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「望星」2006年1月号
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§特集§「他人の日記」で知る自分
■企画趣旨
日々の記録や喜怒哀楽をひそかに綴る日記は、スリルや楽しみ加え、
自分を客観化し、あらためて知る最良の鏡である。
そんな日記、人はどうつけているのか。
他人の日記が教えてくれるものとは…。
■特集内容
日記は「歴史解読」のための最大の糧……………… 半藤一利(作家)
〝苦闘〟を綴る「屑籠としての日記」……………… 紀田順一郎(書誌研究家・作家)
ブログで綴る大相撲力士の悲喜こもごも…………… 普天王(大相撲力士・出羽の海部屋)
父の書いた育児日記の中の「私」…………………… 山川静夫(元・NHKアナウンサー)
「思い」を伝えたいから日記を書く………………… 山下清美(心理学者)
「他人の日記」で知る自分
【エッセイ】
その日1日の感覚を残す……………… 高野進(東海大学助教授)
日記の中に生きる祖父 ……………… 小松由佳(登山家)
§新連載§
もうひとつの「日本」への旅
モノとワザの原点を探る 川田順造(人類学者)
§ジャーナル§
アジアから ジャーナリストの眼
紛れもない侵略者の戦い--イラクにおける米国(上)
ルポ・日本生まれの2世が見た
中国残留孤児の国家賠償訴訟 城戸久枝(ノンフィクション作家)
§連載§
「石の花~林芙美子の真実」 太田治子(作家)
百年の日本語 ―― 『三四郎』の言語学 小林千草(東海大学文学部教授)
「からくり世相ひと皮剥けば」 吉田 司 (ノンフィクション作家)
「斎藤貴男の『我慢もここまで』」 斎藤貴男(ジャーナリスト)
「いま地域から」 赤坂憲雄(民俗学者)
「団塊ソーウツ日記」 足立倫行(ノンフィクション作家)
「あの日・あの味」 佐木隆三(作家)
「来る日、去る日」 関根嘉香(東海大学理学部化学科助教授)
§コラム§
☆心の健康相談室 山崎晃資
☆健康Q&A 「歯周病」 金子明寛
☆漢方で元気「認知症(痴呆症)」 泉 義雄
§口絵§
ハッピーエンドレス 長尾みのる
茶店から社会を見る 大村次郎
○望星歌壇 選・馬場あき子
○望星俳壇 選・黒田杏子
望星の内容
- 出版社:東海教育研究所
- 発行間隔:月刊
- サイズ:A5
わかりやすく、面白く、しかも「深い」人生に必要な「知恵」がいっぱいです
明日への視点を探る東海大学の総合教養誌。研究者や評論家、ジャーナリスト、作家など、各界で活躍する多彩な人々に意見を求め、テーマや問題を掘り下げます。『望星』の編集姿勢は常に、「入門的なわかりやすさ」と「問題の本質の整理」を心がけるものです。「いま、なぜ、この雑誌でこの記事なのか」、「それで結局、筆者や編集部は何が言いたいのか」、が明確な形で、読者に届くよう意を尽くしています。また、読者に対しては、「開かれた誌面づくり」をめざし、ご意見や反応、投稿などをお寄せいただく窓口を広く設けています。なぜいま『望星』が必要なのか:不況に加えて、社会の制度も、人々の心も激変し、混迷の時代を迎えているニッポン。そのなかで、あなたの明日を考える糧として、『望星』をお役立てください。
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