油空圧技術 発売日・バックナンバー

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2,300円
特集:フルードパワーの安心・安全アシスト
■自動化に最適なエア駆動の締結部品
/㈱イマオコーポレーション 山田真弘
生産の効率化を目的に自動化・省人化が加速する中、段取り作業の改善や効率化、時間短縮も必要とされている。段取り作業の自動化に対応し、生産性向上に有効な製品として開発したエア駆動の締結部品「エアロック着脱シリーズ」について紹介する。
■エアキャスター 
/㈱コーテック 長尾宗一
1950年代に初めて実用化されたエアキャスターは、床面との接触面に空気膜を形成するという方法で、激的に摩擦抵抗を減らすことで重量物の自在な移動を可能にした。現在では手押し移動による数トンまでの重量物の移動から、建設現場での5,000tを超える大型構造物の移動にまで使われる範囲が広がっている。
■助力装置パワフルアーム
/CKD㈱ 若杉 諭
当社のシリンダ技術と、日産自動車㈱と東京工業大学が共同で構築した特許技術を活用し、重量物を搬送する際の作業負担低減と、作業者の安全確保を目的とした新しい方式の助力装置について紹介する。

解説
■ミクロの空間に液体を流す
/神奈川県立産業技術総合研究所 清水久史
基板上に作製したマイクロメートルサイズの流路に液体を流す、マイクロ流体工学がバイオや化学の分野で発展を見せている。本稿では、マイクロ空間の特徴や流路の作製法に加え、細胞のハンドリングや分析法、リアクターへの応用について解説する。

製品と技術
■超音波流量計による気体・液体計測
/㈱オーバル 菅家広大
当社は70年の長きに渡り流量計専門メーカーとして各種流量計を製造・販売してきた。本稿では当社で販売する超音波流量計のラインアップより、液体・気体用の4機種について特徴や最適なアプリケーションを紹介する。
■データの利活用で現場力を高める監視制御システム
/島津システムソリューションズ 鞆岡良継
テレワークが爆発的に普及する中、デジタル技術が切り拓く新たな時代に向けて、昨年発売した新型の監視制御システム「METRIS-G5」 を紹介する。ネットワークとデータの有効活用が進む新たな時代に対応したMETRIS-G5は、親しみやすい操作性と、現場のデータを活用できる機能性を兼ね備え、プラントの運転・維持管理から操業支援まで幅広く活用できる。

連載
■イチから学ぶ油圧のメカニズム 第23回
/西海孝夫
■機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備 第27回
/長谷川和三

H&P情報
■油空圧機器出荷統計
■建設機械出荷金額統計

製品ガイド
■空気圧フィルタ



2,300円
特集 MEMS・マイクロ流体技術におけるフルードパワー
■マイクロ流体回路とモデル化技術
/東京大学 三宅 亮
マイクロ流体要素を連結させた流体回路型のマイクロ化学システムを提案しており、それに伴い、コンピュータ上でも仮想的な化学システムを構築可能とするマイクロ流体回路向けのモデル化技術の開発も行っているので、これらについて紹介する。
■スムーズフローポンプ
/タクミナ 荒井秀紀・他
当社が2006年に発売したスムーズフローポンプは多くの優れた特徴を有し、研究段階から生産機に至るまでスケールアップ可能なラインナップを取り揃え、連続生産プロセス構築に役立っている。本稿ではその特徴と活用事例について紹介する。
■気体・液体兼用圧電ポンプ
/日東工器 高橋朋晃
「バイモルポンプ」は、圧電バイモルフ振動子の屈伸・屈曲作動をポンプの駆動源とした小型ポンプであり、医療・分析機器などの気体・液体搬送ポンプとして広く活用されている。本稿ではその構造や特長を紹介する。
■マイクロ流体向け圧力制御式送液システム
/ ASICON 次田友暁
マイクロ流体分野における微小量の液体の操作には、高い圧力・流量制御能力を持つ圧力制御式送液システムが適している。Fluigent社製品を例に、圧力制御式送液システムの利点とOEM・カスタマイズ事例について紹介する。
■独自技術を付加したチューブポンプ
/アクアテック 谷口尚司
ローラーを使用した従来からのチューブポンプに独自技術を付加して進化させたリングポンプ。吐出量1μL/min以下のマイクロポンプへの展開も可能なリングポンプについて、その構造、従来ポンプとの比較、使用部品、使用上の留意点について詳細に解説を行う。

特集 コンプレッサ②
■環境負荷低減に寄与するコンプレッサ制御システム
/北越工業 新澤真郷
省エネルギー化は各機器の性能向上に加え、工場全体のシステムとして取り組むことでより高い効果が得られる。新型コンプレッサ「Eシリーズ」における省電力技術、また、新機能となるマルチリンク式台数制御システムを用いた工場全体のエアシステム最適化について紹介する。
■エアコンプレッサの廃熱利用
/三浦工業 露口勇輔
熱回収式電動エアコンプレッサで従来棄てられていた圧縮熱を高温水に変換し、高温水の使用先としてボイラシステムと組み合わせることで、未利用熱を有効活用することができる。新しく小容量機種としてラインアップに加えたVA-210SFを紹介する。
■水潤滑インバータオイルフリーコンプレッサ
/三井精機工業 鎌田弘一
本稿では「i-14000X2シリーズ」の特徴と性能について解説し、省エネ効果やカーボンニュートラル実現に向けて製品を紹介する。

製品と技術
■行動認識AIによる施設DXの実現
/アジラ 木村大介
人の行動を認識、分類するとともに、動作やクセをつぶさに定量化する「行動認識AI」。この技術を軸に、社会課題である「治安悪化」への解決策を提示し、施設内の人の動きを「可視化」することで、施設のDXを推進する。
■製造業のDX推進に貢献するローカル-DX-システム
/豊中計装 小谷勝也
製造業のDXの課題である現場情報のデジタル化を解決するシステムの紹介。生産性および品質の向上・リードタイムの短縮・労働環境改善等を実現し、製造業のDXの目標を達成することが可能となる。

連載
■イチから学ぶ油圧のメカニズム 第22回/西海孝夫
■機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備 第26回 /長谷川和三

H&P情報
■油空圧機器出荷統計
■建設機械出荷金額統計

製品ガイド
■油空圧用シールとパッキン
2,300円
特集:コンプレッサ①
■工場におけるコンプレッサー設備の省エネ
/㈱IHI回転機械エンジニアリング 藤田祐章
コンプレッサー設備に関する 約900件を超える省エネ診断や提案、ユーザーとの対話の中で、反響の大きかった課題解決のポイント、および提案事例を紹介する。
■冷凍式エアードライヤー
/オリオン機械㈱
当社は50年以上にわたり、エアードライヤー、エアーフィルター、ドレン処理装置など、圧縮空気浄化機器の開発・製造を続けている。本稿では、高周囲温度対応と省エネという異なる課題解決をコンセプトに開発を進める、当社の冷凍式エアードライヤーについて紹介する。
■回転バランス型レシプロコンプレッサ
/(有)ケイ・アールアンドデイ 小松文人
ピストンの直線往復運動を、内サイクロイド原理を用いて、構成される各部品の等速回転運動の合成で作り出し、シリンダ数を4個とすることで軸まわりの静的質量バランスを取ることにより、①小型軽量、②低振動、低騒音、③低消費電力のコンプレッサを実現した。
■第6世代を迎えるオイル循環式スクリューコンプレッサ
/ケーザーコンプレッサー㈱ 河合 仁
本稿では、第6世代を迎えるオイル循環式スクリューコンプレッサCSD/CSDXシリーズの改良点を省エネ性などに注力して紹介する。 
■脱炭素社会に向けたカーボンニュートラル
/コベルコ・コンプレッサ㈱ 奥藤卓也
近年、脱炭素社会の実現に向けての電力消費量の多い圧縮機の省エネ化は、一層必要不可欠になっている。当社では、より省エネ性能の高い圧縮機の開発、オイルフリー機やインバータ仕様の拡販に加え、排熱利用による省エネ提案に取り組んでいる。今回は、カーボンニュートラルに向けて当社が提案する省エネメニューについて紹介する。
■給油式圧縮機によるエアーのオイルフリー化
/㈱フクハラ 石黒衆亮
給油式圧縮機によるエアーについて、省エネ・低炭素排出性の効果向上を実現しつつ、オイルフリー化とする、当社製オイルバスターの仕様及び効果例について解説する。
■世界最高のゼロエアロスドレントラップ
/ベコテクノロジーズ㈱ 芳賀準之介
過去40年間、ベコテクノロジーズは、圧縮空気とドレン処理に関して、高品質、信頼性と効率のある装置の開発、製造および販売を手掛けてきた。
今回は、ゼロエアロスによる省エネ効果をもたらすドレントラップBEKOMATシリーズを紹介する。

特集:フルードパワーにおける水圧関連技術の現状②
■水圧シリンダと水圧駆動システム
/㈱堀内機械 細井耕平
SDGsやカーボンニュートラルに貢献するAqua Drive System(ADS)。ADSアクチュエータである水圧シリンダの課題と対策、使用例を紹介。さらにシリンダを動かすための水圧駆動システムを紹介する。
■アクアドライブシステム「ADS」用アキュムレータ
/日本アキュムレータ㈱ 内田 晃
本稿では、水圧システム「アクアドライブシステム」において、代表的なブラダ形アキュムレータを中心に、「種類」「材質」「用途」について紹介する。 
■高圧容器用サイクル試験装置と破裂試験装置
/㈱スギノマシン 水上峻一
近年、燃料電池を使用した乗用車や大型商用車の普及が期待されている。当社では燃料電池自動車用高圧水素タンクの100MPa超における、サイクル試験装置と破裂試験装置の開発を行っており、本稿ではそれらの装置概要について述べる。

連載
■イチから学ぶ油圧のメカニズム 第21回 /西海孝夫
■機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備 第25回 /長谷川和三

H&P情報
■油空圧機器出荷統計
■建設機械出荷金額統計

製品ガイド
■潤滑管理機器
2,300円
■特集:環境規制、省資源/省エネ、ECO、地球
○新型ミニ油圧ショベルの開発
/キャタピラージャパン(同) 髙橋愛里
Next Generationシリーズ第3弾となる、Cat®303 CR/303.5 CR/304 CRについて紹介する。
○超コンパクト射出成形機
/日精樹脂工業㈱ 星野 智
当社のハイブリッド式射出成形機は、油圧制御と電動モータ制御技術を融合したハイブリッドポンプを搭載し、従来油圧機では得られない省エネ性や成形性を実現した。そのハイブリッド式の最新機種で、成形設備のダウンサイジングが可能なFWXシリーズを紹介する。

■特集:フルードパワーにおける水圧関連技術①
○ADS用シーリングシステム
/㈱阪上製作所 鳥居良介
ADS(アクアドライブシステム)向けシールの現状と技術的問題点について解説し、「水道水圧~低圧仕様」「中圧~高圧仕様」「高圧仕様」の各圧力域でのシールシステムについて紹介する。また、使用事例を基にシール面での工夫を紹介する。
○悪環境にはADS
/㈱リベックス 三木正之
正逆回転が可能で、低速でも滑らかな水圧の吐出が可能な水圧ポンプに、水圧モータ、水圧シリンダ、高精度位置センサをセットし、これを広範囲で位置・速度制御が可能な電動モータと組み合わせる。これで位置・力制御が可能なシステムとか、複数のシステムを組み合わせて、水圧駆動の多軸ロボットを構築する。水圧部分を悪環境に持ち込み、熱・水・放射線等の存在する悪環境で、作業可能な自動制御機器とかロボット等を提供する。
■特集:フルードパワー周辺機器・システム②
○より安全で高効率な多配管同時接続機器
/セインジャパン㈱ 舩木公孝
複数油圧配管を迅速接手で接続する場合、回路数が増える程、接続・分離の作業時間、接続間違いによる危険性も増加する。安全性の向上と時間短縮に貢献する高い技術的特徴を兼ね備えた、複数回路を一括接続可能な手動式及び自動式油圧マルチ・カップリングを紹介する。
○フルードパワーを支えるオイルフィルタ
/大生工業㈱ 篠原尚也・他
油圧システムにおけるオイルの管理は非常に重要である。本稿では、オイルの管理に必要となるオイルフィルタの概要と適切なオイルフィルタの選定方法について解説する。
○潤滑・油圧システムの効率化・安定稼働を支える機器類
/日本ポール㈱ 難波竹已
油圧・潤滑システムの高効率化・安定稼働には流体清浄度管理が重要である。本稿では、流体清浄度管理を支える機器類を紹介する。
○エアー漏れによるCO₂排出と最新可視化カメラ
/㈱リークラボ・ジャパン 皿澤雄太
工場の電力消費量の内、およそ30%は圧縮エアーを作り出すコンプレッサーで消費されていると言われている。昨今の電気料金の高騰や、カーボンニュートラルの実現に向けた動きの中でも、エアー漏れの対策は喫緊の課題となっている。

■解説
○歯車表面へのレーザー焼入れによる損傷修復手法
/(国研)物質・材料研究機構 早川正夫・他
本稿では、建設機械機器の減速機に用いられる大型歯車部品のリマニュファクチャリングのための機能回復技術のコンセプトを解説し、レーザー焼入れによる金属組織の改質と非破壊検査手法による評価技術のユニークなアイデアとその有用性を紹介する。

■製品と技術
○ミニショベルクラス用軽量型延長アーム
/尼崎重機㈱ 西尾 久
従来型から油圧シリンダーを取り除き、作動範囲を絞り込み軽量化することで、延長アームをミニショベルクラスでも装着することを可能にし、シンプルな構造で低価格(当社比)、独自構造により輸送時にも取り外す必要がなく、経済的運用にも優れた建設機械パーツを紹介する。

■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第20回
/西海孝夫
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備 第24回
/長谷川和三

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○油圧モータ
2,300円
■特集:コスト削減に寄与するフルードパワー
○エアブロー工程の省エネ提案/㈱コガネイ/下山隼平
○脱炭素を実現、電動油圧アクチュエータ/㈱南武/八木 勉
○ユーザーのコスト削減につながる空気圧機器/SMC㈱/藏上大輔
■特集:フルードパワー周辺機器・システム①
○油圧システム制御機器/サンテスト㈱/西坂信也
○デジタル式半導体圧力スイッチ/太平貿易㈱/金沢東秀
○油空圧機器の可能性を広げる圧力センサー/Trafag Japan㈱/三好広高
○シール相手面に関する新たな考え方の紹介/日本トレルボルグ シーリング ソリューションズ ㈱/立見昌信
○無脈動定量ポンプとその応用について/富士テクノ工業㈱/橘内卓児
○フルードパワーを利用したドレン処理装置/ベコテクノロジーズ㈱/芳賀準之介
■製品と技術
○ポリカーボネート製油圧シリンダーガード/尼崎重機㈱/西尾 久
■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第19回/西海孝夫
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備 第23回/長谷川和三
■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計
■製品ガイド
○圧力・差圧・真空スイッチ
 

2,300円
■特集:フルードパワーとCO2削減(カーボンニュートラル)
○2050年カーボンニュートラルに向けた取組/環境省/松田貴之
2050年カーボンニュートラルの実現、また、2030 年度に温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目指し、さらに、50%の高みに向け挑戦し続けるために、国が実施している具体的な取組などを紹介する。

○カーボンニュートラル実現にむけた空圧機器/CKD㈱/水上和哉
2050年カーボンニュートラル宣言など脱炭素化社会に向けて、各産業界が様々な取り組みを検討し、実行し始めている。その中で、当社が考える空圧機器での貢献、具体的な取り組みについて紹介する。

○低炭素化社会に向けた油圧ショベルの取り組み/日立建機㈱/平工賢二
油圧ショベルの燃費低減には、油圧システムの効率向上がまず重要であり、本稿では、当社が開発した省エネ油圧システムである3ポンプシステムと、油圧蓄圧式ハイブリッドシステムについて概説する。次いで、電動化建機に対する最近の取り組みを紹介する。

○建設機械における省エネ油圧技術動向/㈱コマツ/林 盛太
CO2削減(カーボンニュートラル)の達成に貢献することができる、コマツ製建設機械に搭載される油圧コンポーネント・油圧システムでの省エネルギー化の対応事例と、建設機械の使われ方での対応事例について紹介する。

○水素ステーション用油圧式水素圧縮機/川崎重工業㈱/壬生弘毅
当社は、次世代エネルギーとして水素に着目し、全社をあげて水素関連技術および製品の開発に取り組んでいる。今回は、当社の活動の概要、および2023年3月にプレスリリースした油圧式水素圧縮機の主な仕様、および特長などについて紹介する。

○ラフテレーンクレーン用電動パワーユニット/㈱タダノ/福森康裕
2022年1月、現場でのクレーン作業でCO2の排出をゼロにできるラフテレーンクレーン用電動パワーユニットE-PACKをリリースした。本製品の仕様・特徴について紹介する。

○ハイブリッド用アキュムレータ/㈱ハイダック/髙橋良輔
当社は世界中に販売拠点とサービス機能を有するインターナショナルな油圧機器メーカーである。本稿では、主力機器である油圧アキュムレータを用いたハイブリッド技術について搭載事例をいくつか紹介する。

■解説
○超低摩擦を目指す/電気通信大学 佐々木成朗
グラファイトインターカレーションを用いて合成したフラーレンC60封入グラファイトフィルムの構造と超潤滑特性について紹介する。摩擦力顕微鏡測定と分子力学シミュレーションによって、本潤滑剤がグラファイト単体よりも優れた超潤滑性を示すことを見出した。

■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第18回/西海孝夫

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○コンプレッサ本体と関連機器

2,300円
■特集:潤滑の基礎と応用
○〔総論〕潤滑の基礎/室蘭工業大学/風間俊治
油圧機器は流体機械の一つである。作動油を昇圧して、その圧力を利用する。エネルギー変換の観点から容積式が採用される。必然的に摺動部が存在し、潤滑に関する知識が必要となる。本稿では、油圧に携わる若手技術者を主な対象として、潤滑の基礎を解説する。

○トライボロジーにおける潤滑油の役割とその作用メカニズム/東京理科大学/佐々木信也
SDGsに向けた取り組みの中で、機械システムのエネルギー効率向上と環境負荷低減を実現するための有効な手段として、トライボロジー特性の向上に大きな期待が寄せられており、潤滑油はその重要な役割を担っている。潤滑メカニズムの観点から、潤滑油の役割と主な構成について概説する。

○金属3Dプリンタを活用した新規トライボシステムの創製/東京理科大学/佐々木信也
摺動表面に新たな機能を付与する手法として、表面テクスチャリング技術が注目されている。バイオミメティクスを取り入れた新たなトライボシステムの創製を目指し、3次元微細構造の作製が可能な3Dプリンタを活用することで、アイディアを具現化した例を紹介する。

○液晶潤滑剤/機能性液晶材料研究所/原本雄一郎
機械の耐久性を2~40倍に向上させ、超低発塵性、秩序潤滑など、並外れた高性能を実現する次世代高機能潤滑剤について解説する。この潤滑剤は、さまざまな機械への適用が可能であると考えられ、多方面の活用が期待できる。

○希薄潤滑環境向け低損失円すいころ軸受の開発/日本精工㈱/前佛 誠
油潤滑環境下で使われる円すいころ軸受において、摺動面の油膜維持性を向上させて、希薄潤滑条件での耐焼付信頼性を向上させた。今まで以上に希薄潤滑化を進められることで、ギヤボックス全体の高効率化も可能となる。

○摩擦と摩耗にさようなら、自己潤滑の新時代へ/福井精機工業㈱/清水一蔵
自己潤滑性を持つ成形体キッブスは、自動化や省人化が進む現代において、メンテナンス作業に大きな効果を発揮し、人件費や作業時間の削減につながる。危険な場所や手が届きにくい場所のメンテナンスにおいては、事故のリスクを軽減することもできる。

■解説
○抜本的な省エネによる「コスト削減とCO2削減の両立」が可能なカーボンニュートラル対策とその事例紹介/東京電力エナジーパートナー㈱/植田 旬
各業界の工場・製造現場おいてカーボンニュートラルの実現は企業にとって大きな課題でもあり負担になっている。本稿ではカーボンニュートラル達成に向けて多く採用されている太陽光発電設備導入より企業にとって有利にコスト削減・CO2削減の両立が可能な事例を紹介する。

■製品と技術
○様々な測定物を確実に検知するレベルセンサ/山本電機工業㈱/永田厚嗣
独自の最新技術を用いて、従来では難しかった「非常に軽い粉体(パウダーなど)」「粘度の高い液体(ペースト状)」などの測定物でも確実に検知するレベルスイッチを紹介する。また、小型容器・装置向けの小型センサでもこれらの測定物の残量検知が可能である。

■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第17回/西海孝夫
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備 第22回/長谷川和三

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○作動油・潤滑油
2,300円
■特集:フレッシュメンに贈る・油空圧のつなぐ技術
○ホースと金具の選定/ニッタ㈱/浅里信之
樹脂ホースやホースに適した金具の選定にあたっての基本的なポイントや、ホースの曲げ剛さや金具の接続方式を理解し正しく使用するためのポイントを紹介する。

○油圧配管のワンタッチ接続/日東工器㈱/辻田 智
油圧配管にも使われている迅速流体継手「カプラ」について、その構造や特徴、選定方法や使用上の注意などを、油圧業界にデビューされた方々に向けて紹介する。

○空圧機器の接続に関わる技術/SMC㈱/古屋正芳
空気圧配管用継手、チューブについての説明、ワンタッチ管継手のメカニズム、管用ねじの種類、形状バリエーション、材質について紹介する。

○空気圧機器をつなぐ技術/㈱日本ピスコ/宮坂建慶
広く普及している空気圧機器であるが、正しくつながなければ重大なトラブルに繋がる場合がある。空気圧機器をつなぐ補器として必須である継手、チューブについて当社製品を例に挙げ、構造を交えながら「空気圧機器をつなぐ技術」について解説する。

■製品と技術
○未来を拓くスマートグラス/ウエストユニティス㈱/小南泰三
フィールドワークの生産性向上ツールとして期待がかかるスマートグラスの選定ポイントと導入にあたっての課題を解説し、長年の現場経験に裏打ちされた次世代スマートグラスInfoLinker3、及び新クラウドサービスLinkerWorksについて紹介する。

○低コスト、低消費電力なIoTネットワークとは/京セラコミュニケーションシステム㈱/石田優輝
Sigfoxは低コスト、低消費電力なIoTネットワークであり、提供する位置情報サービスや国際ローミングサービスによって幅広い用途に対応した通信規格である。本稿では、そうしたSigfoxの特長とそれを実現するSigfoxの技術、広がるSigfoxのユースケースを紹介する。

○生産管理システム/澁谷工業㈱/村中志有
生産ラインの情報化は、IoTやAIを活用した生産ライン統合システムへと進化している。本稿では設備群の監視システムに、作業者と設備のデータを一元管理するためのfun-SOPⓇ(ファン・ソップ)を統合したモバイル機器活用システム「スマートタブレット」を紹介する。

○大規模工場における設備管理のスマート化技術/富士電機㈱/福島宗次
現場設備からさまざまなデータを収集し、稼働情報と保全情報を統合・分析することで、設備管理業務の最適化を狙いとするスマート化技術を紹介する。

■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第16回/西海孝夫
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備(第21回)/長谷川和三

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○油圧ポンプ


2,300円
■特集:油圧システムに与えるエアーの影響
○[巻頭言]空気を読む/室蘭工業大学/風間俊治
油圧システムの動力伝達媒体である作動油には、一割程度の空気が含まれる。圧力変化や攪拌等により気泡の発生・崩壊や空気の混入が生じる。これらがもたらす効率や応答性の低下、キャビテーションやエロージョン、酸化や劣化、振動や騒音、損傷や故障を概観する。

○油中空気の除去技術/日本ポール㈱/難波竹已
作動油・潤滑油が汚染されていると、油圧・潤滑機器の安定性・信頼性・寿命に悪影響を与える。固形異物と水が汚染物質として広く認識されているが、油にとっては、空気も汚染物質である。本稿では、作動油・潤滑油に与える空気の影響と油中空気の除去技術を紹介する。

■特集: 医療・福祉を支えるフルードパワー技術の動向②
○リハビリテーション支援システム/徳島大学/高岩昌弘
空気圧駆動によるリハビリテーション支援装置を紹介する。一つ目は、理学療法士の徒主動作を模擬するための平行スティックを用いた手首・手指伸展装置であり、二つ目は、ピストンロッドをワイヤーに置き換えた空気圧シリンダを用いた足関節リハビリ支援装置である。

○空気圧駆動内視鏡ホルダロボットの開発/東京工業大学/只野耕太郎
2011年より空気圧駆動を採用した内視鏡ホルダロボットの研究開発を開始し、大学発ベンチャー企業にて2015年に製品上市した。本稿では、上市後臨床現場で使用される中で得られたフィードバックを基に、後継機として新たに設計開発した内視鏡ホルダロボットを紹介する。

○タコの吸盤を参考にした臓器に吸着するソフトフィンガー/東京工業大学/塚越秀行
腹腔鏡手術を支援するため、臓器の形状に適応しながら吸着するフィンガー形状のデバイスを開発した。腹腔内のガスや体液を吸い取る懸念もなく、臓器を安全に圧排することが目的である。その実現のため、タコの吸盤の吸着原理を参考に開発したソフトフィンガーの概要について紹介する。

○屋外活動用アシストスーツの開発/神奈川工科大学/吉満俊拓
長時間の疲労軽減・怪我防止を目的とし、より人の動きに追従可能な屋外活動用アシストスーツとして、長時間活動できる省エネルギー化と軽量化に焦点を絞り、屋外活動に適したアシストスーツを開発している。

■製品と技術
○近年の半導体デバイス製造の動向と真空・圧力モニター/ITWジャパン㈱/荻尾卓也
新製品であるVersaTorrシリーズ・MEMSピラニ―真空計と従来製品のCMXシリーズ・キャパシタンスマノメーターの製品概要と先端半導体プロセスにおける応用例を紹介する。

○建設機械用アタッチメントの主要技術/㈱/タグチ工業/岡田康弘
油圧旋回式アタッチメントには、油圧ショベル本体アタッチメント用油圧配管の仕様により「2本配管(往復は遺憾)向け」、「5本配管向け」があり、取り付ける油圧ショベル本体のアタッチメント用油圧配管し様に合わせてどちらかを選択する必要があった。そこで、同社では1台の油圧旋回式アタッチメントで2本配管(往復配管)あるいは5本配管を装備した油圧ショベルのどちらにでも取り付け・油圧旋回を可能とした「ASタイプ(自動・油圧旋回タイプ)」のアタッチメントを開発した。その機能について紹介する。

○脱炭素社会実現に向けた提案/愛知時計電機㈱/西川明宏
「省エネ」が「脱炭素」へと置き換わり、産業界でもエネルギー使用量の見える化は転換期を迎えようとしている。我が国では2050年までのCO.排出量実質ゼロ、すなわち脱炭素社会の実現を目指している。当社のエネルギー使用量の見える化ソフト(Eneface)を使った事例を引き合いに、脱炭素社会実現に向けた取り組みを紹介する。

■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第15回/西海孝夫
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備(第20回)/長谷川和三

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○空気圧シリンダ
 
2,300円
■特集:医療・福祉を支えるフルードパワー技術の動向①
○人工筋肉による足関節リハビリ機器/秋田県立大学/齋藤直樹
現在、研究中の空気圧人工筋肉を用いた在宅向け足関節リハビリ機器について概説する。このリハビリ機器には私たちが提案した高耐久軸方向繊維拘束型人工筋肉を用いており、コンプライアンス制御により関節に無理な力を加えないリハビリ動作の実現の可能性を確認した。

○介護・福祉用デバイス/大阪工業大学/谷口浩成
空気が持つ柔軟で軽く、変形に富む特性を利用することで、安全かつやさしく目的の仕事ができる介護・福祉用デバイスとして、高齢者を対象とした足関節運動支援装置と、身体的な障がいを持つ小児を対象とした動力義手について紹介する。

○看護・介護におけるソフトアクチュエータ/滋賀県立大学/西岡靖貴
軽量で柔軟なフィルム製空気圧アクチュエータの開発を進めている。本アクチュエータの軽量、柔軟、低剛性化のメリットを活用できる分野として、看護・介護への取り組みについて、実例を二つ挙げながら解説する。

○フルードパワー制御理論の新たな潮流/芝浦工業大学/伊藤和寿・鶴原理司
入出力データのみを基づく制御系の設計ゲインの最適化、あるいはモデル構造の事前情報も必要としない適応制御系の発展など、多くのデータ駆動型制御手法が進展を見せている。これらの手法では制御対象の厳密な数学モデルが不要という大きなメリットを有している。本稿ではそのいくつかについて概念を説明し、それらを水圧駆動人工筋の制御に応用した結果を紹介する。

○空気圧ゴム人工筋を用いた運動教示システム/東京大学/宮嵜哲郎・冨田佳秀・川嶋 健嗣
空気圧ゴム人工筋による力覚を用いた運動教示システムの研究開発事例を二つ紹介する。一つは遠隔での教示を行うリーダー・フォロワー型の下肢運動支援システムであり、もう一つは視覚・力覚の同時提示による腕部運動教示システムである。

○機能性流体および機能性材料を応用した医療・福祉機器の開発/東京電機大学/三井和幸
近年では、従来のフルードパワーに加え、新たな機能性流体を応用した技術開発が行われ、医療・福祉分野での応用も進められている。本稿では、機能性流体であるEHD現象を呈する流体を駆動源とした医療機器、さらには機能性流体の一端から発展させたEAMと著者らが名付けた機能性材料を応用した福祉機器について紹介する。

○福祉介護機器用ゴム要素の開発/奈良工業高等専門学校/早川恭弘
歩行状態を含め、日常の生活における身体の状態を計測するセンサを開発する時に重要な点は、生体計測用センサと身体が直接触れることから、センサの素材に柔軟性を有しているかどうかである。そこで、本稿では、研究室で開発したゴム要素におけるハイブリッド機能(センサ機能+アクチュエータ機能)と応用事例について紹介する。

■製品と技術
○シールトレーニング設備搭載出張講習車/㈱バルカー/出口善久
シールトレーニング講習の多様化の一つとして、講習設備をトラックに搭載し、設置の簡略化と場所を選ばず講習が開催できることを目的としたシールトレーニングビークルTM(以下、STV)を紹介する。

○高圧水素ガス用シール材/㈱バルカー/西原亮平
2020年に当社より高圧水素ガス用のシール材として上市した、BLISTANCE-HLTの低温特性を更に改良したBLISTANECE-HLTIIを新たに開発した。優れたブリスター耐性や低温特性に関する評価に加え、継手に組み込み実施した実機模擬試験の結果を踏まえ、本製品の特徴を紹介する。

■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第14回/西海孝夫
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備(第19回)/長谷川和三

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○油圧シリンダ


2,300円
■特集:シミュレータ
○陸上装備研究所が保有する「静特性試験装置」及び「車両振動試験装置」/防衛装備庁/勝山好嗣
防衛装備庁陸上装備研究所が保有する油圧装置である「静特性試験装置」及び「車両振動試験装置」は、各自衛隊が装備する各種車両の研究、試験評価に用いる試験装置であり、車両質量約50tの戦車も試験することができる。特に「車両振動試験装置」は、シミュレーション装置と連接し効率的な試験評価も実施可能である。

○E-ディフェンスの施設概要と実施実験について/(国研)防災科学技術研究所/梶原浩一
E-ディフェンスは、運用を開始してから18年目に入り、これまで120課題以上の実験を無事故で完遂している。他に類を見ない巨大な油圧源を含む機器・装置で構成された強力な地震動の再現能力を持つ。本稿では、施設概要を示すと共に、実施実験の一部を紹介する。

○鉄道車両の研究開発を支える試験設備/(公財)鉄道総合技術研究所/小金井玲子
当研究所では、車両や様々な搭載機器について、走行性能や乗り心地、ブレーキ性能等を一層向上させるための研究開発を行っており、そのための様々な試験設備を保有している。本稿では、保有する車両系の主要な試験設備の概説と、それら設備を用いた研究開発事例を紹介する。

■特集:振動とフルードパワー②
○平歯車ポンプの騒音解析/東京都立産業技術高等専門学校/瀬山夏彦
平歯車ポンプは、小型・安価にもかかわらず頑丈で高揚程を実現でき、幅広い流体の輸送に対応できるが、騒音振動がしばしば問題になる。本稿では、平歯車ポンプの騒音振動の原因となる部品を振動の周波数解析を通じて調査した例を紹介する。

○二輪車用電子制御サスペンションシステムの開発/カヤバ㈱/小島弘幸・植村將史/KYBモーターサイクルサスペンション㈱/菅原英利
二輪車向けに開発、製品化した電子制御サスペンションシステム“KADS”についてシステムを構成している各要素、及びシステムコンセプトである「グランドフック(あたかもタイヤが地面に吸い付くような接地感)」を実現した油圧技術及び制御技術の概要を紹介する。

○高機能オイルダンパーを備えた大地震対応TMDによる制震技術/鹿島建設㈱/栗野治彦
TMDは利点の多い制震技術であるが、大地震対応とするには錘の安全な制御技術が必要となる。本稿では、設計想定地震に対する効果と想定以上の地震に対する安全性を両立する高機能オイルダンパーを導入して実用化された、大地震対応TMD技術について紹介する。

■特集:フルードパワーを支える周辺機器・システム③
○デジタルサーボコントローラと高応答サーボバルブ/㈱サム電子機械 小林哲郎
本稿では、新規に開発した次世代デジタルコントローラCC-04を紹介する。現行コントローラとの比較をまじえ、新規搭載する仕様や機能について解説する。また、高速・高周波な試験機に搭載する高応答サーボバルブについても紹介する。

○様々なエネルギーの一括接続システムの導入と効果/㈱ソルトン 栗原隆哲
配管・電気ケーブルの接続を見直すことで設備の収益性、作業環境の改善を図ることが可能である。顧客の課題を柔軟に解決するストーブリ社のオーダーメイド一括接続ソリューションを紹介する。

■製品と技術
○電磁比例弁用デジタルコントロールアンプ内蔵 DINコネクタ/㈱不二越/海老原康晶
ものづくりの現場では生産性向上や効率化を目的に、設備のデジタル化や省スペース化ニーズが強まり、油圧機器についても電子制御可能な電磁比例弁の需要が高まっている。本稿では、比例弁に搭載可能なコネクタタイプのデジタルコントロールアンプ「EDX-10」を紹介する。

■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第 13回/西海孝夫
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備(第 18回)/長谷川和三

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○空気圧バルブ
 
2,300円
■特集:振動とフルードパワー①
○空気圧除振台のスライディングモード制御/北見工業大学/星野洋平
空気圧アクチュエータで支持されるアクティブ除振台のパラメータ変動による除振性能の低下に対し、高いロバスト性を有することで知られるスライディングモード制御を適用し、パラメータ変動に対する高いロバスト性をシミュレーションにより確認した。

○大型油圧プレス機の異常・故障を早期に発見する試み/富山県立大学/武田尚恭・草野大勢・寺島修/㈱陽幸エンジニアリング/若林雄貴・佐々木春菜/北陸建工㈱/川原啓司
大型油圧プレス機の異常を早期に検知するため、機械学習を活用した故障診断システムを構築し、試験運用を開始した。プレス機のシリンダ、送油用ポンプ、ポンプ駆動用モータに振動加速度計測用センサを取り付け、信号を連続収集し、それらをモデル化し、その時間変化をモニタするものとした。

○マイニングダンプ用サスペンションシリンダ/カヤバ㈱/長谷川一樹
鉱山等で稼働するマイニングダンプトラックの車体保持、姿勢制御を担うサスペンションシリンダの開発を行った。本稿では、開発背景と、マイニングダンプトラック用サスペンション特有の開発要点について紹介する。

○音・振動診断技術の実用化と課題/三菱電機㈱/田中信秋
機械から生じる音や振動から異常を見つける音・振動診断技術は、機械学習(AI技術)による精度向上が続いている。本稿では、音や振動から異常を判定する基本的な機械学習の手法について概観し、音・振動診断技術の実用性を更に向上させるための課題について考える。

■特集:フルードパワーを支える周辺機器・システム②
○遊星歯車機構と電気モータの伝熱気液二相流解析、及び斜流ポンプの形状最適化/㈱ウェーブフロント/宮川 哲・森 博明
コンピュータの性能向上と低価格化が飛躍的に進み、研究開発から製品設計、トラブルシューティングまで、広範にわたり流体解析ソフトウェアを用いた熱流体解析が実施される時代となった。本稿では、遊星歯車機構や電気モータを対象とした伝熱気液二相流解析や連成解析の最新の事例を紹介し、ターボ機械の3Dモデリングツールによる形状最適化の事例について解説する。

○CO2濃度の可視化Wi-Fi無線ライブモニター機能CO2スイッチ/太平貿易㈱/伊藤尚輝
近年、産業の発展に伴いCO2の排出量が急激に増加している。圧力スイッチメーカーの当社が、CO2に焦点を絞って産業業界における生産現場等の環境改善のために、遠隔で可視及び状態監視ができるCO2スイッチを開発した。

○油圧ウインチ用比例制御弁/大電㈱/立石博利
レバーの操作角度に応じて自在に流量を制御できる比例制御弁は、油圧ウインチやスラスターなど様々な負荷変動を受ける油圧装置を安全にかつ容易に操作するために広く活躍している。

○フルードパワーを支えるアキュムレータ/日本アキュムレータ㈱/風間英朗
アキュムレータは、気体の圧縮性と液体の非圧縮性の違いを利用して作動流体を蓄積・吐き出しする圧力容器で、フルードパワーにおいて、さまざまな目的に使用されている。本稿では、アキュムレータの用途、および最近の要望とその動向について説明する。

■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第12回/西海孝夫
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備(第17回)/長谷川和三

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○油圧バルブ

2,300円
■特集:フルードパワーのトラブル解決策
○油圧システムの故障回避と保全への取り組み/川崎重工業㈱/西嶋康人
油圧機器・油圧システムのトラブルを未然に防ぎ、ダウンタイムを削減する取り組みとして、ポンプ故障予知装置、舵取機モニタリングシステムを紹介する。また、保全業務の効率化を支援する各種アフターサービス活動を紹介する。

○エアーコンプレッサのエア漏れ等の種々症状と対策方法/㈱くすかみ/楠神 剛
エア漏れの改善について、節電に直結し気づいているが見逃されている問題を再認識し、改善に役立つ、空気圧低下となるエア漏れの原因と対策を、圧縮空気のプロが事例を交えて解説する。

○空気圧安全システムとシリンダ速度制御/ロス・アジア㈱/鈴木敏之
設備の高度化にともない人が設備に接近する頻度は減ったものの、設備の維持には人によるメンテナンスが欠かせない。本稿では、一般的な空圧シリンダ制御方法の課題、より安全な停止回路の事例、再スタート時のシステムの「ソフトスタート」の有用性について述べる。

■特集:フルードパワーを支える周辺機器・システム①
○アクセサリメーカーとしての計測機器群/ASK㈱/山科裕司
当社は計測機器の専業メーカーではない。油圧・水圧・クーラント計測機器、及び関連する各種アクセサリを製造・販売する総合アクセサリメーカーである。専業メーカーとは異なるアプローチと、ニッチな顧客要求から生まれた当社の計測機器群について紹介する。

○油圧システム制御機器/サンテスト㈱/西坂信也
当社は、油空圧制御システムに必要な機器において、センサ、サーボコントローラ、比例弁アンプ、油圧サーボ弁を主に取り扱っている。これらの製品の特長などを紹介する。

○理想的な圧力トランスミッタと出会うために/Trafag Japan㈱/三好広高
圧力トランスミッタを選定するには、沢山の仕様項目を一つずつ決めていかなければならないが、個々の項目は一つのパラメータでしかなく、圧力トランスミッタの選定でより重要なのは、それぞれの仕様項目同士の複雑な相互関係を正しく解釈することにある。当社の持つ長年の市場実績から得た、特定のアプリケーションに最適な選定を行うためのノウハウを紹介する。

○ルブリケーションマネージメント/日本トレルボルグシーリングソリューションズ㈱/柴崎康元
これまでの1次シールで完全に作動油を封止すべきという考えにとらわれない、装置全体で潤滑状態を管理する、当社が提供する新たなシールシステム”ルブリケーションマネージメント”を紹介する。

○潤滑油・作動油の清浄度管理を支える機器類/日本ポール㈱/難波竹已
油圧・潤滑システムの高効率化・安定稼働には流体清浄度管理が重要である。本稿では、流体清浄度管理を支える機器類を紹介する。

○潤滑油・作動油のワニス除去技術/㈱プラントサービス/上山 功
潤滑油や作動油中に蓄積し、機器の金属表面に付着して制御系統の作動不良や振動を引起す原因となる「ワニス」の除去技術は、定義の曖昧さもあり未だ根本対策になっていない。この問題の解決策として、カナダのEPT社製ワニス除去装置SVR.を紹介する。

○センサー付きワーク保持用クランプ機器の開発/ロームヘルドハルダー㈱/守屋知洋
センシング技術が、工作機械に積極的に採用されるのに従い、ワーク保持機器をモニタリングする要求が高まりつつある。本稿では、自動車部品の加工における課題解決をテーマに、油圧機器のセンシング開発を行った事例を紹介する。

■解説
○油圧作動液中の気泡含有量コントロール技術の研究/カヤバ㈱/北村佳彬・小寺康大/法政大学/田中 豊/(国研)産業技術総合研究所/坂間清子
油圧ポンプを含む油圧回路作動油には、多量の気泡が混入しやすく、ポンプ性能低下等の不具合要因ともなる。このため開発においては、気泡量を考慮した実使用下での性能を評価する必要がある。本研究では気泡分離装置を用いた気泡含有量制御手法を開発しその効果を検証した。

■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第11回/西海孝夫
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備(第16回)/長谷川和三

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○空気圧フィルタ
2,300円
■特集:コンプレッサ②
○給油式タンクマウントスクリューコンプレッサ/アネスト岩田㈱/秋山浩平
当社LRSTシリーズは、新設計した圧縮機本体をIE4相当の電動機と軸直結し、インバータ制御を採用することで高効率を達成。空気タンクとセパレータタンクを一体化し特徴的な構造で、ユーザーにおける省エネ・省スペースに貢献するコンプレッサである。本稿では、その概要を紹介する。

○圧縮空気の品質管理における露点計測/ヴァイサラ㈱/山中賢司
圧縮空気はさまざまな用途で、あらゆる分野の工業製品の製造現場において使用されており、製品の品質を維持するための非常に重要な要素になる。本稿では、その特徴的な性能で圧縮空気の水分管理に大きく貢献する当社の露点センサを紹介する。

○吸着式ドライヤーの歴史とトレンド/日機装㈱/飯塚友紀
コンプレッサー用の吸着式ドライヤーについて、概要説明、及び歴史と各年代におけるトレンドを説明する。

○SDGsに適したコンプレッサー周辺機器/ベコテクノロジーズ㈱/芳賀準之介
今後、日本がSDGsや環境問題について関心が高まってきている中、現場の排水処理の対策に適したドレン処理器OWAMATを紹介する。

○環境負荷低減に寄与するコンプレッサ制御システム/北越工業㈱/新澤真郷
省エネルギー化は各機器の性能向上に加え、工場全体のシステムとして取り組むことでより高い効果が得られる。新型コンプレッサ「Eシリーズ」における省電力技術、また、新機能となるマルチリンク式台数制御システムを用いた工場全体のエアシステム最適化について紹介する。

○エアコンプレッサの廃熱利用/三浦工業㈱/井上陽貴
熱回収式電動エアコンプレッサで従来棄てられていた圧縮熱を高温水に変換し、高温水の使用先としてボイラシステムと組み合わせることで未利用熱を有効活用することができる。新しくバイパス弁制御を採用し、従来よりも熱回収性能を向上した新製品を紹介する。

○水潤滑インバータオイルフリーコンプレッサ/三井精機工業㈱/鎌田弘一
工作機械メーカーのノウハウを生かした最新加工技術によりスクリューロータと、ブレード摺動部の形状最適化を追求した高耐久性・高耐摩耗性を備えた高効率・高性能の圧縮機を実現させて、「i-14000Xシリーズ」を紹介する。

◇各社紹介
㈱IHI回転機械エンジニアリング/アトラスコプコ㈱/アネスト岩田㈱/ヴァイサラ㈱/東亜潜水機㈱/日機装㈱/日本エアードライヤー販売㈱/ベコテクノロジーズ㈱/北越工業㈱/㈱前田シェルサービス/三浦工業㈱/三井精機工業㈱

■解説
○ピストンポンプ用ケース加工ラインの構築/カヤバ㈱/伊藤祐介
省エネルギー要求が高まる中、ロードセンシング制御を備えたピストンポンプの需要増加が見込まれており競争力のある製品作りが求められている。原価割合の大きいケースの原価低減が必須となっており新規ライン構築に合わせ可動率向上、及びサイクルタイム短縮を行い、原価低減を行った。

■製品と技術
○スノーモービル用ショックアブソーバ/KYBモーターサイクルサスペンション㈱/田中 信
スノーモービルにおけるショックアブソーバの役割を解説するとともに、レースシーンの変革に伴い進化を遂げてきた当社の技術から、近年量産機種へ採用された例を紹介する。

■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第10回/西海孝夫
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備(第15回)/長谷川和三

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○油空圧用シールとパッキン
2,300円
■特集:コンプレッサ①
○クリーンエアーシステム/オリオン機械㈱
当社は、圧縮エアーの品質向上のため多彩なラインナップの製品開発・製造を行っている。オリオンクリーンエアーシステムは、省エネで用途に応じたクリーンエアーの供給からドレン処理までの一貫したシステム。その中の代表的な製品を紹介する。

○低圧システムのイノベーション/ケーザーコンプレッサー㈱/三浦孝夫
当社の基幹事業はスクリュコンプレッサの製造販売である。近年は、コンプレッサの技術を応用しブロワのような低圧領域の技術開発にも注力している。本稿では、製品の特長を中心に低圧技術を紹介する。

○圧縮空気清浄器によるエアトラブル改善とその効果/㈱セイロアジアネット/岡 俊彦
昨今では圧縮空気の品質が問われる様になっている。いかに圧縮空気内の不具合起因物質を取り除くかが、工場設備によって重要である。本稿では、用途別にレベル1~3と区分してドレン除去問題を解決する提案とその採用事例をふまえて、その効果と事例を紹介する。

○油冷式スクリュー圧縮機/㈱日立産機システム/頼金茂幸
給油式スクリュー圧縮機Gシリーズの概要について解説し、IOT対応における利便性と今後の製品開発の抱負について紹介する。

○オイル・バスターでミスト除去と省エネ 2022/㈱フクハラ/清野祐一
「オイル・バスター」と「給油式エアコンプレッサ」によるオイルミストの除去と電力削減および、日本が推し進める「2050年までに温室効果ガスをゼロにするカーボンニュートラル(=脱炭素)」への実現について紹介する。

○各社紹介/SMC㈱/オリオン機械㈱/ケーザーコンプレッサー㈱/㈱コガネイ/コベルコ・コンプレッサ㈱/CKD㈱/東芝産業機器システム㈱/㈱日立産機システム/㈱フクハラ/㈱明治機械製作所

■特集:農業機械とフルードパワー②
○自動散水用電磁弁/CKD㈱/豊田 健
液肥や緑化散水を制御する自動散水用樹脂製電磁弁の開発背景や機能の紹介として、樹脂製電磁弁GSV2シリーズを例に「植物工場」と「緑化」におけるサステナブルな特徴を紹介する。

○野菜袋詰め機の開発事例/㈱太陽/村山朋宏
野菜袋詰め機(VF810)の基本性能の紹介及び、本商品の開発にあたり空気圧活用の観点で各部品の選定から袋を開くための機能を中心に、これまでの取り組みを交えて紹介する。

■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第9回/西海孝夫
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備(第14回)/長谷川和三

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○潤滑管理機器


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  • 出版社:日本工業出版
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