUENT」

1991-2009 作品群
「Lilith」「Hard & Forceful」「BODY MEETS DRESS,DRESS MEETS DODY」
「Tomorrow’s Black」「Chic Punk」「Wonderland」「Cacophony」「Cubism」
「Adult Punk」「Clustering Beauty」


Ⅳ. ショップ&エキシビション ~ 進化を続けるスピリットを表現する場所。

青山/神戸/大阪/京都/パリ/ニューヨーク/ロンドン


Ⅴ. 川久保玲 インタヴュー “自由と反骨精神が私のエネルギー源です。”

1,676円
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○◆ 特集 茶の湯の美 ~ 日本美の結晶―古くて新しい「美のココロ」

“茶の湯とはたゞ湯をわかし茶をたてゝのむばかりなる事と知るべし” 千利休

“茶の道。それは日々の雑多なものごとの中にひそむ美しさを深く愛すること。自分自身
を美しくしなければ、美しいものに近づく資格はない。美とともに生きた者だけが、美し
く死ぬことができる。” 岡倉天心「茶の本」

茶の湯、それは日本美の結晶する小宇宙。日常と非日常を往来し、「美」を見出して受け
とめるステージ。古くて新しい「茶の湯と数寄」、その心と美の秘密を探る。


~*~*~ 目次 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


Ⅰ. 千 宗屋 茶の湯の美のススメ

「日本の生活文化に息づく心と美の集大成、それが茶の湯です。」
三千家のひとつ、武者小路千家の時期家元、千 宗屋に「茶の湯の美と心」を聞く。



Ⅱ. 山口晃 茶の湯と数寄者の美学

当代きっての藝術家・山口晃による茶の湯と粋の考察。
「茶の湯と数寄」作品群、「すゞしろ日記」利休翁編、山口流“茶の湯考”エッセイ


Ⅲ. 茶の湯と数寄のイロハ・入門

500年近い歴史の中で磨き上げられてきた茶の湯の世界。それは、日本の美意識が結集した
「数寄=好き」の道でもある。「茶の湯の歴史から茶室や茶道具の見方まで、これだけは
知っておきたい、茶の湯と数寄のイロハ」の世界

・「茶の湯」の数寄と基礎知識

・千利休 / 古田織部 / 小堀遠州

・茶室

・書院、茶室、数寄屋への変遷

・数寄者とは

・桂離宮 / 大徳寺

・茶道具 見立てと取り合わせの美

・茶碗 見方、変遷、名椀図録

・佐川美術館 樂吉左衛門館・茶室 / 重森三玲庭園美術館


Ⅳ. 今に活かす茶の湯のココロ

今の時代を生きる私たちに、茶の湯の美は何を教えてくれるのか。現代の作り手、目利き、そのココロ。

・プロジェクト「茶の箱」

赤木明登 / 安藤雅信 / 内田鋼一 / 長谷川竹次郎 / ヨーガン レール

・ヤン窯、茶陶バトル ~ 新世代の陶芸家が生み出す茶陶

青木良太 / 新里明士 / 川端健太郎 / 桒田卓郎 / 原菜央 / 植葉香澄


・【対談】 村上隆 & 坂田和實 茶に想う……美と価値のパラダイムシフト




1,676円
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○◆ 特集 アーティストになる基礎知識 ~ 就職しない、自力で生き抜く!

アーティストとしてデビューするためには、いったい何が必要なのか?そして、アーティストとしての活動を続けるために大切なこととは?アートの世界で活躍する人々に、さまざまなました疑問を投げかけました。展覧会の開催方法やポートフォリオ作成などの具体的なアドバイスから、海外での活動方法や日々の暮しのあり方といった設計まで。プロフェッショナルたちのナマの体験談は、アーティストとしての人生を歩むためのヒントが満載。自力で生き抜く、生き続ける、その第一歩を踏み出そう!


~*~*~ 目次 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


Ⅰ. アーティストの生きる道 ~ 尊敬するあの人に若手アーティストが直撃!


・榎忠 ― 若木くるみ(聞き手)

・西野達 ― 岩井優(聞き手)

・名和晃平 ― 小牟田悠介(聞き手)


・桃井かおりの特別講義 in 女子美


Ⅱ. 実録!アーティストのセルフ・プロデュース術


・アーティストとして生きることとは? / 小山登美夫

・プレゼンテーションの方法とは? / 青田真也×青山|目黒、益村千鶴×neutron

・ポートフォリオ活用の極意とは? / 後藤繁雄、谷門彩子、深井佐和子

・作品撮影のコツとは? / 木奥惠三

・コンペティションの審査とは? / 岡本太郎現代芸術賞、写真新世紀、 ほか

・キャリアアップの方法とは? / トーキョーワンダーサイト

・海外経験の心得とは? / 小沢剛/曽根裕、平野薫、半田真規 ほか

・「地方」だからこそできる活動とは? / 藤浩志

・展覧会開催の道のりとは? / しりあがり寿、タナカカツキ、天久聖一、河井克夫、長尾謙一郎


Ⅲ. 日本の美術教育、徹底討論 ~ 鼎談 海老澤功×保科豊巳×村上隆


Ⅳ. 【保存版】アーティスト手帖

作品制作、展覧会準備、コンペや助成のカレンダーなど、
アーテイストとして活動するために、欠かせない基本情報を収録。
いつでもそばに置いてほしい、保存版の手帖です。











1,676円
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○◆ 特集 アウトローの美学 ~ 刺青・デコトラ・特攻服―受け継がれる傾奇者(かぶきもの)精神

我が国日本の誇るべき文化は、やわなオタク文化だけではない。オリジナルな美意識であ
るアウトローの美学は、長い歴史のなかで洗練され、独自の発展を遂げてきた。本特集では、
現代の武闘派絵師・天明屋尚の案内により、粋で男伊達な美学の系譜をあきらかにする。


~*~*~ 目次 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


Ⅰ. 男伊達宣言 ~ 天明屋尚

Ⅱ. アウトロー美学の系譜 ~ 日本美術史に連なる現代の男伊達な文化

Ⅲ. 日本アウトローの歴史 ~ 婆娑羅、傾奇者から暴走族、ヤンキーへと連なる系譜

Ⅳ. 刺青という美

Ⅴ. 絵金祭り

Ⅵ. アウトロー・カルチャー・ガイド


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1,676円
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○◆ 特集 伊勢神宮 ~ 日本の聖地 再発見!!

武家出身でのちに出家して仏門に入った歌人、西行(1118~1190)が、伊勢神宮を
訪れた際に詠んだという有名な歌がある。

“何ごとの おわしますかは 知らねども かたじけなさに なみだこぼるゝ”

何がいらっしゃるかはわからないが、ありがたさに涙がこぼれる―
たとえ信じるものが異なろうと、自然と心をうたれてしまう尊さ。太古から現在まで、
人々を惹きつけてやまない日本の聖地を特集する。


~*~*~ 目次 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


Ⅰ. 【OPENING VISUAL】香椎由宇と行く伊勢神宮

Ⅱ. 伊勢神宮の基本Q&A

Ⅲ. 式年遷宮の心

Ⅳ. 伊勢神宮と神々の美術

Ⅴ. お伊勢参りの旅案内

Ⅵ. 空虚と反復 伊勢神宮を訪ねて

Ⅶ. 熊野とは、何処なのか



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1,676円
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○◆ 特集 アウトサイダー・アートの愛し方 ~ 「アートの常識」を超えろ!

“アウトサイダー・アート”ってどうスゴイのですか?つまりはどんなアートのことですか?

それは「ふつう」の美術の歴史や常識、文化の因襲をを超えたアートのすべてです。
具体的にいうと、唯一無二の個性を誇るアマチュア作家から、エキセントリックな独学者、
精神病者、知的障害者、幻視者…等々まで、多種多彩な作り手たちによるアートです。
決まったルールもスタイルもありません。これまでのアートのシステムや文脈の内部にある
「メインストリーム」のアートを対極に想定し、裏側から照らし返すもの、いわば「正統派」
に対する「アンチ」、「優等生」じゃなく「異端児」とでもいいましょうか。
それは、「文化によって汚されていないピュアな芸術」のこと。それぞれの作り手個人の
内側から生まれる動機(モチベーション)と独創性(オリジナルな魅力)をもつ表現。
アウトサイダー・アートとは、“反文化(アンチカルチャー)”の理想による「アートの
解放宣言」なのです。


~*~*~ 目次 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


1.アウトサイダー・アートの基礎知識

Ⅰ. キーワードで巡るアウトサイダー・アートの花道

Ⅱ. 王国の10大巨匠は誰だ!?

Ⅲ. ルーツと展開 ~ アウトサイダー・ワールド分析MAPPING

Ⅳ. おさらい放談 もっと自由にアウトサイダー・アートを愛する方法


2.もっと愛するための実践術!

Ⅰ. アロイーズ 恋する女

Ⅱ. 私の、アウトサイダー・アートの愛し方 茂木健一郎/山崎ナオコーラ

Ⅲ. アール・イマキュレ宣言 中沢新一

Ⅳ. 今、日本でアウトサイダー・アートに関わる、ということ



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◆○
○◆ 特集 一夜漬け日本美術史

知識があってもなくても楽しめる、それが日本美術の歴史です。まずは、たくさんの作品
に触れて、自分なりに体感するのが第一歩。続いて作品やアーティストの関係性を学んで
いくと、さらに世界は大きく広がる!そういうステップアップの方法を、美術史家・山下
裕二センセイが独自に指南。いかめしい学術書とは真逆の、美味しいとこ取りで、日本美
術史を楽しく学ぶ、新感覚ガイドです。


~*~*~ 目次 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


1.【一ヵ条】日本美術を体感せよ!

2.【二ヵ条】美術館にまずは行く!

3.【三ヵ条】好きなアーティストを発見せよ!

4.【四ヵ条】本物をじっくり見よ!

5.【五ヵ条】日本美術の歴史を学べ!


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◆○
○◆ 特集 NUDE 篠山紀信 ~ だれが“ハダカ”を殺すのか?

われわれは、ついに篠山紀信という写真のモンスターを召還する。はたしてアートという
システムで、彼をつかみとりことができるのか。目眩を催す圧倒的なNUDEの群衆たちの行
進をやり過ごし、無事、現実世界に生還できるだろうか。最後に生き残るのは誰か?そろ
そろ決着をつけようか?


~*~*~ 目次 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


1.【巻頭作品】TOKYO NUDE

2. 篠山紀信・インタビュー

3.【クロノロジー】50年にわたるNUDEのキセキ

4. 【シークレット・セクシー・ピンナップ】アカルイキララ クライキララ

5. 【ドキュメント】SHINOYAMA KISHIN 撮影現場潜入記

6. 【対談1】篠山紀信 × 会田誠 with 明日花キララ

7. 【対談2】篠山紀信 × 杉本博司

8. 篠山紀信論

9. 「グラビアン魂」BT出張版 みうらじゅん×リリー・フランキー

10. あとがきにかえて


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┃1.【巻頭作品】TOKYO NUDE
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都市にNUDEを生ける

床の間に一輪の白梅を生ける様に、
子どもの勉強机に庭に咲くバラを飾ってやる様に、
病室の窓に元気な向日葵を置く様に、花はその置かれた空間を
一瞬の内に緊張させ、明るくし、癒すことができる。
毎日通う駅までの見慣れた町、
通勤の車窓から流れ見る同じ風景、
林立するビルに埋もれた会社の窓から見る都会、
生活に疲れ驚くことを忘れてしまった人々には
何ひとつ変わらぬ様に見える日常。
はたして私たちは毎日生活する場に
こんなに無頓着でいいのだろうか。
都市は毎日増殖し、
ものすごいスピードで変化し、走り続けているというのに。
疲弊している自分、わかったふりをしている自分。
新しいことに臆病な自分、そんな自らを覚醒させ、
目から鱗を剥がす様に、ぼくは都市に裸の女を生ける。


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┃2.篠山紀信・インタビュー 聞き手 斎藤環
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“イケイケの時代が篠山紀信のNUDEをつくった。今は時代が暗いから、これからはアート
なんです。”

「時代」を表象し、次々と社会現象を巻き起こす写真家。フェティッシュな狭隘にはまら
ない、異様なまでの領域の広さ。40年間、休むことなく奔り続けてきた篠山の秘密に迫る。


今、ヌードは死んだか? / 写真は「一期一会」 / 「見たい」と「見せたい」のせ
めぎ合い / 篠山らしさとは何か / 篠山にロリコン性はない? / 欲望が見えな
い時代だからこそ


テキスト:「TDL」の「ヘアヌード」 by 斎藤環


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┃3.【クロノロジー】50年にわたるNUDEのキセキ
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Ⅰ ヌードの実験場(1961~1974)

Ⅱ 激写、始まる(1975~1990))

Ⅲ 意図せぬ「ヘアヌード」の仕掛け人(1991~1999)

Ⅳ デジタルの波へ(2000~)


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┃4. 【シークレット・セクシー・ピンナップ】アカルイキララ クライキララ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Dangerous! beautiful! charming!

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┃5. 【ドキュメント】SHINOYAMA KISHIN 撮影現場潜入記
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

“日本のすぐれたアーティストを取材するため香港から数週間日本に滞在していた私は、
2月のある日、SHINOYAMA KISHIN が『美術手帖』での大特集のためにヌードを撮影すると
耳にし、どうにか撮影現場を取材したいと考えた。KISHIN は通常、撮影現場への必要以上
の人物の立ち入りは厳禁。ましてや他人が横から撮影なんてありえない……”


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃6. 【対談1】篠山紀信 × 会田誠 with 明日花キララ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

撮影対決&トーク

“責める相手はオレじゃないぞ、キシン・シノヤマのところに行ってくれ!”

極寒の2月の午前。都内の古い一軒家を丸ごと使ったハウススタジオ内に、篠山紀信の姿は
あった。これまでに何度も撮りおろしてきたモデル・明日花キララのヌード撮影が繰り広
げられている。その様子を影からうかがうは、会田誠。本誌連載「おんなのこしゃしん」
のために、この後、なんと篠山と同じモデルでセッションを挑もうというのである。篠山
の撮影は、見惚れるほどの段取りのよさで進み、昼前には必要なカットが撮り終えられた。
お昼休憩時間にお弁当を囲みながら、撮影者2人とモデルの鼎談と相成った。


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┃7. 【対談2】篠山紀信 × 杉本博司
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

40年以上にわたり君臨する写真メディアの帝王と、かたや世界のアートシーンの極北に立
つ芸術家。世代の近い日本人写真家でありながら、際立ったコントラストを示す2人の「新
・決闘写真論」!


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┃8. 篠山紀信論 text by 椹木野衣
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

イメージによるクラスター爆弾 ~ 執着の浜辺で、そのとき写真は……

高度資本主義の渦中を「カメラ小僧」として突き抜けた篠山紀信。その後、美術との境界
が曖昧になった写真は、篠山とともにひとつの時代を終えたように思われた。そして21世
紀、篠山のそれは、もはや「写真」ではないなにものかとしてある。


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┃9. 「グラビアン魂」BT出張版 みうらじゅん×リリー・フランキー
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『週刊SPA!』の名物連載「グラビアン魂」がBTにやってきた。篠山紀信が撮ったヌードは
グラビアンたちにとっても、やはり原点。秘蔵のグラビア誌、写真集をめくれば、グラビ
アンたちの遠い眼に、青少年時期の情熱と悔しさが甦ってくる。本誌読者(のなかでもと
くに童貞諸君)に贈る応援歌!


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃10. あとがきにかえて 篠山紀信
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┃【緊急特集】アートマーケットで、いま何が起こっているのか?
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2008年秋、アメリカで連鎖的に起こった金融危機は、またたくまに世界中に広がった。つ
い先日まで、活況を呈していたアートマーケットにも、その波は急激に押し寄せている。
アートフェアの縮小や、オークションの価格下落が騒がれる中、マーケットではいま何が
起こっているのだろう。そして、この危機から、いかに脱することができるのか。日本の
アートマーケットに関わるキーパーソンに聞いた。

【対談】 小山登美夫 × 吉井仁実

【インタビュー】 辛美沙:新たな道を模索するアートフェアの取り組み

石坂泰章:シフトチェンジを始めたオークションハウスの戦略


【レポート】 日本のオークションが香港・マカオで新たな挑戦



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┃ HIROMIX ヒロミックス
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“この世のよい部分を伝え続け、多くの人にフォーカスさせること”

1990年代後半を席巻した「ガーリー・フォト」ブームの中心にいたのは、誰あろうHIROMI
Xだった。世紀をまたぎ、自身のペースを崩さず表現活動を続ける彼女が、これまでの歩み
と写真へ込めてきた思いを語る。



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┃WORLD NEWS 海外のアートシーンから
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■上海 / 潘剣鋒個展「寒谷成暄」

■ロンドン / テート・トリエンナーレ2009「アルターモダン」

■パリ / ガコナ展

■ベルリン / 「ジャコメッティ、エジプト人」展

■ニューヨーク / ピーター・ドイグ新作絵画展


■今月のワールドスター / Mark Rothko マーク・ロスコ


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┃連載
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■子供と美術 47 岩井俊雄さん特別授業 光るポートレート

■画家たちの美術史 74 田窪恭治

■会田誠〈おんなのこしゃしん〉 6

■アートで生きる・アートとかかわる 16 北澤憲昭 × 杉田敦

■秋元康流“アートのすすめ” 7 ゲスト:彦摩呂

■遠藤一郎 愛と平和と未来のために 4

■Go! Artist Go! 37 渡辺豊

■アートの地殻変動 2 福武総一郎

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商品情報・内容

  • 出版社:美術出版社
  • 発行間隔:季刊
  • 発売日:3,6,9,12月の7日
  • サイズ:A5

■ 美術の専門雑誌という枠組みにとらわれず、さまざまなジャンルを横断する斬新な内容に定評。

資料性の高いヴィジュアル・マガジンとして海外からも熱い注目を浴びている。1948年の創刊以来、たえずアートシーンをリードしつづけるオピニオン雑誌。

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■ 2021年10月号 (2021年09月07日発売)

2021年10月号 (2021年09月07日発売)をまるごと1冊ご覧いただけます

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