特集 大人が楽しむアンデルセン~懐かしの翻訳を読む~
日本人に愛され続けてきたデンマークの童話作家アンデルセン。
長年、読み継がれてきた童話世界の魅力を、
懐かしの翻訳作品を楽しみながら探ってみたい。
=特集内容=
●深く知り、味わう喜び
大人が楽しむアンデルセンの世界……福井信子(東海大学文学部教授)
●いかに日本人に愛されてきたのか
アンデルセン受容の一四0年……川戸道昭(中央大学教授)
【懐かしの翻訳】
「領主の新衣」坪内逍遥・訳
「まつち娘」 太田玉茗・訳
「醜い家鴨の子」菊池寛・訳
【コラム】アンデルセンとは、どんな作家か……編集部
☆望星インタビュー☆この人の”実感”を聞きたい
未来のために歴史を見つめ直せ……金石範(作家)
§連載§
銀輪の翁、東都徘徊ス…………伊藤 礼(エッセイスト)
柳田国男の話 …………室井光広(作家)
§連載コラム§
百年の日本語 ………… 小林千草(東海大学文学部教授)
名作の散歩道…………松島駿二郎(作家)
あの日、あの味…………最相葉月(ノンフィクションライター)
メディア分光器…………水島久光(東海大学文学部教授)
街の記憶 ………… 安房文三(エッセイスト)
§ジャーナル§
“ホームレス歌人”のいた冬…………三山 喬(ジャーナリスト)
韓国の“田舎”を歩く…………金容権(翻訳家・歴史研究家)
§口絵§
ハッピーエンドレス ………… 長尾みのる
季節を告げる年中行事…………長沢利明
○望星歌壇 選・馬場あき子
○望星俳壇 選・黒田 杏子
望星の内容
- 出版社:東海教育研究所
- 発行間隔:月刊
- サイズ:A5
わかりやすく、面白く、しかも「深い」人生に必要な「知恵」がいっぱいです
明日への視点を探る東海大学の総合教養誌。研究者や評論家、ジャーナリスト、作家など、各界で活躍する多彩な人々に意見を求め、テーマや問題を掘り下げます。『望星』の編集姿勢は常に、「入門的なわかりやすさ」と「問題の本質の整理」を心がけるものです。「いま、なぜ、この雑誌でこの記事なのか」、「それで結局、筆者や編集部は何が言いたいのか」、が明確な形で、読者に届くよう意を尽くしています。また、読者に対しては、「開かれた誌面づくり」をめざし、ご意見や反応、投稿などをお寄せいただく窓口を広く設けています。なぜいま『望星』が必要なのか:不況に加えて、社会の制度も、人々の心も激変し、混迷の時代を迎えているニッポン。そのなかで、あなたの明日を考える糧として、『望星』をお役立てください。
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