油空圧技術 発売日・バックナンバー

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2,178円
■特集:フルードパワーにおける品質工学の活用と展開
○品質工学の基礎とパラメータ設計/日本大学/矢野耕也
品質工学のパラメータ設計は、複数の条件から最適解を選択し、品質改善を図る方法として知られている。安定性を重視するためにロバスト設計ともいわれるが、誤差条件の取り扱いが独特である。本稿では、パラメータ設計の基礎的な考え方と手順について概略を紹介する。

○品質工学のすすめ/㈱小松製作所/細井光夫
品質工学は理解すれば非常に合理的である。2006年品質工学導入、2011年必須研修化、2016年に研修の比重を実務に移し、創立100周年に当たる2021年での業務改革に品質工学を適用しとうとしている当社の取り組みを参考に、品質工学の良さを紹介する。

○航空機用エンジンの設計・製造における品質工学の活用と技術戦略への展開/㈱IHI/高松喜久雄
当社は技術と人材を重視したものづくり企業である。航空・宇宙・防衛事業領域では当社独自技術を活かした高い開発・設計技術力を身に付けるために1994年に品質工学を導入し、現在まで途切れることなく品質工学の活用を続けてきた。その取り組み内容について紹介する。

○ギヤポンプの効率改善/㈱小松製作所/小寺健幸・金丸健二・飯谷英史
今回、ギヤポンプのシミュレーションを行い、目的として(1)シミュレーションという製品の良否、(2)シミュレーションにより作成される製品の良否について行った結果を紹介する。

○QFD-TRIZ-タグチメソッドの連携/㈱コガネイ/保坂周一
商品企画・設計プロセスとして、QFD・TRIZ・タグチメソッドの連携で発売まで行った高速2ポート弁K2シリーズの事例を紹介する。

○ロケット用ターボポンプのロバスト最適設計/㈱IHI/久保世志・都丸裕司/(国研)宇宙航空研究開発機構/川崎 聡・矢田和之

ロケット用ターボポンプのタービン、インペラ、軸受などの構成要素の配置配列と寸法に対して標準偏差と応答曲面を援用し新たに構築したロバスト最適化の枠組みとその適用事例を紹介する。

○多板クラッチの油圧作動システムにおける油圧応答性の最適化研究/㈱ユニバンス/鈴木達哉
多板クラッチの油圧作動システムにおける油圧応答性を向上させる最適な仕様を効率的且つ効果的に見つける為に、品質工学と解析モデルでの油圧応答シミュレーションを用いて解析を行った。今回の解析で油圧を発生させる駆動源の性能UPに頼らず、他のスペックで応答性を向上させることができたので、その手法と結果について紹介する。

○統計解析業務パッケージ/㈱日本科学技術研修所/片山清志・冨田真理子
多板クラッチの油圧作動システムにおける油圧応答開発や設計、製造、品質管理等の現場で広く使われている統計解析のスタンダードソフトウェア「JUSE-StatWorks/V5」を紹介し、パラメータ設計の事例を紹介する。

○1DCAE×品質工学連携ツール/ニュートンワークス㈱/山梨敏数開発初期段階におけるロバスト検討は、個別設計の仕様を決める上で重要な設計プロセスの一つである。本稿では、開発初期段階に有効な1DCAEと、ロバスト最適化の手法の一つである品質工学を連携させたツールを紹介する。

■製品と技術
○油圧ブレーカの構造・原理、キー技術について/東空販売㈱/島田大新
建設・土木工事に不可欠な油圧ショベルは、先端に各種アタッチメントを装着する事で様々な作業が可能になるが、その中でも今回はコンクリートや岩盤破砕等に使用される油圧ブレーカについて、その歴史・生い立ち~構造・原理~キー技術を紹介する。

■連載
○ゴルフパロディ百人一首(第8回)/北川楊篤

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○油空圧用シールとパッキン
2,178円
■特集:フルードパワーのエネルギー回生・貯蔵技術
○エネルギー回生型MRダンパ/横浜国立大学/森下 信
機能性流体として実用化が進んでいるMR流体の解説を行った後に、主な応用機器としてのMRダンパの代表的特性を示す。さらに、エネルギー回生機能を付加するための機構と、その特性について紹介する。

○圧縮空気エネルギー貯蔵システム開発・実証/(一財)エネルギー総合工学研究所/蓮池 宏/(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構/岡山 仁
NEDOでは、風力発電等の自然変動電源の出力変動対策の一つとして圧縮空気エネルギー貯蔵システムの実証試験を実施している。本稿では、当該事業における圧縮空気エネルギー貯蔵システムの開発状況・実証ついて紹介する。

○油圧アキュムレータの構造、用途と状態監視/㈱ハイダック/秋本義和
アキュムレータの種類、その用途、構造を簡単に説明し、その選定条件、注意事項等を列記する。当社の選定ソフトプログラム、機械のダウンタイムを減らす為にアキュムレータ内部の状態監視用センサー類を紹介する。

○電油ハイブリッドシステムによるエネルギー回生/川崎重工業㈱/近藤哲弘
産業界で油圧に携わる者にとって、省エネルギーを実現する油圧装置を製造・適用することは、環境保護の観点でプロが担うべき社会的責務でもあり、社会貢献でもある。本稿では、当社エコサーボによるエネルギー回生が機械に適用された例を紹介すると共に、油圧装置のエネルギー回生技術の基本的考え方からグローバルな最新トレンドまで紹介する。

○エアコンプレッサの廃熱利用/三浦工業㈱/岡本裕介
熱回収式電動エアコンプレッサで従来棄てられていた圧縮熱を高温水に変換し、高温水の使用先としてボイラシステムと組み合わすことで未利用熱を有効活用することができる。新しい観点でのコンプレッサの省エネを提案する。

○フリーエネルギー駆動の自動栽培システム/ネイチャーダイン㈱/中島啓一
現在のすべてのハイテク技術は「進化の限界」に直面している。その壁を打破する為には更なる微細化・精密化の探求ではなく、自然科学の有機的な構造技術の探求が必要である。

○売電を可能にするマイクロ水車/NTN㈱/伊藤隆志
地球温暖化やエネルギーミックスへの関心の高まりから、水力発電等の自然エネルギーの需要が急速に高まっている。当社では、自然エネルギーを利用した商品の開発を進めている。本稿では、系統連系を可能にしたNTNマイクロ水車の開発状況および特長を紹介する。

○高寿命と安全性を兼ね備えた水素ステーション用7000系アルミ合金製複合蓄圧器の開発/サムテック㈱/東條千太
水素ステーションの安全性・利便性・経済性に対し、極めて重要な役割を果たし、東京オリンピック以降の普及期に必要とされる高寿命と安全性を兼ね備えた水素ステーション用複合蓄圧器(7000系アルミ合金製複合蓄圧器)について紹介する。

○管水路用小型マイクロ水力発電システムの開発と実証/ダイキン工業㈱/沢田祐造
発電電力量を最大化し、設置スペースと導入費用、維持管理費用を最小化する費用対効果の高い、高効率、低コストでパッケージ化された管水路用マイクロ水力発電システムの概要と特長、導入事例について紹介する。

■H&P情報
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○「第29回日本国際工作機械見本市JIMTOF2018」出展機種別製品ガイド
○油圧モータ
2,178円
■特集:平成におけるコンプレッサ
○〔巻頭言〕平成のコンプレッサと新時代への課題/東京電機大学/藤田壽憲
スクリューコンプレッサの普及や開発された省エネルギー技術など平成の30年間のエアコンプレッサの技術について振り返るとともに、次の時代にも技術的な進展を遂げるために必要と考えられる技術的課題について言及した。

○新しい時代を創るスマートエアソリューション/アトラスコプコ㈱/吉次優子
当社は1873年、スウェーデンのストックホルムに設立以来、今では世界180か国で事業を展開している。創業以来145年に渡って、サステイナブルな生産性を提供し続けている。当社は常に省エネをコンセプトとしてコンプレッサの製造販売を行ってきた。本稿では、当社が、2018年5月に発表した最大35%の省エネ効果を実現するZR90-160VSD+シリーズについて紹介する。

○平成30年間におけるケーザー社の製品開発事例/ケーザーコンプレッサー㈱/河合 仁
圧縮空気の費用を最小化することを主眼にコンプレッサーをはじめ、ドライヤ、フィルタ、台数制御盤といった周辺機器も開発している。予防診断に代表されるIoT技術を導入することで享受できるメリットを最大限に生かすため、圧縮空気販売というビジネスモデルや保守サービスの拡充も開発テーマとしている。

○完全回転バランス型シリンダー装置/㈲ケイ・アールアンドデイ/小松文人
レシプロ方式の空圧機器は低回転でも高い圧力が発生する事ができる利点は有るが最大の欠点は作動時の振動・騒音、が激しい上に電力消費効率も低いと言う点に有る、本稿で紹介した完全回転バランス型シリンダー装置はこれ等らの欠点を解消する事が可能と成る。

○新型KOBELIONシリーズと、クラウド監視サービスKobelink/㈱神戸製鋼所/黒田耕平
昨今の圧縮機開発においては「耐環境性」「省エネ性」「IoTクラウドサービス対応」等が重要なキーワードである。その中で、2018年2月より当社が世界戦略機として販売開始した油冷式汎用圧縮機「KOBELIONⅣ型」が如何なる進化を遂げたのか、本稿にて紹介する。

○圧縮空気清浄化機器の変遷および関連機器/㈱セイロアジアネット/岡 俊彦
過去30年の出来事の中で、誰もが一番に思い出すのが1990年初頭に起こった「バブル崩壊」であろう。本稿では、当社「圧縮空気清浄化機器」の変遷、その時代背景と新提案の「除湿ユニット搭載小型コンプレッサ」及び「空圧式振動発生機:エアバイブレータ」を紹介する。

○平成における三井精機コンプレッサ/三井精機工業㈱/深澤弘行
当社コンプレッサは平成初期から多いもので7回のモデルチェンジを行い、省エネ性、環境性を改善してきた。いかに効率が良く無駄な電力を省くと同時に産業廃棄物も少なく、地球環境保全に貢献するコンプレッサを紹介する。

○各社のコンプレッサ
アネスト岩田㈱/CKD㈱/東芝産業機器システム㈱/ベコテクノロジーズ㈱/㈱前田シェルサービス/オリオン機械㈱/東亜潜水機㈱/㈱フクハラ/北越工業㈱/㈱明治機械製作所

■インタビュー
○アルキメデスに恋して:第4回 ㈱コガネイ 宮崎 みどり氏/インタビュー・構成:㈱ハイダック/関戸麻紀子

■連載
○ゴルフパロディ百人一首(第7回)/北川楊篤

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○空気圧フィルタ
2,178円
■特集:予知保全・予防保全の最新動向
○油圧プレス機のメンテナンス/(一社)日本鍛圧機械工業会油圧プレス専門部会・㈱小島鐵工所/櫛渕洋二
油圧プレス機の日常点検の目的は、常に良好な作動と精度を保ち、長期間に渡っての予防保全や寿命短縮の防止の為に必須である。トラブルは、日常メンテナンスの見落とし等の単純要因による事が多い為、実例を元に発見から対策までの一例を紹介する。

○油圧ショベルの予知保全システム/コベルコ建機㈱/小熊尚太
状態基準型の予知保全を行う事により、故障に至る前にメンテナンスを行うことが出来れば、油圧ショベルを24時間・365日稼働させることが可能になる。本稿では、IoTを活用した予知保全システムと、サービス活動への展開および実例について紹介する。

○油圧設備の診断手法と油圧プレス機への適用事例/JFEプラントエンジ㈱/秦 由樹
油圧設備で発生するトラブルは多岐にわたっており、設備診断を行うためには様々な測定手法を選択、ときには複合して対応する必要がある。油圧設備にて発生するトラブル事例とその診断手法について説明し、当社が経験した油圧プレス機の診断事例について紹介する。

○コンパクト油圧ユニットとIoT/HAWEジャパン㈱/松元宏都
予知保全は、設備の劣化状態と各機器の性能を把握して、定期的に稼働状況を診断して、故障やトラブルが発生する前にメンテナンスを行うことである。本稿では、コンパクト油圧ユニットにセンサーを組み込んだ予知保全システムについて紹介する。

○建機遠隔関保全システム、ConSite(コンサイト)/日立建機㈱/猪瀬聡志
排出ガス対応、施工技術の高度化が進む一方、サービス技術者の不足は社会的な問題と言える。ベテラン並みの診断、対応が素早く行えるIoT技術、業務効率向上の為のスマホアプリ、業界初となるオイルセンサの標準搭載で機械の予兆検知能力を取り組み等、当社の独自のConSiteの取り組みを紹介する。

○微細加工機の遠隔監視による保全ソリューション/碌々産業㈱/内藤広見
超高精度微細加工というニッチな分野では、保全に対するユーザ要求も一般的なものとは少し異なっていると考える。超高精度な加工精度を維持する事を目標に考えた場合に必要な要素と、保守・予防保全・予知保全への取り組みを紹介する。

■特集:ここまで来ているフルードパワーの解析技術2
○海外に見る解析技術の動向と展望/法政大学/田中 豊
技術者や研究者が自ら、現場での実験や製品開発・設計過程で解析技術を積極的に使う時代が来ている。本稿では、ドイツ・アーヘンで開催されたIFK2018の発表論文の中から、解析ソフトウェアを用いた論文の事例をピックアップすることで、海外における解析技術の最新動向と展望を俯瞰する。

○スプール流体力/九州工業大学/清水文雄・田中和博
スプール弁に働く流体力について、著者らの数値解析結果を中心に紹介した。スプール=スリーブ間の狭いすきまを考慮するための計算法の検討およびその結果、スプール内部の流動の様子や弁開度に対する流体力変化などを示した。

■製品と技術
○使いやすさを追求したモーションコントローラ/㈱工苑/五嶋裕之
当社は、1992年より国内代理店としてガリル社モーションコントローラの油圧制御への適応に着目し、電動と油圧制御システム開発支援を行ってきた。本稿では、ガリル社コントローラを用いた油圧制御システムの構成例およびコントローラの機能を紹介する。

○油圧防振器の製造方法について/三和テッキ㈱/久保田寿・阿久津晃
原子力・火力発電所内に設置されている各種配管系の熱変位や地震等による配管振動の防止、減衰する目的で開発された油圧防振器の品質管理体制について。また、油圧防振器の耐圧部組立工程と使用目的に応じた各種性能試験項目について紹介する。

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○潤滑管理機器
2,178円
■特集:ここまで来ているフルードパワーの解析技術
○〔総論〕国内における解析技術/足利大学/桜井康雄
本稿では、熱流体解析ソフトおよびマルチドメイン・システムシミュレーションソフトを用いた国内の解析技術について概観した。前者についてはスプール弁の流れ解析に関する近年の研究成果に注目し、後者については有益な機能に注目し概観した。

○スプール弁のキャビテーション/日立建機㈱/熊谷賢人
油圧制御弁として建設機械等の油圧システムに用いられるスプール弁で生じるキャビテーションは、弁の流量特性を変化させるため、その影響の考慮がスプール弁設計においては重要となる。本稿では、流体解析を用いたスプール弁の流量特性へ与えるキャビテーションの影響評価に関する一事例を紹介する。

○気泡混入/青山学院大学/坂間清子
本稿では、作動油に混入する気泡が油圧システムの特性におよぼす影響について解説する。さらに、作動油中の気泡を除去する方法として気泡除去装置を利用した方法を紹介し、気泡除去装置内の流れの可視化実験および数値解析の実施事例を紹介する。

○ウォータハンマの数値解析法について/横浜国立大学/眞田一志
ウォータハンマは配管のバルブの急操作で発生する危険な圧力上昇で、油や水の漏れや配管の破裂を招くため、避けなければならない。最近の数値解析手法を利用すれば、容易にウォータハンマを予測することができるようになった。本稿では、ウォータハンマの数値解析法について紹介する。

○液圧機器摺動部の数値解析/室蘭工業大学/風間俊治
液圧ポンプ・アクチュエータの信頼性や性能は、その摺動部に因るところが大きい。本稿では、代表的な3形式のポンプ・モータの摺動部を主対象としたモデリングやシミュレーションに関する研究例を紹介するとともに、スリッパに対する具体的な解析事例を紹介する。

○ピストンポンプ・モータの解析技術/川崎重工業㈱/吉田 毅
高度化なバランス設計が要求される中、直接観測が難しい油機内部の局所的、動的な現象把握が可能な解析技術の活用が進んでいる。一方で、解析の信憑性の確認、精度の向上のためには試験計測も重要な役割を果たしている。このような当社の取り組みの一部を紹介する。

○シリンダクッションの最適形状/コマツ/田﨑佳介・金丸健二・飯谷英史
油圧ショベル用シリンダのクッションにおいて、開口面積を変更した際の挙動をシステム解析ソフトAMESimを用い解析を実施し、品質工学的アプローチによって評価した。解析結果から、開口面積を変更することでクッションに要するストロークを低減できる可能性がある事が分かった。

○電磁弁解析/横浜国立大学/佐藤恭一
油圧、空気圧システムの電気的操作弁には電磁弁が多用されている。本稿では、弁体を駆動する電磁アクチュエータとして代表的な二位置ソレノイドや比例ソレノイドの設計への電磁界解析の適用、設計最適化、電磁界解析と弁体の運動解析をつなぐ連成解析について紹介する。

○油タンク最適設計への取り組み/HYDAC Fluid CareCenter GmbH/Alexander Wohlers・Alexander Backes/RT-Filtertechnik GmbH/Dirk Schonfeld/訳:㈱ハイダック
油タンクの設計で直面する課題を解決するための実験及び数値シミュレーション技術を合わせた油タンクの最適設計について紹介する。特殊な数値化ツールを用いて、油タンク内の脱泡性能を評価し、油タンク、特に樹脂製油タンクの冷却機能を熱伝達の数値シミュレーションで調査した。

■特集:真空を作る、真空を使う2
○メカニカルブースターポンプ/神港精機㈱/浅見 博
メカニカルブースターポンプは、後段の真空ポンプと直列に取付ける機械的原理に基づくブースターである。中・低真空領域で排気速度を増加させ、後段の真空ポンプに必要な排気速度を減少させることができる。

○真空パッド/㈱日本ピスコ/小池信一
現在の市況を背景にロボット市場が急速に拡大している中、ロボットのハンドリングの一つの手段である吸着搬送に広く利用されている真空パッドについて、当社のラインアップを例に、その用途と選定方法について紹介する。

■連載
○ゴルフパロディ百人一首(第6回)/北川楊篤

○フィルタの正しい知識と使い方(最終回)/KEWEngineering(キューエンジニアリング)/伊澤一康
フィルタの寿命、ろ過精度及び圧力損失などの性能はフィルタの構造や作りにより大きく影響を受ける。したがって、標準的な試験方法により比較することが大事である。また、清浄度はベータ値だけで決まるものではない。常に、清浄度を検証する必要がある。

■製品ガイド
○作動油

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計
2,178円
■特集:真空を作る、真空を使う
○巻頭言:真空の用途と真空ポンプ選定の基礎/東京学芸大学/松本益明
真空ポンプを選定するに当たって最低限必要な真空排気の基本的な事項について概略を簡単に述べ、いくつかの真空の用途と真空システムについて、圧力領域や使用される真空ポンプとその使用上の注意点等について概説する。

○ターボ分子ポンプ/㈱大阪真空機器製作所
ターボ分子ポンプには多種多様な構造が存在する。複合分子ポンプは、この多種多様な構造を使って対応する必要のあった要求性能の大部分を包含することができる。日本でターボ分子ポンプの開発経歴の最も長い当社が、世界で初めて開発した。この複合分子ポンプの技術を中心に紹介する。

○気泡除去装置/㈱オーパスシステム/鈴木隆司
先ず気泡除去装置の原理を説明し、次に形式としてスタンダード形、インライン形、サニタリー形、コーター形、ポンプ一体形のあることを説明している。次に潤活油や油圧作動油の場合、油温上昇、油劣化、機器摩耗、油剛性の低下、キャビテーション壊食の増加などに対し気泡除去装置が有効に作用することを述べている。

○真空を用いた油中溶解水分の除去/㈱ハイダック/関戸麻紀子・水村彰志
油中コンタミナントの一つである液体コンタミナント(水分)。遊離水だけでなく、油中溶解水も油圧機器や潤滑油に悪影響を与える。真空技術を用いた油中水分の除去原理と装置を紹介するほか、他の原理による水分除去方法との比較を例示する。

○エジェクタ/㈱妙徳/網野青空
吸着搬送の真空源である真空エジェクタについて紹介する。当社製品を例にして基本的な真空エジェクタの他に「流量多段形」、「圧力多段形」と3種類の真空エジェクタについての構造と特徴の説明、真空ポンプと比較した際のメリットについて述べる。

○ドライルーツ式真空ポンプ/㈱アンレット/竹田昌史
独自の技術で、地球環境・作業環境改善および・省エネシステム・IoTとますます高度化・多様化するニーズを始め、先端テクノロジーの発展を支える基盤製品である「多段ドライルーツ式真空ポンプ」について紹介する。

○イオンポンプ/キヤノンアネルバ㈱/石原恒介
イオンポンプは一般的にスパッタイオンポンプ(Sputter-Ion Pump, SIP)と呼ばれ、磁場中で冷陰極放電を起こすことにより、電離されたガス分子が陰極に埋め込まれること、また陰極との衝突の際の陰極材料(チタン)をスパッタして、活性なゲッター膜を連続に作りガスを吸着させて排気を行う超高真空ポンプである。

○大型放射光施設SPring-8蓄積リングの真空システム/(国研)理化学研究所/大石真也・高橋 直/(公財)高輝度光科学研究センター/小路正純・田村和宏
理化学研究所の大型放射光施設「SPring-8」は、周長1,436m、圧力e-9Pa台の巨大な超高真空装置である。放射光の照射により真空チェンバ類から発生する多量のガス放出に対して電子加速器に求められる超高真空をどのように実現しているかを紹介する。

○大強度陽子加速器施設J-PARCの真空技術/(国研)日本原子力研究開発機構/神谷潤一郎
J-PARC(Japan Proton Accelerator Research Complex)は、素粒子、物質・生命科学、原子力など幅広い分野の最先端研究を行うことを目的とし、現在茨城県東海村で駆動中の大強度陽子加速器ある。J-PARCにおける真空装置とビームラインの真空の挙動の記述をとおして、“大強度ビーム”加速器に特有な真空技術を紹介する。

■特集:ロボティクス分野におけるフルードパワー技術2
○空気圧人工筋肉を用いた柔らかい生物型ロボットの開発と応用事例/中央大学/中村太郎・山田泰之
高粘度流体や固液混合流体は、スクリューコンベア等では混合搬送が難しい。そこで、食塊を混合搬送する腸の蠕動運動を、空気圧人工筋肉で模倣した蠕動運動型混合搬送機を開発した。例として、高粘度流体と金属粉体を混合する固体ロケット燃料の製造を試みた。

○機能性流体・機能性材料の医療・福祉機器への応用/東京電機大学/三井和幸
著者らは、機能性流体・材料の開発とその医療・福祉分野への応用に関する研究を行っている。本稿では、機能性流体分野としてEHDポンプを、機能性材料分野としてEAMブレーキを利用した新たなデバイスを紹介するとともに、その医療・福祉分野への応用を目指して開発した機器について紹介する。

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○コンプレッサ
2,178円
■特集:ロボティクス分野におけるフルードパワー技術1
○総論:ロボティクスにおけるフルードパワー/東京工業大学/鈴森康一
ロボットの歴史は、油空圧技術とともに始まった。1980年代以降、その座は電動モータにとって代わられたが、近年油空圧の特長を生かしたロボットが次々と開発され、再び注目を浴びている。本稿ではこれらを概観するとともに、筆者の研究例を紹介する。

○空気圧ゴム人工筋を内蔵可能なピンチ型サーボ弁/東京医科歯科大学/川嶋健嗣・森崎大介
外径20mmの空気圧ゴム人工筋末端のコネクタ部分に内蔵可能な3ポートピンチ型サーボ弁を提案試作した。流量特性の非線形および不感帯の補償を実装した圧力制御系を構成し、実験によって良好な圧力制御性能を有することを確認した。

○空気圧パワーアシストロボットの開発/香川大学/佐々木大輔
本稿では、本研究室でこれまでに開発した下肢用の2種類のパワーアシストウェアの概要について述べるとともに、運動矯正の実現を目的としたウェアの実験結果について紹介する。

○空気圧人工筋肉駆動型体重免荷システムによる歩行支援/秋田県立大学/齋藤直樹
ラバーレス人工筋肉のヒステリシス補償と位置制御について述べる。空気圧人工筋肉のヒステリシス特性を簡単な関数近似モデルで表現し、オープンループ特性の線形化を試みた。その後、位置フィードバック制御を行った結果、サーボ特性の向上を確認した。

○可変粘弾性下肢アシスト装具Airsist I/中央大学/奥井 学・中村太郎
ヒトの関節は拮抗する筋肉によって関節粘弾性を構造的に変化させながら駆動している。そこで、ヒトと同じ動作原理による自然なアシスト感覚を目指し、可変粘弾性特性下肢アシスト装具Airsist Iを開発した。本稿ではその構造、制御手法、アシスト効果などについて紹介する。

○空気圧・油圧を用いた福祉介護機器/奈良工業高等専門学校/早川恭弘
現在、福祉介護機器として様々な機器が開発されている。しかし、その殆どが電動である。そこで、空気圧と油圧を用いた福祉介護機器の現状(本研究室で開発している機器も含む)を述べ、空気圧と油圧を用いた福祉介護機器の実社会での有用性を紹介する。

○水道水圧駆動マッキベン型人工筋および水道水圧用パッシブ型増圧器の開発/岡山理科大学/小林 亘
ロボティクス分野において用いられるアクチュエータとして水道水駆動マッキベン型人工筋を紹介する。また提案型人工筋で問題となる供給圧力不足への対策としてパッシブ型増圧器を紹介し、その構造と基本的な特性について解説する。

○ニュートラル機構搭載型歩行支援装具/明治大学/小山 紀
空気圧アクチュエータは内圧の設定により広い範囲で動作剛性の調整が可能だが限界がある。しかしニュートラル機構を組み合わせるとさらに調整範囲が広がる。これはまた介護・支援装置に用いれば支援状況を能動的に変えられる利点を生じる。本稿では収縮型ゴム人工筋とニュートラル機構を組み合わせ、膝関節の駆動および開放のため用いた空気圧歩行支援装置について解説する。

○マッスルスーツ 導入事例/東京理科大学・㈱イノフィス/小林宏/㈱イノフィス/阪口直美
これまでに約3,300台を出荷したマッスルスーツの概略を述べ、実際に使用されている様々な現場における課題やユーザーの声を簡単に紹介する。

■連載
○ゴルフパロディ百人一首(第5回)/北川楊篤

■インタビュー
○アルキメデスに恋して:第3回 ㈱コガネイ 石上 和恵氏/インタビュー・構成:㈱ハイダック/関戸麻紀子

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○油圧ポンプ
2,178円
■特集:フレッシュメンに贈る・流体計測技術
○圧力や流量の計測とセンサ技術/神奈川大学/鈴木健児
圧力と流量の計測のために様々な種類のセンサが市販されており、測定対象の挙動や範囲に適したものを選定する必要がある。本稿では、圧力や流量の計測に使用される代表的なセンサと、その測定原理などを紹介する。

○空気の質と状態量/福岡工業大学/加藤友規
主に若手技術者を対象に流体計測技術に関する基礎的な事項を解説することを趣旨とし、空気の「質と状態量」に注目して、空気の基本性質と状態方程式などについて、基礎的な事項を述べたうえで、いくつかの実例を紹介する。

○センサネットワークをつなぐワイヤレス給電技術/㈱ビー・アンド・プラス/亀田篤志
日々進化する産業ネットワークを支える各種技術、単一技術の紹介でなく、広い枠組みの中で、一部抜粋し紹介する。センサ技術としての測長技術、フィールドバス技術として、IO-LINKの紹介、無線技術としてワイヤレス給電技術を簡単に紹介する。

○管路内流体動力の実時間計測システム/横浜国立大学/眞田一志
眞田研究室では、管路を流れる非圧縮性流体の非定常な動力をリアルタイム計測する新しい方法について研究している。管路の3カ所の圧力をセンサで検出し、管路モデルをもとにカルマンフィルタを構成し、管路が伝達する非定常な動力を推定する。油圧回路で配分される動力あるいはエネルギーをリアルタイムでモニタすることができる。

○超音波センサを用いた柔軟変位センサの開発/岡山理科大学/赤木徹也
柔軟空気圧シリンダを用いた柔軟ロボットアームのコンパクトで安価な変位計測システムとして、柔軟チューブと超音波センサを用いて柔軟チューブ内の反射体のスライド変位を計測する超音波式柔軟変位センサの構造、検出原理、特性について述べる。

○機能性流体を用いた液体レートジャイロスコープ/慶應義塾大学/竹村研治郎
ジャイロスコープは空間中の物体の角速度を検出するセンサであり、回転軸を必要とするエンコーダなどと違い、物体の姿勢検出などに利用される。本稿では電界共役流体を利用した小型で耐衝撃性に優れた新たな液体レートジャイロスコープについて紹介する。

○空気圧管路内の状態量の推定/鹿児島大学/中尾光博
空気圧管路内の状態量を推定する方法として、管路内流れの1次元基礎方程式を数値流体力学の手法で離散化することで求めた分布定数モデルを用いる方法を解説する。さらに、ある管路容量系を対象として分布定数モデルを用いた状態推定例および制御例を紹介する。

○デジタルフロースイッチ大流量タイプ/SMC㈱/浅井 篤・岡田淳也・坂口弘倫
省エネ活動に適したデジタルフロースイッチ空気大流量タイプPF3Aシリーズを紹介する。低圧損、耐異物性の向上、見やすい画面表示、配管設計自由度を向上した製品となっている。また、他シリーズも紹介する。

■特集:作動油・潤滑油管理の実務2
○オイル漏れ対策の最新動向/㈱リークラボ・ジャパン/物部智人
生産設備からのオイル漏れは、Mottainaiだけでなく、チョコ停、5S、処理費用など、諸悪の根源である。漏れ対策は「検知」から。蛍光剤と紫外線ランプでの微少リーク検査を提案。その他、車両からのオイル漏れ対策として、添加剤での漏れ対策も提案する。

○水グリコール系作動液の潤滑管理/㈱MORESCO/三好真介
難燃性作動液の一つである水グリコール系作動液は管理が重要である。作動液の分析内容の解説と当社のサービスを紹介する。また、作動液交換時に発生する古液から利用可能な成分を抽出して、水グリコール系作動液の材料として用いる技術についても紹介する。

■連載
○フィルタの正しい知識と使い方15
作動油起因のフィルター早期目詰まり/KEWEngineering(キューエンジニアリング)/伊澤一康
本稿では、フィルターの早期目詰まりの主要因として、作動油の劣化生成物や作動油中の成分などに起因していることも検討すべきと考え、その原因と対策方法を紹介する。

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○圧力、差圧、真空スイッチ
2,178円
■特集:作動油・潤滑油管理の実務
○作動油の選定と正しい使い方/出光興産㈱/永井利幸・井上翔太
油圧機器の故障を防ぐ為には、適切な作動油選定、保守管理が重要になる。本稿では、作動油の種類から適油選定、管理手法に関して紹介する。

○作動油と油圧システムに及ぼすキャビテーションと気泡の影響/室蘭工業大学/風間俊治
油圧システムのエネルギー伝達媒体は、液相を呈する作動油である。ただし、実機の運転条件下においては、キャビテーションやエアレーションを生じやすい。本稿では、作動油に混入、発生する気泡が油性状やシステム特性に及ぼす影響を中心に、その概要を述べる。

○油圧作動油の劣化と対応/シェルルブリカンツジャパン㈱/大塚彩乃
近年の油圧装置は高圧化・小型化などの技術革新が進んでいる。油圧装置の生産性をさらに向上させるには、適切な油圧作動油の選定と潤滑管理が重要である。本稿では、作動油の劣化形態と性状管理項目について解説し、適切な潤滑管理のための技術的知見を報告する。

○オイル分析の最新動向/ジャパン・アナリスト㈱/塩沢 歩
設備に合った項目とサンプリングの時期を間違えると異常の兆候を見逃すことになる。兆候を見逃さないため、これから広く普及されるセンサーを活用した潤滑油分析のモデルについて報告する。

○建設機械における潤滑管理と監視ツール/ヤマシンフィルタ㈱/丹下誉積・江澤和己
建設機械は人手不足に対応する為ICT化が急速に進み、生産効率が高まる。一方、信頼性の維持を目的とした機器の状態監視の導入が進む中、建設機械に搭載できる油の清浄度モニタの実現が強く望まれている。

○RMFフィルタ水力発電所への納入事例/RMFジャパン㈱
水力発電所への納入事例(4事例)とともに、各アプリケーションに対するRMFフィルタの効果を紹介。主に定期検査時の「フラッシング」と「設備常設」のオイル清浄度の改善実例を参照されたい。また、RMFフィルタの特長と技術的考察につても紹介する。

○製鐵所での浄油機によるオイル清浄化の実例/㈱ハイダック/関戸麻紀子
昨今の更なる環境対策や生産性向上目標の達成のために、オイルの長寿命化や清浄化のニーズが顕在化してきている。オイル劣化の原因の一つである固体コンタミナントを浄油機によって除去するメカニズムと、製鐵所での効果的な運用実例を紹介する。

○マグネット製品の実用例/トリプルアール㈱/田畑信一
私の経験であるが、マグネットを応用し、液体を浄化する技術は、50年以上前から存在する。その技術を応用し、各種製品を開発・商品化してきた。お客様の要望に応え、省資源化(Reduce)再利用化(Reuse)再資源化(Recycle)に取り組み、提案・提供している。

○パーティクルカウンターを用いた作動油・潤滑油の清浄度管理/ベックマン・コールター㈱/阿部将人
作動油・潤滑油の清浄度管理の重要ポイントであるコンタミネーション(ゴミ・異物)と水分の管理・モニタリングは、最新のパーティクルカウンターを用いることで簡便に計測が可能となった。その新機能の生み出すソリューションについて紹介する。

○スタビンガー粘度計/㈱アントンパール・ジャパン/佐藤浩平
潤滑油などの石油製品の動粘度を密度と絶対粘度から同時測定するスタビンガーに新たなモデルが追加され滑油以外に様々な分野で注目されている。SVM3001の最大の特長は測定温度範囲が広く最低.60℃から最大135℃までの広範囲の測定が可能で、温度を振りながら測定が可能である。またSMV4001は測定セルを二つ搭載したダブルセル構造により1回およそ5mL程度のサンプルで40℃と100℃など(異なる2温度)を同時に測定して高速でVI値を測定できる。

○オートドライブフィルタ/大生工業㈱/岩見圭悟
オイルフィルタは、油圧装置の安定稼働とトラブル防止に必要不可欠な機器である。技術の発展によってメンテナンスフリー化が進んでいる昨今でもフィルタエレメントの交換、洗浄は人の手の介在に頼らざるを得ない作業である。本稿では、オイルフィルタのメンテナンスフリーを目指した“オートドライブフィルタ”について紹介する。

■解説
○油圧シリンダ用シーリングシステムの変遷/NOK㈱/平野 学
油圧機器に使用されるパッキンは、市場の様々な使用条件、要求性能に対応するために各種製品が開発されているが、パッキン単体性能の向上だけでなく、パッキンの組み合わせによるシーリングシステム構築が必要である。本稿では、建設機械に使用されるシーリングシステムの変遷を紹介する。

■連載
○ゴルフパロディ百人一首(第4回)/北川楊篤

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○空気圧シリンダ
2,178円
■特集:食品機械用潤滑剤の最新動向
○食品安全におけるGFSIの役割と日本の課題/イオンリテール㈱/岸 克樹
食品流通の国際化が進む中、グローバル企業主導で食品安全マネジメント規格を収斂させる動きが加速している。同目的を果たす上で中心的役割を担っているGFSI(Global Food Safety Initiative)の活動について紹介するとともに、対応の遅れる日本企業、政府の課題を明らかにする。

○国内におけるGFSIベンチマーク規格の動向とFSSC22000の概要/SGSジャパン㈱/名倉 卓
近年高まる消費者からの食品安全への高まりは、フードサプライチェーンの隅々にまで影響を及ぼしている。世界最大級の審査・検査機関であるSGSの専門家が日本におけるGFSIベンチマーク規格の市場動向と最新のFSSC22000を紹介する。

○食品機械用潤滑剤/NOKクリューバー㈱/柏 隆仁
HACCPへの注目の高まりから、食品機械用潤滑剤(NSFH1登録潤滑剤)のニーズが高まっている。本稿では、食品機械用潤滑剤の概要を説明すると共に、クリューバーの優れた食品機械用潤滑剤の一例として、コンプレッサーオイル等を紹介する。

○食品機械用潤滑油の開発動向とリスク管理/松村石油㈱/中西 径
食品安全に対する規制強化により、食品機械用潤滑油への要求は高くなっている。本稿では、食品機械用潤滑油の安全性について解説し、最近の動向として、松村石油H1食品機械用潤滑油バーレルFGの取り組みと潤滑管理について紹介する。

○食品機械に用いられる固定用シール技術/NOK㈱/大塚雅也
食品機械に用いられるゴムガスケットは使用環境が多岐にわたる。当社では多様な使用環境を考慮し、アルカリ洗浄剤や高温のスチームなどへの耐環境特性、耐着香性を有した、かつ食品衛生法に適合したゴム材料の開発を進めている。本稿ではその取り組みの一端として、ヘルールガスケットの開発動向を紹介する。

○食品機械における転がり軸受と潤滑技術/NTN㈱/三上英信
食品機械用の転がり軸受には、信頼性向上や高機能化が求められているため、材料や潤滑剤は特殊仕様となっている。例えば、潤滑剤は、万一食品に混入した場合でも人体に悪影響を及ぼさないものを選定されているここでは、食品機械に使用する転がり軸受と食品機械用潤滑剤技術について紹介する。

○100%食品由来グリースを封入した転がり軸受の特徴/日本精工㈱/渡部絵里
基油、増ちょう剤、添加剤の全てが食品由来であることを特徴とする食品機械用グリースを開発した。食品機械を想定したトルク、耐久性、耐水性等の転がり軸受性能は、一般汎用グリースと同等以上であることが確認できた。

○食品工場における衛生管理とその対策/㈱前川製作所/高橋朋子
食品工場における衛生管理とその対策について国際食品工業展企業セミナーで講演した内容を紹介する。また、当社で取り組んでいる衛生に関する取り組みについても紹介する。

○食品工場施設に関する取り組みの紹介/千代田化工建設㈱/川崎雅弘・田辺和貴・三科政信
ユーザーの抱えるニーズや課題も多種多様化しており、コアとなる製造工程そのものの改善であっても、ユーザーご自身だけでは対応や解決がし切れない事項も増えてきている。本稿では様々な分野でのプラント建設実績を誇る当社の取り組みについて紹介する。

○Mobilの食品機械用潤滑油剤/EMGルブリカンツ(同)/大槻一喜
当社は、NSF H1登録の食品機械用潤滑油剤、「MobilSHC Cibusシリーズ」「Mobil SHC Polyreeシリーズ」の特徴である、「品質安全性」「機械保護性」「省エネルギー性」等を提供することで、食品工場の生産性改善に貢献する。

○万が一の安心のために、食品機械用潤滑油『Bel-Ray No-Tox Food Grade Series』/トライスターインターナショナル㈱/福永修史
飲料/食品・医療/薬品・化粧品など『清潔』を求められる工業において、予期せぬ異物混入リスクを軽減する、人体に無害なNSF H1登録の食品工業用潤滑油『Bel-Ray No-Tox Food Grade Series』を紹介する。

■連載
○油圧装置に於ける二大故障の根本的解決方法19/山本和夫

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○油圧シリンダ
2,178円
■特集:小型・軽量化の最新動向
○〔巻頭言〕特集「小型・軽量化の最新動向」の発刊にあたり/法政大学/田中 豊
「小型・軽量化の最新動向」特集号発刊にあたり、小型・軽量化技術動向のキーワードとなる、素材と製造方法、供給源に関する研究開発事例を紹介しながら、油空圧技術者への一助としたい本特集号の趣旨について述べる。

○極限環境用ソフトロボットFilmoticsの紹介/埼玉大学/山口大介
極限環境向けロボットの多くが金属を主材料とする重いロボットである。一方、宇宙環境と発災直後の災害現場で使用されるロボットには、小型・軽量といった特徴が求められる。本稿では、これら相反する特性を有するロボット要素技術としてFilmoticsを紹介する。

○新型軽量コンパクトエアシリンダ/SMC㈱/工藤政行・高桑洋二 根本慎一郎・山田 淳
軽量コンパクトなエア機器を望む市場要求に対応した新しい製品の紹介。四角形・八角形ピストンを採用した軽量コンパクトな3種類の新型エアシリンダと高強度アルミニウムピストンロッドを採用した軽量新型エアシリンダについて紹介する。

○電磁弁の小型・軽量化/㈱コガネイ/渡邉 陽
当社の小型、軽量を一つの特徴とする電磁弁プチバルブ、iB-ZEROの紹介と、小型・軽量化への取り組みについて紹介する。

○ミニ油圧機器とその応用/JPN㈱/中村彰男・広田善晴
油圧機器・装置は重工長大産業母機用が通常であるが、あまり知られていないミニ油圧機器と応用について現状を解説する。

○超小型サーボ弁と最新油圧技術の適用事例/日本ムーグ㈱/北村 充
これまでの「油圧制御」というと、大きく重い物体を加工したり、移動したりする際に使用されている大きな装置や部品を、多くの人がイメージする。過去10年ほどは、小型の制御装置向けには、油空圧制御から、電動制御へと流れて行った経緯がある。しかしながら、モーターをはじめとする電動制御機器では、自重(サイズ)に対する出力の限界、耐環境性の限界があり、パワー密度の高い油圧技術の需要が高まっていた。その流れの中で、最新の加工技術、電子部品の小型・高性能化、産業用通信技術の発達が、油圧制御技術に新たな可能性を与えた。本稿では、その具体的な適用事例を紹介する。

○超小型ハンドやシリンダと適用事例/㈱ニューエラー/泉 圭介
空気圧シリンダは、工場など自動化設備には欠かせない製品である。本報告では特にシリンダ内径 8mm以下の超小型と呼ばれるハンドやシリンダ類を概観し、メリットや自動化生産ラインでの使用例をあげ紹介する。

○LEE社産業機械分野への展開/The Lee Company/Gregg Shanley/訳:㈱ジュピターコーポレーション/湯本真久
今回、LEE社Industrial Micro Hydraulic(IMH産業流体機器)の新製品2点紹介する。1点目はポペット式安全弁。2点目はシャトル弁。両製品は世界各国の一般産業業界の製品に数多く使用されている。

■製品と技術
○タイヤ空気圧監視システム/トライポッドワークス㈱/菊池 務
近年自動車業界において安心安全機能を具備した車両が発売され初めた。さらに高度センシングと人工知能による自動運転機能に注目が集まっている。一般にこれら先進的な機能が多く報道される一方で、業務用車両、とりわけ旅客や運輸といった大型車両を運行する事業者においてタイヤ空気圧監視への関心が高まっている。ここでは、タイヤの空気圧監視に関心が集まる社会的背景や、必要とされる機能ならびに、技術的な特徴について紹介する。

○真空搬送のベストソリューション/シュマルツ㈱
当社は各業界・製品のニーズに合わせた革新的な製品を開発し続ける真空機器メーカーである。今回はその代表的・特徴的製品とともに、産業の新時代へ向けた新製品、さらに業界をリードする新事業を紹介する。当者の次の“業界初”は何か、是非ご期待いただきたい。

■連載
○油圧装置に於ける二大故障の根本的解決方法18/山本和夫
○ゴルフパロディ百人一首(第3回)/北川楊篤

■インタビュー
○アルキメデスに恋して:第2回 KYB㈱ 坂口 綾子 氏・小牟田久美 氏/インタビュー・構成:㈱ハイダック/関戸麻紀子

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○空気圧バルブ
2,178円
■特集:フルードパワーテクノロジーの温故知新
○〔巻頭言〕「フルードパワーテクノロジーの温故知新」の発刊に合わせて
油圧緩衝脚開発経緯の事例紹介/KYB㈱/小畑 宏
産業の各分野で用いられるフルードパワー関連技術の系譜を振り返り、フルードパワーが出来ることを再認識し、今日でもなお有益な技術、新たなイノベーションにつながる技術を紹介する。合わせて当社における油圧緩衝器の起源等に関し簡単に触れる。

○油圧機器国産化への一歩/油研工業㈱
油圧機器国産化1号である当社の「油圧ベーンポンプ」ついて紹介する。当社創業の歴史に触れ、創業時の技術を今も継承している、信頼性の高いポンプであり、現在においても当社の主力製品に位置付けられている。

○エアバルブ(米国ハンフリープロダクツ社との技術提携)/㈱コガネイ/安川尚志
日本における空気圧工業の黎明期に、国内メーカーの多くは欧米メーカーとの技術提携により、市場への参入を開始した。当社はエアバルブの技術導入から空気圧機器メーカーとしての歩を始めた。当時の特徴のある技術と製品を紹介し、今後の発展を考える一助とする。

○工作機用可変ピストンポンプの開発とその後/元㈱不二越/西本栄司
低騒音可変ピストンポンプを特に低騒音を要求される工作物用として開発し、またたく間に市場に入ることができた。構造的に高剛性であったため、それを建物用に開発展開し今日では可変ピストルポンプメーカーとして市場から認められている。建物用走行モータでは非常に高いシェアが続いている。

○油圧ショベル/日立建機㈱/杉山玄六
油圧ショベルは、欧州由来ではあるが、日本で発達し世界市場を席巻した。本稿では、油圧ショベル黎明期の技術と、油圧ショベル発展の先駆けとなった、UH03の開発状況を紹介するとともに、ハイブリッドショベルに搭載された、3ポンプシステムとUH03油圧システムの関連性について説明する。

○トラックミキサの変遷/KYB㈱/木本恵介
戦後復興から高度成長期を経て、現在も生コンクリート事業を支え続けるトラックミキサの変遷を紹介する。当時、輸入頼みであったトラックミキサを国産化し、市場ニーズを取り込み、現在の構造となった歴史と今後について紹介する。

○油圧ブレーカ/甲南電機㈱/清水亮二
国産油圧ブレーカの魁として約45年前、甲南電機により油圧ブレーカの製造が始まった。今では様々な場所で油圧ブレーカは活躍している。これまで多くの改良はあるものの、現在においても当時の技術が生かされている。

■特集:鍛圧技術とフルードパワー
○鍛圧機械用高圧大容量油圧機器について/川崎重工業㈱/服部智秀
鍛圧機械に求められる性能は高出力・高速・高精度など様々である。そのため、駆動源となる油圧機器は高圧大容量化・高応答化が進み、近年では省エネ化も要求度を増している。本稿では、鍛圧機械で使用される高圧大容量油圧機器や省エネシステムの特長と適用事例を紹介する。

○プレス機械向け空気圧バルブの変遷とその背景/ロス・アジア㈱/鈴木敏之
機械式プレスに採用される複式電磁弁は、プレス作業におけるリスクを考慮した安全バルブである。本稿では、各国の安全規格の厳格化と共にバルブに求められる仕様の変遷を辿りながら、近年一般の産業機械でも応用が進む最新型DM2 Rシリーズの応用例も紹介する。

■連載
○油圧装置に於ける二大故障の根本的解決方法17/山本和夫

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○油圧バルブ

2,178円
■特集:IFPEX2017~カレッジコーナーに見る最新技術~2
○神奈川大学原子力耐震工学研究室/神奈川大学/藤本 滋・鈴木健児・諸星陽裕
神奈川大学工学部機械工学科の原子力耐震工学研究室では、原子力プラントの耐震・制振技術および構造物振動を利用した振動発電手法の開発を行うとともに、水圧駆動システムの機器の開発と制御を行っている。

○高出力パワー密度を有するマイクロ液圧源とその応用/東京工業大学/金 俊完
直流電圧の印加により電極間に活発な流れが発生する電界共役流体(ECF)の駆動原理とマイクロマシン(MEMS)の加工技術を融合した新たなマイクロ液圧源を実現し、この液圧源をマイクロメカトロニクス(アクチュエータ、センサ、制御システム)へ応用した研究事例を紹介する。

○東京電機大学藤田研究室/東京電機大学/藤田壽憲
本研究室の正式名称は流体制御研究室であり空気圧システムの主として研究を行っている。本稿では、その中でIFPEXにパネル出展した「サーボ弁の動特性を考慮した静圧軸受エアステージの軌道制御」と圧縮機の動力に風車を用いた「風力圧縮機」について紹介する。

○徳島大学高岩研究室/徳島大学/高岩昌弘
徳島大学高岩研究室では空気圧駆動による人間支援システムを開発している。本稿では、多自由度を駆動できる空気式パラレルマニピュレータを用いた手首リハビリ支援装置、ならびに装着者の体重を用いることで電気エネルギーを用いない歩行支援シューズについて紹介する。

○沼津工業高等専門学校村松研究室/沼津工業高等専門学校/村松久巳
本稿では、高齢者の姿勢の特徴を説明し、介助者による立位保持・左右の重心移動の支援方法を述べている。さらに著者らが開発してきた空気圧装置の改良点を説明し、柔軟な床面上における空気圧装置の支援の効果を検討した結果について紹介する。

○法政大学デザイン工学部・高機能メカトロデザイン研究室/法政大学/田中 豊
IFPEX2017カレッジ研究発表コーナーに出展した法政大学デザイン工学部の田中豊教授が主宰する「高機能メカトロデザイン研究室」の最新研究テーマを紹介する。

■製品と技術
○HIAC油中パーティクルカウンターを用いた清浄度管理/ベックマン・コールター㈱/阿部将人
作動油・潤滑油の清浄度管理における校正規格および清浄度規格の違いと今後の方向性について、自動粒子計測法(パーティクルカウンター)の測定原理からメリットを踏まえ解説する。

■研究室紹介
○大阪工業大学フレキシブルロボティクス研究室/大阪工業大学/谷口浩成
当研究室では、ソフトアクチュエータ、ソフトロボティクスをキーワードに、創造的自律型技術者の育成を目指し活動している。本稿では、研究室の活動および研究内容について紹介する。

■連載
○フィルタの正しい知識と使い方14/KEWEngineering(キューエンジニアリング)/伊澤一康
作動油への静電気帯電による火花放電を防止するために設備の接地や導電性フィルターにより解決できるとの誤った知識が多い。静電気の帯電原理を正しく理解することにより、静電気火花放電による油圧システムの故障防止対策を紹介する。

○油圧装置に於ける二大故障の根本的解決方法16/山本和夫
○ゴルフパロディ百人一首(第2回)/北川楊篤


■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○油空圧用シールとパッキン

2,178円
■特集:IFPEX2017~カレッジコーナーに見る最新技術~1
○青山学院大学機械制御研究室/青山学院大学/坂間清子
IFPEXカレッジ研究発表コーナーで発表した「フルードパワーアクチュエータの特性比較調査」の概要を紹介し、さらに本研究室で実施しているその他のフルードパワーに関連した研究について紹介する。

○足利工業大学桜井研究室/足利工業大学/桜井康雄
IFPEX2017カレッジコーナーにポスター展示した異径管接合ECFポンプの開発、ECFを利用したCPU液浸冷却システムの開発、油圧システムの圧力脈動低減装置、負荷質量の変動に対応した電気空気圧ハイブリッドシステムの開発と題した研究の概要を紹介する。

○大阪工業大学フレキシブルロボティクス研究室/大阪工業大学/谷口浩成
空気圧を利用したソフトアクチュエータを用いることで、高機能の拇指および足関節のリハビリテーション装置について紹介する。

○空気式パワーアシストウェアとその周辺技術/香川大学/佐々木大輔
本研究室で開発した外骨格を使用しないパワーアシストウェアについて解説する。また、パワーアシストウェア用に開発した空気圧供給システムおよびエアオペレートバルブについて紹介する。

○伊藤研究室の紹介とIFPEX2017出展テーマの解説/芝浦工業大学/伊藤和寿
本研究室の研究に対する考え方および取り組んでいる研究テーマの柱を紹介する。日本でも数少ないADS(アクアドラブシステム)の実用化を進めている。次いでIFPEX2017に出展した2研究テーマについて簡単に紹介する。

○高速電磁弁を用いた空気圧シリンダのメータアウト駆動/芝浦工業大学/川上幸男
スピードコントローラの代用となる機器として、近年、応答時間が数ms以下と大幅に短縮された高速電磁弁を用いたPWM駆動によるメータアウト速度制御回路を提案し、その有用性について検討した結果について紹介する。

○東京工業大学吉田研究室/東京工業大学/吉田和弘
本研究室の概要と、本研究室で行っている機能性流体ERF、交流電気浸透、DEアクチュエータを用いた高機能な先進メカノマイクロデバイス/システムの研究事例について紹介する。

○東京電機大学工学部先端機械工学科医用精密工学研究室(三井研究室)/東京電機大学/三井和幸
本研究室は、機能性流体・材料の開発とその医療・福祉分野への応用に関する研究を行っている。機能性流体分野として「EHDポンプの開発とその応用」、機能性材料分野として「EAMブレーキの開発とその応用」についてIFPEX2017での展示を中心に紹介する。

○奈良工業高等専門学校早川研究室/奈良工業高等専門学校/早川恭弘
本研究室では、油空圧を用いた福祉介護機器の開発を行っている。具体的には、鬱血褥瘡防止マット、油圧システムを用いた介護ロボット及び、高付加価値歩行訓練システムの開発を行っている。高付加価値歩行訓練システムの有効性を紹介する。

○エアタービンスピンドルの回転数制御と工具損耗推定方法/福岡工業大学/加藤友規
国際油空圧見本市2017のカレッジコーナーにおいて、同研究室(加藤研究室)が展示発表を行った、エアタービンスピンドルの回転数制御と工具損耗推定方法に関する研究について、概要を紹介する。

○室蘭工業大学機械航空創造系学科機械システム設計学研究室/室蘭工業大学/風間俊治
本研究室で取り組んでいる研究テーマの中のフルードパワーに焦点を当てて、隙間における遅い流れから絞りにおける速い流れまでを対象とした、トライボロジーとキャビテーションに関する内容を中心に紹介する。

○明治大学機械情報工学科・メカトロニクス研究室/明治大学/小山 紀
IFPEX2017カレッジ研究発表コーナーにおける本研究室の研究発表テーマを紹介する。いずれも空気圧を用いた機器で、それぞれ歩行支援装具と立ち上がり介護支援アームである。ともに空気圧の特徴を生かした動作特性を実現するものである。

○流体動力のリアルタイム計測システム/横浜国立大学/眞田一志
本研究室では、管路を流れる非圧縮性流体の非定常な動力をリアルタイム計測する新しい方法について研究している。管路の3ヵ所の圧力をセンサで検出し、管路モデルをもとにカルマンフィルタを構成し、管路が伝達する非定常な動力を推定する。油圧回路で配分される動力あるいはエネルギーをリアルタイムでモニタすることができる。

■インタビュー
○アルキメデスに恋して:第1回 アサイ産業㈱ 北山 由美 氏/インタビュー・構成・㈱ハイダック/関戸麻紀子

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○油圧モータ
2,178円
■特集:コンプレッサ
○巻頭言:モバイルエアコンプレッサへの期待/東京電機大学/藤田壽憲

○環境に配慮した新型油水分離機/㈱アメロイド日本サービス社
コンプレッサが圧縮空気を作る際に発生する水がドレン水である。給油式コンプレッサのドレン水は油を含んでいるので、事業者は工場排水として適切な処理をしなければならない。本稿ではドレン水の発生原理と、その処理に適した油水分離機について説明する。

○空気圧システムの省エネルギー対策および製品/SMC㈱/妹尾 満
本稿では、コンプレッサとメインラインの省エネルギー対策および省エネルギー製品としてメインラインフィルタ AFFシリーズと Sカプラーを紹介する。

○インダストリー4.0と圧縮空気システムの制御/ケーザー・コンプレッサー㈱/河合 仁
インダストリー 4.0を掲げ、 IoT技術をリードするドイツ。その中でも IoT技術をいち早く取り入れ、圧縮空気システムの省エネに結び付けた。本稿では、同技術を用いた新しい台数制御の方法を紹介すると共に具体的な省エネ実例を紹介する。

○新型オイルフリースクリュ汎用圧縮機の開発/㈱神戸製鋼所/木内 優
新型オイルフリースクリュ汎用圧縮機「エメロードALE IV」を商品開発し、 2016年より 120~ 160kWの水空冷機を販売開始した。本稿では、世界トップクラスのエネルギー効率を実現し、世界最高レベルの低騒音を達成した「エメロード ALE IV」を紹介する。

○製造現場におけるサイクロン気水分離機器の活用とその効果/㈱セイロアジアネット/ 岡 俊彦
圧縮空気の管理には『量的管理』と『質的管理』があるが、現在の様に超精密化を仕様とする製造現場には、質的管理の重要性が問われるのである。本稿では、電磁弁・シリンダ等の圧縮空気トラブルにサイクロン気水分離機器「水とりくん」は効果があるか?を検証してみた。

○新型オイルフリースクロール圧縮機/㈱日立産機システム/兼本喜之
クリーンで低騒音なオイルフリースクロール圧縮機に、当社にて開発した高効率アモルファスモータを一体化することで圧倒的な小型化を図り、更に圧縮機をインバータで回転速度速制御することで省エネを実現した、「アモルファスモータ一体型 オイルフリースクロール圧縮機」を開発した。

○エアコンプレッサ台数制御装置VM-1010ST/三浦工業㈱/寒川良浩
当社が提案する蒸気駆動エアコンプレッサ SDシリーズ、及び熱回収式電動エアコンプレッサ VAシリーズは、従来なかった規模で省エネを実現できる商品群である。本稿では、これらの機器の効果的な運用を容易に実現する機器として、蒸気駆動エアコンプレッサと連携が可能なエアコンプレッサ台数制御装置VMを紹介する。

○各社のコンプレッサ
アネスト岩田㈱/ヴァイサラ㈱/オリオン機械㈱/CKD㈱/東亜潜水機㈱/東芝産業機器システム㈱/㈱フクハラ/ベコテクノロジーズ㈱/北越工業㈱/三井精機工業㈱/㈱明治機械製作所

■連載
○油圧装置に於ける二大故障の根本的解決方法15/山本和夫

○ゴルフパロディ百人一首 第1回/北川楊篤

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○空気圧フィルタ
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