油空圧技術 発売日・バックナンバー

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2,300円
■特集:流体の力で運ぶ①
○エアキャスターによる重量物の移動・搬送
/㈱コーテック 長尾宗一
本稿では、エアキャスターの概要を解説し、移動対象重量/移動内容/環境条件等に合わせた5つの移動・搬送方法ついて、それらの実施例を含めて紹介する。
○エアーキャスター工法
/SMCプレコンクリート㈱ 太田智子
エアーキャスター工法は、空気圧でプレキャスト製品を浮上させ、低摩擦(3/1,000)で水平に移動し据付する工法。狭隘地や高架下等クレーン施工が困難な現場で2~30tの搬送に適用。工法の概要とプレキャスト製品の搬送方法、工事例を参考に紹介する。
■特集:生活を豊かにする空気を利用した技術②
○液化空気エネルギー貯蔵(LAES)の商用実証とLNG冷熱利用による効率向上の取り組み
/住友重機械工業㈱ 秋元慎介
液化空気エネルギー貯蔵(LAES)は、再生可能エネルギーの変動する発電量を補完し、電力系統の安定化に寄与する技術。本稿では、LAESの技術説明、商用実証プラントの状況、商用プラントの開発状況について報告する。
○圧縮空気エネルギー貯蔵(CAES)システムの国内外の開発動向
/(一財)エネルギー総合工学研究所 川村太郎
本稿では、圧縮空気エネルギー貯蔵(CAES)について、原理、技術分類および国内外の開発動向を整理した。近年は非燃焼型A-CAESの大規模化が進展し、中国を中心に商用化が進みつつある。国内では多様な方式の技術検証が進められている。
○高周波振動によるスクイーズ膜を利用した無線浮揚装置
/横浜国立大学 渕脇大海
半導体製造等で求められる高速・クリーンな非接触搬送を実現する「無線浮揚装置」を紹介する。従来の接触式の課題である摩耗を克服し、外部配管なしに内蔵圧電アクチュエータの高周波振動で空気層(スクイーズ膜)を生成し、浮揚・超高速移動を可能にする。
■解説
○供給空気タンクの内圧制約を考慮した最適傾斜パターンの生成
/日本大学 安藝雅彦
空気ばね式車体傾斜装置の連続曲線区間の運用における圧縮空気枯渇問題に対し、動的計画法を用いた最適傾斜パターンの生成手法を解説する。将来の圧力低下を先読みしてタンク内圧の制約を守ることで、空気切れによるシステムダウンを回避し、運用継続と乗り心地を両立する。
○高速鉄道用空力ブレーキの数値流体力学研究
/横浜国立大学 北村圭一
高速鉄道の空力ブレーキに対し、性能評価および周囲流れの理解に数値流体力学(CFD)を活用した。具体的には直立平板6枚を、鉄道車両屋根を模擬した広い平面壁上に設置した。その結果、直立平板間の速い流れが、平板間距離と抗力の関係を非線形にする事を明らかにした。
○新幹線用空気抵抗ブレーキ装置
/(公財)鉄道総合技術研究所 高見創
新幹線向けの空気抵抗ブレーキ装置を開発した。過去の開発品では困難だった小型・軽量化と高速応答性を実現し、風洞試験・流体解析・実車試験を通じてその有効性が確認された。
■製品と技術
○バッテリー駆動で変わる産業用ボルト締結作業
/HYTORCユネックス(同) 日比野嘉一
本稿では、バッテリー駆動油圧ポンプの開発に至った背景、データ記録機能やIP65規格対応などの製品の特長について解説する。
■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第54回
/西海孝夫
■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計
■製品ガイド
○コンプレッサ/コンプレッサ関連機器


2,300円
■特集:生活を豊かにする空気を利用した技術①
○燃料電池向けエアコンプレッサ
/三菱重工エンジン&ターボチャージャ㈱ 小川真・有水大之
2段圧縮構成に排気動力回収機構を統合した電動ターボ式空気供給システムを開発した。200~250kW級作動点で正味消費電力を約4~5%低減し、高出力対応と効率向上の両立を確認した。
○山地斜面の間隙空気圧測定
/(国研)森林研究・整備機構森林総合研究所 岩上翔
本稿では、山地斜面の地中水の流動を考える上で水圧や空気圧が重要であることを紹介し、中でも斜面内の空気圧の測定方法について紹介する。またこれらの観測は洪水発生予測等の防災の面で資することが期待される。
○多孔質静圧気体軸受(エアベアリング)の特性および展望
/オイレス工業㈱ 勝又勇一・間柊司
本稿では、静圧気体軸受の概要および分類から見る多孔質静圧気体軸受の特長について解説。多孔質静圧気体軸受(エアベアリング)の材料制御および流量制御による軸受性能の最適化技術の有効性およびその活用事例を紹介し、今後の展望について述べる。
○管楽器演奏時の声道特性
/九州大学 鏑木時彦
管楽器演奏時の声道の働きを調べるため、MRI(磁気共鳴画像)を用いて頭部の断層イメージを撮像し、さらに声道の共鳴特性を求めた。その結果、演奏者は音高に応じて声道を調整することが明らかになった。
■特集:フレッシュメンに贈る油空圧のシステムと要素のCAE②
○油空圧制御を可視化するFluidSIMの教育的効果
/フエスト㈱ 林恒
産業界では、空気圧・油圧・電気/電子が交差する自動化技術の複合化が近年加速している。25年以上の歴史を持つ回路図作成・シミュレーション環境で、世界累計30万以上のインストール実績を誇り、教育・訓練の標準ソフトの一つとして定着している当社のFluidSIM 6について紹介する。
○一次元動特性解析の理解を深めるために
/九州工業大学 肥後寛・田中和博
/足利大学 桜井康雄
システム開発、改善のためにシステム全体の挙動を把握することが可能な一次元動特性解析が用いられている。本稿では、この解析法の一種であるボンドグラフ法の概要について詳しく解説する。さらに代表的なアプリケーションソフトウェアと自主学習の際に役立つウェブサイトについて紹介する。
○気泡除去装置内流れのCFD
/法政大学 坂間清子
本稿では、旋回流を利用して液体中から気泡を分離・除去する装置を対象に、CFD解析事例を紹介する。メッシュ、乱流モデルおよび気泡径が解析結果に与える影響を検討し、実験との対応を踏まえたCAE活用の要点を示す。
○MBDのためのパラメトリックCAE活用法
/カヤバ㈱ 満嶋弘二・永溝喜也
機械設計へのMBD適用を効率化することを目的として、パラメータ設計を用いたパラメトリックCAE手法を比例ソレノイドへ適用した事例を報告する。本手法により、開発上流段階で設計要因を網羅的かつ効率的に解析し、製品機能の安定性を検証した結果、性能品質向上に有効なことを明らかにした。
○油圧式エレベーター向けポンプ脈動減衰効果推定モデルの検討
/㈱日立製作所 清水自由理
本稿では、油圧式エレベーターにおけるポンプ脈動の発生要因とマフラーの効果を整理し、1D CFDを用いたマフラーによる脈動減衰効果推定モデルの概要と評価結果を紹介する。
■製品と技術
○ロボティクスを活用した工場・プラント施設等の『スマート点検/DX』
/ブルーイノベーション㈱ 熊田貴之・遠藤将利
老朽化が進む下水道の維持管理では、安全性と効率性の向上が求められている。本稿では、屋内・狭小空間で運用可能な球体ドローンELIOS 3を活用した下水道点検ソリューションについて、機体の機能および適用事例を示し、その技術的有用性を明らかにした。
○高機能メタルシールの新規開発
/三菱電線工業㈱ 原尻孔明
本稿では、真空装置や半導体プロセスのISO-KF配管継手におけるシール性および耐ラジカル性の課題に対し、新規開発したメタルシールの特徴について、従来のふっ素ゴムOリングと比較し、解説する。
■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第53回
/西海孝夫
■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計
2,300円
■特集:フレッシュメンに贈る油空圧のシステムと要素のCAE①
○総論:油圧機器・システムのモデリング
/足利大学 桜井康雄
1Dシミュレーションソフトを使う際にはモデリングに関するある程度の知識が必要であると考えられる。そこで、システム内のパワーの伝わりに着目したモデル化手法であるボンドグラフ法のエッセンスを抜き出したパワーフローによるモデル化手法を概説した。
○モデルで考える熱流体システム設計
/MathWorks Japan 赤阪大介
1D-CAEとモデルベースデザイン(MBD)の役割を整理し、熱流体システムを部品単体ではなく「システム」として捉える視点の重要性を示す。また、制御設計やデータ解析、AIとの連携を通じて、設計・運用を支える基盤としての1D-CAEの価値を考察する。
○油空圧設計プロセスの変革と生産性向上
/㈱伊東商会 王紫葉
油空圧設計の高度化と短納期化が進む中、本稿ではAutomation Studio™を用いた設計検証手法を解説し、設計判断の迅速化と品質向上に寄与するモデルベース設計の有効性を示す。
○1D解析による実測置き換え検討
/㈱IDAJ 松本雄進・野坂俊和
車両用潤滑回路を対象に、GT-SUITEの一次元熱流体ソルバー機能を用いた解析を実施した。特に、極低温における潤滑回路の油圧挙動を把握し、実測試験の代替あるいは補完の可能性について検討した。
○3DCFDを活用した流路の1DCAEモデリング手法の一提案
/九州工業大学 肥後寛・田中和博
流体システムの1DCAEモデリングを行う際に、しばしば問題となる複雑な形状を持つ流路のモデリングについて解説する。本稿では、3DCFDを1DCAE流路モデルの作成に応用することにより、合理的な各パラメータの算出方法とその適用例について紹介する。
○誘導モータの高精度空冷シミュレーション
/㈱JSOL 中岡高司
本稿では、JMAGを用いた誘導モータの空冷シミュレーション事例を紹介する。発熱源となる損失を磁界解析で評価し、ファンの冷却性能がコイル温度に与える影響を熱解析にて検証する。熱解析の精度を左右する部品間接触や冷却のモデリング手法についても解説する。
○内接ギヤポンプのCFD解析技術構築
/カヤバ㈱ 清水朋佳・鈴木一成・藤澤幸太
現在、自動車の電動化に伴い高効率で静粛な油圧ポンプが求められている。このような高い要求を満たすためには、理論に基づいたCFD(Computational Fluid Dynamics)解析にて設計の最適化を図る必要がある。本研究では流量低下の原因である隙間漏れおよび気泡を考慮することで流量予測精度を高め、設計改善に活用した。
■特集:テクニカル・クリンリネス~製品付着残渣評価~②
○油圧コンポーネントの付着残渣抽出装置
/㈱ハイダック 矢野友海
油圧システムやコンポーネントの性能向上に伴い、これらの清浄度を分析、監視することの重要性が年々高まっている。本稿では清浄度評価法の規格ISO 18413やISO 16232に沿って設計された付着残渣抽出装置と、それらを活用したTechnical cleanlinessに関する取り組みを紹介する。
○自動車流体回路部品の清浄度向上
/㈱アイシン 小野田大祐・中村友紀
自動車業界の製品変化に伴い、コンタミナントの影響が顕在化したことで異物に関する顧客要求や国際的な標準規格やルールが定められてきた。その変化に対して、当社がこれまで試行錯誤して改善/対策を実施してきた取り組みについて紹介する。
■製品と技術
○同期モーター搭載 省エネ油圧ユニット
/㈱不二越 渡邊靖晃・清水紅旭
「NSパック type-S」は省エネ性能と低発熱を追求した油圧ユニットである。同期モーターの採用とポンプの高効率化によって省エネ化し、モーターファンを有効活用する構造見直しにより冷却性能を向上させた。
■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第52回
/西海孝夫
■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計
■製品ガイド
○油圧ポンプ
2,300円
■特集:テクニカル・クリンリネス~製品付着残渣評価~①
○巻頭言 油圧機器の付着残渣評価規格ISO 18413の翻訳、JIS規格化の必要性
/日本ポール㈱ 難波竹巳
○油圧機器における初期残渣管理の重要性
/コマツ 小笠原憲一・野原拓也・岩崎圭太・平山健一
油圧機器の運転初期に不具合を引き起こす要因として初期残渣に着目し、その定義や発生要因、確認された不具合事例を記述するとともに、ISO 18413の考え方を踏まえた自社およびサプライヤーに対する監査体制と初期残渣管理の取り組みについて述べる。
○国を越えた第三者が納得する「清浄度管理」(油圧・潤滑機器編)
/㈱インテクノス・ジャパン 門井剛史
油圧・潤滑システムのグローバル供給において、粒子汚染による信頼損失と過剰な設備投資は経営課題である。本稿は共通基盤の下、設計根拠→妥当性確認→維持検証を連鎖させ、リスクベースで管理体系を最適化する。この転換は、不具合対応を最小化し、清浄度をコストから信頼と利益を生む構造へと昇華させる。
○産業用洗浄装置と清浄度測定
/森合精機㈱ 山本聖紀
製造ライン工程におけるコンタミ残留異物の測定と管理について、残留異物自動測定装置による清浄度評価と測定方法清浄度品質管理の事例と測定装置の特徴など高精度の清浄度評価や研究に対して柔軟に対応できる測定装置を紹介する。
○異物自動測定装置(清浄度検査)
/ヨメザジャパン㈱ 中村聡伸・松田泰・小野英明
清浄度検査は重量法から計数法へ移行しつつある。本稿はその概要と手順、また異物回収後のフィルター画像を分析するための装置、アクセサリーを紹介する。清浄度検査用製品の開発製造に特化したJOMESAの25年以上の取り組みの成果を紹介する。
○抽出溶剤に求められる性能と微粒子洗浄
/㈱ENEOSサンエナジー 山内辰也
高機能性炭化水素系洗浄剤NSクリーンの技術的清浄度抽出溶剤への適用性とエマルション洗浄の粒子除去事例を紹介する。抽出溶剤への要求特性として、粒子清浄性、脱脂能力、揮発性、化学的安定性、取扱安全性、物性安定性、液管理性および入手容易性を挙げた。
○高乾燥性・低臭気 合成炭化水素系洗浄剤
/出光興産㈱ 前田和史・田巻匡基
合成炭化水素系洗浄剤「ダフニーアルファクリーナー MX」について、当社従来品および一般市販品との比較を行い、各種性能を解説する。
■解説
○バックホーの最適掘削システム
/大阪大学 安田凌・吉田侑史・栗山和也・石川将人
/コマツ 小山幹
本稿では、実際の土質特性に適した掘削軌道をリアルタイムで導出するシステムを紹介する。当システムでは、事前に1,000通りの土質に対して最適な掘削軌道を導出し、データベースを構築する。これにより、実際の掘削現場で1回掘削を行うと1時間半ほどで土壌特性を特定し、データベースから瞬時に最適な掘削軌道を実機へ適用することが可能となる。
○形状記憶ポリマーを用いた人工筋
/九州工業大学 高嶋一登
筆者らは、温度によって剛性が変化し、形状固定性、形状回復性を持つ形状記憶ポリマーを用いた空気圧ゴム人工筋を開発している。本稿ではこの柔軟性と多自由度を兼ね備えた人工筋肉について紹介する。
■連載
○進化する情報処理、通信技術 第7回
/ TMES㈱ 倉田昌典
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第51回 /西海孝夫
■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計
■製品ガイド
○空気圧シリンダ
2,300円
■特集:大阪・関西万博で見られたフルードパワー
○計測技術による外観照明演出
/㈱堀場アドバンスドテクノ 安田祥之助
HORIBAグループでは「いのちの未来」パビリオンの外観照明演出を大気、水計測技術をもとに製作した。本稿では、大気、水計測技術の未来の一端を感じてもらうために製作された計測器の開発の流れや、技術について解説する。
○e-メタン製造(メタネーション)実証設備
/大阪ガス㈱ 横山晃太
当社では、環境省委託事業にて大阪・関西万博会場内で「生ごみを主原料としたe-メタンの製造・利用実証」を実施している。本稿では「化けるLABO」と名付けた本実証設備の内容や稼働状況を紹介する。
○全地形対応車両の開発
/㈱クボタ 奥村太一・陣内克俊・江口幹生
中山間地農業向けに、油圧の力制御をコア技術とした全地形対応プラットフォーム車両KATRを開発した。そのプロセスでMBDツールをフル活用し短期開発を実現した。今後はプラネタリーコンシャスな世界に向け社会実装を進める。
○工場排ガス等からのCO₂回収・利活用技術
/エア・ウォーター㈱ 赤城乃彩・松弘七海
大阪・関西万博で展示した、燃焼排ガスからのCO₂回収・利活用を目的とした装置の概要と実証事例を紹介する。新規CO吸収材であるNa-Fe系酸化物を用いた温度スイング吸着法により、低濃度CO₂排ガスから高効率でCO₂を回収する。今後の展開についても概説する。
○コンクリート解体ガラ起源のCO₂固定微粉を用いた地盤改良
/㈱竹中工務店 河野貴穂
地盤改良体を構築する際に発生するCO₂を削減し、カーボンネガティブ地盤改良体を実現するため、コンクリート解体ガラから、再生骨材製造時に発生する微粉にCO₂を固定したCCU材の利用を検討している。本稿は、CCU材料を建物建設のための作業地盤としての地盤改良の一部適用したため、適用状況について示したものである。
■解説
○空気圧ゴム人工筋肉を用いた駆動補助部を有する歩行リハビリ装置の機構設計
/山形大学 南後淳
平面リンク機構を用いた歩行リハビリ装置の設計事例を示す。装置は使用者自身が自らの体調に合わせて操作する形式を採用している。機構では特異姿勢(運動限界位置)の通過が問題となるが、空気圧ゴム人工筋肉を用いた駆動補助部にて問題を解消している。その駆動補助部の設計方法についても紹介する。
○油圧ショベルの自律化に向けた反力による土砂状態の推定
/静岡大学 小林祐一・中原大貴
/住友重機械工業㈱  原孝介
油圧ショベルの自律化を行うために必要になる土砂の状態推定を、土砂からショベルにかかる反力をもとに行う方法を紹介する。離散要素法による物理シミュレーションによる土砂の挙動データを拡散モデルにより学習させることで接触部分近傍での土砂状態を推定させる。
■製品と技術
○省エネ型タイマー式ドレントラップ<Grace-TRAP>
/日本精器㈱ 植松健一
環境問題は、この先、不可分な課題であることは、間違いない。タイマー式ドレントラップの弱点と言われる問題を解消し、無駄な電力消費抑え、微力ながらも環境問題、省エネルギー化に関与できるドレントラップを紹介する。
■連載
○進化する情報処理、通信技術 第6回
/TMES㈱ 倉田昌典
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第50回
/西海孝夫
■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計
■製品ガイド
○油圧シリンダ
2,300円
■特集:気液の可能性を引き出す
○気液相変化駆動型人工筋アクチュエータとそれを用いたパラレルリンクロボット
/法政大学 加藤友規
本稿では、気液相変化で駆動される人工筋アクチュエータに関する研究と、それを複数本用いることで製作したパラレルリンクロボットを紹介する。
○超臨界流体の特性と適用技術例
/超臨界技術センター㈱ 後藤元信
本稿では、グリーン溶媒として注目される二酸化炭素や水の超臨界流体の特性を述べ、超臨界二酸化炭素を中心に分離、抽出プロセスを解説し、その代表的な応用例を紹介する。また、反応場や材料調製場への応用についても紹介する。
○気液ハイブリッド潤滑型メカニカルシールの開発
/イーグル工業㈱ 板谷壮敏
気液ハイブリッド潤滑型メカニカルシールの開発経緯と特徴、xEVや航空機などへの適用事例を紹介。液体と気体の潤滑特性を活かし、広範な速度域で低摩擦・高密封・高耐久性を実現した次世代シール技術である。
■特集:機能性流体フルードパワーシステム②
○高流動性ドライMR流体を用いた車両用MRブレーキの開発と小型BEVへの実装
/㈱SmartTECK Lab. 中野政身
オイルフリーで最も身近な空気を分散媒として TiO2のナノ粒子をCore-shellコーティングした数μmサイズの鉄粒子を分散した磁性粉体からなる、より高い流動性をもつドライMR流体を取りあげ、その流動性の向上と磁気レオロジー特性などについて優位性を詳述し、その車両用ブレーキへの適用、さらにそのブレーキの超小型BEVへの実装の事例を紹介している。
○MRデバイスを用いたVR/AR空間における全身型力覚提示スーツ
/中央大学 中村太郎
本稿では、バーチャルリアリティ空間におけるウェアラブルな全身型力覚提示デバイスについて紹介する。本デバイスは磁気粘性流体デバイスを用いた上肢や下肢の力覚提示のほか空気圧シリンダによる落下感覚提示装置についても紹介する。
○湾曲型空気圧ゴム人工筋の湾曲特性
/福岡工業大学 西山和樹・槇田諭
本研究は、板ばねを非伸縮材として用いた湾曲型空気圧ゴム人工筋を対象に、内蔵する板ばねの材料や寸法の違いが湾曲量に与える影響を調査した。板ばねの材料によらず、特定の曲げ剛性で湾曲量が最大、一定値を超えると湾曲量が変化しなくなる傾向を確認した。
○東武鉄道Remoteを活用した空気圧縮機CBM技術
/㈱日立製作所 北井瑳佳・宮内努
/東武鉄道㈱ 久保田諭・小越康子・江畑雄介
鉄道の分野では近年、車上に蓄積される運転状況記録などのデータを、無線通信でリアルタイムに取得可能となっている。本稿では、取得したデータを活用した車上機器の状態基準保全技術の活動の一つである、コンプレッサの故障予兆検知技術について紹介する。
■連載
○進化する情報処理、通信技術 第5回
/TMES㈱ 倉田昌典
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第49回
/西海孝夫
■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計
■製品ガイド
○空気圧バルブ

2,300円
■特集:機能性流体フルードパワーシステム①
○MCFを用いた精密研磨の進展
/富山高等専門学校 西田均
本稿では、磁気混合流体(MCF)を応用した精密研磨の加工原理と磁場により形成される磁気クラスタの特徴的な加工特性について紹介する。また、 MCF研磨の修正プレストンの式とこの式を用いた加工除去深さ分布の予測法について解説する。
○高機能ERマイクロアクチュエータ
/東京科学大学 吉田和弘
印加する電界により粘度が可逆的に変化する機能性流体ERFを応用すると、単純構造でマイクロ化可能な制御要素を実現できる。本稿では、このようなERFを作動流体とした高機能マイクロアクチュエータについて、筆者らの研究事例を中心に紹介する。
○EHDポンプを用いたロボット駆動機構
/東京電機大学 三井和幸
著者は、EHD現象を応用したEHDポンプ、そしてそれを駆動源としたロボット駆動機構を開発し、実際のロボットなどを試作している。本稿では、EHDポンプ、EHD人工筋ならびにこれら駆動源とし、試作したロボットについて紹介する。
○イオン液体静電噴霧の対向化によるCO2分離吸収性能の高効率化
/東北大学 金子泰・高奈秀匡
新規CO2吸収溶媒であるイオン液体の微細液滴を生成する静電噴霧を対象とし、ノズルの対向配置による高効率CO2吸収を実現した。対向配置したイオン液体静電噴霧は、噴霧の干渉により微細化・広域分散が促進し、CO2吸収性能が大幅に向上することを明らかにした。
○MR流体の吸着特性を活用した吸盤
/東京科学大学 塚越秀行
/㈱SmartTECH Lab. 中野政身
本稿では、MR流体の吸着現象を解明するために行った基礎的な調査結果の一部を紹介する。そして、試作したMR流体吸盤を用いて、コンクリート面、金網、穴の開いた板など、従来の吸盤では吸着しづらかった素材への吸着実験を行った結果を説明し、当該吸盤の可能性と展望を述べる。
○磁性流体シール
/イーグル工業㈱ 山本祥・高野祥央・池上直久
磁性流体シールは、低発塵性、低摩擦、および高密封性等の優れた特性から、半導体関連産業を中心に採用され、装置の高機能化に寄与している。カーボンニュートラルなど環境貢献の重要性が増すなか、さらなる応用拡大が期待されている。
○時間遅れのあるMRダンパの減衰切替制御 
/横浜国立大学 白石俊彦
時間遅れのあるセミアクティブサスペンションにおいて、筆者が提案している簡易かつ高制振性能を有するセミアクティブダンパの減衰切替制御則を用いた場合に、MRダンパを想定したシミュレーションおよび実験によりその効果を紹介する。
■連載
○進化する情報処理、通信技術 第4回
/TMES㈱ 倉田昌典
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第48回
/西海孝夫
■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計
■製品ガイド
○油圧バルブ
■特集:小型・軽量化の最新動向
○MRI・CT環境ロボティクスのための球状歯車型空圧モータ
/名古屋大学 部矢明
本稿では、MRI・CT環境で動作するロボットのための新モータ「球状歯車型空圧モータ」の構造・動作原理について説明するとともに、その動作精度検証の実験結果等について紹介する。
○協働ロボット用エアグリッパ
/SMC㈱ 三枝将大
協働ロボット用エアグリッパは、周辺機器の一体化、簡易取付、プラグイン操作により導入工数を削減し、軽量・省エネ設計を活かして製造現場の自動化と生産性向上に貢献する。
○小型・軽量な最新ポータブル超音波流量計 
/東京計器㈱ 清水靖也
老朽化が進む社会インフラの維持管理において、配管を切断せず高精度な流量測定を実現する、小型・軽量のポータブル超音波流量計「UFP-30」を紹介する。本稿では、本製品がもたらす技術革新と、現場での活用事例について解説する
■解説
○圧縮性相殺による高速高精度流量制御
/東京大学 大西亘・服部光希
従来、マスフローコントローラの応答性は、配管の圧縮性や空気の伝搬遅れに制約されていた。本研究では、反復学習制御およびフィードフォワード制御により圧縮性を相殺し、非因果的制御入力により伝搬遅れを克服。従来約500msの市販品の整定時間を、制御系の変更のみで10ms以下の高速化に成功した。
○空気潤滑システム「ZERO」による船舶の省エネ 
/(国研)海上・港湾・航空技術研究所 川島英幹
空気潤滑の実運航時における更なる省エネ効果向上のため、第二世代の空気潤滑法である高度空気潤滑システムAdAMとその実船用システムであるZEROの開発を行い、ZEROを搭載した一番船となる499型貨物船「ちゅらさん」が竣工し、運航を開始した。
○DNA凝縮体の流動を光制御する 
/東京科学大学 鵜殿寛岳
DNAナノ構造体が相分離したDNA凝縮体は、機能、物性を配列設計によりデザインできる機能性ソフトマターである。ナノ構造体の結合と乖離に光応答性を付与したDNA液滴は、波長に応じて可逆的に相状態(流動性)を制御できる。
○新規・圧縮性流体ソルバーの開発
/金沢大学 中澤嵩
本稿では、異方性メッシュ生成(Anisotropic Adaptive Mesh Refinement)の利用を前提として、圧縮性流体の数理モデルを最適化し、数値計算においても適切なスキームを選択することで高精度・低コストな数値計算法を構築した。代表的なテスト計算に対して適用し、物理忠実性を維持しつつ格子点数を最大90%削減することに成功している。さらに、Navier-Stokes方程式へ拡張し、大阪大学D3センター SQUIDを用いた並列計算を通じて格子点数を30%程度削減することを確認した。
■製品と技術
○革新的エアチャック 
/NKE㈱ 東知行
小型・軽量×高把持力×省エネを同時に実現する独自の『シーケンスシリンダ機構』を搭載した革新的エアチャックの開発背景と設計思想を概説する。
■連載
○進化する情報処理、通信技術 第3回
/TMES 倉田昌典
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第47回
/西海孝夫
■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計
■製品ガイド
○空気圧フィルタ
■特集:現代社会におけるフルードパワーの関わり
○サクソフォンの吹奏を支援する呼気補助装置に関する研究
/法政大学 加藤友規
本稿では、サクソフォン奏者の呼吸機能を補う呼気補助装置の開発事例を紹介する。空気圧による呼吸補助の仕組みと背景を解説し、音楽演奏を支える新たな試みを紹介する。
○鉄道車両ブレーキ装置用空圧機器
/三菱重工業㈱ 小森谷年彦・古谷英樹・森田幹生・河野洋一
当社で設計・製造している鉄道車両用ブレーキ装置として、オイルフリー空気圧縮機、MSV電磁弁、空圧式キャリパ装置について概要や機能などの紹介を行う。
■特集:フルードパワーを支える周辺機器・システム
○往復動パッキンの密封理論とその応用
/NOK㈱ 荒木亨
本稿では、油圧機器を正常に作動させるために重要な役割を果たしている「往復動パッキン」の密封理論について解説する。また、その応用として、リップパッキンのストライベック線図を例に挙げ、摩耗、スティックスリップ、漏れの対策事例を紹介する。
○次世代可変容量モータ 
/サイ・ハイドロリックス㈱ カニャス・ゴンザレス・アルフォンソ
SAIの新世代「T」ラジアルピストンモータは、従来比で速度を倍増し、高効率を実現。省エネと性能向上で油圧の未来を切り拓く。
○油圧システム制御機器 
/サンテスト㈱ 西坂信也
当社は、油空圧制御システムに必要な機器において、センサ、サーボコントローラ、比例弁アンプ、油圧サーボ弁を主に取り扱っている。これらの製品の開発背景や特長などを紹介する。
○フルードパワーを支えるアキュムレータ
/NACOL㈱ 風間英朗
フルードパワーにおいて最も多く使用されている気体の圧縮性と液体の非圧縮性の違いを利用して作動流体を蓄積、吐き出しするガス負荷式のブラダ形、ダイアフラム形、ピストン形を中心に、アキュムレータの種類と代表的な用途について説明する。
○油圧・潤滑システムの効率的な安定稼働に欠かせない機器類
/日本ポール㈱ 難波竹已
地球温暖化抑制のために、二酸化炭素排出量の削減が叫ばれている。そこで、油圧・潤滑システムにおいても、その効率的かつ安定な稼働が求められる。本稿では、そのための作動油・潤滑油の清浄度管理に欠かせない機器類を紹介する。
○無脈動定量ポンプの応用と脈動補正機能
/富士テクノ工業㈱ 橘内卓児・張思嘉
本稿では、当社独自の3連特殊カム駆動による無脈動定量ポンプの特長と応用例を紹介する。さらに樹脂ヘッド・安全弁の開発により医薬、化学など幅広い分野への応用可能性を示し、AI脈動補正機能による高精度送液制御について述べる。
■製品と技術
○製造現場の設備管理を効率的かつ一元的に実現する設備点検プラットフォーム
/㈱バルカー
本稿では、保守保全領域の課題を起点に、設備点検プラットフォーム「MONiPLAT」の概要・特長、多様な業種での活用事例と今後の展望を紹介する。
○AIブームと製品開発
/フューチャーアーキテクト㈱ 片山敬規
一時のブームを越えて、本格的な普及期を迎えた AI技術。エンジニアの視点によるAI発展の軌跡と、筆者が開発に携わる、モバイル端末上で動作するAI-OCR「Future EdgeAI」の産業応用について、導入事例を交えて紹介する。
■連載
○進化する情報処理、通信技術 第2回    
/TMES 倉田昌典
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第46回
/西海孝夫
■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計
■製品ガイド
○油空圧用シールとパッキン
■特集:コンプレッサ
○汎用ターボコンプレッサの新製品
/㈱IHI回転機械エンジニアリング 加藤能規
新製品「TRZ型ターボコンプレッサ」を紹介する。インペラや軸受などの新技術を採用し、従来機種に比べて増風量および性能向上を実現した。この開発内容と製品の特長について説明する。
○次世代ツース型オイルフリーコンプレッサの革新 
/アトラスコプコ㈱ 田中聡
従来機に比べエネルギー原単位が平均15%改善、吐出空気量は5%の増加を達成。高効率を追求した次世代ツース型オイルフリーコンプレッサZR/ ZT30-50VSD+シリーズの紹介をする。
○冷凍式エアードライヤー 
/オリオン機械㈱
当社は、1970年に「冷凍式エアードライヤー」の開発・製造を開始。以来50年以上にわたり、エアーフィルターやドレン処理装置などの圧縮空気浄化機器・周辺機器の開発・製造を行っている。本稿では当社の冷凍式エアードライヤーについて紹介する。
○完全回転バランス型シリンダー装置 
/㈲ケイ・アールアンドデイ 小松文人
一般的にタービンと言えば発電所で使われている静翼タービンブレードと動翼タービンブレードを使った超高出力の方式や扇風機に用いられているような羽根車式やスクロール式などがある。本稿ではエネルギー密度の低い所での使用の可能性を見極めるため完全回転バランス型のタービンを試作開発したので概要を紹介する。
○オイルフリースクリュコンプレッサ 
/ケーザーコンプレッサー㈱ 三浦孝夫
当社は、2023年にオイルフリースクリュコンプレッサの内製化に成功し、第一弾として新しい CSGシリーズ(CSG.1)の上市を果たした。本稿ではCSG.1の技術的な特徴とそれを用いたソリューションを紹介する。
○環境・現場・コストに応えるオイルフリースクリュ圧縮機のカスタムアプリケーション /コベルコ・コンプレッサ㈱ 小川恒典
空気圧縮機は単なる補助設備ではなく、工場の生産性と環境対応を左右する重要なインフラである。設置性・省エネ性・信頼性を高次元で両立、長寿命・高効率な設備などが求められている。将来的な運用コスト削減とCO2排出削減の両立を実現できる当社の6つのカスタムアプリケーションを備えたALEシリーズを紹介する。
○MAX CO2キャプチャー 
/㈱フクハラ 松本和久
当社では、より良好な地球環境の実現に向け、大気中よりCO2を削減するDAC機器の開発に取り組んでいる。第一弾として、設置が簡単で低コストなCO2回収器「MAX CO2キャプチャー」を販売開始したのでその紹介をする。
○オイルフリーから給油式へ 
/㈱フクハラ 上村記生
本稿では、給油式コンプレッサーとオイルバスターの組み合わせによる省エネ・高効率運用の実現性と導入効果について、多角的な視点から紹介する。
○ドレン処理とCO2(二酸化炭素)の回収ができる油水分離装置
/㈱フクハラ 清野祐一
優れた性能・経済性で、コンプレッサードレンを清水に処理できるのと同時にCO2(二酸化炭素)も回収できる、エアーコンプレッサー専用のドレン油水分離装置「ドレンデストロイヤー CO2」を紹介する。
○エアコンプレッサの廃熱利用 
/三浦工業㈱ 井上陽貴
熱回収式電動エアコンプレッサで従来棄てられていた圧縮熱を高温水に変換し、高温水の使用先としてボイラシステムと組み合わすことで未利用熱を有効活用することができる。新しく小容量機種としてラインアップに加えたVA-210SFを紹介する。
■連載
○進化する情報処理、通信技術
/TMES 倉田昌典
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第45回
/西海孝夫
○技術者の提案 最終回 
/長谷川和三
■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計
■製品ガイド
○潤滑管理機器
2,300円
■特集:真空を作る、真空を使う
○大型低温重力波望遠鏡
/高エネルギー加速器研究機構 齊藤芳男
2020年に完成した重力波観測用KAGRA干渉計は国内最大規模の超高真空装置である。3km隔てた2点間の距離の変化を~10-20mの精度で測定するための様々な工夫を紹介する。
○真空ポンプとは
/(一社)ターボ機械協会
作動機あるいは原動機として流体機械、および熱機関の主流をなすターボ機械。その中の真空ポンプについての原理、技術を解説し、用途等を紹介する。
○冷凍保存をするときに気になる「霜」・「冷凍焼け」や「におい移り」の悩みを解決
/貝印㈱ 林莉子
ライフスタイルの多様化などにより、冷凍で長期保存を大量にできる便利なツールへのニーズも高まっている。本稿では、保存の悩みとして多かった、冷凍焼けやにおい移りの防止、作り置き食材の保存時の省スペース化を実現し、調理の時短にもなる「おいしさそのまま!真空保存袋」について紹介する。
○真空パッド
/㈱日本ピスコ 青木圭子
吸着搬送機器として製造業や物流業など幅広い分野に普及されている真空パッド。選定や使い方を誤ると様々なトラブルを引き起こすため、注意が必要な機器である。正しく選定し、安全に使用するための方法について不具合事例を交えながら説明する。
■製品と技術
○デジタル革新:3D技術とICTによる効率化ソリューション
/日鉄テックスエンジ㈱
本稿では、当社におけるデジタル革新ソリューションの概要について解説し、当社で開発、活用している3D技術と高度メンテナンス技術、ICTを活用した現場管理の効率化事例を紹介する。
○AIが製造機器の故障を予測し、原因を可視化する予知保全技術
/アクセンチュア㈱ 山戸辰彦
予知保全は、予期しない故障などを事前に知ることによって、コスト・計画・品質などあらゆる面で有益をもたらす取り組みだ。特に製造業や高価な部品を扱う業種では近年最も期待されている技術の一つである。本稿では、予知保全機能を搭載したNTech Predictの予知保全機能を運用し、予知保全を成功させるための要点を述べる。
○AIと現場技術の融合で実現する検査自動化
/㈱コズム 寺杣知樹
少量多品種生産の製造現場で依然として課題である外観検査の属人化。COSM AI VISIONは、AIと現場技術を融合し、検査業務の標準化・自動化を実現する。COSM AI VISIONをはじめとした、DX支援パートナーとしてのコズムの取り組みを紹介する。
○高水圧技術を活かした「チューブハイドロフォーミング」
/㈱山本水圧工業所 田中守
人と水は太古からつづく、かけがえのない関係を保ている。本稿では、創業以来高圧技術をコンセプトに圧力を活かした製品群より、「水圧による塑性加工」ハイドロフォーミングの加工例による特徴、種類、装置構成を紹介する。
■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第44回
/西海孝夫
○技術者の提案 第15回
/長谷川和三
■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計
■製品ガイド
○油圧モータ

2,300円
■特集:義肢装具や動作支援へのフルードパワーの活用
○可変弾性下肢アシスト装具
/中央大学 奥井学
人の歩行時における関節角度とトルクの関係に着目し、立脚期と遊脚期で関節剛性と拮抗角度を切り替えるアシスト手法を提案した。空気圧人工筋肉を用いた可変剛性下肢アシスト装具「Airsist II」を開発し、提案手法を適用した評価実験を通してその有効性を確認した。
○空気圧ゴム人工筋スーツを用いた歩容の制御
/東京大学 宮嵜哲郎・川嶋健嗣
同大学川嶋研究室で研究開発している、空気圧ゴム人工筋スーツを用いた歩容の制御を紹介する。スーツに搭載する空気圧ゴム人工筋は直接駆動可能であり、外力によって内部の圧力が変化するバックドライバビリティを活用し、装着者の運動状態を推定する。
○遠位切断者を対象とした無動力型フルードパワー義指
/(独)国立高等専門学校機構 西川弘太郎
本稿では、MP関節遠位切断者向けの外部動力源を使用しない無動力型義指について解説をする。本義指の指関節には空気が封入してあり、対象物の剛性に応じた、ばね・ダンパ特性を義指に対して付与する。この効果により、様々な対象物の把持に成功した。
○空気式パラレルスティックを用いた手首・手指リハビリ支援システム
/徳島大学 髙岩昌弘
本稿では、手首・手指の伸展動作を支援するリハビリテーションデバイスについて紹介する。理学療法士の徒主動作を模擬するため、手のひらを挟むように設置した2本の平行スティックの併進と回転動作を空気圧シリンダにより駆動する。基本的な制御性能について検証した結果を述べている。
○機能性材料を用いたブレーキを応用した上肢リハビリテーション装置の開発
/東京電機大学 三井和幸
近年では、従来のフルードパワーに加え、新たな機能性流体さらにはこれを発展させた機能性材料を応用した技術開発が行われ、医療・福祉分野での応用も進められている。本稿では、機能性流体の一種であるER流体から発展させたEAMと著者らが名付けた機能性材料を応用した上肢リハビリテーション装置について紹介する。
■製品と技術
○次世代型ロボット向けミニラジアルシャフトシール
/日本トレルボルグシーリングソリューションズ㈱ 立見昌信
ロボットや減速機、サーボモータ向けに開発した新型ミニラジアルシャフトシール3種の特長と技術的優位性について、過酷な使用環境や省スペース化のニーズに応える性能を踏まえて紹介する。
○データ収集によるDXを実現するための後付けIoTシステムを簡単に実現
/IDEC㈱ 上田剛士
技術の発展により、DX(デジタルトランスフォーメーション)の検討が増加し、これまでは技術的にできなかったことが近年では実現できるようになってきた。近年では、クラウドシステムを活用し、簡単で早く、安価にユーティリティのモニタリングシステムの構築が可能となるなど、様々なサービスとそれぞれ個別の特長があるが、同社が提供しているILTE通信型クラウドデータロガーSG1Aについて紹介する。
○省人化対策の切り札
/㈱斗山ボブキャットジャパン 竹田有志朗
Bobcatのスキッドステアローダー、コンパクトトラックローダーには二つの大きな特長がある。一つは「その場旋回(超信地旋回)」ができること。もう一つがアタッチメントのラインナップを豊富に取り揃えていることである。今回は省人化に適したアタッチメントを実例も交えて紹介していく。
■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第43回
/西海孝夫
○技術者の提案 第14回 
/長谷川和三
■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計
■製品ガイド
○圧力・差圧・真空スイッチ
2,300円
■特集:流体の路を探訪する
○グラファイト熱テスラバルブ
/東京大学 HUANG Xin・野村政宏
同位体濃縮グラファイトにテスラバルブ構造を形成し、対向方向間で15.2%の熱伝導率の差異を実験的に観測した。高放熱性に加え、熱整流機能をグラファイトに与えることができることが示され、マイクロスケールの電子デバイスにおける高度な熱管理の可能性を示した。
○パイプラインにおける水撃圧波形を利用した漏水位置、漏水量の最適化推定技術
/東京農工大学 浅田洋平
/山口大学 萩原大生
/新潟大学 鈴木哲也
パイプラインにおける水撃圧波形を利用した漏水位置、漏水量の最適化推定技術は、長距離かつ複雑な構造をもつ現場パイプラインにおいて全長に対して約2%以下の誤差で漏水位置を推定できることが明らかになった。以上から本技術は、広域探査、範囲探査の漏水区間の絞りこみに十分使用でき、今後の現場実装により水管理者の漏水探査における労力とコストを削減することが期待される。
○フェライト系ステンレス鋼による新しい配管システム
/新日本空調㈱ 品田直也・田村稔
/㈱三五/㈱メグリス 古新惠一
/㈱メグリス 馬場一美
自動車用排気管として実績あるフェライト系ステンレス鋼鋼管SUS430LXを採用した建築設備用配管システムの様々な特徴、システム提供価値および実案件への適用事例を解説する。
○バイオマスウレタンチューブの開発 
/ニッタ㈱ 日置友哉
産業活動による温室効果ガス排出問題に対処するため、日本有機資源協会が認定するバイオマスマークを取得したバイオマスウレタンチューブを開発。石油由来のウレタンと同等の性能を持ち、カーボンニュートラルを目指す。
○カーボンニュートラルに適したバイオマスチューブ
/SMC㈱ 山﨑誠
近年、地球温暖化などの環境問題を解決するために世界各国がCO2削減に取り組んでいる。将来も安心して暮らせる、持続可能な経済社会をつくるため、カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けての取り組みとして、バイオマスチューブによるカーボンニュートラルの事例を紹介する。
■製品と技術
○油圧オートカプラによる建設施工現場の安全・環境・生産性向上革命
/㈱小松製作所 宮澤友孝・岡田哲史
当社は、解体現場における油圧アタッチメント交換作業を効率化する油圧オートカプラを開発。これにより、安全性、環境性、生産性が向上し、オペレータ1名で作業を完結可能に。作業員の削減と作業時間短縮でコスト削減と現場効率化を実現。現場検証の結果、安全かつスピーディな作業が確認され、経済性が48%向上。この技術は解体分野にとどまらず、他の建設分野にも展開が期待されている。
○スマートマニュファクチャリングにつながる現場デジタル化の事例と動向
/㈱東芝 村上佳介・高柳洋一・深井英五
製造業では不確実な社会情勢や労働力不足への対応としてスマートマニュファクチャリングが注目されている。本稿では、当社がその実現に向け提供しているリモートエンジニアリングツールやソフトウェアディファインド化したDCSコントローラ、WebベースHMIについて解説する。
■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第42回 
/西海孝夫
■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計
■製品ガイド
○コンプレッサとコンプレッサ関連機器
2,300円
■特集:船舶・港湾で活躍するフルードパワー
○舶用エンジンの油圧制御
/ボッシュ・レックスロス㈱ 大熊倫寛
舶用エンジンの燃料噴射及び排気弁制御は、近年電子制御化されたものが主流となっており、これに油圧システムが搭載されている。エンジンのライセンサの設計思想にもよるが、燃料噴射及び排気弁の制御を各々もしくは両方を一つで制御する油圧制御弁が搭載されている。
○可変ピッチプロペラの油圧装置 
/ナカシマプロペラ㈱ 堀井颯太
船舶の脱炭素化が求められる中、可変ピッチプロペラ(CPP)は運航効率の向上とそれに伴う燃料削減が注目されている。本稿では、固定ピッチプロペラとの比較を通じてCPPの優位性を示し、CPPの構造及び装備される油圧機器と油圧回路について解説する。
○舵取機および甲板機械 
/川崎重工業㈱ 田中辰喜・野田嵩
当社製品の舵取機および甲板機械において、要求仕様や作動原理の概要、油圧機器の性能や特長について説明する。また、油圧と電気制御技術を統括した当社新製品であるコントロールボックス付舵取機Unified Editionと係船索張力監視装置MOMOSEAを通して、船舶分野での最新技術について説明する。
○進化し続けるアンチローリングタンク 
/㈱IMC
船の横揺れを軽減する装置としてのアンチローリングタンク(以下、ART)はおよそ140年前から研究されており、日本で初めて実用化されたのは1963年巡視船「しきね」である。また、最近になって従来の船の横揺れ固有周期で大きく揺れる同調横揺れ(シンクロナスロール)以外に、船体の復原力が周期的に変化することによりロールが発達する共振現象であるパラメトリックロールにも効果があることがわかってきて、減揺装置としての評価も高まってきている。本稿では最初にARTの原理を、そしてARTの構成機器、ARTの設計法
と設計にあたっての注意点を述べ、最後にARTの効果事例を紹介する。
○安全・安定供給に寄与した流体荷役設備
/TBグローバルテクノロジーズ㈱ 新垣淑晶
60年以上の長きに渡り常温、高温、極低温等の流体、及びガスの荷役システム、ローディングアームを製造し、グローバルに展開し、そして、カーボンニュートラルを目的とした次世代燃料についても、安全荷役・安定供給に向け開発を進めている。
○モーションベースによる動揺吸収
/㈱工苑 石塚正純
本稿では、6軸モーションベースを活用した「動揺吸収型可動式桟橋」の開発過程と実証試験を紹介する。プロトタイプ機を製作し、動揺吸収性能を評価。洋上試験では揺れの低減を確認し、特許も取得。今後の応用展開についても考察する。
■製品と技術
○製造業の業務効率化を支援
/㈱New Innovations 中尾渓人
製造業の業務効率化とDX化をサポートするAIを活用したクラウド型図面管理システム「図面バンク」について紹介する。図面検索や関連書類管理を効率化し、作業時間短縮や情報共有の円滑化を実現する。
○データから現場を見える化で作業効率を向上
/㈲藤川樹脂 藤川勝也
製造業界ではデジタル化が進む中、「見える化」が作業効率化の重要な要素として注目されている。当社が開発した「MViEW」は、3Dモデル上で異常箇所が視覚的に表示され、現場作業者が一目で理解できる。本稿では、「MViEW」の特徴とそのメリットを中心に紹介する。
■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第41回    
/西海孝夫
○技術者の提案 第13回 
/長谷川和三
■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計
2,300円
■特集:フレッシュメンに贈る油空圧機器とセンシング・モニタリング・IoT
○油中気泡率計測システム
/三協インタナショナル㈱ 楠本圭
油中気泡率計測において、従来の測定法に置き換わるインピーダンス法に基づいたインラインリアルタイム計測のCGSシステムを紹介する。国内の気泡率計測の現状の問題解決やセンサの計測原理から現在開発中の製品について解説する。
○油圧シリンダを高精度に計測するストロークセンサの最新情報
/サンテスト㈱ 西坂信也
磁歪式変位センサは磁歪現象を利用した高精度なリニアセンサである。油空圧業界では主に油圧シリンダのストロークセンサとして広く用いられている。本稿では弊社のGYシリーズの動作原理、特長、ラインナップなどについて述べる。
○比例電磁式方向・流量制御弁
/油研工業㈱ 大貫勇人
当社で開発中である、弁差圧-流量特性可変機能付きの比例電磁式方向・流量制御弁の紹介をする。センサレス位置検出によって弁差圧-流量特性を可変させる事のメリットとその原理について説明する。
○油状態診断システム
/カヤバ㈱ 亀田幸則
近年、設備のメンテナンス業務において多くの課題が発生しており、IoTを活用した状態監視への注目が高まっている。本稿では、油圧機器向けの油状態診断システムに関して、そのシステム構成と適用事例について紹介する。
○一体型省エネ低騒音油圧ユニット・インバータ駆動省エネ油圧ユニット
/ボッシュ・レックスロス㈱ 進藤健
本稿では、ボッシュ・レックスロスのサステナビリティに貢献する「一体型省エネ低騒音油圧ユニットCytroBox」と「インバータ駆動省エネ油圧ユニットDRn」を紹介。省エネ、低騒音、コンパクト設計、豊富なセンサー対応等が特徴で、運用・予防保全に適している。
○空気圧機器のIoT化による省エネ活動
/SMC㈱ 藤原篤
空気圧は小型・軽量という特徴から、動力源として産業界で広く用いられている。一方で、省エネ意識が高まる中、圧縮空気を作り出すエネルギー削減や空気圧消費量低減が必要となる。本稿では省エネ活動に寄与する製品について紹介する。
■製品と技術
○SDGsを見据えた洗浄工程の効率化と汚染粒子制御・監視技術
/RMFジャパン ㈱和中尭久
本稿では、モノづくり産業における洗浄工程において、ミクロンレベルの汚染粒子に焦点を当て、企業の持続可能な取り組みに役立つフィルタ選定と汚染粒子の制御技術及び監視技術について述べる。
○安全で素早い着脱を実現!国産初の完全油圧式クイックヒッチ
/㈱タグチ工業 岡田康弘
油圧ショベルのアタッチメント着脱作業を安全で素早く行い安全性および作業効率の向上、作業現場汚染の軽減だけでなく導入コストの削減および油圧ショベルの稼働率向上を目指したアタッチメント着脱装置の開発。
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第40回
/西海孝夫
○技術者の提案 第12回
/長谷川和三
■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計
■製品ガイド
○油圧ポンプ
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商品情報・内容

  • 出版社:日本工業出版
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月1日
  • サイズ:B5判

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油圧技術と空気圧技術は、ともに流体のエネルギーを利用する動力伝達に関する技術です。油圧技術の本格的な導入は1950年以降で、この優れた生産性と経済性はあらゆる産業において注目され、その領域も広げてきました。空気圧技術は、経済性と機能性に優れた技術で、今日では生産ラインにおいて不可欠な技術であり、宇宙開発、海洋開発、医療、レジャー産業から工具まで幅広く利用されています。本誌は、この油圧・空気圧は勿論、電子技術、真空技術を含めた流体応用技術の専門誌として、実務面の解説、システムの設計、研究開発、機器の選定、メンテナンス、経済効率、技術資料等を提供します。対象読者は生産技術関係、設計者を中心に、開発、管理部門まで読者層の広がりがあり、30歳代を中心に安定した読者層を持っております

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