目次
○〔巻頭言〕特集「小型・軽量化の最新動向」の発刊にあたり/法政大学/田中 豊
「小型・軽量化の最新動向」特集号発刊にあたり、小型・軽量化技術動向のキーワードとなる、素材と製造方法、供給源に関する研究開発事例を紹介しながら、油空圧技術者への一助としたい本特集号の趣旨について述べる。
○極限環境用ソフトロボットFilmoticsの紹介/埼玉大学/山口大介
極限環境向けロボットの多くが金属を主材料とする重いロボットである。一方、宇宙環境と発災直後の災害現場で使用されるロボットには、小型・軽量といった特徴が求められる。本稿では、これら相反する特性を有するロボット要素技術としてFilmoticsを紹介する。
○新型軽量コンパクトエアシリンダ/SMC㈱/工藤政行・高桑洋二 根本慎一郎・山田 淳
軽量コンパクトなエア機器を望む市場要求に対応した新しい製品の紹介。四角形・八角形ピストンを採用した軽量コンパクトな3種類の新型エアシリンダと高強度アルミニウムピストンロッドを採用した軽量新型エアシリンダについて紹介する。
○電磁弁の小型・軽量化/㈱コガネイ/渡邉 陽
当社の小型、軽量を一つの特徴とする電磁弁プチバルブ、iB-ZEROの紹介と、小型・軽量化への取り組みについて紹介する。
○ミニ油圧機器とその応用/JPN㈱/中村彰男・広田善晴
油圧機器・装置は重工長大産業母機用が通常であるが、あまり知られていないミニ油圧機器と応用について現状を解説する。
○超小型サーボ弁と最新油圧技術の適用事例/日本ムーグ㈱/北村 充
これまでの「油圧制御」というと、大きく重い物体を加工したり、移動したりする際に使用されている大きな装置や部品を、多くの人がイメージする。過去10年ほどは、小型の制御装置向けには、油空圧制御から、電動制御へと流れて行った経緯がある。しかしながら、モーターをはじめとする電動制御機器では、自重(サイズ)に対する出力の限界、耐環境性の限界があり、パワー密度の高い油圧技術の需要が高まっていた。その流れの中で、最新の加工技術、電子部品の小型・高性能化、産業用通信技術の発達が、油圧制御技術に新たな可能性を与えた。本稿では、その具体的な適用事例を紹介する。
○超小型ハンドやシリンダと適用事例/㈱ニューエラー/泉 圭介
空気圧シリンダは、工場など自動化設備には欠かせない製品である。本報告では特にシリンダ内径 8mm以下の超小型と呼ばれるハンドやシリンダ類を概観し、メリットや自動化生産ラインでの使用例をあげ紹介する。
○LEE社産業機械分野への展開/The Lee Company/Gregg Shanley/訳:㈱ジュピターコーポレーション/湯本真久
今回、LEE社Industrial Micro Hydraulic(IMH産業流体機器)の新製品2点紹介する。1点目はポペット式安全弁。2点目はシャトル弁。両製品は世界各国の一般産業業界の製品に数多く使用されている。
■製品と技術
○タイヤ空気圧監視システム/トライポッドワークス㈱/菊池 務
近年自動車業界において安心安全機能を具備した車両が発売され初めた。さらに高度センシングと人工知能による自動運転機能に注目が集まっている。一般にこれら先進的な機能が多く報道される一方で、業務用車両、とりわけ旅客や運輸といった大型車両を運行する事業者においてタイヤ空気圧監視への関心が高まっている。ここでは、タイヤの空気圧監視に関心が集まる社会的背景や、必要とされる機能ならびに、技術的な特徴について紹介する。
○真空搬送のベストソリューション/シュマルツ㈱
当社は各業界・製品のニーズに合わせた革新的な製品を開発し続ける真空機器メーカーである。今回はその代表的・特徴的製品とともに、産業の新時代へ向けた新製品、さらに業界をリードする新事業を紹介する。当者の次の“業界初”は何か、是非ご期待いただきたい。
■連載
○油圧装置に於ける二大故障の根本的解決方法18/山本和夫
○ゴルフパロディ百人一首(第3回)/北川楊篤
■インタビュー
○アルキメデスに恋して:第2回 KYB㈱ 坂口 綾子 氏・小牟田久美 氏/インタビュー・構成:㈱ハイダック/関戸麻紀子
■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計
■製品ガイド
○空気圧バルブ
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商品情報・内容
- 出版社:日本工業出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月1日
- サイズ:B5判
■ 流体応用工学の専門誌
油圧技術と空気圧技術は、ともに流体のエネルギーを利用する動力伝達に関する技術です。油圧技術の本格的な導入は1950年以降で、この優れた生産性と経済性はあらゆる産業において注目され、その領域も広げてきました。空気圧技術は、経済性と機能性に優れた技術で、今日では生産ラインにおいて不可欠な技術であり、宇宙開発、海洋開発、医療、レジャー産業から工具まで幅広く利用されています。本誌は、この油圧・空気圧は勿論、電子技術、真空技術を含めた流体応用技術の専門誌として、実務面の解説、システムの設計、研究開発、機器の選定、メンテナンス、経済効率、技術資料等を提供します。対象読者は生産技術関係、設計者を中心に、開発、管理部門まで読者層の広がりがあり、30歳代を中心に安定した読者層を持っております
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